7月21日 蟹座新月→太陽獅子座期。現在とこれからの意識ポイント

蟹座新月 占星術・星占い

7月21日 2:33頃、蟹座にて新月を迎えます。6月21日に続く二度目の蟹座新月です。

新月は、自分の意図や願いを宇宙に放ったり、新しい決意をするのにグッドなとき。気持ちを新たにして過ごすようにしましょう。

心理面や感情面に向き合い”内的な安心感”を大事にすることは、太陽蟹座期(6/21〜7/22)の主要なテーマでした。女性性的なエネルギーに意識を向けていくことで、あなたの内に潜在する共感力、母性愛、ヒーリング能力などが高まりやすかった太陽蟹座期。

まもなく太陽は獅子座に移動しますが、約1ヶ月のこれまでの蟹座シーズン、ココロのケアをしっかりしてあげられたでしょうか?

今回の蟹座新月で願い事を書くにあたっては、自分の心がホッとするのにベストな居場所を思い描いたり、安心して自分自身を出せるプライベートな時間やホームライフがどんなものなのか、あるいは理想的な”New home”を描いてみると良さそうです。

あるいは実際にこのタイミングで、”自分の心”にとって大切な居場所がどこなのか、大切な存在が誰なのか、改めて認識するようなことがあるかもしれません。

そして、新月が過ぎると数時間後には月が蟹座から獅子座に、そして翌日22日の夕方には太陽も獅子座へ移動します。知性や思考を司る水星は8月頭まで蟹座にいるものの、太陽がその本拠地である獅子座に移ると、”火のエネルギー”がグンと強くなり、エネルギーシフトが起こります。7月22日から約1ヶ月間続く「獅子座シーズン」の始まりが、かなり近いタイミングで起こるのが今回の蟹座新月の特徴でもあります。

太陽の獅子座入りによって山羊座勢力が消えるわけではもちろんないのですが、蟹座シーズンと比較すればダイレクトに対極の山羊圏から受ける範囲からは抜けるため「ここ最近大変すぎて出来なかった”何か違うこと”に気持ちを切り替えて、しばしフォーカスする」なんてこともしやすくなりそうです。

人生を切り開き自己を輝かせる役割を担う”太陽”の力が、獅子座で本領発揮するとなれば、(少なくとも蟹座シーズンよりは)未来志向に、上昇志向に、そして勇敢なモードになりますよね。

となると、「自己の意志で道を切り開こう」「人生もっとワクワクしたい/楽しみたい」といったムードは高まるでしょうし、「自分を外の世界に対して表現する/自分を押し出す」といったチャンスも作りやすくなるだろうと思います。

ということで、本記事は7月21日の蟹座新月のことに加えて、7月22日から約1ヶ月間続く「太陽獅子座シーズン」の過ごし方についてもポイントをお伝えしたいと思います。

蟹座新月について

今回の蟹座新月の主要な天体配置についてまずはお話しします。

7月21日、蟹座28度にて重なる月と太陽。今回は二度目の蟹座新月なので蟹座自体については前回の新月記事や過去の蟹座記事をご参考にしていただければと思いますが、蟹座-山羊座間の調和の促しが来ている、という点では共通しています。

蟹座が表すのは「感情面の安全/プライベートな精神基盤」、山羊座が表すのは「外的世界の安定・構築/パブリックな活動における責任」です。プライベートの居場所として主たるものは「家や家族」になるかと思いますが、もちろんそれだけではなく自分にとって「アットホームな環境や人との繋がり」も含まれるのが蟹座としての領域です。

その蟹座の月と太陽に対して、対極の山羊座土星がかなりのドンピシャ度で刺激を与えているのが今回の新月のBigポイント(180度オポジション)。

土星は制限や責任を表す天体ですから、まず月への刺激として私たちに反映されるであろうことは、「自然な感情表現が抑圧されるような」印象です。本来、感受性豊かでエモーショナルな蟹座の月に対して”抑制”がかかるため、(ほぼ無意識ですが)気持ちを抑える傾向(憂鬱や悲観)が強く出る可能性があります。

また、土星が放つ太陽への刺激としては、あなたが「こうしよう、ああしたい」と自発的な意志や目的意識をもってやろうとしていたことに対して、外的な状況や環境、あるいは権威ある存在などから”制約や抑圧”がかかってくる可能性です。

という感じで要は、新しいサイクルが始まる新月のタイミングであるものの、同時に用心深くあることを求められたり、少し物事が停滞するかもしれない可能性が暗示されているんですね。葛藤や緊張を感じることが新月前の数日間含め何かあったかもしれません。

