2月24日 魚座新月。魚座のこと、水星逆行などいろいろ。

魚座新月 占星術・星占い

2月24日 am12:31 魚座にて新月です。

山羊座と魚座に天体が集中する今回の新月。魚座(海王星)エネルギーが強まり、混乱・蔓延をもたらす時期ではあるものの、じゃあどういうことを今意識したらいいのか、軸をどこに向けていればいいのか指標を与えてくれるのがホロスコープです。

かなりギリギリの投稿になってしまいましたが、水星逆行のことなど3月半ばまで適用できる内容ともなりますので、お役立ていただけますと幸いです。

2月24日 魚座新月時の星の配置

(今回の記事、いつにも増して長いため、魚座自体の特徴についてはスキップしました。魚座ってどんなサイン?ということについては過去記事をご覧ください)

はじめに今回の新月時の星の配置について説明しますね。

2月24日、魚座にて重なる月と太陽。そこには現在逆行中の水星が重なっています。

魚座エリアには、そのルーラーである海王星もいますので、非常に魚座のエネルギーが強調された新月だと言えます。

そして同時に、魚座と協力関係となる山羊座のエリアには火星、木星、土星、冥王星、そしてサウスノード。魚座&山羊座祭りですね。なかでも、山羊座火星は太陽&月に対してピタリと60度を形成しており、注目度高めです。火星はアウトオブバウンズといって、規格外の動きをするような感じもあります。

ちなみに火星はサウスノードと重なっているため、火星と調和関係の太陽&月は必然的にノード軸とも調和関係にあります。ノード軸のもう片方は蟹座のノースノード。蟹座のルーラーは月ですので、その月とノード軸が調和座を形成している点には目を光らせたいところです。

集合的なカルマの昇華、魂の研磨、過去生からのパターンの手放し、といった観点も考慮する必要がありそうです。

そして、牡牛座天王星の存在。月&太陽コンビが火星からのサポートを受けるのと同様、天王星との協調態勢もある。火星、月&太陽、そして天王星、これらが小三角形を形成しており、何らかの限定的な範囲においてパッと道が開くような感じがあります。

今の自分には少し大変だけれども、本当に必要な変化だと思うのであればこのタイミングで軸を変えていけば、あとで嬉しい結果へと結びつきそうです。

山羊座火星は実利的なことのために動くにはとても強いですが、今回は魚座という宇宙的なサインとの結びつきなのでビジネスライクに遂行することだけを追い求めてもなぁ、、、という感じもあります。とはいえ、魚座のみならず山羊座エネルギーも強調されていますから、何事も近道を見つけようとしたり安易さを求めるよりは、実直かつ長期的な視点をもって向き合うことで成果を掴むことができる、ということには違いありません。

木星と金星は緊張関係。愛に伴う高揚感や人生の楽しさを追い求める気持ちが高まって、余計なことやったり言ったりで一悶着(笑)。何事も度を超すことには少々注意で、衝動買いや性急な判断など、まず一呼吸おいて冷静に考えたいところです。

という感じの配置なのが今回の魚座新月。配置の説明はこのへんにして、これらが私たちにどんな影響をもたらすのか、ということを見ていきましょう。

魚座エネルギーがもたらす影響

今回の魚座新月は多くのサポートがあります。世の中的には混乱の時期ではありますが、それでも宇宙的に見た時には私たちが魚座的な課題に取り組む上では恩恵を受けることができるタイミングだと感じます。

宇宙からすれば物事に良い悪いはなくて、あくまでもそこに解釈を加え、意味を見出すのは人間だということが前提ではありますが、占星術的に言えばやはり新月は「新しい意図を掲げる」「新しい方向に自分を向ける」「新しい自分になることを決意する」といった感じで、前向きに動く機会にすることで流れをポジティブに活かせるのですね。

そして、この新しい意図を掲げることが、今回の場合「魚座的なこと」であればベストなわけです。魚座的な課題が何かと言えば、「意識の浄化」「ワンネスの意識」「スピリチュアルな目覚め」など。つまり個々人が自分自身の意識レベルを上げて、人間の神性を思い出すことを心がけると良いのですね。(これについては後で話します)

ちなみに、通常の新月だと「新しいことを”始める”」といった実際に何か物事をスタートさせるのに良いとされますが、今回の新月は「いかにもスタート」な行動へと向かうタイミングにするのはあまり適した時期ではないかも、ということ。

魚座自体が内向的なエネルギー、内的世界と関わりを持っていることもありますが、今はその魚座にいる水星が逆行中(2月17日〜3月10日)。本来の水星逆行の「内省モード」が魚座によって強調されるような感じもあるので、この内向きになる思考や知性を「魚座テーマに取り組むことを目的として」有効活用するのが得策です。地味にここは大事な点です。

