10月31日 牡牛座満月。次の新月に向けていま大事なこと

占星術・星占い

こんにちは、サリーです。

10月31日 PM 11:49 牡牛座の満月です。10月2回目の満月、ブルームーン&ハロウィンですね!

いきなり余談ですが、最近は、というかこれまでもそうなのですが、セッションを受けてくださる方の多くが重要なターニングポイントの渦中にいらっしゃることが本当に多く、時代の転換期ということもおそらく相まってその後の展開が速くてかなり驚いています。風の時代の先取り感。数十年、十数年に一回しかない”始まり”のタイミングで偶然受けてくださるのは結構ミラクルなのですよね。

と同時に、世の中的には年末のグレートコンジャンクション(=風の時代の突入)ですごく盛り上がっている一方で、個人のサイクルで見たときには下準備や舞台裏の時期である人ももちろんいらっしゃいます。そういう人は皆さん割と共通して「何となく最近の(占星術的な)ブームや勢いについていけてない気がするのですけど、、、」といったお悩みを持っていたりします。

この「波に乗れてないような」感覚を何となくお持ちの場合は、実際星廻り的にも個人レベルでは大きなターニングポイントはまだ先だったりすることが多いのです。すさまじく速く展開していく人と、まだ準備期間の人、どちらが良い悪いなんてもちろんありません。集合意識での大きなサイクルの影響は確かに誰もが受けるものではありますが、やはり個人レベルで見たときには一人ひとり異なっているというのが実際のところ。

ただ、どんな状況にいたとしても普遍的に言えることは「自分の直感を信じられる人は強い」そして「ハイヤーセルフと繋がっている人は的確な判断をしている」ということです。「皆はこう言っている、でも私は今こう感じるからこの感覚を大事にしよう」と自分の内なるリズムで進める人は、占星術のことを知らなくても、世情が不安定であっても、なぜか自然と波に乗っています、もうこれは間違いありません。

私自身、定期的に星読み情報を書いておりますが、記事でお伝えすることと個人セッションでお伝えすることは、その人の星廻りによっては全く真逆であることも多々あるわけです、笑。だからこそ、世の溢れる情報に翻弄されず自分自身を信頼する基盤を作っていくことを第一に心がけていただきたいと思っています。そしてその上で参考になる部分は大いに使っていただきたいなと。

ということで今回も、現在の星の配置の影響下でどんなことを意識しておけばいいか、今の時期を有意義に過ごすためのポイントなど、星廻りからお伝えできることをシェアしたいと思います。宇宙のサイクルに乗って素敵な時間を過ごしていただけましたら幸いです。

10/31 牡牛座満月のこと

牡牛座満月

月は牡牛座、太陽は蠍座、両者が180度の関係に位置し、刺激し合う関係になる今回の満月。

今回の満月のテーマは、(以前の記事でも既にお伝えしましたが)、”豊かさに関するアウェイクニング”です。そして私からの提案はシンプルです。

  1. 自己が存在することの豊かさを味わうこと
  2. Be here now、今この瞬間を愛でること
  3. 身の回りに溢れている無限の豊かさを味わうこと
  4. 既に自分が享受しているものに一つひとつ感謝をすること
  5. 受け取り上手になること

牡牛座での満月のとき、JOYLEでは毎度かなり似たような内容を繰り返しお伝えしているのですけど、それは書くネタがないわけではもちろんなくて(笑)、それほど多くの人が”豊かさ”に関する制限やブロックを経験していて、集合意識のカルマとしてもかなり根強いものがあるからです。

そしておそらく、上の提案だけでは具体性に欠けると思うので。

満月時はもちろん、できれば11月15日のさそり座新月の時ぐらいまで意識しておいていただきたいアクションが以下です。

牡牛座満月から蠍座新月に向けてのおすすめアクション
1.自然の中で時間を過ごし大地・自然の豊かさを感じる

→地球から受け取る、カラダ全体で感じる”豊かさ”。生命力を取り戻す。ルートチャクラの活性化。

2. アロマやマッサージ、料理や音楽などで五感を刺激

→五感を堪能し、内的世界で豊かさを感じる。

3. 自分が既に”持っているもの”を列挙し、一つひとつ感謝し、充足感で自分を満たす

→自分の現在の状況に感謝する重要性、すべては”いま”の状態が未来を決定します。

4.「自分はあらゆる豊かさを受け取るに値する」を口癖にする

→「私なんて〜」と思いがちの人は特にこれ大事!

