こんにちは、サリーです。本日は、人を幸運に導く「言葉」について。
早速ですが、
「言葉を変えれば人生が変わる」。
これは、真実です。あなたの人生がどのように展開するのかは、あなた自身が使う言葉にかかっている、と言っても過言ではありません。
日頃から「どんな言葉を自分に使うか」「どんな質問を自分にするか」に注意深くあることで能動的に人生を創造することも可能になります。
なかでも今回オススメしたいのが、起きたてのセリフや起きた直後の自分への問いかけによってポジティブな流れを作り、一日全体の波動を良くしていこう、という戦略です。
また、1日の始まりが大事なように、どのようにその日を締めくくるのかという「一日の終わり」も同様に大切にすべきなので、良い感じで1日を終われるような言葉も紹介します。
1日の始まりと終わりに少し時間をとって、自分が良い気分でいられるような言葉や問いかけを発することは、自尊心・自愛力を高めることにも繋がります。自分を愛していない人がどうやって他者を深く愛することができるでしょうか?
昨日より今日、今日より明日、明日より明後日、自分がより多くのことに幸せを感じる瞬間が増えれば、周囲の環境、人間関係も自然と変わっていきます。
ということで本記事では、言葉で人生が変わることを実感していただくべく、一日の始まりと終わりにオススメしたい言葉を紹介します。
目次
起きた「瞬間」に発すべき言葉


たとえば起きる直前に悪夢を見た場合、起きた時にすでにテンションが下がっているなんてことがあるかと思います。すると、しばらくその感覚を引きずったりなんかして、何となくどんより一日が始まり、何となくどんより午前中を過ごす。こんなパターンがよくありませんでしょうか?
そんな時、起きた直後にやってみてほしいことが言葉で脳を勘違いさせる、ということ。
「あぁ〜ぐっすり寝た!」「すっごい良く寝た!」
目覚めが悪くても、眠くても、夢の不快さが残っていても、まずこの一言を発すると、案外脳は勘違いをしてくれます。
「(一瞬イヤな気分だと思ったけど)そうか、ぐっすり寝たのか、じゃあ気分もスッキリだ」といった感じで朝の爽やかムードに切り替わってくれるのです。少なくとも「全然寝れなかった、、、」と呟くよりは、その後の行動の仕方にもポジティブな効果をもたらすはずです。
どうしても疲れを感じる場合、さらにゆっくり休める時間がある場合は、無理して起きずにベッドでそのまま過ごすのが心身にとっては理想なのかもしれません。しかし、多くの人にとってそんなに悠長にしている時間は無いのではないかと思います、特に朝は。
だからこそ、準備や特別な負担なしにその場でパッと発することができる「言葉の力」を使ってください。起きたてに良い波動を自分に送り、前向きな気持ちで一日の始まりを整えるようにしてください。
スポンサーリンク
「一日の始まり」にオススメしたい言葉


「なんだか今日は良いことが起こりそうな気がする!」
良いことが起こりそうな予感を自ら作りましょう。
「なんだか〇〇そうな気がする!」という言い方がポイントです。
「今日は絶対いいことがある!!」という感じでアファメーションとして強く唱えるよりも、「なんだか〜そうな気がする!」のほうが効果があると私は感じています。その理由は、後者の言い方は「余白を残しているから」です。少し説明しますね。
たとえば、明確に今日やるべきことがあって、それを成功させたい、うまくいかせたい、という『明確な目標』がある場合は、「今日は絶対うまくいく!!」といった強めのアファメーションが良いです。
けれど、はっきりとした達成目標がない場合は、「シンプルに今日という一日を素敵な感じで過ごしたい」といった少し漠然とした思いに言葉を乗せた方がしっくりきます。あまり強制力を持たせないことがポイントなのですね。
そして、あえて言葉の中に、一日の間にいろいろな可能性を含ませるようなニュアンスで発するほうが、気分はトキめくものです。
この漠然とした『トキメキ感』が、一日をハッピーに過ごすために必要な「下地」になります。
トキメキ力ってすごいパワーを秘めてる。夢に恋をする→夢を叶えた未来の自分に恋をする。この恋心があれば情熱は湧き出てきて、実現力が高まる。ではどうやってトキメキ力を上げていくか。それは日々の小さなことで「好き」という感情を大事する、つまり、好きの気持ちを何らかの行動にまで移すこと。
