射手座木星について。5つの意識ポイント & 射手座的オススメ本

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こんにちは、サリーです。

本日は射手座木星について。射手座木星期のことと、出生図で射手座木星持ちの方にも適用できる内容となっております。

2018年11月8日から2019年12月3日までの約13ヶ月間、木星は本拠地である”射手座”に滞在します。

蠍座木星期とは打って変わって軽やかでオプティミスティック、風通しの良い一年がやってきます(ワタシは蠍座期の深い感じも好きなのですけど!)。

とはいえ、いくら木星が「幸運の星」と言われていても、オートマティックにその波に乗っていけるかというと、おそらく違うんですよね。良くも悪くも「拡大」させるエネルギーであるのが木星。傾向を知って対策する健やかな向上心が必要かと思います。

11月8日の21:40ごろに蠍座から射手座へと移動する木星ですが、射手座は木星のホームグラウンド。木星が本領発揮する約一年となります。動きの多いアクティブな一年にしたいですね。

射手座・木星が表すもの

射手座木星が表すもの

射手座

《射手座:火のエレメンツ/柔軟サイン》

【キーワード:自由・遠方・研究・海外・哲学】

射手座の関心とする矢の先は哲学・思想。

蠍座のように沈潜して深く探っていくというよりも、歩きながら考え、動きながら気づき、外の世界でフィロソフィーを探索していくイメージですスナフキンのような)。

異文化にまつわるもの(旅行や海外文化、外国人)に触れることによって、パワーがチャージされます。自分とは異なるものへの適応力があり、自らの世界を遠方にまで広げていくことに魅力を感じる。一方で、日常のささいなことやルーティンは卑小に感じる傾向にもあると言えます。

一つ前のサインである水サインの蠍座が表すのが「融合」であるの対し、射手座は火のサインで「独立」。集団的拘束から抜け出して自由を好み、カラッとして小さなことにはこだわりません。

以上のような特徴から、射手座は必然的に視野が広がっていきます。スケールが大きいのですね。

下の引用、過去記事でも引用してますが美しく表現されてると思うので再び。

射手座はとても自由な星座です。
どんなに遠く見える場所にも、気楽に足を伸ばす心を持っています。
むしろ、できるかぎり遠くへ行ってみたい!と考えるのです。
海外や宗教、歴史、哲学、芸術などは、
日常生活のベタな景色からは、すこし、距離があります。
物理的な「遠さ」もありますし、
言葉のハードル、時間の隔たり、たくさんのルールやマナーなど、
その世界に入るために必要なモノが、実に多いのです。
でも射手座は、そういうものを、自分なりの特別なやり方で、
ふわっと飛び越えてしまいます。
心の中にハードルがなく、かつ、どこまでも行きたい!
という衝動を持っているので、文字通りどんな世界にでも入ってゆけてしまうのです。
そして、その世界の持っている心理や哲学を、
そこで染まってしまうことなく、自由に自分の精神に取り入れることができます。
射手座が目指すのは「どこの世界にいても通用するモノ」です。

引用:『星読み+』石井ゆかり:著

木星

【キーワード:拡大・発展・公平・柔軟・正直・慈愛・寛大・善意】

木星は10天体の中で最大の幸運の星と言われていて、年に一度、星座を変えながら私たちにさまざまな”発展”をもたらしてくれます。

ただ冒頭でもお伝えしましたが、木星はなんでもかんでも”ハッピーな状態に”してくれるわけではなくて、まずい状況が放置している場合はそれらも拡大されるので、手放しで「ハッピーな年」と捉えないほうが得策です。

木星の力をポジティブに活かす方法として私が効果的だと感じるのが「熱中できるかどうか」をポイントにすること。粉骨砕身的な努力というよりは(←これは土星)、自分が無我夢中に没頭できることをしているかどうか、が射手座に木星があるときは特に大切なのではないかと思います。

