【関西の最強パワースポット5選】仕事運が良くなる神社

神社

こんにちは、占星家のサリーです。

本日は、仕事運アップに強い関西エリアのパワースポット神社を紹介します。

神社とのつながりが人生を変える鍵となることをあなたは実感されたことがあるでしょうか?それとも「人生に迷ったら神社参拝するなんて、そんな神頼みには意味がない」と感じるでしょうか?

経験上確信していることですが、私たちが抱える問題や悩みは見えない存在の後押しによって解決することがあります。ビジネスでのコンサルティングやコーチングのように明確な導きがあるのではなく、通常は内なる直感や不思議なシンクロニシティ、あらゆる現実界でのご縁を通じてサインが来ていることがほとんどです。

こういったスピリチュアルな導きに耳を澄ませることが、人生を変えるような神社とのご縁を得る上での大切な姿勢だと感じます。

今回紹介する神社はとても強い場の力を持っているため、訪れることで後々このような直感やサインを受け取ることも大いにあり得ると思います。

私が日頃行っている占星術セッションでは「仕事やライフワーク」に関するご相談も非常に多いです。神仏との相性については占星術の観点からもお伝えすることがありますが、神様や守護霊など見えない存在への信頼を育てたクライアントさんが、明らかに仕事を発展させていく姿には驚くばかりで。人生が変わる様子を実際に見てきたからこそ、仕事運を上げたい人が神社参拝することには大賛成なんですね。

この記事で紹介する神社は、フラッと気軽に寄るというよりは、本気度高めでパワーが強めな「ちょっと行くのが面倒だ、それでも何度も行きたい」と感じる場所を選んでいます。仕事運のみならず「人生が変わる神社」と言っても過言ではありません。

というのも、気軽な感覚で訪れるのが難しい場所(街の中心地から離れている、本殿までの道のりが長い、など)に出向いた方が、参拝後の心身浄化度や運気好転などのパワーが強いと経験上感じているからです。

そして、実は神社参拝でしっかりと運気を上げるためには、「パワースポットとは何なのか?」という定義を自身で明確にしておくことが大切です。

ですので、この記事では具体的な神社紹介の前に、パワースポット自体に関してと神社選びのポイントなど他の重要な点もお伝えさせていただきます。

神社ブームに乗って何となく神社参拝に行くのではなく、「私は今から、パワースポットに向かうのだ」という明確な意志を持って訪れることが運を掴みとるためには大事な点なのです。

パワースポットは人間の生命力を溢れさせる場所

パワースポットとは、地球が育む強大な生命力や神仏の見えない存在によって、そこに訪れる我々に「生きる力」を与えてくれる場所です。

海に囲まれ、壮大な山々や美しい水流が広がる日本には、力を感じさせるパワースポットが数多く点在しています。

今回のテーマであるパワースポットは「神社仏閣」です。しかし、パワースポットは必ずしも神社仏閣に限定されるものではないですよね。

自然が豊かな森林や山頂、または静寂な海岸線がパワースポットであることもあります。そのため、パワースポット巡りにおいては「どこへ行けば良いのか」迷ってしまうのも無理はありません。

ただ、どのパワースポットを訪れるにせよ、パワースポット巡りにおける重要な点は共通しています。

作家であり思想家・武道家でもある内田樹氏の言葉を引用しますと、「パワースポット巡り」や「聖地巡礼」は、

霊的感受性を敏感にして「霊的なものの切迫を触覚的に感じること」』。

が重要です。

つまり、個人的な願い事を叶えるためだけでなく、その場所から発散されるパワーを全身で感じることが最も大切なのです。

パワースポットが必ずしも宗教と関連しているわけではないとはいえ、自身の中に「宗教性」を育て、それが導くままに普段とは違う場所に「わざわざ足を運ぶ」行為自体にも意義があります。