5. 金額ではなくて「自分がワクワクするか/自分をより幸せにしてくれるか」で選ぶ

→いつも値段だけで決めているとモノの目利き、つまり「あなたにとってそれが本当に価値があるのかどうか」が失われます。自分自身の価値基準に従って選ぶこと。

といった感じです。(twitterをフォローしてくださっている方は、普段から私が定期的に上のようなことをつぶやいていることをお気づきだと思いますが、実は牡牛座テーマに関するつぶやきがかなり多いのです。。)

上記の事柄はもちろん普段から心がけることがベストですが、特に牡牛座満月では”リッチマインド&リッチ体質”を活性化しておくことが大事なので、ぜひ意識してみてください。

満月は感情が高ぶるタイミングでもあります。普段なら菩薩レベルで穏やかな人でも「なんだか気持ちがザワザワorソワソワする」といったことを感じやすいかもしれません。内的な緊張がもたらされやすい時でもありますので、ゆったりと休息時間を取ってあげるようにしてください。

やる気が出ない、動きたくない、眠い、なども全然OK!特に今回は月が牡牛座ですからこのあたりは出やすいかもですね。どんな気分であったとしても、五感をフルに活用して、自分のカラダの声に耳を澄ましてあげることがポイントです。そうすることで、今のタイミングで自分に何が必要か、何が自分を喜ばしてくれるのか、逆に何を手放すべきか、などを感じ取ることができるでしょう。

ということで、あとは補足的な感じで、現在の星廻りについてお話します。(補足にしては長いのですけど。)

太陽蠍座シーズンの現在

牡牛座満月_蠍座

まずは蠍座太陽について。今回の牡牛座満月は太陽さそり座シーズンの流れの中で起こるものですので蠍座について把握しておくのがgoodです。

太陽が蠍座に滞在する約1ヶ月間(10月23日〜11月22日)は、下記のような蠍座テーマを心がけておくことによって太陽パワーを得て次なる道を切り開きやすくなります。

  • 人間関係では「親密さ」と「信頼」がキー
  • インナーパワーを強化(蠍座は”Power”を司ります)
  • 相手と、対象と、深く関わる沈潜力
  • とにかく集中モードで
  • 本音を大事にする
  • 情熱を注ぎ込む対象を見つける
  • 愛とエロス強化月間
  • 資産運用強化月間
  • 生と死についてなど根源的なことを考えるのも好相性
  • ミステリーやオカルト、深層心理などの理解度がアップ
  • 無難なものを選ばない、「これしかない」唯一無二のオンリーワンを
  • 100人いたら1人にyesと言ってもらえたらそれで良し
  • 第六感を研ぎ澄ますワーク推奨(見えない世界と繋がる回路が開くとき)
  • 嫉妬や猜疑心には注意

前回の天秤座シーズンで「中庸/バランス」を経験したとして、その次の蠍座では出来る限り「偏ってしまう」ことが自分を大きく変容させる鍵となります。脇目も振らず何かに没頭できる時間を持つようにすると、内なる変化や進化を感じやすくなると思います。

「極める」ことを意識しておきましょう。

人にも物事にもあらゆることにはウラとオモテがあると思いますが、裏面を担当するのが蠍座。「表面的なキレイゴトじゃなくて真実はどうなのよ?」という本音の部分を大事にしていきたいところ。たとえそれが、心地の良いものでなかったとしても、傷をえぐられるようなものであったとしても、深みの極みまで振り切ったときにこそ人はトランスフォームするのです。

淡々と任務の遂行を

太陽が蠍座を運行する中、逆行中の水星が先日蠍座から天秤座へと戻りました(10月28日)。と、ほぼ同じタイミングで金星が乙女座から天秤座へ。金星は今回の牡牛座満月のルーラーでもあるので要注目なのですが、何よりも金星にとって天秤座は、牡牛座同様とても居心地の良い場所です。”品の良い世界観”を嗜みたい金星天秤座シーズン(10月28日〜11月21日)。