そして先述の通り、山羊座に集まる天体たち、特に今回の新月をサポートしている火星(やる気・行動力)がこの強調された「地のサイン」にいることを考慮すると、魚座的なことがテーマではあるものの「実用的価値をもたらす行動や、鍛錬を伴うような能動的な取り組み」をしていくこともまたポイントだと言えます。そしてそうやって何らかのアクションを起こすことが「”超意識との共鳴”を加速化させる」、もっと言えば、「実用的な行動を通して超意識と繋がることで、世俗での自己浄化が加速化される」と解釈できます(なんかややこしいな、、)。

ということで、今回の魚座新月においてキーポイントとなる逆行中の魚座水星のことに少し触れたいと思います。

魚座水星逆行中の影響

水星逆行については私がここで改めて言う必要がないほどに、結構皆さんご存知かと思います。一般的に水星逆行時にはいろいろ”注意”が必要とされていて、影響としては通信障害、交通機関の遅延・混乱、電化製品の故障、ミスコミュニケーション(スムーズに伝達できない、誤解多発)などがあげられます。

確かに水星逆行中は妙なエラーが起こったりするので、全く意識しないよりはどこかでいつも「今は水星逆行中だからな」という意識があるだけで不要なトラブルや悩みを引き起こさなくて済みますし、何とな〜く注意しておくだけでも現実面で結構助かることが多いのも事実。

ただ、今回の魚座新月に関わる魚座の水星ということで言えば、私が伝えたいのは上記のことではなくて、少し違う視点からの逆行の意味です。今からお伝えすることを前提として意識しておくことで、今回の魚座新月のタイミングで潜在意識にとって必要な意図を放ちやすくなります。そしてそれは結果として「深い層での自己浄化が可能になる」ということも意味します。

で、魚座水星逆行のポイントが何かと言えば「内向性・内的世界」が強調されるということ。水星が担当するのは思考や知性ですが、魚座で逆行中の時はそれらがより内へ向かう傾向となります。なので、ベースとして今の時期は自己の内面を扱うことにフォーカスするのが自然だということ。

占星術的に、太陽が魚座に滞在する約1ヶ月間は(2月19日〜3月20日)は、次なる新たなサイクル(牡羊座〜)に向けて、すべての振り返りをするタイミング、とも言われますが、確かに清算ムードは漂っていて、本質的に”愛ではない”感情や価値観を今手放さないでいつ手放すの?という気もします。ウイルスのこともありますし。

でも反対に、恐れや不安にチャンネルが合っていれば、そちらの波動が蔓延していきます。だからこそ、美しい波動にチャンネルを合わせ、内に向かうことで宇宙意識と繋がっていくことを心がけたいのですね。

このような魚座期ということもあって、普段はとてもアクティブで外交的なタイプの人であっても”引きこもりモード”になったり、ガンガン外に出て人に会って交流しようというよりは、何となく一人で考えたい気分になったり、人と騒ぐことには気が進まない、でもその割に孤独感を覚えて寂しい、という感じで、なんかよくわからないことになる可能性もあります。でもそれは魂にとっては、必要な”孤独”なのです。

細かい分析が必要なことや実務的な作業に頭を使う、ということが少々しづらくなり、客観性には欠ける時でもある。ゆえに、やはり仕事なんかでは普段ならスムーズに考えられることでも、頭がモヤモヤしまくったり、パフォーマンス落ちたり、適切な合理的判断ができず混乱する、ということもあるでしょう。

では、この混乱を生み出しかねない魚座のエネルギーを、どのように扱えばポジティブに発揮することができるのでしょうか。私からは三つの提案です。水星逆行期間(2月17日〜3月10日)にぜひとも意識してみてください。

魚座水星逆行期間のおすすめアクション

ジャーナリング

魚座水星逆行の影響下ということでまずは、内的世界へのアプローチ、振り返りや熟考モードが、逆行時のエネルギーをうまく活用するポイントなのですが、混乱を回避するという意味で、一つ目の提案は「ジャーナリング」が圧倒的にオススメです。「日記」と表現してしまうと幅が一気に狭くなるので広く捉えていただきたいのですが、私が提案したいのは、「オモテに現れたコミュニケーションを記録すること」。

自分が考えていること、これからすべきこと、人と交わした会話、スケジュール、構想中のアイデア、悩みの種になっていること、要は記録する事柄は何でも良いのですが、大事だと思ったことは頭の中で済まそうとせず、記録を残しておくようにしておきましょう。