木星自体には善悪の判断がないので、あらゆるものを「広げて」いきます。良いものも悪いものも発展させていくのですね。だからこそ、私たちが意識しておきたい大事なことは、自分が拡大させたいものを明確にすることだと言えるでしょう。

下記、過去記事の引用部分です。

木星は、ほぼすべのことについて、「イエス!」と答えてくれる惑星である。

それは限界を打ち破り、新しい領域を探求させてくれる。木星とは自分が望むことは何でも達成することができる、とわたしたちに確信させてくれる惑星なのである。

自由と独立は木星にって非常に重要である。そのため、肉体的、精神的、霊的にも、あらゆる種類の旅や探検を愛する。また木星はユーモアと楽しむことの感性、さらには共感の能力にも大きく関連している。

引用:『占星術完全ガイド』ケヴィン・バーク:著


木星のくれるきっかけは、自分がすでによく知っている世界よりも更に「外の世界」への陽気な旅立ちを意味しています。
ここでは、怖がったり身構えたりする必要はありません。
元々の自分の力を外に解放することが目的なのですから、それに抵抗しなければ、必ずうまくいくのです。
木星は楽観的で肯定的な星です。

引用:『星読み+』石井ゆかり:著

木星が射手座にあるとどんなムードになるのか?

さそり座木星期には、表に出てなかったものが明るみに出てきたり、深く狭く突き詰めていくようなムードが強かったかと思います。

自分の内側に深く沈んで内省しながら、目の前にいる大切な人と徹底的に関わっていく感じ。ソウルメイトなる人に出会った人もいるかもしれませんね。

木星が射手座に入ることで、これまで深めてきたことを外に向ける(=実際の行動へと移していく)流れになっていきます。

たとえば蠍座期でソウルメイトに出会った人はこれまで2人の関係性・絆を深めるために、お互いを見つめあってきたのではないかと。しかしこれからは2人で共に動き、外気を自分たちの関係性の中に入れていく段階。そして共有している理想の方向に共に向かうステージだと言えるでしょう。

共に暮らし始めることになるかもしれないし、共通する分野において何か一緒にできる活動をスタートさせることになるかもしれません。恋愛にせよ仕事にせよ人生全般において、外の広い世界に飛び立っていくフェーズに入ったのです。

まさにSEKAI NO OWARIの『RPG』の世界観かな、という感じです。

射手座木星期に、あるいは出生図で射手座木星持ちの人が意識したい5つのこと

射手座木星

1. 向かいたい方向性を定める

射手座はその名の通り、的を定めることで本領発揮する星座です。

どこにターゲットを向けるのか、その方向さえ定めてしまえば、あとは引き金を引いて一気に目標に向かっていくことができる軽やかさ・スピード感があります。

とはいえ、弓を射るには、自分の立つ位置・態勢を安定させる必要がありますよね。でないと、弓手がぶれてしまう。

自らのポジションを安定させた上で、弓を射る。

そのためには、自分がどの方向に進んでいきたいのか、何を望んでいるのかを知ることです。

自分にとって大事な目的や目標が何かを見定めることで、射手座木星の恩恵を授かれるはず!

2. 学び & 発信

常に理想を追い求める射手座。射手座に木星があると、自らの理想や理念に向かって、「自分を高めたい!」という思いが高まります。

向学心が高まるので知識を吸収する機会も増えそうですが、注意しておきたい点が一点。それは、知識を知恵に変えていくことです。

射手座の向学心がインプットだけに偏ると、学んだことを実生活には活用していけず、頭でっかちになりかねません。そこで大事なのがアウトプットです。

学んだことや関心のあることを、自分から発信したり周りの人に伝えることで、学びを体得することができます。そして、そのような「学び」を通して新しいご縁・交流関係ができそうな予感。それはゆくゆくアナタの価値観・世界観に広がりをもたらしてくれるはずです。学びに関する自己投資はケチるべからず!

