1月13日 山羊座新月。人生の創造主として、自らの”自らへの”影響力を知る

山羊座新月 占星術・星占い

こんにちは、サリーです。

2021年1月13日 14:00 山羊座新月です。

新月は、未来への意図や願望を宇宙に放ったり、新しい計画を立てるのにグッドなとき。気持ちをリフレッシュさせてNewサイクルを始めることを心がけましょう。

2021年第一回目の新月は山羊座で起こる新月。山羊座は、社会的な活動や長期的な目標・野心などと関わりが深いサインです。「これからの方向性」を定め、誓いを立てるのに適したタイミングと言えるでしょう。

現在どんなことを意識しておくのが良さそうか、星廻りからお伝えできることをシェアしたいと思います。宇宙のリズムとシンクロして有意義な時間を過ごしていただけましたら幸いです。

山羊座新月の意識ポイント

山羊座新月2021_ポイント

1月13日、地のサイン山羊座の23度で重なる月と太陽。

山羊座の23度といえば、そこから関連して思い出されるのが、ちょうど一年前(去年の一月)に起こった土星と冥王星の重なりのこと。これは山羊座22度で起こりました。過去に積み上げてきたルールや体制の強制リセットが暗示されていたこのとき。

社会レベルでは腐敗していた構造や権力の崩壊を感じさせるようなことが連続的に起こっていた時期でもあり、個人レベルでは”当たり前だったこれまでの生き方”が続けられなくなるような流れがこのときぐらいから明確にあった人もいるでしょう。

そして、言うまでもなく、その後はコロナの猛威により、世の中が変貌し、結果として個人の価値観・働き方・生き方などあらゆることが強制リセットされていく流れを、既に2020年を通してあなた自身実際に感じてきただろうと思います。

2020年1月の自分を振り返る

去年の1月に土星と冥王星の重なりがあった、そのかなり近い場所で、今年第一弾の新月が起こる。ここから察するに、今からちょうど一年前を思い返していただければ、社会がいかに変わったか、そしてあなた自身の意識も2020年を通して変容したことを、改めて感じられるタイミングになるのではないかな、というのがまず一点目。

ですので、2020年の1月を振り返ってみることは、今回の新月で新しい目標やプランを立てるにあたって現在の自分の立ち位置を確認し今後の方向性を定めるためのgoodな材料になるはず。

去年の日記やスケジュール帳を持っている人は、ぜひ実際に当時のページをめくってみて、その時から自分がどんなふうに変わったか、そして何が変わらなかったか、当時の目標をアップデートするならばどう変えるだろうか、などと色々振り返ってみてください。(”記憶”からではなく、できれば日記など実際に自分が形に残したものを参照してください。)

そして次に、今回の新月の意識ポイントとなる二点目(こちらが本題です)。1月13日の山羊座新月の一番の注目は、山羊座の太陽と月の場所には冥王星が共にいること。これについて少し話します。

自分自身のインナーパワーや変容力を知る

山羊座新月2021

冥王星が象徴するのは「Power」そして「Transformation」。ぜひとも今回の新月を、あなた自身に内在する「パワー」や「影響力」、「変容力」を呼び起こすタイミングにしていただきたいのですね。

ちなみに私がここで伝えたい「力=パワー」とは、人生の創造主として、あなたがあなた自身に与える影響力です。自分自身の在り方や「どこに意識のフォーカスを当てるか」「どんな周波数を発しているか」が、いかに自分の人生に影響を与えるのか、という意味での”自分自身への影響力”です。

自分が他者に与える影響力でもなく、他者が自分に与える影響力でもなく、自分の意識が自分の人生に与える影響力。要は、自分の人生を変容させることができる偉大なインナーパワーがあなたにはあるんだということを知ってください、というのが今回特に伝えたいことです。

(インナーパワーが強化されれば、他者への影響力が強まる、という効果はもちろんありますがそれは副次的なもの。まずは自分の意識や波動が、自分の人生に与える影響力の強さを知ることが現在最も大事なこと。)