再確認をしたり、後々「振り返る」ことを意識しておきたいのですね。仕事などの公的なことであれ、プライベートなことであれ、必要なことはきちんと目に見える形で残しておくこと。

記録しておくことが、混乱やモヤモヤを解消する手立てとなったり、記録したことで振り返り作業がしやすくというのももちろんあります。そして何よりも、水星逆行中には、「見直す&振り返るといった”過去に基づくプロセス”において、気づきや発見がもたらされる」ということが非常に多いからです。

頭のなかで何となく考えていると曖昧さが増すのが魚座。記録を通して探るようにするのがオススメです。

瞑想的に過ごす

二つ目の提案は「心が落ち着く状況を作り出すこと」。頭であれこれ考えたり心配したり誰かを責めたり悲観的になる代わりに、静寂タイムを作って瞑想的に過ごすようにしましょう。

特に今回は魚座なので水に関連すること、身近なところで言えば「お風呂でゆったりする」という何ともベタなリラックス方法が効果抜群です。特に自己批判や自己卑下など左脳からやってくるネガティブな声を静め、感謝や愛の気持ちで満たされることを心がけるようにしましょう。

夢日記

そして三つ目の提案は、夢日記を書くこと。普段はあまり夢を覚えてない人も、夢を鮮明に見たり、何らかのサインが夢を通してやってくる、ということがあるかもしれません。枕元にメモ帳を置いて、忘れないうちに書き残しておきましょう。

見た夢の象徴を解釈することによって、あなた自身の在り方や現在の人生に関連する情報を与えられる、ということはよくあるものです。そのあたりの直観力も冴えている期間です。

ちなみに魚座のルーラーである海王星は、「夢見」の天体とも言われますが、うまく使えないと全く役に立たない妄想に終わります。海王星を活かすためには土星の限定された実務力ではダメで、天王星の普遍化力があればこそ。普遍化力があれば、抽象化されたシンボルを”共時的能力”で上手く解釈することができるのです。その意味で、今回の魚座新月では天王星からのサポートがあるので、非常に心強いなと感じています。

以上水星逆行期間中のオススメアクションでした。もちろん新月付近にしていただくのも◎です。上記のようなことを意識することで、魚座エネルギーとポジティブに共鳴し、深い癒しや浄化へとご自身を導くことができるでしょう。

魚座は高低差が激しい

これは私が感じている印象ではありますが、魚座はライトサイドとダークサイドの高低差が激しいように思うのですね。魚座エネルギーが高まる時期ですから、けっこう意識的にライトサイドに自分自身を向けることが非常に大事だと感じています。つまるところ、”愛を選ぶ”ことに尽きるのですが。

魚座(海王星)の力が発揮された場合には、通常の意識では届かない大いなる存在と手を組むことができる。これはもちろん霊に憑かれるとかという意味ではなくて、人間の神性を取り戻すということです。

拡大された意識でこの世界を捉え、個としての意識で生きるのではなく、いわゆる「ワンネス」の意識で世界イコール私の感覚でリアルに生きることができるようになるのですね。

そしてこのワンネスの意識がプラスに働けば、あらゆる存在への愛、思いやり、優しさが自然と溢れ出てくる。なぜなら世界は自分自身だから。境界線はないのです。誰かを傷つけるなんてことはあり得なくて、全てが愛であることを知るわけです。

一方で、ワンネスの意識をうまく使えないと、世の中のあらゆるネガティブなことを吸収しかねません。やはりここでも境界線はないからです。苦しみや不安、犠牲、悪意など世界に潜むダークエネルギーに呑み込まれてしまうこともあります。

そして、低次の魚座に流れないようにするために、今回の新月を使って美しい波動に自分を持っていくこと、自己浄化力を高めることやバリアパワー(免疫力)を高めることを決意するのが大切で、これこそが私の伝えたいことです。

魚座新月周辺に意識したいこと

今回の新月付近ではサイキックな知覚能力が増幅しそうな感じがするので、自覚はなくとも海王星や魚座のシャドー部分の影響を受けてしまう、ということがあります。

個人レベルで受ける影響として、今現在のコロナウイルスの拡大とかもまさに当てはまっているのですが、他に注目しておいた方がいいのが「中毒」に関してです。

もちろんこれは抽象的な意味での「毒となるもの」。何度も繰り返してしまうこと、陶酔、ハマることによって抜け出せない状況が今あなたの中でなにかあるのあれば、今回の新月で新たな意図や願いを掲げ、卒業してやるぞと誓うのがオススメです。

