こんにちは、占星家のサリーです。
本日は「断捨離と波動」をテーマにした記事をお届けします。
断捨離には様々な良い効果があり、運気が上がる、波動が整う、人生が好転するなど様々です。私自身、断捨離を定期的に行うことで物理空間の浄化だけでなく、心と身体も浄化されることを日頃から感じています。不要なモノをもたない暮らしに変えてから「運が良くなったな」と感じることも多々あります。
このブログでは、スピリチュアルな視点から日々の生活や住まいについて考えることを定期的に取り上げているため、日頃のセッションでも住居環境や土地、パワースポットに関するご相談を受けることは多いです。
もちろん占いを通じて理想の居住環境や場所を提案することは可能です。大きな効果があることも確か。
しかし、実際に引越しをしたり居住環境を大きく変えずとも、開運する方法はたくさんあります。中でも一番取り組みやすいのが断捨離や片付けです。
そして断捨離や片付けには「人生を変える力がある」とさえ私は感じています。自分自身だけでなく、現在私が関わっているクライアントさんの中にも、人生の転機に徹底的に断捨離に取り組んだことで「人生が変わった事例」を何度も見ているからです。
そういうわけで、人生を大きく好転させたい人に向けて、運気の上がる居住環境の土台を作る上で断捨離や片付けがどれほど重要かをお伝えした方がいいかも、と思い、この記事を書くことにしました。
波動の観点から、そして私の実体験から得た効果までをお話した方がご納得いただけると思いますので少し記事が長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただき、断捨離ライフのご参考にして頂けましたら幸いです!
目次
断捨離は、誰にでも効果がある開運法
実は、私自身の活動領域である”占星術的に”観た時には、断捨離や片付けに関連することとして「スッキリした、物が少ない空間」が全ての人に合うとは限らないんですね。人にはそれぞれ異なる”安らぎ場所”が存在するからです。
- 物がたくさんあった方が安心感を得られる人
- 整理整頓しすぎるよりも多少散らかっていた方が落ち着く人
- 埃が少しでも落ちていると気になって他のことが手につかない人
- 完璧に整理整頓された美しい空間じゃないと落ち着かない人
などタイプが人それぞれだということも、気質や性格の違いを考慮すれば当然です。
とはいえ、「開運・運気アップ」というテーマでお話するのであれば
「エネルギー(氣)を循環させること」が重要なんです。
多くの人にとって大掃除や断捨離で物を減らし、空間のエネルギー循環を改善することが開運の大きな役割を担ってくれることも確か。
「掃除をすると運気が上がる」という効果がもたらされる理由は、簡単に言えば【掃除→心身と空間の浄化→運気アップ】の流れがあるからなのですが、『全捨離』という言葉もあるくらい”とにかくモノを減らす”だけでも開運効果はあります。
神社巡り、パワースポット巡りなどよりも、身近で簡単な開運方法かもしれません。
そもそも断捨離とは?
「断捨離」という言葉。私がここであえて説明する必要が無いほどに、もうかなり一般的なものになっているかと思います。
断捨離=ダンシャリ。「モノを捨て、片付けることで、心のガラクタを整理し、人生を幸せに生きる方法」です。
断捨離と聞けば、ただひたすらにモノを捨てていくことだと思うかもしれませんが、断捨離は単なる整理術・掃除術というより、むしろ本来のコンセプトは「心の執着を手放すための教え」というメンタル面に重きを置くものです。
「心の執着を手放すための教え」とは、ヨガ哲学を由来とした
- 「断行(だんぎょう)」
- 「捨行(しゃぎょう)」
- 「離業(りぎょう)」
のこと。それぞれ「断=入ってくる要らない物を断つ」「捨=身のまわりにずっとある要らない物を捨てる」「離=物への執着から離れる」といった意味があるんですね。
つまり、
不要な物を断ち、捨てることで、
物への執着から離れ、
自身で作り出している重荷からの解放を図る。
そして、
心身ともに身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的
だということです。
(ちなみに「断捨離」という言葉自体は、クラターコンサルタントであるやましたひでこさんが提唱しているものです。ご本人の考えや普及内容は公式サイトや書籍をご覧になってください。)
断捨離をすることで人生が変わる、運気が良くなった、といった体験談は、さまざまなメディアでも取り上げられていますが、
ではなぜ断捨離をすることがそんなに効果を持っているのか?
「波動」という観点から考えてみると納得していただけるはずです。
波動とは?