少し振り返ってみると7月真ん中あたりは、太陽への冥王星の影響が強かったり火星がキロンを通過するタイミングでもあったので、「自分ではどうしようもない状況」にバイタリティが奪われてしまったり、自分の繊細さや傷つきやすさにヘコタレていた、なんてことがあったとしても全然不思議ではありません。

そういう感じで、何らかの形で”圧”がかかってくる暗示のある最近の星廻りではあるのですが、だからこそ今占星術的にみたときに、私たちが本能的に必要としているものや生きる活力を得るために必要なことが何なのかと言えば「自分の感情面・心理面を癒すことや、プライベートなくつろぎ」を忘れずにいること。自分に厳しくしすぎたり、心のケアがすっぽり抜けると、精神的にすごくキツくなる可能性があるからです。

ここ最近ずっと仕事に勤しんでいる人、”心の安らぎタイム”を自分のために取ってあげたでしょうか?子育てや家事など家庭内での責任が多く自分自身のことになかなか時間が避けない人、いつも家族優先で自分自身の欲求を放棄していないでしょうか?

  • 小さな喜びを選択し続ける
  • 何かに傷ついたら自分で癒してあげる
  • 頑張った時は自分を褒める
  • 疲れたら休む
  • 失敗しても自分を責めず、許す
  • 感情を素直にオモテに出す
  • 自分に愛のある言葉をかける

といった感じで、これは蟹座シーズンに限らず、日頃から自分のココロを癒すために出来ることはたくさんあります。社会的な責任や役割を優先しがちな人は特に、心がけるようにしていただきたいと思います。

山羊圏天体の影響を考えると、現在完全にはoffの状態にはできない外的状況が何かとあるかもしれません。ながらく励んでいる責任や役割から解放されて、完全にプライベートを確保して羽を伸ばす、ということはまだできない状態かもしれません。

ただそういった何らかの制限がある環境でも、「自分自身で”理想的な感情”や”安らげる時間”を生み出してほしい」というのが、本記事の前半で最も伝えたいことです。

普段、外的世界に”反応して”、誰かの言動に傷ついたり自信を喪失してしまうなど、ついつい負の感情に振り回されてしまうことにあなた自身疲れているのなら、ぜひこの新月のタイミングで「感情に翻弄される自分”卒業”宣言」をしてみましょう。

自分を苦しませる感情をリリースし、心が安らぐ状態を能動的に作っていくこと。望ましい感情への波長合わせをしていくこと、自分が味わいたい感情を丹念に自ら選んでいくこと。そうすることで、外の世界がどんな状況かに関わらず心理的にはリラックスできるようになります。

このように自分の内的な面、プライベートな側面に意識を向けてあげることで、必要な”休息”を経験できるのが今回の蟹座新月のタイミングでもあります。(獅子座がかなり近いので、もう”ノリノリのLeoモード”になっている人もいるかもですが!)

土星は必要なものは残します、不要なものは削ぎ落とします。土星のこのプラクティカルなエネルギーを上手に扱うためには、まずあなた自身が「自分にとって大切なことは何なのか」と優先順位を認識し、頑張るときは頑張る、休むときは休む、ということを”自分の心のために”マネジメントすることが重要です。

サンクチュアリ(=外の世界から守られた安全な地域・聖域)は、人間である限りおそらく誰にとっても必要なもの。自分の聖域を守るためには、あなたが外の世界で駆け上がりたい野心や野望とは相反して、何か諦めなくちゃいけないことも出てくるかもしれません。しかしたとえそうであったとしても、外の世界で頑張ったあとには、”戻ってくる場所/ココロの安全圏”が必要なのが人間という生き物。そんなことを気づかせてくれるのがここ最近の星廻りだったのかもしれません。

また、土星が真正面から太陽&月を刺激するという今回の新月は、通常の新月としての”スタートやリセット”のタイミングではあるものの、同時に”何かを終えたり、削ぎ落とす”タイミングでもある、ということを暗示しています。

今回の新月を機に新しい自分になるためには、あるいはここからの流れで何かを始めるには、「何かを終わらせる必要がある/リリースする必要がある」という感じです。そして終わらせたり手放したりするためには「何となくできればいいな〜」ぐらいでは不十分で、覚悟を決めて「No」と主張したり、「しないこと」を決める、といった何かしら積極的な選択をして、古いものを手放すための適切な努力や鍛錬が必要であることを伝えているようにも思います。

