5月19日 AM6:11頃、蠍座にて満月を迎えます。
さそり座は「死と再生」を司る冥王星を支配星に持つ星座。
前回の牡牛座新月では星読み情報を掲載しませんでしたが、今回は通常通りお伝えします。
ではさっそくですがみていきましょ〜
さそり座が表すもの
蠍座は12星座の中で、8番目のサイン。固定宮・水の星座です。
情が深く、一度掴んだものは離さない。融合して一体になる、密着感MAXの星座です。
一つ前の天秤座で出会った対人関係のあとで、特定の人と深い交流を求める段階ですね。理念的な天秤座の意識を次は情感の中に定着させていくことで、人は次なるステージへと成長を遂げるということです。
というのも、他者との深い関わりの中では、まず自分の殻を打ち破らなければいけません。自分自身を守っている殻を打ち破り、他人に対する壁をなくしていく。個人のテリトリーを凌駕していくことで、深く分かち合える融合感・一体感。
人間はエロス(生・性)とタナトス(死)という、矛盾する欲動を抱えていると心理学者のフロイトさんは提唱しておりますが、エロスはいわばポジティブに生きようとするエネルギー、対するタナトスは、破壊や死に向かって進むエネルギーのこと。この二つのエネルギーが共存するのが人間なのですが、まさにこれって蠍座的。
人が最も「生」を感じるのは「死」を予感したときです。「メメント・モリ(死を思え)」という言葉があるように、死を感じながら生きることで、生命の底力が発揮される。極限地点において陰陽が転じるのですね。。
清濁併せ吞むといった言葉が蠍座には合いますね。酸いも甘いも噛み分ける「没入スタイル」がステキな蠍座。
蠍座は社会でタブーとされる「性と死」を司る星座ですが、やはりこのあたりのタブー的な側面を見ない限り、本物の洞察や物事の背後に潜む何かを見極めることは難しいということなのでしょう。
深い洞察力と物事を追求する粘り強さと集中力、独特なオーラ、好き嫌いがけっこうある、一見穏やかだけど強い情熱を内に秘めている,,,etc サソリカラーが強い人にはそういった傾向があります。
表層的なキレイゴトにはごまかされないし、相手の奥を見ようとする眼差し。ノリでいこうとする相手からするとちょっと怖いような、でもなぜか吸い込まれてしまう、そんな不思議な魅力がある。
蠍座は自分以外のものと融合する特質があるとされますが、これは言い方を変えると他者から何かを「受け取って」「引き継いで」自分のものにするということで、これだけ聞くと欲張りな印象を受けるかもです、が、「得るものあれば失うものあり」です。自分本来の個性を発揮したり、自分のしたいことをしたり、といったセルフテリトリーを満喫するステージからは少し離れます。
一度手にしたら離さないという強さや粘り強さは、執着心に繋がりやすくもあり『いかに手放すか』が課題だったりします。深い融合から一転して、手放すことで人生をさらに変容させていくといえるでしょう。
5月19日 蠍座満月の特徴
5/19、太陽がいるのは牡牛座。牡牛座は個人の資質を使うことや才能の開発、そしてお金やモノなどの物質的なものを「所有」することに関係しています。
太陽の真向かいにいる月は蠍座。
今回満月なので物事が満ちるタイミングです。蠍座的な結実として、これまで自分の個性や欲求を二の次にして取り組んできたことに対してその結実として何かを「受け取る」ことになったり、あるいは不労所得や遺産を受け取ることになったり、というのは十分に有り得そうですね(株や不動産などの不労所得や遺族から引き継ぐお金は、自分以外の領域から受け取るという意味で、蠍座が司る分野です)。
では、満月図について詳しくみていきましょう。
今回蠍座の息がかかった月が、どんなところで発揮されるかといえば、日々の労働や訓練、健康管理など「繰り返し」が必要とされるところです。
私たちの感情的なムードとしては自分の欲を満たすために何かしたいというよりも、何かしらの関係修復や改善・再生のために、お仕事面や生活面そしてボディメンテナンスなどの見直しといった「ちょっと地味な裏方的調整」に気持ちが向きそうです。人によっては、繰り返ししてきたことを「壊す」「ゼロにする」タイミングになるかもしれません。