そういった理由から、強大なパワーをパワースポットから得たいのであれば、あえて自宅からある程度離れた場所を選ぶことも一つの戦略になるんですね。

一方で、身近にあるパワースポット(多くは神社)に「習慣的に」訪れることにはまた別の意味があると、私自身感じています。それについては別の記事で詳しく書いたので今日は省略しますが。

というわけで、本気で運気を上げるという真剣な目的があるのであれば、何となくお参りするのではなく、「自分がいま何を必要としているのか?」、そしてその要望と相性の良い神様や土地を調べてから訪れることをお勧めします。

それこそが、真のパワースポット探求の姿勢だといえるかと思います。

(とはいえ、今この記事にたどり着いてくださっている時点で「仕事運アップ」という目的をしっかり持っていますよね。あとはしっかりお参りをすれば神様は応援してくれるかと…!)

神社参拝

開運必至!神社に通う習慣で授かる3つの恩恵

神社選びの重要なポイント

調査

ここでは改めて神社選びの重要なポイントについてお伝えします。神社に参拝する際、ただ何となく訪れるのではなく、どの神様のどの神社に参拝すべきかを事前に考えることは大切なステップです。

神社の特性を理解し、自身の目的に合った場所を訪れることで、効果的にそのパワーを受け取ることができるんですね。

目的を明確にする

前述の通り、神社選びにおいては、自分の目的を明確にし、各神社が祀る神様の得意分野を知ることが重要です。

今回の場合は「仕事に関連する神様を祀る神社」が主な対象となります。

場所の条件を設定する

今回紹介するパワースポットの選定は以下の条件に基づいています。

  • 日常から離れた非日常を感じさせる場所
  • 仕事運を上げる助けとなる御神徳を持つ
  • 中心地からある程度離れ、訪れるためにはそれなりの気合いが必要な場所
  • 豊かな自然に囲まれている
  • 静寂が広がり、内観がじっくりできる場所

以上の条件に基づき、これまで参拝してきた神社の中から、特にパワーを感じた神社を厳選して紹介していきます。

1. 大神神社・三輪山(奈良)

大神神社_三輪山

photo credit: Mixtribe Photo 大神神社 三輪明神 via photopin (license)

三輪山自体が御神体。霊山からの神気を内包し、原始の祈りを体感できるパワースポット

主祭神
大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)

大神神社(おおみわじんじゃ)は、石上神宮と並ぶ日本最古の神社とされています。その歴史はとても古く、「古事記」や「日本書紀」にもその名が記されています。この格式高い神社は、古神道(原始神道)の形態を現在も残しています。

大神神社の神域とも言える三輪山は、霊気溢れる祈りの場であり山そのものが御神体。高さ467メートル、周囲16キロメートル、面積約350ヘクタールの御神体です!

三輪山は大樹に覆われているため、一木一草の全てに神が宿っているということなんですよね。この霊山からの神気を内包することで、原始の祈りを体感できるパワースポットです。

特に、三輪山のスギ、通称「神杉」は厚い信仰を集めています。そして、この山はかつて一般人が入ることのできない禁地でしたが、現在では狭井神社で手続きを経れば登ることが可能となっています。山中には、磐座(いわくら。神霊が鎮まる岩)が点在しています。

極めて神聖なエネルギーを体感できますが、水分補給以外の飲食禁止、カメラ禁止などルールがあり、御神体の中を歩かせて頂いていることに敬意を示すことが重要かと思います。

大神神社は清浄な空気に満ち、その雰囲気は境内に足を踏み入れただけで体感できるはずです。

ご功徳・ご利益

大神神社を参拝すると、困難にめげずに頑張る底力が授けられると言い伝えられています。これはまさに仕事運を上げる上では重要な要素ではないでしょうか。

他にも金運上昇、健康運アップなどのご利益があるとされています。

特に摂社の狭井神社にある「薬井戸」は、万病に効く霊泉として全国から参拝客が訪れています。

「体は資本」ですから仕事運を上げるためにも、健康運を共に得意とする神社は最強なのです。

あなたがどんな目的であっても、自分のステージを上げたい、成長させたいと気持ちがあるのであれば、大神神社には参拝することをぜひオススメします。

大神神社 Information

名称:大神神社(おおみわじんじゃ)
住所:奈良県桜井市三輪1422
アクセス:JR桜井線「三輪駅」徒歩10分
公式サイト:大神神社

※三輪山に登拝する場合は、午前中に大神神社へ到着するように予定を立てることをおすすめします。

追記:現地フォト

大神神社_鳥居大神神社_外観

2. 石上神宮(奈良) 