家族とゆっくり過ごす時間が欲しい、と思っていても例えば毎日12時間無休で働いていたら物理的にちょっと難しいですよね?三次元世界で生きている限り、自分の身体は一つ、時間も体力も限られています。大切にしたいものがあるのなら、優先順位を決めて、選択し、何かを”減らす”必要があります。優先順位に応じて、物事に適切な”リミット”を設けること、そして最も大切なことを守るために必要な”マイルール”に従って行動する持続的な鍛錬が求められます。

太陽土星の組み合わせは一見厳しいように思いますが、自分にとって大事なもの&そうじゃないものを認識していけば、自己のアイデンティティのコアな部分がはっきりしたり、自分の価値観の輪郭が明確になる機会となります。「成長のためには”緊張”が必要なのだ」という前向きな捉え方ができれば、今回のようなハードな天体配置のタイミングにこそあなたにとって最善の学びや成長がやってきます。

周りから求められることではなく、あなたのハートが望む”必要なもの”を残していきましょう。そしてそこから新しいスタートを切っていきましょう。

蟹座新月の願い事

新月のタイミングで、ぜひお願い事をしてみましょう。

一応、、今回は少し例外なのですが、20日の夜に願い事を書くのが良いかもしれません。21日am2時半すぎに新月ですが、その後すぐボイドタイム→月が獅子座に移動します。21日の朝に起きたときにはもう月が獅子座なのですね。まぁ、色々気にしない人はマイペースで良いのですが、笑

新月は「新しい意図を掲げる」「新しい方向に自分を向ける」「新しい自分になることを決意する」といった感じで、前向きに意図を放つことで流れを変えられる好機です。

この新しい意図を掲げることが、今回の場合「蟹座的なこと」であればベストです。下で紹介するような類の願い事を掲げるのも良いですし、そのほかご自身の現在のテーマとなっていることに関して(蟹座的じゃなくてもOK)、宇宙にあなたの理想や意図を表明しましょう。

願い事を書く前のオススメ自己対話ワーク

蟹座の願い事を書く前のシンキングポイントを書いておきます。ご参考までに。

  • パブリックな活動に対してプライベートな時間を持てているか?
  • 自分の感情を無視していないか?強がってばかりいないか?
  • 人の気持ちや感情に寄り添うことを忘れていないか?
  • 家族や身近な人に自分の素直な感情(ソト向きじゃないもの)を打ち明けているだろうか?
  • ハートベースで考えたとき、人生で大切にしたいものは何か?
  • 母親との関係はどうか?子供との関係はどうか?
  • 自分が安心できる居場所やホームってどんなところ?何が必要?
  • 自分好みの住居、エリア、環境ってどんなの?

宇宙にあなたの意図を放とう!蟹座新月が叶えてくれること

  • 家族やコミュニティを見守り育成する母性愛溢れる人になる
  • 温かい家庭を築く
  • 自分や他者の心に優しく寄り添える人間になる
  • 家族(特に母親)との問題を解消する
  • インナーチャイルド/インナーマザーに関する悩みを解決する
  • 心から安らげる居場所を得る
  • 甘え上手になる
  • 親しみやすい&近づきやすい空気で皆に慕われる人になる
  • 理想の住居&土地を見つける
  • ホームベースの仕事をする
  • プライベートを充実させる

などなど。こちらもご参考までに。あなた自身のオリジナルの文章でどうぞ。

蟹座新月時のその他の天体配置

新月時は木星と海王星が調和関係にあり、ビジョンや理想を拡大させるエネルギーが漂っているときでもあります。宇宙に意図を放つ新月のタイミングとしては理想的な天体配置です。

自分をこれまで育ててくれた人や環境に感謝しつつ、より善き生き方がどんなものが思いを馳せてみたり、心で繋がる温かい社会を妄想しながら新月の願い事を書くようにすれば、きっと良い影響をもたらしてくれるはず。

この木星と海王星の関係は7月終わり頃(7/28)にピークとなるので、新月で放った意図や願いをその後「ゆっくり日にちをかけて継続的にビジュアライゼーション(視覚化)して、強化していく」といったことにも向いています。お時間のある方はぜひ。

一方で、知性とコミュニケーションの星・水星が、牡羊座の火星&キロンとハードな関係を形成しています。

火星は、双子座金星とはサイン的に協調的な場所に位置しているため、新しいアイデアや情報に触れてワクワクして(双子座金星)、「じゃあ実際に挑戦してみよう、始めてみよう」といったモチベーションも湧き上がるかもしれません(牡羊座火星)。