— Sally in JOYLE. (@JoyleDays) 2019年1月23日
上のツイートは、「トキメキ力を上げることで、情熱と実現力が高まる」という内容ですが、これは、夢や目標などの「大きな対象」だけに当てはまるわけではなくて、毎日の生活の小さなことにも適用していけるものです。
自分がトキめくような言葉を自ら発していく。情熱やドキドキ、ワクワクが湧き上がってくるのを受動的にただ待つのではなくて、言葉の力でトキめくように自発的に仕向けていく、という意識。
エネルギーが枯渇しているときこそ、良い言葉で自分の波動を上げていくようにしましょう。
「今日はどんな感動が待っているんだろう?」
感動を見つけましょう。『感動』=『大きな出来事』とは限りません。
もちろんドラマチックな出来事が起こって、あなたがそれに深く感動したのであればそれは素晴らしいことです。
でも、日常の中にも、小さな小さなドラマが溢れています。
雨が降った後の地面の美しさかもしれないし、スーパーの店員さんと交わす何気ない会話かもしれないし、偶然見たゾロ目のナンバーかもしれないし、同僚のおかげで思いのほか作業がスムーズに進んだことかもしれません。
「今日はどんな感動が待ってるんだろう」と、朝一番に少し思うことで、その日「何か心が動かされることがないか」に意識を向けている自分に気づくはずです。
そして、小さな感動に出会ったときには、その感動の瞬間を大いに愛でてあげてください。その瞬間あなたは外側に愛を放っているので、その波動は周囲にポジティブなエネルギーをもたらすことになります。
「今日は誰の幸せを見つけよう?」
あなたに幸せな瞬間があるように、誰もが自分なりの幸せや喜びを感じる瞬間をもっています。
その幸せや喜びは、あなたが感じるものとは全然違っているかもしれませんが、皆あなたと同じように、何かに興味をもったり、何かに喜んだり、楽しんでいるのです。
このように考えて、誰かの幸せを想像することができれば、見えないけれど確かに存在する「見知らぬ人同士の愛の連鎖」を作ることができます。
余裕がない時や、疲れたときこそ、誰かの幸せを想像して、微笑むことはあなた自身の波動を上げるためにも必要なことかもしれません。
意識的に身につける少しの余裕が、幸運体質に繋がるのです。
「今日は誰にギフトを届けよう?」
「誰かを喜ばせよう」という気持ちが先走ると、他者基準になりがちです。相手が喜ぶことが目的になり、期待通りの反応が得られなかったとき、人は落胆します。
そうではなくて、あくまでも、「自分が勝手にギフトを贈るなら今日は何をしよう?」と考えてみる。
休憩中に同僚に配るチョコレート、家族に伝える愛情ある一言、就業後の心のこもった「おつかれさま」、人知れず道の掃除をする、etc
お金をかけなくても取り組めるギフトを自分の中で決めて、面白がって行動に移してみる。
すると、その行動によって、相手の反応云々よりも、少なくともアナタの心が楽しい気分で満たされることに気づくはずです。
スポンサーリンク
「一日の終わり」にオススメしたい言葉


「今日のありがとうは誰に送ろう?」
一日を振り返って、自分がしてもらって嬉しかったこと、言われて嬉しかったこと、見て嬉しかったことなどに対して、感謝を伝えましょう。
生きていると、厳しく叱られることや理不尽な思いをすることももちろんありますが、タフなことはすべて自分を成長させてくれる機会だと思い、感謝するのがやはり理想です。
つまり、いいことがあってもイヤなことがあっても感謝する。それができれば最強の幸運体質になること間違いなしです。
「今日ラッキーだったことは何だろう?」
空が快晴で気分がスッキリ、頼み事をしようと思っていたら相手から提案してもらった、駅についたらすぐに電車が来た、いつも行列ができてる店にスムーズに入れた、とても綺麗な花を見た、etc
一つひとつは小さなことであっても、それを「寝る前に思い出す」ことの効果は計り知れません。