意識的か無意識的かには関わらず、そこには何かしら本質的な目的があったり、自分を根本から変容させるための不可欠な見直しだったり、動機は深いところにありそう。
ただ、その向かいにいる太陽が意図しているところは、がっつり自分の感覚で世界を味わうとか、才能とか資質を使いまくって稼ぐとか、自分の好きなことをする、とかです。むしろ、牡牛座に集中している他の天体たちのことも考えると、自分の五感がYESと言うものや自分の感覚にフィットするものじゃないともはやうまくいきませんよと言われているような気もします。
そして、マイワールドを築こうとする牡牛さんの息がかかった天体たちに対して、結果重視のヤギ先生の元にいる土星冥王星が言うのです。
「君たちが大事にしたいこと好きなことやりたいことはわかった。
でもあんたらそれ本気かいな??ほんまの感覚として湧いてきてることなら心から応援するけどな。覚悟できてるん?それなりに大変なこともあると思うで、確実に成果を出すがわしらの仕事やからな。ま〜だから本気度見せてもらう必要はあるわな」(注:関西人としての私的解釈)
厳しいけどサポートしてくれるってこんな感じですよねきっと。で、ここで忘れてはいけないのが、土星冥王星に加えて海王星も手を組んでいる点です。
海王星が放つスピリチュアルな力が、引き続き実利的な土星に働きかけているということは、土星さんとしてもただただ地上的な利害を目的にしているわけではなくて、宇宙的な高次元レベルにとっても同様に必要なこと、つまり「私たちの魂にとって」必要な成長を促しているということです。地上的な厳しさは、宇宙的な目的を叶えるためでもあるということ。
となると、巡り巡って私たちが個人レベルで向かう先は、前回の牡牛座新月に引き続き今回もまた牡牛座だということになると思うのですね。意志を表す太陽が牡牛座だということと、その太陽さんに秘書のようにくっついている水星の存在、これらが個人天体であるのに対して、水星太陽とタッグを組んでいる海王星土星冥王星はもっと大きな集団を導くパワーですから。
牡牛座は固定サインで、本来はじっと待ったまま動かない、変化が遅いという特徴がありますが、山羊座エリアの天体からは実利的がエネルギーが、魚座エリアからはスピ的な感知力が、という感じで両者のパワーが牡牛座エリアの天体たちを活性化します、さらにサソリの月から根源的な深いパワーも出てくるので、全体的にドバッと変容力が高い印象。ただこの変容は深層部で起こることなので、私たちそれぞれの行動力として目標に向かって実際に動くパワーがみなぎったり、とにかく前に進もう、というアグレッシブな流れにはなりません。あくまでも内向き。
ドバッと何かが変容するときには必ず新しい流れがどこかにあるものなので、これまでなかったチャンスが舞い込んだり逆にこれまであったものが失われたりして、それに連動して自分はどう動こうか迷いつつ実際に行動することになるかもしれません。
ただ、目に見えるレベルでそういう変化がないのであれば、今回は外の世界に対して積極的に打って出たりアクティブに動くよりも、ひとり時間で冷静にゆったりと自分のメンテナンスをするのが良さそうです(←これは蠍座月の度数的にも。後述します)。
宇宙的目的に叶ったマイワールドを構築するために、私たちは自らの価値観や感覚を確かなるものにすると同時に、それなりに覚悟することが求められる。このような流れに乗っていくために、蠍座的深掘りモードが役立ってくれるのだと思います。
あとはまぁ、感情や精神状態がそのまま身体に伝わりやすい数日間となりますので、気分が落ちると免疫力も落ちる、逆にいえば楽しい気分でいることで免疫力が高まります(とはいえハイテンションノリノリのアゲアゲムードではない)。
落ち着いて、ゆったりと、できる限り「いい気分」「いい気持ち」でいるようにしてください。
ちょっと話は戻って、