日本最古の神社で迷いや悩みを断ち切る

主祭神

布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)
布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)

石上神宮(いそのかみじんぐう)は、日本最古の神社と称される古社で、古代の古墳が集まる奈良県の高地に位置しています。『日本書紀』に記される「神宮」は、伊勢神宮と石上神宮の二つだけで、奈良朝以前に神宮の名を許された場所は他に存在しません。

石上神宮の特色

神社には一般的に、本殿と拝殿の二つの建物があります。本殿は神聖な存在を祀る場所で、参拝客が足を踏み入れることはありません。拝殿は本殿の手前に立ち、そこから本殿内部に祀られるご本尊を拝みます。

石上神宮の場合、古くから本殿は存在せず、拝殿後方がそのまま「禁足地」となっていました。その禁足地こそが主祭神が埋斎されていた「御本地」です。

拝殿後方の禁足地を御本地として、その場所に主祭神が埋斎されていたそうです。(ちなみに石上神宮の拝殿は、かの白河天皇によって寄造されたそうで、国宝にも指定されています。)

しかし、明治時代に入ると、宮司の発掘により、勾玉や鏡、そして神剣が大量に見つかり、これらの神宝を祀るために本殿が建てられ、現在に至っています。

石上神宮の雰囲気

石上神宮は、比較的参拝客が少なく(私が三度ほど訪れた上での印象)、荘厳な雰囲気に包まれています。瞑想的に過ごすには理想的な場所で、人混みに疲れた方にはおすすめのスポットです。

ご功徳・ご利益

石上神宮のご利益は健康長寿、病気平癒、除災招福、百事成就などが知られていますが、特に「起死回生」の御神徳が有名です。

これは石上神宮に祀られているご祭神に由来するもの。神武天皇は国土平定の際に、仮死状態まで追い込まれますが、この時、石上神宮の主祭神である「布都御魂大神」の霊力によって生き返り、熊野の荒ぶる神々を追い払うことができた、という伝説からきているんですね。

この神様のお力により、以下のご利益があるとされています。

  • 絶体絶命のピンチから救ってくださる
  • 望みのない状態から巻き返す力を授けてくださる
  • 参拝すると霊的な剣を授かり、過去の因縁を断ち切ることができる
  • 勝負運アップ。ここぞという時に前進する力を授けてくれる
  • 正しい方向への努力を導いてくれる
  • 仕事でピンチのときに、挽回してくれる

御神劔守(ごしんけんおまもり)_七支刀のお守り

石上神宮_御神劔守

石上神宮の御神劔守。

さらに、御神劔守(ごしんけんおまもり)と呼ばれるお守りがあり、起死回生・身体健康のご利益があるとされています。仕事でプレッシャーを感じているときや、大きな試練を乗り越えたいときに身につけると良さそうです。

剣をモチーフにした御朱印もあり、お守りも御朱印も共に石上神宮の御神宝である「七支刀」が描かれています。

「七支刀、かっこいいな!」と感じられた方は、せっかくですから「七支刀」などの国宝が公開されるタイミングでの参拝がおすすめです。

石上神宮 Information

名称:石上神宮
住所:奈良県天理市布留町384
アクセス:近鉄天理線、JR桜井線の天理駅から、徒歩で約30分。
バスもありますが本数は少ないです。駅前から商店街が続いているので徒歩でもそこまで遠く感じません。天理教の巨大な本殿の前を通り過ぎつつ散歩を楽しみましょう。
公式サイト:石上神宮