中毒には実にさまざまな現象があります。

  • 不安を煽られるニュースを延々と追ってしまうこと、
  • 誰かが作った幻想の世界に没頭して依存的に生きること
  • 現実から目を背向けるためにゲームやドラマや映画あるいはお酒などに延々とハマること
  • 不足感や自信がないことを補うために特定のものを消費しつづけること
  • 本当にやるべきことから目を背け続けていること
  • 体に悪いと知りながら止められないさまざまな生活習慣・・・etc。

こういったあなたが繰り返してしまうことの背景には何らかの「恐れ、不安、犠牲心」が無いでしょうか?もちろん、健全な意図や目的があって繰り返されていることは”毒”にはなりません。ですがそうではない場合、それが本当に有意義なものかどうかはあなた自身が一番知っているはずです。

今回の魚座新月では、あなたの”中毒”となっていることに使っているエネルギーを、愛ある目標や未来の夢に結びつけていけるよう誓いを立て、そして新たな自分としてまずは一つ変化を起こしてください。

これまでのことを繰り返さない、違う行動へと向けてみる、不安からしていたことを喜びの感情で取り組むにはどうすれば良いか具体策を考えてひとまずやってみる。これらはあなたにとって非常に実利的な効果があるもので、山羊座火星からのサポートを活かすことにもなるのです。

ということで、今回の新月では、自己の闇となっているかもしれない中毒的な部分を見直し、軸を変えていくようにしてください。もし今あなたが辛さや無力感を感じていたとしても、内在する浄化力を高めることで自らを癒すことができるのです。

例えば、今だとウイルスのことがありますね。専門的なことはわかりませんのであくまでも占星術的な観点ということではありますが。ご参考程度に。

毎日ニュースを追って、「あぁ今日も人が亡くなった、自分も感染しないかこれから世界がどうなるか不安だ、、、」と感じることが何度も何度も繰り返されているのであれば、それは魚座的な中毒と言えるかもしれません。

なので、新月の誓いとして

「自分や周囲の免疫力を高めるにはどうすれば良いか」と考える自分になることを決意する。そして実際的にそのための”行動”へと移していくことで、自己浄化力が加速します(火星からのサポート)。

ライトサイドに意識を向けることで、体内浄化力を高めることや免疫力を上げることにエネルギーが注がれますね。そうなると、「よく食べ、よく寝て、よく休み、よく笑う」といった基本的な健康原則に関心が向き、周囲がどうだろうと自分たちが今この瞬間からできる対策があることに気づくでしょう。そしてネガティブな情報に翻弄されず、自分たちができる範囲の具体的対策を建設的に考えられるようになるはずです。

もちろんこれは私がいま思いついたものですので、人それぞれ予防対策はあると思います。ただ中毒から抜ける、という意味では、このような転換が必要かもしれない、ということです。

そしてなぜこの転換が必要かといえば、「自分も感染するのでは、自分も犠牲になるのでは」という思いを脳内で繰り返すことは魚座が眠っている状態、逆に、免疫力を高めることを意識することは、自分や他者への”愛”そして”思いやり”であり、ヒーリング能力を高めることにもなる。つまり魚座が覚醒した姿です。魚座の高次のエネルギーと共鳴し、あなたのなかで深い浄化が起きることが期待できます。

ではあなた自身の新月のテーマは?

一例としてウイルスのことを挙げましたが、一人ひとり課題になることは異なる思いますので、ぜひご自身のことを振り返ってみてください。出生図をご自分で読む人は、今回の新月が自分のチャートの何ハウスで起こるかをチェックし、そのハウスのテーマ(家庭、仕事、趣味、人間関係、勉強、お金など)に関することで、

  • 自分が中毒的になっていることがないか
  • 浄化したいことは何か
  • もっと意識を愛へと向けていったほうがいいことはどんなことか
  • 自己犠牲に走っていることが無いか

という感じで、じっくり振り返ってみてください。

そうすれば魚座新月のタイミングで、自分自身が新しく意図すべきことは何か、放つべき決意はどんなことか、けっこうヒントをもらえると思います。

ということで、今回の魚座新月で掲げる「新しい意図、願い」をぜひとも覚醒した魚座に共鳴するようなものにして、自分自身を愛と感謝の思いで満たしてあげるようにしてください。その先であなたが体験できることは「深い自己浄化」です。

意識を拡大させて、自分自身の神性を感じるようにしてください。人間一人ひとりが神の延長線上にいるというふうに捉えるのも良いかもしれません。光の存在であることを感じるようにすることで今の時期は意識を上昇させることができるのだ、ということをどうかお忘れなく。