ということで現在は、蠍座エネルギーが漂っていると同時に、天秤座のエネルギーも強くなっているときでもあるんですね。あなたの人生の何らかの領域が深みに入っていくor集中モードになっていく一方で、必要に応じてバランスを取ろうとする調和感覚や人との共生、美意識やセンスもupしている感じです。今回の満月のエネルギーが重いな〜と感じる人は、フラッとショッピングに出かけたり美容院に行ったり、友達と食事に行ったり、という感じで気分転換をするのも良さそうです。

水星に関して現在注目しておきたいことが一点。満月前後から、11月11日に水星が再び蠍座に移動するまでの期間、計10日と少々ありますが、リアリティを直視させる土星から、知的活動を担当する水星に鋭い刺激がバシバシとやってきます。さらに11月4日以降水星は順行へと転じるので、前進モードが強まります。

このことから言えることは、人とのやりとりや交渉ごと、仕事などのあらゆる作業を含め、「あなたが今”やるべきこと”を淡々と進めるのがgood」だということ。蠍座太陽の没頭力もブレンドされ、「有無を言わさぬ集中モード」といった感じなので、ゆる〜いリラックスモードばかりでいると星廻りを活かせません、笑。水星&土星が活動サインにてハード関係でタッグを組むときは、安楽や休息を求めるよりも、もう覚悟を決めて「淡々と」進める&動くことでハイクオリティな集中力を得たり、能率が格段にupするナイスな期間へと変貌します。シリアスな思考になる暗示ではありますが、活かし方次第で仕事的にはすごく使える流れです。

もちろんご自身の無理のないペースでやっていただければ結構ですが、満月周辺で休息を与えてあげたなら(←ここは大事)、そのあとも土星-水星間の影響は10日間ほどありますので、やるべきこと、終わらすべきこと、滞っていた諸々のタスク遂行など覚悟を決めてしばし頑張ってみると良いでしょう。

逆に、手を動かさずに、あるいは行動せずに頭の中だけであれこれ考えていると、マイナス思考に陥ったり、やたら悲観的になったり、ネガティブな思い出ばかり浮かんできたり、といった可能性を同時に秘めている時期です。そうなりそうになったときこそ、今お伝えしたことを思い出していただき、悲観したり落ち込む暇もないぐらい淡々と活動に没頭することを意識してみてください。

(ただ、現在蠍座シーズンなのでドロドロした感じになったり自分の闇に向き合うなどしてあえて底まで行ってしまうのも全然アリです。落ちるとこまで落ちたら一気に変容を遂げられる可能性。そのあたりはご自身の状況に合わせて、ハートが求めていると感じる方を選ぶようにしてください。)

ブレイクスルー&ブレイクダウン

牡牛座満月

話は戻って太陽、そして月の話。満月時、太陽と月は天王星からのエネルギーをダイレクトに受けます。月が天王星と完全に美しく重なっているため、今回の牡牛座満月は天王星の影響が強く出る可能性があります。「変化」の暗示ですね。

天王星は変革の星。あなたにとって「突然の」あるいは「予想外の」チェンジをもたらすのが天王星です。事象が起こりうる領域は人それぞれですが(仕事or家庭その他いろいろ)、いずれにしてもこれまでの現状維持から一転して変化することを促され、実際に自分の在り方や方向性を”変える”流れが起こってきそうな気配です。依存していたものがあった場合もそこから離れようとする動きが活発になるのではないかと思います。

また、内的なレベルで「これまでのパターン化された自分を卒業しようとする意志」が高まることもあるでしょうし、天王星が暗示する”離反”を考慮すれば、実際にこの満月の流れの中で仕事を”辞める”方向になる人も少なくないかも、と思ったり。(偶然にも、既に私の周囲でも11月&12月で仕事辞める人続出中。)

さらには、天王星の強力な作用の余韻として他にも考えられるのが、現在そして今後の金星水星&火星との諸々の関係性によって、「リレーションシップについて見直し」が起こり、新たなステージがやってくるだろう、ということ。これも前述の水星土星の影響と似たような期間で、満月後〜11月11日ぐらいまでにかけて漂うものなのですが、早い人だと今回の満月時の天王星パワーでトリガーとなるようなことが既に起こる可能性があります。