厳しくも頼れる山羊先生のもとにいる天体とくに冥王星が、水星にけっこう精度高めのサポートをしてくれそうです。水星も太陽同様、牡牛座の息がかかった状態なのですけど、冥王星からの後押しがどんな感じかというと、、、、五感を使いながら物事を考えたり表現したり、何かを学んだり言葉を使ったりして「とことん追求」していくようにすれば、冥王星から大きな力を得るということです。しかも冥王星は蠍座の守護星ですから蠍座満月となる今回は影響力がないわけがない。
水星が表すのは言葉や会話といったコミュニーケション。願い事は、自分の望みを「徹底的に掘り下げて」書く、また、会話であれば通常なら触れないようなディープなことについて話したり、普段なら言えない本音を自分から開示する、といった機会にすると良さそうですね。書いた願い事を「発声する」「誰かに伝える」もGood。
また、同じく牡牛座では金星と天王星が重なっていて、アナタの「好き」やビューティー、恋愛にまつわることなど『美的感覚』にまつわることにおいて、あなたの個性が異彩を放つタイミングでもあります。
自分の中にあるセンス、好みが、「えー!そういきますか!」ってな感じで発揮されていきそうな感じで、これらに対して、蟹座火星が行動面において働きかけます。蟹座に入っていることで本来の火星がもつ勢いというか強さみたいなものが少々弱ってますが、その弱さがむしろ良い影響をもたらしそう。
(↑身近なところでやや強引に例えるならば、ピアノや料理が好きだ、もっと追求したい、でも普通の教室は私の感覚とちょっと違うんだよな、ってな気分のところに「ほぅ、そう来るんですね」と感じるコンセプトや雰囲気をもった教室や講座が見つかっておぉこれだ!となる。感覚的にビンゴだと思ったんだけど、すぐ通う!みたいな行動には結びつかなかったテンションだったところ、ふとしたときに何かのついでに家族談話で話題にしたところさらっと家の人の後押しや協力が得られるとか、ちょうどその教室の近くで日常的な用事ができてそこに通うご縁ができるとか、あくまでも例えですが、そういう行動への結びつきかな〜)
満月図全体としては牡牛座が目立ち、自己信頼ベースの「私の愛する世界」を構築するために、全体が動いてるような雰囲気。冥王星や蠍座月が効いてて、表面的で一時的な「あの人がやってるから私もやろうかな」というレベルでは宇宙からあまり応援されない。嘘やごまかしは通用しない。
ですので、この満月でなにかと覚えておきたいのは、それってアナタの本心ですか、ということです。
今回の満月を迎えるのは蠍座28度で、この度数は、のんびり気ままに自分の時間を楽しむほうが相性が良いといえます。外に対していろいろ手を出してみるより、内面に気持ちを向けて精神的に充実させることを意識してみてはいかがでしょうか。
6ハウス月なので、ベースとして心の安定、体の安定があってこそ牡牛座太陽のエネルギーが切り開かれるような。ゆったり過ごして蠍座的に潜水するような感覚でいれば、それが牡牛座の資産を深く掘り下げることにも繋がるはず。
ちなみに今回は、射手座に滞在している木星以外、残りの9天体は皆さん女性星座に滞在しています。自身の内側で可能性を探るタイミングとなるでしょう。
ソウルメイトに関するスピ的視点の余談(時間ある人は読んでね!)
蠍座は、魂的な深い関係いわゆる「ソウルメイト」とも関係があるので深い男女関係とかもテーマとしては入ってきますが、そもそもソウルメイトは探すものではない、という視点は持っておいたほうがいいかなと思います。ずっとこれゆってますのでしつこいのですが。
享楽的な恋愛を楽しみたいということであれば話は変わりますが(享楽性を否定しているわけでは決してありません、恋愛は大いに楽しみたいものです!)、そうではなくて今世の自分にとって必要なソウルメイトと出会いたいんだと思っているのであれば、魂を磨き、自分の道を進んでいれば、時機がくればアナタの道のどこかでお相手とのご縁ができるものです。
それは恋愛関係かもしれないし、ビジネスパートナーかもしれないし、友人かもしれないし、そもそも家族かもしれないし、こういった現象界での関係性は人間世界のことなので、魂的にはそのあたりはあまりポイントではなくて、その関係から「何を学ぶのか」「何を経験するのか」というのが最も大事なテーマだったりします。