追記:現地フォト

石上神宮_外観 石上神宮_拝殿

3. 熊野本宮大社(和歌山)

熊野本宮大社

photo credit: JillChen DSC00888 via photopin (license)

目標を達成し、突破力を身につける

主祭神
家津美御子大神(ケツミミコノカミ)
※多くの説がありますが、一般的には素戔嗚尊(スサノオノミコト)と同一の神とされています。

全国に散在する「熊野神社」の総本宮である熊野三山。この熊野三山とは、本宮大社、速玉大社、那智大社の3つを指す総称です。私が特に感銘を受けているのは、三社の中でも最古で、中心的な役割を果たしている本宮大社です。

平安時代末期には、「浄土への入り口」として広く認識され、多くの皇族や貴族が参拝のために訪れていたと伝えられています。ここから浄土を訪れ、再び俗世へと戻る。その流れから「よみがえりの聖地」とも称されています。

スペインの「サンティアゴ巡礼道」と、和歌山県に広がる「熊野古道」(中心は熊野本宮大社)は、世界に2つしか存在しない「道」の世界遺産として、ユネスコに認定されています。

ご功徳・ご利益

『古事記』によれば、スサノオノミコトは高天原(神々の世界)で大騒ぎを起こします。その結果、スサノオの姉であるアマテラスが天の岩戸に隠れてしまいます。他の神々の協力によりアマテラスが岩戸から出てくるものの、スサノオは罰として下界へと追放されます。しかし、追放された下界でスサノオは、それまでとは全く違った活躍を見せます。

これに基づき、スサノオを祀る熊野本宮大社には以下のご利益があるとされています。

  • 魂のエネルギーを現実界に降ろす
  • 大願成就の力を授ける
  • 今までに挑戦したことのない事柄に挑む勇気を与える
  • 絶体絶命の状況から大逆転を遂げる

仕事であなたが新たな挑戦を考えているなら、あるいは、大きな逆転劇を狙っていきたいなら、熊野本宮大社への参拝がオススメです。そのパワーは、あなたの目標達成に必要な勢いをつけ、突破力を身につける助けとなるはず。

絶対に訪れるべき【大斎原(おおゆのはら)】

熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました。
当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです。

江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたりでした。
音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って身を清め、神域に訪れたのです。

ところが明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。

かつて多くの人々の祈りを受け止めた大斎原には、流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠が建てられています。

引用元 : 熊野本宮大社旧社地「大斎原」|熊野本宮観光協会

明治22年の大洪水まで、社殿が存在していた旧社地「大斎原」。熊野の神が舞い降りたと伝えられているその地は、現在でも神聖な雰囲気を感じることができます。本宮大社に参拝する際には、ぜひとも訪れてみてください。

ここには2000年に建てられた、高さ34メートル、幅42メートルの巨大な鳥居ががそびえ立っています。参拝の方法は公式サイトで詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。

参拝について – 熊野本宮大社 | 公式サイト

また、このような情報もありました↓

  • 「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる旧社地にまず参拝してから社殿に参ると良い。
  • 大斎原では水気のパワーをいただける。熊野のスサノオノミコトは木のエネルギーを持つので、大斎原に先に参っておけば、水の気のパワーと木気のパワーがあいまって御神徳が増す。

参考文献:『日本全国このパワースポットがすごい!』 若月佑輝郎 PHP研究所

熊野本宮大社 Information

熊野本宮大社については、公式ホームページの説明が非常にわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

公式サイト:5分でわかる熊野本宮大社

名称:熊野本宮大社
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮
アクセス:JR紀勢本線「新宮駅」からバス(熊野交通)1時間20分
公式サイト:熊野本宮大社