お相手はパートナー、家族、友人、仕事仲間など色々であるものの、共通点は「関係性の見直し/お互いの距離感を考える」いうこと。そして「(相手との)調和や協力を大事にしてenjoyしよう」と思う反面、「自分軸でガシガシやっていきてぇ」といった先導的な勢いもあって、この真逆のエネルギーで葛藤するかも、といった感じです。”他者との関わり”と”自分軸”とのバランスを、自分の中でどう取っていくかが課題の一つとなりそうなので、もし実際にそういったことがあった場合は、「どちらか一方が大事、なのではなくて、両者の”調和点”を見出すこと自体がテーマなのだ」と思っておくといいでしょう。

より関係が独立的になっていくのが良いのか、より協力的になっていくのが良いのかは、現在の状況そしてお互いにとって何が大事なのか、によりけりですが、特に太陽天秤座シーズン(9月23日からの1ヶ月間)にパートナーシップがテーマになっていた人、そして今これを読んでピンときた人はきっとしばらくの間お相手との関係性の見直しを何らかの形でしていくことになるのでは、と思います。

これまでの関係性における「パターンや習慣をあえて”崩す”」ことで、必要な刺激が発生し、新鮮な空気が入ってくることもあるでしょう。そしてこの”解放”があるからこそ、太陽蠍座シーズンの恩恵「絆が深まる/信頼関係ができる」ということにもなるのではないかなと。

所有物とお金に関するブレイクスルー&ブレイクダウン

天王星はブレイクスルーを意味すると同時に、ブレイクダウンも担当します。天王星とのコンタクトが強い今回の満月は、ポジティブに出ればこれまで見れていなかったような視点で新たな着眼を得たり、ながらく自分を制限していたものから解放される、ということもあるかと思いますが、天空図と出生図との関係によっては身の回りのモノの故障や、心身の”故障”が浮上するタイミングとなる可能性もあります。

特に牡牛座満月の影響下では「所有」や「お金」に関する長期間の抑圧や心配、恐れなどが蓄積している場合などは、その投影として何らかの不調・不具合が表出することもあります。家計の心配&資金繰りの心配などから、お腹の調子が悪くなったり、「(物理的に)首が回らない」といった諸々の身体の不調も出てくるかもしれません。もしこういった不調を経験することがあれば、ぜひポジティブな見直しの機会としてご自身の内にあるネガティブな執着や恐れ、自己価値の低下を改善していけるよう、本記事の上の方でお伝えしたオススメアクションなども試していただきたいと思います。

モノに関して何らかの故障やトラブルが起きた場合、しかもそれがあなた自身の所有物である場合は「なぜ自分はこの商品を選んだのか?」「これを所有することによって私は豊かさを得たのか、それとも自己価値が下がるような感覚があったか」を振り返ってみることも有益です。価値を見抜くこと、自分にとって”美しいもの”を徹底的に選び抜くのが牡牛座です。今回の満月のもと、牡牛座の月に与える天王星からの刺激は、あなたの価値基準を見直すきっかけを与えてくれるでしょう。

そしてもちろん向かうべきは「価値がある」とあなたが思えるものを選び、大切に丁寧に扱うことです。モノへの扱いは、自分への扱いが投影されたものです。そして自分自身への扱いは当然ながら身の回りのモノに対する扱いにも投影されているはずです。

さて一方で、蠍座-牡牛座軸で起こる満月できっと多くの人が期待したいのが「所有やお金」に関するポジティブなリターンでしょう、笑。これまでのあなたの頑張りの成就として、あるいはいつかどこかであなたが積んできた徳のリターンとして、今あなたに必要な「豊かさ」を経験するときでもあります。実際に金銭的な臨時収入があるかもしれませんし、あなたをよりリッチな気分にさせてくれるギフトを受け取ることになったり、もちろん特別なことがなくとも「豊穣な感覚に満たされる」ことを意識したいときでもあります。

一つ注意点として、「お金が欲しい」という人が陥りがちなこととして、「お金自体」が目的になってしまうことです。お金を極度に重要視してしまうのです。お金はあくまでもやりたいことをやるため、幸せであるためのツールに過ぎません。この点を忘れていると、本当は自分の元に豊かさがやってきているのに、見逃してしまう、ということが頻発します。