そして、射手座と木星にはともに「拡大・発展」という性質があるので、自分の内側のものをそのまま内側に秘めて静かに育てていくよりも、広く外に向かって広げていくほうが自らもパワーアップしていきます。

どうやって外に出すか。時代の流れを考えるとやはりSNS・ブログやyoutube、noteなどになりますよね。

日々の活動を通して学び・考えたことをそのまま自然に発信行為に繋げていくことができたら、あなたの生き方自体に賛同してくれる人が現れて、これまで体験してこなかった活動へと広がる可能性大です。

3. 波長が合うものだけを厳選

波長が合うものだけを厳選していくというのは、あなたが望む未来へと続く軸から離れないでいる、ということ。

波長が合う、なんとなく良いと思うものを根気よく選択していった先に必ず、あなたが本来望んでいる世界を発見します。そしてその世界は、射手座木星期において、あなたがどの方向性に弓を射るのか、弓矢の理想の着地点であることも発見するでしょう。

なぜ〇〇が好きのか、なぜ〇〇に惹かれるのか理由は分からなかったとしても、その答えは後々にならないと分からない、ということがあります。良いなと思うその感覚を信じて選択していくことが大事なのですね。

一方で、居心地が悪かったり、違和感を感じるときは、本来いるべき場所から逸れた場所にいる可能性あり。ワクワクしていない時間を減らすために何か行動を起こすようチャレンジしてみてくださいね。

今の時点で射手座木星期においてどこに弓を射ればわからない人も大丈夫です。まずは今日一日を良い気分で過ごすことを心がけていれば、少しずつですが何かが見えてくるはず。

4. 勇気を出してコンフォートゾーンから出る

射手座木星は”動くこと”で運を味方につけることができます。

これからは、狭くディープな環境の中で深めてきた蠍座木星での学びを俯瞰し、広い世界へと放っていきたいところ。

ただ、未知の世界を体験をするときに恐怖はつきものです。なぜなら人間にはホメオスタシスという機能があって変化を望まないようにできているから。。。

この宇宙・世界の原理を学んで新しい価値観やこれまで考えもしなかったような考えに出会った時に大抵の人が出くわすこと。それは前の世界に戻ろうとするホメホスタシスの問題です。

ホメオスタシスとは、生物に備わっている現状維持するための機能の事で、私たちはホメオスタシスのおかげで、体温を一定に保ったり、けが治したり、仕事や作業をルーティン化できたりします。ホメオスタシスにとって、「変化」は脅威なのです。

そしてこのホメオスタシスの機能は心理面でも同じように働きます。つまり、これまでとは違う考えや価値観を自分の中に取り入れようとしたときにブレーキをかける心の拒絶反応が起こる、という現象です。

新しいことを学んだり、何か新しいことをスタートさせて願望成就のために突き進んでいこうとした時に、この心理的ブレーキによって前に進むことが難しくなることがあります。しかもかなりの確率で。

別記事より引用(一部編集):自分らしく生きるための秘訣。願望実現を加速化させる5つのポイント

蠍座木星期で培ってきたものを活かして、あなたはこれまで経験してこなかったようなコミュニティや業種へと飛び込んでいく流れになっていくかと思うのですが、あなたにとってその世界はまだ未知の領域であるはずです。

怖くなるかもしれません。疑念の気持ちが湧くかもしれません。自分があんなところに飛び込んじゃっていいのか、自分にその資格があるのか、色々な声が聞こえてくるかと思います。

しかし、それはDNAに埋め込まれた防衛本能なのだということを心得ましょう。そして、不安の声に対しては射手座らしく「大丈夫、大丈夫!」と楽観的な姿勢で対応してあげるようにしてください。

冒険と恐怖は表裏一体。恐怖の先、不安の先、コンフォートゾーンの先にこそ、あなたが辿り着きたい世界があることをどうか忘れなく!