大斎原は現在の熊野本宮大社から徒歩約10分の場所にあります。

玉置神社と神倉神社にも訪れてみて

初めての熊野参拝時は、時間がなく熊野三社のみを訪れましたが、2度目の訪問ではついに、「玉置神社」や「神倉神社」にも参拝しました。両社とも印象的で、熊野三社とはまた違う魅力があります。

神倉神社の石段は噂に聞いていたものの、予想以上に急勾配!訪れ甲斐があります。

玉置神社は「まさにこれぞ聖地」といった雰囲気で、ご神気が満ち満ちていました。アクセスは決して容易ではありません。しかし、辿り着いた時の達成感は格別です。

狭い山道を進みながら、本当にこの先にあるのだろうかと不安に駆られながらも無事到着。別のルートがあるようですが険しい方を選んでしまった場合、雨風が強かったり視界が悪いとけっこう危ない道のりではありました。

特に、玉置神社の悪魔祓いの護符が個人的にはおすすめです。お財布やスマホケースにも入れやすいサイズがあります。

玉置神社は車での訪問を推奨しますが、公共交通機関しか手段がない場合は、冬期を除く土日祝日に運行される世界遺産予約バス(玉置山コース)の利用を考えてみてください(要予約)。

神倉神社  Information

御祭神

高倉下命(たかくらじ)
天照大神(あまてらすおおみかみ)

住所:和歌山県新宮市神倉1丁目13−8
TEL : 0735-22-2533(熊野速玉大社)
参拝時間:自由(ですが、日没後の参拝は急勾配の石段のことを考えると厳しいです)
アクセス:JR新宮駅から徒歩15分

※御朱印、授与品は熊野速玉大社にて。

公式サイト:熊野速玉大社摂社 神倉神社

玉置神社  Information

本社御祭神

国常立尊(くにとこたちのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川1
TEL:0746(64)0500
参拝時間:AM8:00~PM5:00(季節によって変動あり)
アクセスは公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:玉置神社

4. 鞍馬寺(京都)

鞍馬寺

(寺院ではありますが、関西のパワースポットとして鞍馬寺を外すわけにはいきません!)

宇宙と地上を結ぶ気が降りてくる地

鞍馬寺は、「宇宙と地上を結ぶ気が降りてくる地」とも称されており、650万年前に金星から地球に降り立ったとされる護法魔王尊(サナト・クマーラ)が祀られている場所です。

この魔王は、後に天狗となり、幼少の牛若丸(源義経)に剣術を教えたと伝えられています。

山頂付近にある鞍馬寺は、密教や山岳仏教を融合・発展させて独自の宗教を創り出しました。770年、鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したことが始まりとされる鞍馬弘教の総本山で、源義経が天狗と修行した土地としても有名です。

本殿(金堂)の真正面には「六芒星」が描かれた金剛床があります。ここに立つと、“宇宙生命のエネルギー”を受け取ることができると言われています。

このエネルギーは、運気アップや心願成就にとって有益なもので、これにより鞍馬寺は名高いパワースポットとなりました。

また、鞍馬山は日本の「レイキヒーリングの発祥の地」としても知られています。

京都在住時に何度も訪れましたが、ここは非常に場の力が強いです。大自然にも圧倒されます。自分の中にエネルギーをフルチャージするつもりで、この地の神聖なエネルギーを吸収することを意識してみてください。

ただし、特に週末はすぐ近くに恋愛成就で大人気の貴船神社があることもあってか、混み合います。午前中参拝をオススメします(京都の神社はどこでも混みます。。。)

ご功徳・ご利益

事業の発展と成功を祈願し、トラブルの種の吸い取っていただきましょう

鞍馬山自体が波動がとても高い場所で、瞑想やエネルギーワークを行うと即効性のある効果を感じられると私は感じています。その分、場のエネルギーが強いため、波長的に合わないは少ししんどいかもしれません。

実生活のトラブルや、お仕事の人間関係、悩みごとなど、自分の環境を浄化させて今の状況から抜け出したいときにぜひ訪れてみてください。宇宙のエネルギーをいただけるこの土地は、どんなジャンルでも運気が低迷している人にとって効果的ははず。

