こんにちは、サリーです。
本日は神社に関する雑談的なことを書きます。
先日、マッサージを受けに京都を訪れた日のこと。
施術後で気の流れも良くなっている、空は快晴、その日は15日で神社の月参りにはベストタイミング、という三拍子!こんな日に参拝せずしていつするんだ、ということで、他の予定を変更し、その勢いのまま神社参拝をすることにしました。
「今から神社行こうと思っているんですけど、ここは行っとけって思う神社で”今”ピンときた場所ってありますか?」
「上賀茂神社!!!」
スピリチュアルなことにも詳しい神道通の知り合いに聞いてみたところ、間髪入れずに答えた彼の迷いのなさに圧倒されて、行かない選択肢はもう無いな、と。
行ってきました、パワースポットの上賀茂神社に。京都の王道開運神社です。
ということで、本日は上賀茂神社情報をお届けします(カメラを持参していなかったため写真はありません、、、)。
実際に自分が行ってみて、ここはシェアしておきたいなと感じた箇所の記録ということで。
目次
京都の最強開運パワースポット「上賀茂神社」について


公式サイトより
京都市の北「洛北エリア」に位置する、上賀茂神社。正式な名称を「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」といいます(上賀茂神社は通称)。
上賀茂神社は、圧倒的な自然に囲まれ、京都でも最古とされる歴史と格式を誇る神社です。国宝の本殿・権殿をはじめとして、境内には40棟以上の重要文化財があり、見どころはかなり多いです。
京都の春の風物詩である「葵祭」でも有名ですね。
さまざまな建造物が昔と変わらない姿を保っていることから、平成6(1994)年に世界文化遺産に登録されました。
御祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)。神様はいつだって覚えにくい名前です。。。。
神代の昔、本殿の北北西にある神山(こうやま)に御降臨になり、天武天皇の代に現在の場所に社殿造営、とのこと。
まぁ要は、上賀茂神社ってすっごい歴史があって由緒正しい神社なんですよ。
確かに、境内はなんともいえない気品というか正統感というか、「これぞ神社!」というエネルギーが濃厚に漂っておりました。
ご利益・御神徳
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)は雷(いかづち)の神威によってあらゆる災難を除く厄除け神、または方除神、必勝の神として古くから信仰を集めています。
鬼門を守り、災厄を除く別雷神は、都が京都に還されて以来の皇城鎮護の神さま。その名の通り、雷神を支配する神様。雷を”別ける”、つまり災難を除く神様ですね。
以下、上賀茂神社の公式Webサイトより引用させていただきます。
厄除
雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
方除
桓武天皇の御代に都が京都に遷されて以来、皇城鎮護の神、鬼門の守り神、総地主の神として崇められ、今日も建築関係等の方除祈願が多くあります。
つまり、上賀茂神社の賀茂別雷大神は、あらゆる災難を除く「厄除けの神」なんですね。
スポンサーリンク
主祭神・賀茂別雷神について
賀茂別雷神(かもわけいかづちのおおかみ)は古事記に出てくる『玉依姫(たまよりひめ)』のお子さん。(イメージしやすくするため、カジュアルな表現をお許しください!)。
上賀茂神社の由来についてですが、現在でいうところの奈良方面から賀茂族(賀茂氏)が北上して山城の地に辿り着いたことに始まります。
賀茂族の長であった賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の娘さんに賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)がいたんですね。
で、その玉依姫(たまよりひめ)が、小川(これが賀茂川)で水浴びをしていたところ、上流に雷が落ちた。落ちた雷のところから矢が流れてきたので、それを持ち返って床の間に飾ったところ、なんとご懐妊!
で、生まれたのが、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)。という流れです。
ちなみに、イカヅチさんのお母さんである玉依姫(たまよりひめ)は上賀茂神社の境内摂社である「片山御子神社」に、イカヅチさんの祖父にあたる賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)は同じく境外摂社である「久我神社」に、それぞれ御祭神として祀られています。なので、この二社も併せて参拝するのがオススメです。
特別参拝にはぜひ参加を!
上賀茂神社は現在、本殿の特別参拝ができます。神社好きの方だけでなく、スピリチュアルなこと全般に興味がある人にもぜひ訪れてほしい、と感じるほど清浄な空気に満ちておりました。普段入ることの出来ない御神域に、神職さんが案内してくださるので、これはぜひぜひ参加することをオススメします(大人一名500円)。
特別参拝の前に、神職さんから賀茂別雷神誕生の神話「賀茂神話」の説明を聞き、そのあと祝詞をあげていただきました。
幣(ぬさ)で祓い清めてもらって、清浄度maxになったところで中門の内側へ。
ちなみに、この祓いをしない限り中に入ることはできません。一般の参拝は中門の外側からするようになっています。
中門の内側に入って、中庭にて『本殿』と『権殿』の説明を聞きます。上賀茂神社は本殿と権殿という全く同じ社殿が二つ建てられているので、そのあたりの詳しい説明でした。
この説明のあと、主祭神が祀られている本殿の間近から参拝をします。本殿の目の前で参拝できるので大変ありがたい機会!
本殿参拝のあとは、遷宮のために行われている屋根の葺き替え工事を特別に拝観できます。
宮大工さんの修復作業を間近で見られる、こちらも大変貴重な機会です。
願い石からパワーを授かろう!
今回私に上賀茂神社をすすめてくれた知り合いが、石の話をしてたんですね。鳥居を抜けて右か左かに、石があって、その石がどうやらパワーをすごい持ってるとか持っていないとか。
詳細を色々話してくれていたのですが、私の頭はすでに上賀茂神社に行くことしか考えてなくて、とりあえず境内のどっかにスッゴイ石がある、という情報だけ頭に入れて行ったんです(笑)
というのも、この日上賀茂神社に行くと決めた時点で私のスマホの充電はすでに切れていて、自分で調べることが出来なかったから。。。
「どこかに石がある!」という、なんだか子供の宝探しみたいな感覚で、本殿へのお参りとは別に石を見つけることをささやかな楽しみにして行きました。
本殿の参拝が終わって、境内を流れる小川沿いに歩いていると、発見。
「渉渓園(しょうけいえん)」という庭園の奥にひっそりと佇んでいました、大きな石が。「願い石」です。
渉渓園にはかつて「龍の住む池」があったそうで、この石は、その池から出土されたとのこと。
二つの石が合わさったような少々不思議な形をしていることから、陽と陰が融合した「陰陽石」とも呼ばれています。この二つの石に両手で同時に触れると願いを叶えるためのパワーを頂けるのですね。
龍が見えたわけではありませんが、、、たまたま強風が吹いたこともあってか強い気が満ちているように感じました。ここには龍神がいるのかもしれません。
願い石に触れたあとは、石のすぐ近くにある「賀茂山口神社」に参拝することをお忘れなく!
スポンサーリンク
ついでに立ち寄りたい『今宮神社』


