6月21日 蟹座新月・日食。内なる器が広がり、癒しが起こるとき

蟹座日食 占星術・星占い

6月21日 15:42 蟹座にて新月を迎えます。部分日食です。

日本の広範囲で見られる日食は次は2030年まで起こらないのでなかなか貴重な機会ですね。

今回の新月は非常に印象的なリセットタイム。蟹座0度という強烈なエリーズポイント(活動宮の0度)で起こること、節目感の強い”夏至”の数時間後に迎える日食新月であることなど、けっこう強烈です。予想外のドラマティックな出来事が起こったり、人生の岐路に立つ人もいるかもしれません。

ということで早速ですが、今どんなことを意識しておくのが良さそうか、星廻りからお伝えできることをシェアしたいと思います。宇宙のリズムとシンクロして有意義な時間を過ごしていただけましたら幸いです。

現在の星廻り

6月21日の早朝、太陽が双子座から蟹座へ移動します(夏至)。太陽蟹座期のスタートです。ここから約1ヵ月間、私たちの目的意識は「ココロ、心理的繋がり、内輪的テリトリー、ファミリー&ホーム、家的な空間、安心できる仲間、インナーチャイルド&インナーマザー」といった蟹座が司るテーマへと向かいます。

ベースとしてはここから約1ヶ月間、以下のようなことを意識するのがオススメです。

6/21〜7/22 太陽蟹座期のベーシックポイント
  • 自分の”感情”、他者の”感情”を大事にする
  • 心の繋がりとは?共感で繋がる社会とは?みたいなこと考える
  • ハートフルな映画や本オススメ
  • ファミリーライフに注力する
  • 幼少時代を振り返り、自分のルーツに触れる
  • 自分の弱さや寂しさと上手に向き合う
  • インナーチャイルド/インナーマザーに関わるケア&ワークも◎
  • 自分に安らぎや安心感をもたらすことは何か探求してみる
  • 他者の見習うべきとこは積極的に”模倣”する(蟹は真似するのが得意)

蟹座は「ホーム」を担当するサインですが、血縁的もしくは伝統的な「家族・家庭」という枠にとどまらず、その人の心が安らぐ場所、身内的仲間も含まれます。自分なりの「ホーム」です。

また、「母性愛/女性性/感受性」なども蟹座に関わるテーマですので、太陽蟹座期はそれらを育むことを意識してみましょう。(女性性が示す要素は「包容力、柔和さ、母性愛、優しさ、受容、感情」など。)

新月周辺のみならず太陽蟹座期は何と言っても「キモチ」をないがしろにしちゃいけない。自分がどんなふうに感じているか、個人的な思いやフィーリングを大事にしてあげてください。

特に日頃、”頭”で考えがちの人は自分の内なるピュアな感情に向き合うチャンスですヨ。

蟹座に滞在する知性の星「水星」が先日逆行期間に入ったことも相まって、自分自身の感情に目を向けて、内省モードに入る感じもあります。過去を思い出すことが多くなったり、記憶の中の出来事が新たな化学反応を起こしたり、歴史やルーツに関して関心が高まる、といったこともあるかもしれません。

これらのプロセスは非常にエモーショナルなので、大いに”情”が絡んでくることもあるかもしれませんが、気持ちが揺れに揺れるのも感傷的になるのも全然アリです。ありのままの感情を”受け入れる”ことによって癒しが起こるからです。

水星逆行開始→夏至→日食新月を経て、そこから10日ほどの間に多くの展開がやってきます。

  • 6月23日 魚座の海王星が逆行スタート
  • 25日 逆行金星が順行へ
  • 28日 火星が魚座から牡羊座に移動
  • 30日 木星と冥王星が今年2度目のコンジャンクション
  • 7月2日 逆行している土星が水瓶座→山羊座へ

金星が順行することによって、愛に関することや人間関係そしてお金周りなどで最近停滞感があった人は、「状況の前進」を感じられるかもしれません。風向きの変化を感じられたならぜひ前向きに進めてみてください。