つまり、ソウルメイトとしてどの関係になるかは、魂にとってどの関係がベストなのか、という視点からご縁が繋がれるということ。つまり、アナタが新しいパートナーを求めていようと恋愛を楽しみたいと願っていようと、高次元世界としてはアナタの『魂』にとって本当に必要な人間、関係性をアナタの元に送り届けているということです。
となるとやはり大事なことは、『大いなる存在の一部である魂』と、その魂と宇宙パイプで繋がっている『今のアナタ』ができる限り一致して生きることなのです。
魂と今のアナタを繋ぐパイプが汚れていると、アナタの願いと魂の願いに断絶が起こります。自分の気持ちとしてはこんなことがしたいのに、実際に起きるのは全然願ってもないことばかり、みたいなことになります。そうなると、本来は深淵で広大なアナタの可能性が十分に発揮されない。
もちろん、スピ的なことがもっと入ってくるとカルマの解消が必要だったり宿命的な何かで人生が壮絶だったりと重いテーマにもなるのですが、それすらも超越できるパワーを持っているのが、結局のところ自分の好きなことをする、とか自分のままでいるとか極めてシンプルなことなのです。
「怖れ」は「愛」に勝てませんから、喜びの中で生きることによって、ダークエネルギーは後退します。
ということで説明が長くなりましたが、、、恋人がほしいとか恋愛楽しみたいといった気持ちを先行させるよりも、まずは心身ともに自分を磨くこと、自分の道を歩むこと、今楽しいと感じることを素直にやっていく、といったことを意識して行動するほうが、結局のところは近道だと思います。
あとまぁ今回は蠍座的に考えても「自分で掴みにいくより、引き寄せる。自分の元にやってきた縁を受け取る」という視点でいた方がいいですね。
5/19 蠍座満月周辺で取り組みたいこと & 意識したいこと
今回の満月周辺で私がやろうと思っていることをシェアします。
ピンとくるものがあれば、ぜひなにか一つでも取り入れてみてくださいね。
なにはともあれ感謝タイム
満月の日は、感謝の気持ちで自分を満たすのがラッキーアクション。
願い事を書く前に、まずは感謝タイムを設けることをオススメします。
普段支えてくれている人に、環境に、自分を取り巻くすべてのものに感謝するタイミングにしましょう。
約半年前の蠍座新月で書いた願い事の見直し&軌道修正
約半年前の蠍座新月(2018年11月8日)のときに、願い事を書いた人は、その内容を精査して、改めて今の状況や願いに合うように軌道修正、書き直すことをオススメします。
ポイントは、半年前に比べて成長した部分にまずは注目すること。できていないこと、叶っていないことよりも、半年前に出来てなくて「今できていること」をまずは書き出してみましょう。
そしてその上で、願いや目標を叶えるために、成長した今の自分なら何ができるかを考えてみてください。
ちなみに、うまくいかなかったこと、問題が起きて予定通りに進まなかったことについては、ただ落ち込んでも発展性がないので「何のために自分は上手くいかない状況を経験したんだろうか」という側面に意識を向けるといいですね。
本当は望んでなかったからだと今なら気づけるかもしれないし、まだそのタイミングじゃないと今なら客観的にわかるかもしれません。
過去に対して肯定的な意味が自分なりに見つけられれば、そこから「じゃあ今の自分は、どうすればいいんだろう」と、発展的な思考へと繋げやすくなりますヨ。
豊かさ波動へ移行を。
豊かさ波動を、まず自分から放つこと。これは5月5日の牡牛座新月でフォーカスしてお話しました。お金とか才能が欲しいと願う前に、すでにある豊かさに気づき、そこからエネルギーを放つことがとても大事だからです。
天王星がまだまだ牡牛座にいるので、この豊かさマインドを身につけられるかどうかで、お金の価値観やスタイルが大きく変わっていくであろうこの天王星牡牛座期の波に乗れるかどうかも決まるとも考えられる。
あなたが今どんな状況でいたとしても、豊かさマインドを身につけることはいつだってできます。まず、意識レベルから変革を起こしていきましょ〜!