公式サイトより
今回上賀茂神社へは阪急の大宮駅から46系統のバスで行ったのですが、その途中に『今宮神社』という、特に女性に心強い神社があります。
別名「玉の輿神社」。
もともと今宮神社は、疫病の神を沈めるお社として建立されましたが、最近では良縁開運のパワースポットとして人気を博しています。
偶然通りかかって、雰囲気が良い感じだったのでバスから急いで降りて立ち寄ってみたところ、参拝客の人たちがやけに女性ばかりだったんですよね。
で、あとで調べてみて納得。安産や子宝の御神徳がある神社でした。
京都はどこに行っても観光客で賑わっていて、たまに少し疲れることもありますが、上賀茂神社や今宮神社は特に中心地から離れていることもあってか、落ち着いてお参りできるのが素敵なポイントですね。
スマホを置いて外に出て、五感を研ぎ澄まそう


以前、別の神社に行ったときのような不思議体験をすることは特にはなかったですが、とにもかくにも、”良い波動”を感じたことが印象的でした。身も心もスッキリしたな、という感覚を強く持ちました。
前述したように、私はこの日スマホの充電が早々に切れていて、久々に超アナログな探索をしました。
上賀茂神社についても情報が何一つなかったので、どうやって行けばいいのかという経路探索に始まり、神社境内の案内板を隅から隅まで読んだり、わからないことがあれば周りの人に聞いたり、といった感じで普段ならあまりしないことをすることになって。
カメラを忘れて写真も撮れないため、ただただ周りの自然を眺めて、清浄な空気を全身で感じることに徹したのです。
すると、
たくさんの音が聞こえてくるし、たくさんのものが目に入ってくる。
「”場”は生きているだなぁ」とカラダで感じることができました。
よくよく考えてみると、こんな風に「ゆっくりと自分の感覚だけで感じ切る」ことを最近してなかったぞと、ハッとしたのです。
神社に行く前に色々と調べてみることは確かに必要だと感じていますが、神社内でもスマホをよく触っていた自分を振り返って、「もしかしたら色々なことを深く感じられていなかったかもしれないな」と反省。
そういう意味で、今回スマホなしで神社をめいいっぱい味わえたことでは多くの気づきがありました。
神社に行くときだけでなく、普段の生活の中でもあえてスマホを持たずに出かけるってすごい大事かもしれない。
デジタル・デトックス。
次なるテーマになりそうです。
では、本日はこのあたりで。
上賀茂神社
〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339