そして上の星の動きのなかでも、今回の日食と密接に個人レベルで関係してくると感じるのが火星の牡羊座です。冥王星なんかはもう個人の力でコントロールできない変容をもたらすので「なすがまま(泣)」になるのですが、火星は個人で意識して使える天体なので対策しやすいんですね。

火星の本拠地は牡羊座、6月末からの約半年間は火星が存分に発揮されるので要注目です。通常は一つのサインに滞在するのは約2ヶ月弱なのですが、今年は約半年とロングタームなんですね(火星は2021年1月7日に牡羊座から牡牛座に移動)。

では火星の牡羊座入りと今回の蟹座日食がどう関係するのか?

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戦士とマザーの統合

蟹座日食_統合

牡羊座火星の象徴はまさに「戦士」。勝負、戦い、勝利、怒り、闘志などを表します。

火星の牡羊座入りのすぐあと6月30日には木星と冥王星が重なるので、社会レベルでは火星がどこにアグレッシブなパワーを注ぐのか、実際に象徴的な世の動きを目にするかもしれません。

ただきっとそれ以上に注目すべきは、牡羊座火星が2020年下半期全体に及ぶ影響力をもっているということです。「火星の大胆不敵で挑戦的なこのエネルギーを、2020年の下半期にどう上手に取り扱っていくか」が個人レベルでも一つの大きな課題になります。

牡羊火星のポジティブな面としては、勇敢な行動へと自らを奮い立たせることができること。逃げ腰だった”闘い”にやっと本気で挑める人もいるでしょう。未経験のことにも思い切ってチャレンジすることになるかもしれません。

しかし同時に暗面としては、これまで静かに我慢していたことが限界にくるような”out of control”な状況を味わうこともあるかもしれないということ。性急さや衝動性が、何らかの争いを発生させる可能性が普段よりも高まるのですね。そしてそれは、あなた自身が引き起こすものとも限らず、周囲の争いに巻き込まれるかもしれない、ということも当然ながら有り得ます。

だからこそ、ここで思い出していただきたいのが、いま、”蟹座”での節目であるということ。蟹座は「温かさや母性愛、安心感」など情緒的な繋がりを表します。”戦士”がこれから本領発揮していこうとするときに、蟹座の「ハートフルなこと」が強調テーマとして浮き上がっているわけです。

日食の影響は半年と言われますが(人によっては2~3年とも!)、蟹座の主要なテーマが「温かさや母性愛、安心感」などであることを考えると、心がけておきたいことは明確です。

「闘いのエネルギー」と「母性のエネルギー」との最善の統合点を個々人が目指していくこと。

私たちはこれからの約半年間、勇敢に何らかのアクションを起こしていくことを促されるかもしれません(牡羊火星)。闘いの場を経験するかもしれません。

しかし、牡羊座火星のスタートともなるこの蟹座期には「”母性愛なるもの/共感力”の目覚めが、宇宙の流れとして設定されている」ということです。それはあなたが意識せずとも皆に共通して起こる目覚めなのです。

この母性的なエネルギーをあなたが自ら意識することによって、攻撃的になりかねない牡羊座火星を「優しさや思いやりを伴った力強い行動力」というギフトとして授かることになるでしょう。

目覚めの過程では、心休まる居場所が、あるいは、親しい人たちとのハートフルな交流が、何らかの導きをもたらしてくれるかもしれません。他者のキモチに寄り添うこともあなたを大きく成長させてくれるはずです。

来月には二度目の蟹座新月もあり、カニの重要性が強調されているような感じもありますので、上でお伝えしてきたような女性性の性質をぜひともご自分の中に取り入れてあげるようにしてください。