豊かさマインドを強化する方法を前回の記事で紹介してますので、併せてぜひどうぞ。
何度も繰り返し経験する出来事や感情に向き合おう。
蠍座も、蠍座の守護星である冥王星も、心の深部とか魂の変容に関わりますが、このあたりは厄介なテーマになりやすいです。
何度も何度も自分が経験している同じような思いや出来事、出会いというのは、やはり何かしらの「課題」がある。すでにループができている場合、覚悟をもってそこから学ぼうとする態勢を取り直さないと、流れがなかなか変わってこないんですねぇ。
パターンを見抜いて、そのループから抜け出すための方法としては、自分が何のためにその体験を何度もしているのか、何を学ぼうとしているのか、という視点で振り返ることです。「自分はなぜ何度も同じようなことに巻き込まれるのか」の「なぜ」ではなくて、「自分は何を学ぶために何のために、それを経験することを選んでいるのか」という「なんのために」に意識を向けること。主体的な視点で捉えるようにしましょ〜。
ネットリとした不要な感情(執着心や復讐心、ジェラシーとか)をリリース!
他者に関わる粘着性のあるネガティブな感情。ぜひ満月のこのタイミングで手放したいところです。
蠍座は、この人!って決めた人がいたらもう自分がその人の一部になるぐらいに深く関わっていくようなイメージです。目覚めていない状態のサソリだと、執着心とか嫉妬心に繋がりやすいということがイメージできるかと思います。
そしてそういったネガティブな感情をオモテに出さず、隠すのもまた蠍座的。隠しますから、どんどん自分の内側に溜まっていきますね。なかなか取りづらくなるんです。だから今回の満月が、そのような毒を抜くタイミング。
ただでさえ嫉妬心や対抗心、ジェラシーといった感情は感じないようにしてる可能性が高いので、そういった隠しスポットに焦点を当てるのはサソリパワーが効いてるときが良いですね。
あの人の言動はいつもすごい気になる、でもなんかムカつく、とか。なんだかあの人を見ていると癪にさわる、といった気持ちも、憧れの気持ちが反転してる可能性大。素直に憧れることができない。
でも大事なことは、誰かに嫉妬心や対抗心(良く言えば「憧れ」)を抱くということは、あなたにそのタネがあるから、あなたがその人のような存在になれる可能性があるからこそ、その人に反応するということです。
誰か特定の人に執着しているのあれば、それを自分で認めた上で、自分もその人の魅力を同じように身につけたり、同じようなポジションにつけるんだという意識と自信をもつようにしてくださ〜い。
自分の望み・価値観を徹底的に掘り下げよう
今回の満月では、言語を司る水星に対して冥王星が良い影響をもたらしてくれるので、その恩恵を受けるために、言葉やコミュニケーションで「深掘りする」意識でいるのが良いのではないかなと。
牡牛座水星なので五感を使いながら物事を考えたり表現したり。今回書く願い事もそうです。願いの深掘り。
また、何かを学んだり言葉を使うときも「深さ」を意識してみるとか。
蠍座満月 願い事を書くときのポイント
願い事は、満月になってから24時間、できれば8時間以内に手書きで書きましょう。
願い事の数は多すぎると宇宙に放つ気が散漫になるので、10個程度が良い感じ。
あと、縦書き&筆ペンで成就力が高まります。
満月では、「手放したいもの」について書いたり、未来のことを願う場合は既に叶ったことをイメージして「感謝モード」で書くことがポイントです。「既に自分は満たされている」という感情に浸るようにしてください。
書く前には、机の上をきれいにして、空気を入れ替えて浄化して、できればアロマなどを焚いたり、ヒーリングミュージックを聴くなどして、できる限り自分の気持ちが清浄になるよう心がけてみてください。深くリラックスして、自分の内面につながるように。
願い事を書く前に。深呼吸でリラックスしてα波を出そう
自分の本音に気づいて魂に沿った願いを放つためには、自分自身がまずリラックスする必要があります。数分間、深呼吸をすることから始めることをオススメします。
書き終わった後は、声に出して読み上げよう
願い事をすべて書いた後は一度声に出して読んでみてください。耳から再度自分自身に願い事を取り込むことで、願いの思いが深まりますし、逆に心の願いとズレがあったり、表現がしっくりきてないことに気づきやすくなります。そう、このズレや違和感に気づくのが大事。