そして、あなた自身の偉大なるインナーパワーをインストールし直すために、山羊座が得意とする「目標設定」を一つの手段として使いましょう、というのが今回の山羊座新月での提案です。

ちなみに今回の新月、冥王星の”圧”だけではなく、背後には牡牛座の火星天王星VS水瓶座の土星木星水星といった緊張関係があることも相まって、心情的あるいは状況的に「シンドイ」ことはあるだろうなという感じはします。あなたよりも圧倒的に”力”をもった人の存在や何らかの強制的な状況があなたに大きな影響をもたらす(良くも悪くも)、なんてことがあったり、アウターワールドの混乱や突発的な力が不可避なかたちで身近に迫ってくる、なんてこともあるかもしれません。

ただ、社会の変動の様相に比べると、個人の次元においては山羊座のエネルギーや冥王星の力が、「外界で物理的変化をどんどん起こし周囲に影響を与えていこうぜ」といった”外への影響力”として発揮されるというよりは、むしろ逆の方向なのではないかと私は感じています。

外へ外へと向かっていた生き方から、「自分の軸に回帰していく」ような流れ。パーソナルパワーを回復させることへ向かうような感じですね。このようなエネルギーは、人によってはまるで「外的世界での野心や目標を失った」かのような感覚としてやってくることもあるかもしれません。土の時代に、物質的繁栄を至上のゴールとしていた人には、”The 社会的成功”への野心が失われるような感覚としてやってくるかもしれません。

もし現在あなたがこのような、外界への反応が薄くなってるなと感じている(ポジティブな意味で「もう外で起きていることはどうでも良い、関係ない」みたいな)状況であるとすれば、そこにある宇宙的な目的は「そのまま自らの内側に入っていきなはれ」です。自分が自由に影響を与えられる領域にフォーカスせよ、と言われているような感じです。

外側の世界にばかり意識を向けていると、甚大な影響を受けてしまう時期でもあるのが現在。集合意識の不安や恐れに同調していると、冷静な判断が鈍ってしまうようなことにもなるかもしれません。もちろんそれは避けたいところ。

その一方で、意識を内側へと向けマインドフルに過ごし「私は私の人生を創るんだ」と自身のインナーパワーを信じることを選択すれば、今回の山羊座新月のタイミングでは本来の自分が望んでいる社会での役割や働き方、そしてそもそもどんな自分でありたいのか、といったこれからあなたが向かっていく方向がクリアーになるようなときでもあります。つまり、今後数年間の自分の在り方を設定するには最適な時なのだということです。

2023年の自分、2021年の自分

2021山羊座新月_ 目標設定

「今後数年間」の自分の在り方を設定する期間の目安として、私からは土星の周期を提案したいと思います。今回の新月が起こる山羊座の支配星は土星、ということもあり、さらに土星は昨年末に水瓶座に移動したばかり。土星は2023年の3月まで水瓶座に滞在します。言わずもがな、グレートコンジャンクションが起きたサインでもあります。

土星が水瓶座を運行する現在は、これまで無意識のなかで気づかないうちに私たちを制限してきたあらゆる”外からのコントロール”を外していく、そのスタートの時です(風の時代の序章)。知らず知らずにプログラミングされていた制限的な生き方や、平等ではない(搾取を前提とした)制度や環境を正面から見つめ、疑問視し、その古い枠組みから自分自身が自由になっていくことを、改めてこのタイミングで宇宙に宣言しましょう。

「2023年の自分はどんな人間でありたいか?どんなことをしていたいか?」

まずはここを思い描いてください。

その上で

「2021年の自分はどうありたいか?何を達成したいか?」

へと意識を向けましょう。より具体的な理想や目標を設定するようにしましょう。

水瓶座の土星から私たちが受け取る課題の一つとして「これまでの伝統や常識にとらわれずに新しい未来を創る」といったテーマがあります。インナーパワーをインストールしておきたい今回の山羊座新月では、この水瓶座の課題が前提となります。