蟹座といえばfamilyやhomeですが、従来の”家族”や”身内”に狭めすぎないこともポイントです。2020年、地球はウルトラNewな時代へ突入しているのですから、これからの時代は”家族”や”家”のこれまでの定義が通用しなくなる可能性も大いにある。故郷が実家や生まれ育った土地とは限らないわけで、さらには、自分が宇宙人だと気づいた人はもう地球をふるさとだとそもそも捉えてないですよね、きっと、笑。(こっち話しだすと占星術の枠を抜けるのでやめます)

さて話は戻りますが、ここからの約半年間でもしあなたがどこかで何らかの勇気ある行動を取ることを決断したとしても、それは共感と優しさを伴ったものであることが欠かせません。

そのため、今回の新月、そして来月の二度目の蟹座新月を通して、世界や人に対する母性愛的な視点が目覚めると、あなたはこんなふうに思うかもしれません。

「皆仲間なんだ」

「皆同じ地球に住むファミリーなんだ」

このように「”内なる器”が拡大するような気づき」が深いレベルで起こると、大きなヒーリングが起こります。そしてそれが実際に起こってくるのが今の時期です。

内なる器が広がり、癒しが起これば、他者を”敵”とみなす発想すらなくなります。敵/味方という概念が自分の内側で存在しなくなるからです。

風の時代における”場所作り”は身内感覚をいかに広げるかで、在り方も無限に広がっていくのです。

私たちはこの時代を共に生きることを選んだファミリーです。魂は全ての創造物と深く感情的に繋がっている、ということ。この世界を母なる視点で観察することができたなら、この節目において深い”安堵”を感じることができるのではないかと思います。

蟹座日食 目覚めへのワンポイント

今回の日食新月で意識していただきたいポイントはたった一つ。

すべては自分の内側に存在している、という視点で周囲を見てみること。

「不安だ/心配だ」と感じていたことも、

「怖い/危険だ」と感じていたことも

「あの人は敵だ/仲間じゃない」と感じていたことも

あなたが心を開いて全てを自分の内に迎え入れることを意識すれば、自分の子供のように愛しく感じることができるかもしれません。

特に自分をながらく”不安に”させていたことに対して、「全部自分の内側にあるものだとすれば?」という視点で状況を捉えて直してみてください。

たとえば、

お金で困っているとすれば「世の中のお金は全て自分の内側にある」と捉えてみる、

仕事で競合相手に苦しんでいるのなら「あの人が頑張ってくれているから仲間である私にも仕事が回ってくる」と捉えてみる、

人間関係に苦しんでいるなら「あの人も私も同じ内側にいる存在」と捉えてみる、

自分の内側で世界が動いているんだと感じることができれば、このNewステージはあなたがこれからますます深い共感や思いやりをベースとして、ゆく先々の道に安心できる居場所を形成していくことにも繋がるはずです。

この人は私とまったく同じで、体と心をもっている。

この人は私とまったく同じで、気持ちや情動、考えをもっている。

この人は私とまったく同じで、これまでの人生で、悲しかったり、がっかりしたり、怒ったり、傷ついたり、うろたえたりしたことがある。

この人は私とまったく同じで、これまでの人生で、身体的な痛みや苦しも情動的な痛みや苦しも経験してきた。

この人は私とまったく同じで、痛みと苦しみから解放されたいと願っている。

この人は私とまったく同じで、健康で人に愛され、充実した人間関係をもちたいと願っている。

この人は私とまったく同じで、幸せになりたいと願っている。

それでは何か願いが湧き起こるのにまかせましょう。

↑確かgoogleの瞑想メソッドか何かでこの文章が紹介されていたのですが(本が手元になくてメモしか残っていない)、優しさや共感を育むために上のような文言を瞑想の際に口にすることなども、すごく効果があると思います。

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オプション:2001年を振り返る

蟹座日食_2001

蟹座は”記憶”と関わりのあるサインであることと水星が逆行していることもあり、自分の過去に光を当てることで何か面白い発見がありそうなので、別方面から一つ提案をしたいと思います。お時間のあるときにでも気軽な気持ちで取り組んでみてください。