その日一日のラッキーだったことを詳しく思い出すようにすると思っている以上に多くの幸運が毎日起こっていることに気づきます。幸運を発見することは、悲観的な思考パターンに陥っているとはじめは努力して取り組む必要があるかもしれません。しかし「幸運を見出す視点」は、努力して身につける価値のある一つのスキルなのです。
今日はすごく大変な一日だと感じていたけど、同じくらい自分はラッキーだったと思えれば、周りに翻弄されたと感じていたストレスフルな思いも緩和されます。
自分には良いことがたくさん起こっている!と思えたり、実際に言葉にしたりすることは、自己肯定感を高める上でもかなり効果的です。
「今日どんな良いことがあった?」
同じ状況で同じ体験をしても、それを辛かったと思うか、良い経験だったと思えるかで、そのあとの学びの深さは大きく違ってきます。
また、特別なことがない何の変哲もない日に、どれだけ素敵な側面に目を向けられるかによって、日々の充実感も大きく変わります。
つまり、あなたの幸福度を決めるのは、出来事自体ではなくて出来事に対する自分の捉え方だということをいつだって覚えておくべきなのです。
一日の終わりには、その日あったことがどんなことであれ、丹念に光を当てていくこと。
この「照らす作業」が、自分自身に内的な明るさをもたらしてくれます。できる限りたくさん見つけてみて下さい。
「今日は昨日と比べてどんな成長があっただろう?」
成長を愛でましょう。どんな小さなこともOKです。
朝5分早く起きれた、とか、水分をしっかり取れたとか、トイレの蓋をきちんと閉めたとか(笑)
1ヶ月前、いや1週間前の自分と比べでも、あなたにはきっと成長した部分があるはずです。どうしても見つからない場合は一年前を振り返ってください。必ずあります。
それと同じで、日々の最小単位でも成長している部分が必ずあります。毎日の小さな積み重ねがあるからこそ今があるわけです。
今日ダメだったことではなく、成長したところを見つけるように意識を向ける。
そして、少しでも成長した部分を、過小評価せず素直に褒めてあげましょう。
スポンサーリンク
まとめ
【一日の始まりに】
「あぁ〜ぐっすり寝た!」
「なんだか今日は良いことが起こりそうな気がする!」
「今日はどんな感動が待っているんだろう?」
「今日は誰の幸せを見つけよう?」
「今日は誰にギフトを届けよう?」
【一日の終わりに】
「今日のありがとうは誰に送ろう?」
「今日ラッキーだったことは何だろう?」
「今日どんな良いことがあった?」
「今日は昨日と比べてどんな成長があっただろう?」
質問を投げかけると脳は答えを探そうとします。
質問の凄さは、ポジティブな答えを導くような質問を投げかければ、きちんとポジティブな答えを自分自身で見つけられることです。
特別な修行も要らないし、秘伝の術も必要ありません。
質問するか、しないか。それだけです。
私はオープンシークレットの偉大さを日頃から感じており、「環境に関わらず万人が出来ること・知ることができることにとても大事なものが含まれている」という考えを持っています。
(オープンシークレット=真のリアリティは一度も隠されていないのに隠れているように見える「公然の秘密」のこと)
質問の偉大さもそのうちの一つです。
質問をしなければ意識にあがっていなかった「実はハッピーなこと」が、質問をすることによって、認識できるようになります。
ハッピーな事象は認識してもらえると、ますますハッピーなことをあなたに持ち運んできてくれます。つまり、あなた自身のハッピー発見力が高まるということです。
不安ばかりを感じるようになっているとき、愚痴ばかり口にするようになっているときは「幸福の感度」が下がっているかもしれません。幸福は「度数」ではなく、「感度」です。あなたがいかに幸福を感じられるか、というのがポイントです。
「最近は楽しいことがない」
「暗い先行きしか想像できない」
そんな風に感じている時こそ、一日の始まりと終わりに自分に投げかける言葉を注意深く選択して、ポジティブな流れを作っていってくださいね。
そして、言葉で人生を変えることができるんだとぜひ実感していただきたいと思います。
では、本日はこのあたりで。
If you want to be happy, be.
幸せになりたいのなら、なりなさい。 by トルストイ