「豊かさ=お金」になっていると、”感謝力”も下がります。大地の恵みがあることも、おいしいごはんが食べられることも、五感があることも、根本的な資本としての”カラダ”が機能していることも含めて、全てがこの世界で生きることの喜びであり豊かさです。既に瞬間瞬間受け取っているものは無限にあるわけです。こういった幅広い意味での根源的な豊かさを感じるようにしておくのが、今回の牡牛座満月でも重要なポイントだと私は感じております。

特に今回は天王星とダイレクトにコンタクトを取る牡牛座満月。どこから豊かさがやってくるかなんて分かりません、「えー!?そこから来るの!?」みたいな感じでやってくる可能性もあるわけです。となると、準備態勢として「あれもこれもそれも全部ありがたい、あーなんて自分は豊かなんだー」とキャパ広めで構えておくのが賢明なのでは、と思います。

次の新月に向けて、いま大事なこと

牡牛座満月2

また、11月の中旬以降は牡羊座火星が順行となり火星パワーが強まります(11月14日〜)。この時火星が目指すのは「我が道を我がペースで自分なりに突き進む」といった感じで、今回の牡牛座満月あたりで吸収した天王星の”自由や独立”そして”アウェイクニング”のエネルギーが巡り巡って効いてくるのが、火星順行となる11月14日以降になるはず。

この前日11月13日には木星と冥王星が重なるので”パワーの拡大”があることも明らかです。社会レベルでは「多大な富が動く」とか「パワーバランスがドーンと変わる」みたいなことがもしかするとあるかもしれませんが、個人レベルでも何か大きなものが動く可能性がありますよね。

(そういえば前回の記事の最後で思いっきり派手な誤記ありました!木星がぴったり重なるのは冥王星のみです。木星と土星がぴったり重なるグレコンは12/22です!何卒、水星逆行の影響ということで。失礼シマシタ)。

そして、奇しくも次の新月=さそり座新月は、火星が順行になる翌日の11月15日!新月時には、月と太陽は山羊座に滞在する天体たちからのサポートをガッシリと受けている状態で、実行力&実現化のエネルギーもUP。これら一連の非常にダイナミックな動きがある中でフレッシュなサイクルを始めるためにも、今回の満月で「不要なものを手放し、必要なもので満たす」ことが大事だなということをますます感じるのです。

今回の満月からのサイクルで大事なことは自己価値を高めておくことであり、できる限り”豊かさ”のエネルギーに共鳴し波動を上げておくこと。これらを意識しておくことで、火星が前進モードになった際に以前よりもさらにバージョンアップした「愛ある戦士」として自らの道を勇敢に進んでいくことがしやすくなります。(自己評価が低くて自己否定しまくっている人にとって、願望や理想を抱くこと、そしてそれらを叶えること、どちらも困難になることは想像できるかと。)

もはや「私には〇〇が足りな〜い」とか「私なんて〜」とか「自分には価値がないから〜」とかもうそんな考え方は問答無用で卒業してください、笑。自分と比べて誰かがどれだけ立派に見えても、どれだけ誰かが先に進んでいるように見えても、あなたの自己価値には本来影響を与えるものではありません。あなたはあなた自身でOKなのです。周囲がどうであろうと、あなたはあなた自身の目利き力を磨き、あなた独自の五感を使い、この豊かな世界を味わってください。自分を制限しているものはどこまでいっても自分自身なのです。

お金の悩みも生活の不安も、自己価値を高めることができれば恐れる必要がないことに気づくでしょう。あなたはあなた自身でいてOK、大地と繋がり、宇宙と繋がり、ドンと構え、「自分は豊かさを受け取るのに値する人間だ」「自分はどんどん豊かになっても良いのだ」と許可を与えてくださいませ!