今回蟹座0度で夏至と同日に起こるわけですが、これと同じ配置だったのが2001年06月21日に起こった蟹座0度での日食でした。

2001年といえば真っ先に思い出すのが9月に起きたアメリカ同時多発テロ事件ですが、、、またこんな悲劇が起こるかもねと言いたいわけではもちろんなくて(でもそれぐらい、ドラマティックなシフトだということではある)、また当時があなたにとって幸せな時代だったか不運な時代だったかというジャッジをしてもらいたいわけでもなくて。

当時自分が内に持っていた「女性性の在り方」がどんなものだったか振り返っていただきたいのです。2001年〜2002年の印象的な出来事を思い出すだけでOKです。

そして、当時、

「自分の心をどれほど大切にしていたか?」

「包容力や優しさをもって人と接していたか?」

「不安や感情を素直に表していたか?」

「自分のホームなる”居場所”はどんな感じだったか?」

「自分の”安全ゾーン”を築けていたか?」

といった感じでなんとな〜く振り返ってみましょう。こういう理由がないと、20年近く前のことを振り返るなんてしないでしょうから良い機会ということで、笑

もう随分と前のことなのであまり覚えていらっしゃらないかもしれませんが、今と状況が大きく変わっているのは間違いないですよね。そして当時よりも少なからず良い感じで「自分の内的な女性性」を受け入れることができているのではないでしょうか?

外の世界での”成功”へと猛進していた人も、自分の個人的生活を楽しむことを犠牲にしていた人も、当時に比べると自分の感情やプライベートの安らぎに目を向けることができているかもしれません。

「物質的な豊かさが幸福の証だ」「世間の評価が大事だ」と信じていたところから、見えない心の領域を大事にすること、自分らしい生き方を大事にする価値観へと変化してきただろうと思います。

当時苦しかった人は特に、今の自分から過去の自分に向かってただ一言「もう大丈夫!」と伝えてあげてください。

もちろん価値観や生き方の変化は、個々人の成長に伴うものでもあるのですが、現在あなたが自分の内側で女性性の深まりを感じているとすれば、2018年の冬以降、約一年半ほどドラゴン軸が山羊座-蟹座だったことは大きく影響しているのです。集団意識が”ココロ”にフィットするものを選ぶことへと向かっていたこと、”安心できるHomeへの帰還”へと向かっていたことによって、私たち全体の意識が変わりました。

人との繋がり方も「ココロがYesというか、Noと言うか」は放置できないポイントだったはずで、このような集合意識の変化を通して、今では私たち皆が一段階ステージアップした”蟹”を自分の内に存在させているわけです。蟹座-山羊座のテーマについて私たちはこの一年半に”魂レベル”で多く学んでいるのです。そこからのnew beginning であるのが今回の蟹座期なんですよね。

同じ配置で起こるということで、2001年〜2002年頃にあなたのテーマとなっていたことと似たようなことが、もしかすると、何らかの形でまたテーマになる可能性もあります。ご自分で出生図を見る人は、自分のネイタルチャートで蟹座0度が何ハウスにあるかチェックしてみることでも気づきがあるかもしれません。

このタイミングで発芽する「母性愛」が人生のどの領域なのか、「安堵」を感じるのがどの領域なのか、インナーチャイルドを癒すことができるのが人生のどの舞台なのか、出生図から色々探ってみるのも面白そうです。

そしてもちろんチャートを見なくても、あなた自身が自分の感情を受け入れるようにすれば、そして周囲に対しても母性愛をもって接することを心がけていれば、「必要なリリース」と「内なる目覚め」は皆に共通する通過点となりますからご安心を。

ということで蟹座の日食新月のもと、自分がいま何をどんなふうに感じているか、観察してみてください。繊細な蝕シーズンですから、十分な休息と浄化、そして落ち着きを忘れずに。

そして湧き上がった感情がどんなものであれ、愛をもって歓迎してあげてくださいね。

それでは、本日はこのあたりで。

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