ウエサク祭がすごい

鞍馬寺で行われる「ウエサク祭」は、新緑の五月の満月の夜に清水を供える五月満月の秘儀が行われ、全てのものの目覚めと平安を祈るという重要な行事です。

新緑の五月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強い エネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」と呼んで広く公開し、全ての目覚めと平安を祈ります。

鞍馬寺公式サイトより

ちなみに、五月満月祭当日にいただける資料の一文の文章が↓です。(一部抜粋)

非常にスピリチュアルで宇宙的なメッセージではないでしょうか。

五月の満月に天界からふりそそがれるエネルギーは、プラスもマイナスも常にも増して大きく増帽させると言われる。

それ故に五月満月の宵は、非行悪言を慎み、真実誠心をもって世に尽くす心を専らに、愛と光と力の尊天のみ心に近づくように努めねばならない。

地上が暗雲に覆われていても雲の上には常に太陽が輝いているように、欲望にとらわれがちな人間も、心の奥にはいつも尊天が輝いている。この内なる尊天にめざめることこそ大切である。

ひとりひとりが我欲の衣を脱ぎ棄て尊天に近づくよう努力精進する時、心身は大光明に満たされ、安らぎと歓びに全身全言が甦り、夜明けが来る。
五月満月祭は、ひとりひとりが自分の霊性とめぐり合う時である。

世界的ボルテックスの地

鞍馬山は、京都最大のパワースポットであり、スピリチュアル界では世界的にも知られたボルテックス、つまり地球のエネルギーが渦巻いて噴き出す場所とされています。

とりわけ魔王殿はパワースポットとして名高いですが、週末など混雑することが多いので、自分の波動に合うオリジナルな場所を探すことをおすすめします。

自分にとって特に強いエネルギーを感じる場所を見つけて、そこで数十分でも数時間でも静かに過ごすことが、自分を整えるという意味では一番良いので!

鞍馬寺 Information

名称:鞍馬寺
住所:京都市 左京区鞍馬本町1074番地
アクセス:叡山電車鞍馬駅を下車、参道の入り口である山門『仁王門』まで徒歩3分
公式サイト:鞍馬寺

なお、鞍馬寺へは全て徒歩で行くこともできますが、ケーブルカーも利用できます。この鞍馬山ケーブルは、日本で唯一宗教法人が運営するケーブルカーです。

5. 竹生島(滋賀

竹生島

photo credit: MShades Chikubu Island stairs via photopin (license)

神々が息づく、琵琶湖の静寂なるパワースポット

琵琶湖の絶景に囲まれ、神聖な空気が流れる竹生島。

島に一歩足を踏み入れると、じわじわと体全体が大地のパワーで満たされ、心身浄化されていくような神秘的な島です。

竹生島は「島全体がパワースポット」とも言われ、参拝者に強いエネルギーを授けてくれる場所です。その力の源は、島内に存在する一つの神社と一つの寺院にあります。

一つは西国三十三カ所観音巡りの三十番札所、宝厳寺(ほうごんじ)、もう一つは竹生島神社とも呼ばれる都須夫麻神社(つくぶすまじんじゃ)

明治時代、神仏分離令の影響で宝厳寺から都須夫麻神社が切り離された歴史を持つこの二つの神聖な場所は、同じ神様を奉っています。そして島全体が一つのパワースポットとなっているので、どこへ参拝したとしても大地から湧き出る神秘の力を感じることができます。

弁財天様の神々しい御存在

宝厳寺、竹生島神社ともに祀られているのが弁財天様。弁財天様は、芸能や美容、そして金運を司る神様として親しまれています。

宝厳寺の本堂で祀られている「大弁才天」は、神奈川の江の島の「江島神社」、広島の「厳島神社」と並び、日本三弁財天と讃えられています。それぞれが水辺に存在するのは、水と深い繋がりを持つ神様・仏様だからです。