改めて感謝&豊かさにフォーカス

牡牛座満月4

今回の満月とコンタクトを強く取る天王星に関して重要なことは、「これまであなたを縛っていた何らかの制限を解放するチャンスがやってきますよ」ということ。そしてそれは、あなた自身が古いパターンを卒業する決意をするからこそポジティブに享受できるものです。

古いパターンを卒業するためのコツは「慣れないことだからやめておこう」ではなく「まだまだ新しい世界が、可能性が、自分を待っている」と期待感で満たしてあげることです。そして期待感を落胆や失望へと転落させないためには、自分の元にやってきた新しい変化やワクワクする出来事を積極的に受け入れること。さらにはあらゆることに対して受け取り上手になることです。愛情の受け取りも、チャンスの受け取りも、報酬の受け取りも、なんでもそうですが、受け取り上手になれば、より豊かさを引き寄せることにも繋がってきます。

しかし受け取った後に「いつかそれが失われるのでは」と先行して恐れていれば、豊かさの波動が低下するのは当然です。きっと皆さん既にご存知、スピリチュアルな世界でもはや常識になっていると思われる「欠乏感にフォーカスするのではなく、既に有るものにフォーカスせよ」ということでもあります。

ではなぜ人が、”足りないもの”にフォーカスしてしまうかと言うと、過去や未来など「今ここではない、いつか」に思いを馳せ過ぎていたり、自分の内にある資源や才能を見ることなしに他者を羨ましく思ったり比較していたり、自分と繋がることを忘れていたり、美しいものへと意識を向けることをせずに好きでもないニュースやゴシップに触れて波動を乱していたり、さらには感謝の気持ちを忘れているから、というのが主な原因だったりします。

そして、これらを全て担当するのが牡牛座です。今回の満月でライトアップされる月のサイン。豊穣の星座「牡牛座」は私たちの生存の安全(生きるために必要な所有やお金を含む)をテーマとするサインですが、同時に”母なる大地”の象徴でもあります。

今ここで大地と繋がり、地球の鼓動を感じ取り、それらと根っこでは繋がっている自らの身体と五感を信頼し、生命力を取り戻し、この世界の豊かさを”味わう”こと。

人が欠乏感に苛まれ、困窮を恐れ、苦しみを感じるのは、高い可能性でこれらの感覚を失っているときです。だからこそ、とてもシンプルではあるのですが、困っているときこそ「この世界がいかに豊かなのか、自分という存在がいかに豊かなのか」を思い出すことが大切なのですね。

ちなみに、この牡牛座のルーラーである金星が、満月付近では傷ついた癒し手”カイロン”と緊張関係にあること、これはかなり注目に値するでしょう。

豊かさへのアウェイクニングの可能性を秘めた今回の牡牛座満月周辺において、そのルーラーである金星がカイロンとコンタクトを取っていることは何を暗示しているのでしょうか?

あなたの自己価値の向上や潜在的才能の開花を妨げているかつての辛い思い出や記憶、そして現在抱えている傷がこのタイミングでズキズキと痛む、ということもあるかもしれません。ダイレクトに”お金”に対するブロックや罪悪感かもしれないし、人生を謳歌することに対する恐れ、美しいものを避けてしまう劣等感、「自分は〇〇するには値しない」といった自己否定の波かもしれません。でもそういった辛い傷を癒すのがカイロンの役割。根強いブロックが表出するからこそ、同時に手放すチャンスにもなるのです。

今回の満月時において、こういった月太陽以外の星廻りでも共通の暗示があることを知れば、現在「豊穣な気分に満たされること」「自己価値を高めること」「豊かさを自分に許可すること」などがどれだけ大切か、何となく感じていただけるのではないでしょうか。

11月半ばのターニングポイント、木星&冥王星の重なり(11/13)→火星順行(11/14)→さそり座新月(11/15)の流れで新しいサイクルへとスムーズに移っていくためにも、今回の満月でリッチ体質&リッチマインドになっておくことが必要不可欠な下準備になるだろうと思います。


ということで、毎度長々と話しておりますが、次回の新月までに心がけていただきたい私からの提案は変わらずとてもシンプルです。そしてシンプルがゆえに、忘れがちなことだとも思います。

  1. 自己が存在することの豊かさを味わうこと
  2. Be here now、今この瞬間を愛でること
  3. 身の回りに溢れている無限の豊かさを味わうこと
  4. 既に自分が享受しているものに一つひとつ感謝をすること
  5. 受け取り上手になること

(あと、水星土星影響下の「淡々と任務を遂行するモード」もお忘れなく!)

皆が当たり前のように瞬間瞬間、生命の豊かさを感じ、自分を愛し、自己の価値を信じ、物心ともに豊かになっていくことを心から願っています。

素敵な満月の日を、ハロウィンを、お過ごしくださいませ〜!

それでは、本日はこのあたりで。

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