ただ、新月前後ではキロンが水星とはかなりタイトに90度であることや、土星が月&太陽にこれまたタイトに180度といったハードな関係であることを考えると一筋縄ではいかない感じがあったりするので、新月の願い事などは別として「”実際に”何かを始める」「精力的に動く/伝える」ようなタイミングとしては、ちょっと待った方が良さそうな感じがします。

最善の方向へ進む前には一度冷静な深呼吸が必要なのでは、と感じさせる天体配置なのですね。

では、前進するのに良い時期がやってくるのはいつなのか。活発なエネルギーが吹き込んでくるのはいつなのか。

それが新月の後、まもなく迎える太陽獅子座シーズンです。

(えぇそうです、まだ記事は続くのです)

太陽獅子座シーズンの始まり

太陽獅子座シーズン

7月22日の夕方(17時半過ぎ)、太陽が蟹座から獅子座に移動します。ここから8月22日(23日未明)までの約1ヶ月間、獅子座シーズンとなります。

太陽蟹座シーズンに内的なケアに取り組んでいれば、感情面の安心感は強化されているはずで(その最後の締めくくりが今回の新月)、蟹座期で得た安心感があるからこそ、次の獅子座シーズンで「(自己肯定ありきで)自分を外に表現すること」ができるようになります。

ここ最近の蟹座-山羊座の緊張が抜けて、情緒や感情が大事な水サイン蟹座のしっとりしたムードも抜けて(まぁ水星はまだ蟹座ですが)、New Energyへと切り替わるタイミングです。他の天体との関係を見ても、太陽からしたら”干渉”がなくなるような印象なんですね。

太陽の本拠地は獅子座ですから、太陽パワーが本領発揮される時期。太陽パワーとは一言で表現すると「自分を、人生を、輝かせること」。獅子座に太陽が来ると、この世界であなたが自分自身を”照らす”ための新たな方法を模索する流れがやってきます。クリエイティブスピリットがONの状態なので、出生図で獅子座に天体が無かったり全体的に火のエレメントが弱い人は、それらを補強するチャンス到来です。

裏舞台に自分を引っ込めておくにはもったいない時期ですし、しんみりしたりシリアスになっていては獅子座の溌剌としたエネルギーとフィットしません。水星と火星&キロンとのスクエアの影響が7月の間は出てきそうなので「攻め過ぎな言動」には注意ですが、「人を元気にさせる/盛り上げる」ようなノリやテンションは獅子座っぽくて良いですよね。

ということで、新月が過ぎて、月が獅子座に移動して、太陽も獅子座に移ったら、テンションを上げていきましょう(もちろん無理はしなくていいです、ご自身のペースで)。あなたが内なる情熱に従って太陽のような存在になれば、自分への自信が高まるだけでなく、周囲の人々を勇気づけたり、元気づけることにもなるはずです。

太陽が獅子座にいる約1ヶ月間、普段より自己表現が上手くできたり、あるいは周囲から「すごいね!」と褒められたりでもしたら(獅子は”賞賛やスポットライト”を求める傾向)、「世界はバラ色!」「自分サイコー!」と、近頃のコロナ禍でながらく味わっていなかった高揚感を味わえるかもしれません、笑。

ただ、獅子座のパワーが強まるからといって、山羊圏の天体の影響がなくなるわけではないので、外的世界の混沌や変容はありますし、やるべきこともきっとたっくさんあると思います。でもその中でもこれまでとは違うことにいったんフォーカスしたり、未来志向&上昇志向にもっていけるかなと。そして何といっても獅子ですから「やっぱり楽しいことも大事だよね」と自分の創造性や遊び心を大事にしていただきたいと思います。

獅子座は「創造性」「自己表現」「自分への自信」など自分自身のインナーアーティストを司るサイン。新月が過ぎた数時間後には月が獅子座へ、翌日22日の17時半過ぎに太陽が獅子座に入れば(早ければ早い人はもう影響来てるかもですが)、「ワクワクしたい!」「楽しく過ごしたい!」「もっと自分を輝かせたい!」といったレオムードに。

太陽は約1ヶ月間獅子座にいるので、もちろん22日に限ったことではなく、これからしばらくは獅子座のエネルギーに共鳴していくよう少し意識してみてください。

もちろん無理して”テンションアゲアゲ”でいく必要はないですが、自然と情熱やアイデアが湧き上がってくるときがあれば、その”高揚感”は非常に大切な要素です。そういったタイミングで、新月時に掲げた自分への決意や、近頃しようしようと思って踏みとどまっていたことを行動に起こしていくと良いのではないかと感じます。