読み上げて、「よしこの願いで間違いない!」と思えない場合、もっと強い望みが別にあるか、もしくはその願いにまつわることについて心理的なブロックが働いているかのどちらか。
そして、心理的ブロックを感じた場合は、チャンスでもあります。ひとまずどこかに記録を残しておいて、後日時間のある時にでもそのブロックとじっくり向き合ってみるようにしてください。
蠍座満月の願い事を書くポイント
集中力や深みが増すタイミングですから、ここは「なぜなぜ思考」が役立ちます。
なぜその願い事なのか、なぜなぜなぜ。本質的な部分を明確するようにしましょう。
また、ノリで書くのは相性が合わなさそう、落ち着いた気持ちで向き合って、自分の気持ちに嘘がないか問いましょう。
繰り返しになりますが、水星&冥王星からのパワーをもらうには、願いを深堀りすること、願いを書いた後に「発声」すること、書いた内容を誰かに「伝える」などが良さそうです。
蠍座的願い事の例
- 他者と深く関わることへの怖れを手放す
- 執着心、嫉妬心などネガティブな感情を手放す
- ソウルメイトとのご縁
- セクシャルなことに対するネガティブイメージを手放す
- 不労所得を得る
- 自分の専門分野を深める
- 財産運アップ
- サイキック能力の開発
- お金に対する不安を手放す
- アディクション卒業(アル中、ゲーム中毒、SNS中毒なんでも)
- (不要な)霊媒体質からの解放
- 本質を見抜く洞察力を得る
- とことん突き詰める探究心を得る
などなど。
あとがき
以上、5月19日の蠍座満月について見てきました。
今回はほとんど言及しませんでしたが、蠍座牡牛座といえばやはりお金がテーマでもあります。ただ、豊かさを受け取る、という意味においては自分で稼ぐことも他者から富を受け取ることも、本質的には違いはありません。
蠍座の場合は自分で稼ぐお金ではなく、他者から受け取るほうのお金ですから、最後に少し「受け取る」お金について考えてみましょう。
受け取っていいお金と、受け取らない方がいいお金がある、と私は日頃から感じています。
受け取って「良い」お金は、人に感謝されたり笑顔で渡されるお金。逆に、受け取らないほうがいいのは、ブツブツ文句を言われながら渡されたお金や、相手はこちらに渡したくないのに何らかの事情で奪うようにして受け取ったお金。
相手がどんな気持ちで渡すか、支払うかは、アナタにコントロールできる範囲ではないかもしれません。
しかも実際のところは、ネガティブな思いで満たされたお金だとわかっていたとしても、拒否するというのも難しいとは思います。
だからこそ、富を受け取るまでのあいだにアナタが意識しておくべきことは、まずは相手が誰であれ何であれ、アナタに富的なものがやってくるときには、感謝の念とともにやってくることをイメージすることです。
札束を持った天使がふわふわと楽しそうに自分のもとにやってきているイメージとかでも良いのです。紙幣に羽がついて楽しそうに飛んでいるイラストとかどこかで見たことあると思いますけど、まさにそんなイメージ。アナタの元にやってくるお金や富が「喜んでいる」ことを、イメージする習慣をつけてみてはいかがでしょう。
そして可能であれば現実世界でも、気持ちのよくない状況下ではお金を受け取らないとか(=気持ちいい受け取りの場になるような状況を自分から作る)、あるいは、可能な限りでアナタが受け取るすべてのお金が、いつだって感謝の波動をまとったものになるよう自分なりにいろいろと工夫してみることです。
でもやっぱり、相手からアナタがどんなお金を受け取るか、自分で選ぶのは難しいですよね。
だからこそ大事なことがあります。
アナタが誰かにお金を渡すときは、気持ちよく差し出すこと。アナタ自身の態度と意識から、まず変えていくことです。「アナタが変われば世界が変わる」←よく言われるコレです。
アナタがコントロールできない「受け取るお金」の波動が仮にネガティブだったとしても、それにも増してアナタが、自分の所有するお金をできる限りポジティブな状態で送りだすことできれば、豊かさポイントはプラスのままです。
感謝のなかで差し出すことを常に心がけること。相手がどうこうより、まずアナタから豊かさ波動を放っていくこと。それに尽きます。
あら、また牡牛座のテーマに舞い戻りました。
牡牛座新月でサリーは何言ってたっけと思ったそこのアナタ、ぜひまた読み返してみてくださいね!
そゆことで、今日はそんな感じかな。
ではでは、アナタが素敵な蠍座満月を過ごすことを願って、
本日はこのあたりで。