つまり、


  • これまでの常識や制限から自由になって目標を設定すること
  • あなたを無力感に陥らせるような”カリスマ”の存在は不要
  • 大きな組織やシステムに”依存する”在り方ではないこと
  • 自分の頭で考えること、自分で情報を取捨選択する知性と情報リテラシーが必要
  • より自由にボーダーレスに、共鳴しあう者同士でコラボレーションしていくこと
  • 自分のオリジナルの流儀でやっていくこと

目標を掲げる上ではこれらの視点もポイントになるかと思います。

そして「目標」という言葉について誤解なきようお伝えしておくと、

ここで私が伝えたい「目標」のニュアンスはすごーく軽やかなものです。

「やりたくないことを毎日耐え忍んだ先にしかない夢」とか

「自分の野望を叶えるために、今日という1日を、今という瞬間を犠牲にする生き方」とか

「自分の成功のために他者を排除していくような不健全な野心」とか

「”働かざる者食うべからず”的な昭和マインド」とか

特にこういった山羊座のダークサイド的な世界観に自らを制限しないようにしましょう。

さらには、

「アツさギンギラギンなパッションに溢れてる」ような無理やりアゲアゲな感じとか

「とにかく気合いを入れてやってみます!」みたいな若き新卒モードとかも不要。

「自分が願うことは現実化して当たり前」

「やりたいことができて当たり前」

「風の時代の波に乗るのが当たり前」

ぐらいのクールかつ軽やかな心持ちで目標や理想を掲げることをオススメいたします。

(傲慢になれ、という意味ではございませんので、感謝の気持ちは常にお忘れなく〜)。

やっぱり愛で生きる

山羊座新月2021

日々を有意義に過ごす上で指針はあった方が進みやすいです、ですのである程度目標や夢は設定しておいた方がいいのです。けれど、あなたがやるべきことは目標実現、願望実現のために、「苦しむこと」や「自分や周囲を犠牲にすること」ではありません。

むしろ、自分や大切な人のために一瞬一瞬幸福であることを選び続けることが、願望実現においては近道なのだ、ということです。「幸福」という言葉が大げさに聞こえるようであれば、「ただ単に”イイ感じ”の気分でいる」ということでOK。そのためには自分の選択や意識状態にマインドフルでいることが必要不可欠で、さらにその選択は「常に愛に基づいたものであり続けること」が目標を叶える上の鍵となるでしょう。

「愛に基づいたものって何さ?」

難しく考える必要はNothing。

思考が混乱したら、自分のセンターに戻ることを思い出しましょう。

気持ちがイライラしたら、深呼吸することを思い出しましょう。

自分は不幸だと感じることがあれば、いかに命あることが奇跡であるのか思い出しましょう。

自己否定の渦に陥ったのなら、人生の創造主として自分自身こそが無限のパワーを秘めていることを思い出しましょう。

恐れに支配されている人には優しい気持ちで接することを心がけましょう。

ネガティブなニュースに気分が悪くなったら電源をoffにして、自分をワクワクさせることにエネルギーを注ぎましょう。

こんな感じで、愛の波動へとその都度戻ることを意識してみてくださいね!


ということで、話が拡散しつつありますが、

今回の山羊座新月のテーマは、(繰り返しますが)「自分自身の偉大なるパーソナルパワーをインストールし直すために、目標設定をする/方向性を定める」でした。

ぜひ今回の新月のタイミングであなたなりの目標や理想を宇宙へパーンと飛ばしてください。できれば2023年に向けての展望と、2021年の在り方を。頭の中で思い描くだけでなく、紙に書き出して、”見える化”しましょう。使用する言葉にもぜひともこだわってください。誰かが言ったことではなく、自分の言葉を紡ぐことを心がけてください。本心からの言葉はあなたの現実に大きな影響を及ぼす力を持っています。

ということで本記事は以上です!

それではあなたが素敵な山羊座新月の日を過ごすことを願って、

本日はこのあたりで。

蟹座満月top

12月30日 蟹座満月。今年も一年ありがとうございました!

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