獅子座シーズンは自分を外に押し出していきやすい時期で、何かしら”演出力”に磨きをかけるのにもgoodなとき。自分をプロデュースする必要のある人は、この約1ヶ月は自分自身や自分の活動をどうやったら魅力的に魅せられるか、自分が感動するだけなくどうすれば人を感動させることができるか検討するのも◎。人生を映画に見立てて「自分という主役がどう役回りを果たしていけば自分も周囲も楽しくなるか、盛り上がるか」と思いを巡らせてみると、魅力的な企画やコンテンツが思いつきそうです。

蟹座が強調されるときに必要なものが「心理的な安全や癒し」であるとすれば、獅子座期に必要なのは「喜び」と「感動」そして「創造性」です。娯楽や趣味など実際的な遊びももちろん当てはまりますが、それよりきっと獅子座期に伸ばしてあげると良いのは、童心や遊び心をもって「楽しく生きる」姿勢です。

獅子座ってどんなサイン?どんな特徴があるの?という詳しいことについては過去の獅子座記事などをご覧いただければと思いますが、とにかく獅子座に太陽が来たら「自己卑下」や「シリアスな態度」はいったんリセットするのがGood。普段は影に潜んでいる子供心を刺激させてあげることが、「あぁ私は私で良いんだ」と自己肯定感をグッと高めることにも繋がってくるはずです。

最近しっとりモードだった人、憂鬱モードだった人は、気分を入れ替えて楽しい時間を過ごすようにしましょう。

水星と天王星の協調エネルギー(60度)

蟹座新月を過ぎてからの星の動きで、最も注目したいことが上でお伝えした太陽が獅子座に移動する点でした。そして、ちょうどその近いタイミングでもう一つ注目しておきたいことが、水星と天王星が調和座(60度)がピークになること。

水星と天王星とのこの調和関係はここ最近何度かあり、一度目が6月5日にピーク、二度目が7月1日にピーク、三度目が今回で7月23日にピーク、これを過ぎるとしばらく離れます。

水星と天王星のソフトな組み合わせは、「閃きがやってくる/普段とは違う角度を物事を考えられる/新しいアイデア・情報とのコンタクト」といった感じです。冴えた知性や斬新な発想を手にします。早い人だともう新月前に、新しい発見やこれまでとは違う方法に「キラリ!」と感じる出来事や閃きがあったかもしれません。

新しいアイデアや方法は、あなた自身の内側からやってくるかもしれないし、自分以外の誰かや何かを通してやってくるかもしれない、どこからやってくるかは分かりませんが、新奇なものを迎え入れるオープンな態度でいることと、普段は見ないリソースからの情報などもこういう時には積極的に見るのがオススメ。

テクノロジーと好相性なのもこの天体配置です。デジタル機器やネット環境の刷新、ソフトウェア&アプリケーションのアップデートなどをするにも良さそうなタイミングです。

特にこれからの獅子座シーズンに自己表現や発信など「自分を外に出していくことに力を入れようかしら」と計画している人、デジタル環境を整える必要があるのなら22〜24日あたりとかでリニューアルすると良いかもしれません。リニューアルとまでいかなくても、テクノロジー関係の新しい発見があるかもなので、なにかあれば前向きに取り入れてみましょう。

いずれにしても水星と天王星のタッグは新しい斬新なアイデアを得たり、新しい方法やツールとのコンタクトが起こりやすいとき。閃きやアイデアをすぐに行動に移すことができなかったとしても、それらを記録しておくことをオススメ致します。後々役立ってくれるはずです。


という感じで、大変長くなりましたが、今回の蟹座新月とその後の太陽獅子座シーズンについては以上です。

獅子座シーズンに取り組む”獅子座的アクション”は人それぞれ異なると思いますが、獅子座の表すものが「感動」や「喜び」、そして「創造性」であることをベースとして把握しておけば、あなた自身の状況に合わせて獅子座シーズンだからこそ取り組みたいと思えることが何かしら出てくるのではないかなと思います。ご自身の状況と獅子座エネルギーを共鳴させていくようにしてくださいね。

本来、獅子座新月や水瓶座満月で書く内容を後半に結構書いてしまったので、8月の満月&新月記事は書くことがほとんど無いかもしれません!あはは。でも毎回そんなことを思いながらも最終的には長くなるので、おそらく次も、そのまた次もたくさん書くのだろうと思います。

それでは、あなたが素敵な蟹座新月の日&太陽獅子座シーズンを過ごすことを願って、

本日はこのあたりで。

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