宝厳寺と竹生島神社のご利益

竹生島の宝厳寺と都久夫須麻神社の力は、会社経営者やグループのリーダーなど、人の上に立つ方に特にお勧めです。同時に、心が弱っている方や、新しい企画に取り組んで頑張っている方、その他に自分の才能と力をうまく発揮できない人はこの力をよく感じてその霊力をお借りするようにしてください。

参考文献:『心を癒す風水パワースポット45』 御堂龍児

宝厳寺と竹生島神社のご利益は多岐にわたります。

・相手の心を察する力がアップする
・人を喜ばせるアイデアが閃く
・新しい事業や企画を成功させる運気が開ける
・才能が開花する
・商売繁盛

すべて仕事運アップに直結するご神徳ですよね!

また、弁財天は七福神の中で唯一の女性神で、「学問・芸術」「豊穣・繁栄」「勝負事」など、あらゆることを司る神様です。商談の前などにぜひ時間を取り、島の中で心身浄化し整えたいものです。さらなる成功を引き寄せることができるでしょう。

竹生島の力を全身で感じ、その霊力を活用することをおすすめします。

竜神拝所とかわらけ投げ

竹生島神社には竜神拝所があります。ここでの一つの人気行事が「かわらけ投げ」です。願い事を書いた小さな焼き物のお皿「かわらけ」を湖に向けて投げ、鳥居をくぐれば願いが叶うと言われています。

竹生島弁財天の招材小判御守をゲットし金運UP

金運の神様である弁財天から、竹生島弁財天の招材小判御守をいただきましょう。都久夫須麻神社本殿と、かわらけ投げで知られる竜神拝所の間にある弁才天社(弁才天堂)には、幸運をもたらす福小判がご用意されています。

竹生島 Information

名称:竹生島
住所:滋賀県長浜市早崎町竹生島
アクセス:長浜港より、竹生島観光船で約30分(今津、彦根、飯浦の各港からも観光船が出ています)
公式サイト:竹生島・宝厳寺竹生島神社

まとめ

聖なるエネルギー

以上、仕事運アップが期待できる関西エリアの最強パワースポットをご紹介しました。

【関西の最強パワースポット神社5選】仕事運を飛躍的に上げる聖地
1.大神神社・三輪山
2. 石上神宮
3. 熊野本宮大社
4. 鞍馬寺
5. 竹生島

パワースポット巡りの醍醐味は、その土地が秘めたパワーに触れ、自身のエネルギーを高めることです。しかし、人々が集まる観光地化したパワースポットに対して「邪気が集まっているから行かない」と考える方もいらっしゃることでしょう。

しかし私の考えとしては、人々が集まる場所には理由があると思っています。

その土地が持つ独自のエネルギーは、土地特有の神々しさからくるものであり、このエネルギーに深く触れられる場所だからこそ、いつの時代も人が変わらず惹かれるのではないかということ。

パワースポットとして知られる地は、古来より人々が「何か特別な力がある」と感じ、その土地を大切にしてきた結果、現在の観光地となっています。その地に訪れることで、その歴史を感じ、土地の力を自身に取り入れることができます。

観光地化してしまったパワースポットもあるかもしれませんが、今回ご紹介した5つの神社は、依然としてその力強いエネルギーを放っていると私は感じています。

ただ、お参りする時間帯や時期によっては神聖なエネルギーが人混みや人の念で弱くなっていることはありますので、できれば午前中や平日など混雑を避けることをお勧めします。

仕事運を飛躍的に向上させたい方だけでなく、人生を変えたい方もパワースポット巡りを楽しみたい方もぜひ一度、これらの神社を訪れてみてください。わざわざ時間をかけて訪れる価値はあるかと。

あなたのパワースポット巡りが、より豊かな人生を築くためのエネルギーをもたらすことを願っています。

では、本日はこのあたりで。

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