ピンときたら行動する

おそらく蠍座木星のように深い内省モードには雰囲気的にもならないかと。

射手座木星期は脱内省モードだからこそ、行動で結果がいくらでも変わってくる無限性があります。ピンときたものには素直に反応して行動に起こしていきましょう。ワクワクするものには即反応、即追求。合言葉は「すぐやる!!」

旅にでましょう!

射手座木星期に最も注目したいのが海外や旅というテーマ。

射手座は宗教と関わりの深いサインなので、「巡礼の旅」などは特に良いですね。

今の時代の旅は、バケーションとして・レジャーとして行くのが一般的かと思いますが、昔は旅と言えば「巡礼の旅」。知恵ある偉人や秘密書物を求めて、学ぶための旅を命がけで敢行してきました。本来旅はそういうものなのではないかと思います。

レジャーとしての旅行も楽しいのですが、、、、射手座木星期にはせっかくなので、世界の聖地を巡ったり、日本各地の寺社仏閣を巡ったり、あるいは先人たちが辿ってきた名所を巡ったり、やや宗教色のある学びのある旅づくりをしていくのがポイントになるのではないかと思います。

旅の本で『アルケミスト』を薦めずして、何を薦める!(と言いつつ旅にまつわる本は下で他にも紹介する)

5. あなたにとって「自由な人生」とは何ですか?

まだ見ぬ世界に飛び込み、学び、真理を追求していく射手座。射手座にとって、外の世界に飛び込んでいくために欠かせないのが「自由」です。

精神の自由、すぐに動ける自由、周りから束縛されない自由。

何気なく口にする「もっと自由に生きたいな〜」「もっと自由になりたいな〜」

この気持ちをもっと仔細に見つめてみることをオススメします。

「自由」と聞いて、どんなイメージが浮かぶでしょうか?

「自由な世界」に行けるとしたら、そこにはどんな人間関係があって、あなたは何を持って何を学んでどんなライフスタイルを送るでしょうか?

あなたにとっての「自由」のイメージを膨らませてみてくださいね。

射手座木星のテーマにまつわる私的オススメ本

射手座木星期_おすすめ本

↑哲学本でとにかく”面白さと読みやすさ”を優先するなら上の2冊の本がオススメ。西洋哲学、東洋哲学ともに網羅しています。この機会に哲学を学びたい人はぜひ。

↑普通なら同著書が書いた「旅行記の金字塔」ともいえる『深夜特急』を薦めたいところですが今回はあえてこちらの『旅する力』。私たちにとってなぜ旅が必要なのか、旅で私たちは何を学ぶのか、など旅自体について考えるなら『旅する力』がオススメです。
私にとっては海外1人旅の元々のきっかけをくれた『深夜特急』の著者で、その後も旅をする度に沢木さんの本は読み返していて著者の意見に深くうなずくところ多いですが、豪華クルーズ船とかが好みの人にとっては方向性が違うのは間違いありません、笑

↑漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリさんの旅&読書エッセイ。世界中のあちこちで生きてきたヤマザキさんは、日本に住んでいるだけだと身につきにくい行動力と度胸、そして教養があります。
読み終わったあとは、「私もこんな風に生きてみたい!」と思うか「私にはぜったい無理!」かのどっちか、笑。いろいろな名著がエッセイの中でサラッとわかりやすく紹介されていて読書案内本としてもGoodです。

↑語学を現在勉強している、あるいはこれからしたい人にはぜひ読んでみてほしい黒田龍之助さんの語学エッセイ。人によって違う語学への取り組み方が絶妙にオモシロ&温かく描かれています。私はTOEICなど「何かのため」に英語力を上げるという姿勢からはかなり遠いところにいて、「楽しむための語学」を偏屈なポリシーとして自分自身に掲げているのですが、そういう人間にとっては黒田さんの語学に対するオタク感はたまらなく心地いいと思います。他には『ポケットに外国語を』や『その他の外国語』など同じく黒田氏の語学エッセイも全部面白い。

↑イタリア在住の内田洋子さんによる心温まる生活エッセイ。内田 洋子さんの書く文章は、自分がそこにいるような錯覚に陥る不思議な力があるなぁ、といつも思います。
私はスペインへ向かう飛行機の中でこの本を読んでいて、バルセロナに着いたときにもうすっかり気分がイタリアで、、、すごい違和感を感じた記憶があります。
研ぎ澄まされた観察眼と美しい文章。日本にいながらにして外国の空気を感じられること間違いなし。(石井ゆかりさんの占星術本が好きな人は内田さんの文章とも波長が合いそう!)