天王星と火星をどう活かすか?新月のオススメアクション

現在の星廻りで魚座によるダークサイドがあるとすれば、ご自身が中毒的になっていることを小さな自我に囚われたまま変えずにいること、同じようなループを選び続けることこそが暗黒面だと言えるでしょう。魚座の新月をサポートする火星が「行動」を、天王星が「変化」を促しているからです。

山羊座火星との調和座はあなたが少し忍耐を必要とすること、あるいは魚座が象徴する活動(宇宙意識と繋がること)に「統率力」をブレンドさせて行動を起こしていけばとても心強い味方になってくれるはずです。まぁこれはベタに瞑想やマインドフルネスが、実はかなりの”自己統制”が必要なので非常にオススメです。

いつもの中毒が出そうになったとき、自分自身のアクションの軸を変えることで自らを統制するようにしてください。「愛であるものは選ばない」という温かい司令です。もちろん自己統制することで目指す場所は、自らの神性に気づくことと自己浄化、魚座のライトサイドを呼び起こすことです。高次元のポジティブなエネルギーに自らの意識のチャンネルを合わすことです。

今の新月のタイミングで深い気づき、発見があったり、ワンネスへの共鳴、無条件の愛、神性などを感得した場合には、それはもちろん非常に貴重なものだけれども、継続的な行動があってこそ、という感じであることも覚えておきましょう。火星は「火のチカラ」ではありますけど、山羊座なので「炭」のようなパワー。持続性と統制力を伴う行動が求められます。

瞬時の恍惚感を目指すよりも、自制心のある鍛錬された行動によって、真の目覚めを目指すこと、持続的な自己浄化を目指していくのが良いかと思います。だからやっぱり瞑想とかマントラ唱えるとかって良いよね、というシンプルな結論に至るのですが、笑

魚座の新月、そして牡牛座天王星との調和座ということであれば、五感に響く「癒し」を体験することも良さそうです。アロマセラピーとか香りを扱うものとか、アーユルヴェーダとか、もちろん普通のマッサージも良いけれど、できれば身体自体のリラックスより第三の目を開くことを目的とするような癒しへのアプローチがおすすめ。

色や匂い、味、音など感覚的に受け取るものを通じて霊性を刺激する、というのが牡牛座と魚座らしい組み合わせですね。音楽、ダンス、ヨガなどもGOOD。

(いいかげんもう記事を終わらそうと思いつつ)

ノード軸のこと

最後に、今回ずっとお話している意識の上昇がなぜ大事かというと、火星にサウスノードが重なっていて、今回の新月がノード軸と協力的な関係を結んでいるから、というのもあります。

ノード軸が表すものの一つとして、集合的なカルマが挙げられますが、今回魚座が表す超意識やスピリチュアルな視点を自分のなかにきちんと落とし込んでいくことが、過去生から持ち越した山羊座(サウスノード)的なパターンや生き方を癒すことになるかも、と読めるのですね。

成功や地位の保守のために権威を乱用すること、物事をコントロールしようとする支配欲、プロセスを無視して強行的に突破すること、人の気持ちや心理的な面を無視して成果を得ようとすること、正直であることよりも社会の評価や承認を優先すること、歪んだ野心、、、etc

これは山羊座のカルマとしての部分であって例えばこれが山羊座の人が皆持っているというわけではもちろんありません、ただ集団的に背負っているカルマとして、こういったことがあるんだなということをチラッと意識していると良いかもです。

今回の魚座新月の浄化力で一人ひとりが神性と繋がることが、ノースノードの蟹座の高次のエネルギー(育成力や共感力)を刺激して、未来の新しい扉を開くきっかけになるかもしれない。しかもそれは人類のカルマを昇華することになるかもしれないんだな、と思うと、いやぁ話は壮大だけれども霊性を高めることは改めて大切だよな、とワタクシは感じました。

ひとまず今回の魚座新月、そして太陽が魚座にいる3月20日頃までは、以下のことを心がけてみてくださいね。

  • 意識を少し上にあげて、ハイヤーセルフなるものと繋がること
  • ネガティブな情報を必要以上に追い求めすぎないこと
  • 美しいエネルギーに共鳴していくこと
  • 免疫力・自己浄化力を高める
  • お風呂とかでのんびりする
  • 音楽とか映像とか右脳を刺激するものを積極的に使う
  • 瞑想とか習慣にして、宇宙意識で自我を捉える
  • ジャーナリング&夢日記

このようなことを意識することで、次なるサイクルへと切り替わったときに(牡羊座〜)、軽やかなスタートモードへと移行できるのではないかと思います。

では、あなたが素敵な魚座新月の日を過ごすことを願って、

本日はこのあたりで。

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