動き続けるということ

射手座木星期

最後に、この記事を書きながら感じたことをシェアしたいと思います。テーマは「動き続けること」。

射手座木星期においては、旅することや移動することが大きなパワーチャージとなって、外の世界へと発信していくことで大きく羽ばたいていけるということは本記事でもお伝えした通りです。

ただ、射手座は的を定めなくちゃいけないとは言ったものの、定めた方向に無駄なく一直線に効率的に向かうことが人生において良いかというと必ずしもそうでもないとも思うのですね。

もちろん叶えたい願いや目標があるならば、色々と自分なりにプランニングして軌道修正して、地道な努力と継続が必要だろうとも思います。

ただ、最終的に向かい場所が漠然とでもあるのであれば、不確実性の中で大いに楽しむことを優先しちゃっていいんじゃないでしょうか、というのが私からの提案です。ガチガチな雰囲気は木星には合わない。ある程度の余白を残して楽観的に進むことを意識していただきたいなと感じています(余白を残すこと=テキトーに生きること、全く努力しなくていい、ではないですが。)

そして、その上で大切なことは。

やはり、動き続けることなんじゃないかと。 行動し続けること。実践し続けること。アウトプットし続けること。自分の内にあるものを外へ出していくこと。

射手座のシンボルである半身半馬のケンタウルスは、弓矢を構えて走りながら弓を放ちます。”行動しながら”的を定めていかなくちゃいけないんだろうなと。

以下、引用続きますので、興味ある方だけ読んでみてください。

「踊るんだよ」
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ何故踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。だから足を停めちゃいけない。どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」
「でも踊るしかないんだよ」
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」

ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹:著

引用文にあるように、踊り続ける=行動し続けることで、自分の中で固まっているもの、滞っているものがほぐれていくというのは確かにそうだと思うんですよね。

自分の足でステップを踏み続けるということは大変ですけど、自分の人生を切り開くためには必要なこと。

写真家の篠山紀信さんも何かの本か対談(何だったか忘れました)で言ってましたが、篠山氏が若い頃にブラジルのサンバの写真を撮ろうとしたけど、なかなか上手く撮れなかったらしいんですね。サンバの躍動感というか、おそらくあのみなぎるエネルギーみたいなものを捉えることができなかったんです。

そして、篠山氏が最終的にしたことは「実際に自分もそのサンバの中に入って踊ること」でした。

踊りながら(もしくは踊ったあとに)撮ることにしたんです。そしたらすごい良い写真が撮れた、と。

篠山氏は、自分にとっての異質の空間に自分を晒して委ねて、なじみのない世界に溶け込んでいったのですね。「自ら中に入っていかなくちゃ見えないものがある、感じられないものがある」ということですよね。

これら二つの話から思うことは、外側の世界をきちんと入っていくには、外側を「内側」から見る「近さ」がいるんだろうな、ということ。

世界を広げていく射手座木星だからこそ、近距離でコミットしていく姿勢も忘れないようにしたほうがいいのかもしれません。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.

先を見通して点をつなぐことはできません。振り返ってつなぐことしかできないのです。だから将来、何らかの形で点がつながると信じなければいけません。何かを信じ続けることです。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも構いません。この方法が私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらしたと言えます。

引用:2005年 スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式スピーチ

それでは、あなたにとって射手座木星が素敵な存在であることを願って、

本日はこのあたりで。

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