普段は意識しないかもしれませんが、私たちは誰もが波動の影響を受けています。
「波動」という言葉は本来物理学領域からきているものなのでスピリチュアル業界の起源ではないのですが、最近ではスピリチュアルな分野でも頻繁に用いられる言葉です。
波動とは何なのかと言うと、「人もモノもすべて粒子であり、振動している。私たちはそれぞれ固有の振動数の波動を持っている。」ということ。
たとえばこれを俗世の話に結びつけるとしたら、
「もしあなたがお金持ちになりたいなら、お金持ちが放つ波動に共鳴し、彼らと同じ現実を経験するのが実際にお金持ちになる秘訣だ」ということになります。
スピリチュアル業界では割と知られた考え方だと思います。
引き寄せの法則やあらゆる願望成就のメソッドも、行き着く先は波動の扱い方をマスターすることです。願望実現の要になっているのが、波動です。
だからこそ、あなたがもし現在「自分が幸せでない」と思っているのなら。
幸せではないと感じている波動の状態で、いくら人生好転へのアイデアを考えたり方法を探しても、出てくるアイデアや方法も現在の波動から導き出されたものだということ。つまりそのままではステージをあげることはできません。
まず波動の高い世界にアクセスして、その中でアイデアや方法を考える、というのが最優先でやるべきことです。
そして波動の高い世界にアクセスするためには、当然ながら自分の環境の波動を高くする必要があります。つまり「自身の身の周りの環境」を整えることが重要なのです。
環境を変えれば、波動が上がる
引越しをしたことで人生が変わったり、慢性病に悩まされていた人が職場を変えただけで完治する、ということもめずらしくありません。
実際セッションの現場でも、
- 重要な転機のタイミングでセッションを受けてくださった方が、親から離れ一人暮らしをすることを宣言通り実行してくださった結果、劇的に変容していった例
- 30年以上も物に溢れ誰も家に呼べない人生を送っていた方が「まさに今住まいのリニューアルの時期だ!」という運勢のタイミングでセッションを受けてくださったので、断捨離と住まいの大幅なアップデートを勧めた結果、最終的には結婚をして今ではインテリアに夢中になっている例
など思い切った環境変化で人生を切り開いた人を私は何人も知っています。他にも様々な実例はありますが、皆さんに共通して言えることは、
大きく環境を変えたことで身の回りの波動が大きく変わり、その結果新たなご縁やチャンスを得た、という点です。
大きな環境変化を起こせない時こそ「断捨離」がベスト!
けれど、必ずしも引っ越しや転職といった外的環境の変化を大きく起こさなくとも、自分が普段過ごしている日常の範囲を変えていくことで、波動を調整することは十分可能です。
むしろ現在自分が過ごしている空間、つまり今の家や部屋であれば、自分自身でコントロールして取り組めるMyテリトリーですよね。だからこそ変化を自ら起こしていくことができます。
余程の転機でない限り、簡単に引っ越しや転職はできないものです。
だからこそ、自分の波動を良くしたい、周囲の人間関係を良くしたい、仕事で成功したい、願いを叶えたいという時に、すぐにできることとして、
まず自分が”いま”暮らしている家、”いま”過ごしている部屋の中を整えることが、現実的かつ最も効果的なのです。
そして自宅を整えることを目指すのであれば、最も簡単で効果的な方法が「断捨離」だということです。
断捨離で波動が上がって開運できる理由
理由①:断捨離は過去への執着の解放
自分の部屋の断捨離=過去のエネルギー・過去の波動の手放し
あなたが現在家族や恋人と暮らしているのなら、共有スペースの断捨離を徹底するには相手の意識が変わらない限り、すぐには難しいかもしれません。
けれど、あなた自身の部屋なら、あるいはご自身の部屋がなければ自分のものを置いている小さなパーソナルエリアなら、いまこの瞬間から取り組むことができるかと思います。
願望実現のための土台づくりとして、過去の手放しや古い価値観を内的自己にアプローチして解放する方法(内観法)がありますが、「そういった内面的なメンタルアプローチはちょっと、、、」という方に強くオススメしたいのが、部屋の断捨離です。
内的ワークと部屋の断捨離のこの二つ、原理は基本的には同じだと私は考えています。
部屋の断捨離がなぜ良いかと言うと、使っていないものがたくさんある部屋は概して波動が低くなるからだと言えます。
モノたちにも波動が宿っていますよね。もう既に使う必要がなくなっているものを部屋に置いておくということは、モノに宿っている過去の波動を、現在のアナタが浴びていることと同じであり、過去の自分を現在も引き続き、背負っていることと同じなのです。
特に、あなたが今何か新しいことをしたいと思っていたり、人生を変えたいと感じているならば、何かしら自分の中にスペースをつくっていく必要があります(メンタル的なスペース)。
そして、新しいスペースができるからこそ、そこに新しい何かを取り込むことができます。新しいことを始めるために、
過去の自分と決別する決意として”過去の思い出のモノを捨ててしまう
というのが、道を切り開くための、運を上げるための、手取り早い方法。
なかなか前に進むことができなかったり、行動する勇気を持てない人は、古いエネルギーが部屋に停滞しているのかもしれません。
まずは部屋に置いてある「既に使っていないモノ」を捨てることで、運の流れが変わり(好転する)、前に進むことができるようになるはずです。
「過去に対する執着」と「未来に対する不安」にとらわれているとき、つまりモノが捨てられないときというのは、「今、自分にとって何が必要か。何があれば満たされるのか。何を求めているのか」が見えていない状態です。自分にとって必要なモノや求めているモノが見えていないから、ますます不必要なモノを増やしてしまい、物理的にも精神的にもどんどんいらないモノに埋もれていってしまいます。
人生がときめく片付けの魔法:近藤麻理恵
理由②:部屋の新陳代謝は自分自身の心の新陳代謝
既に使っていないモノ、自分がもはや好きではないモノを、いつまでも自分の身の周りに置いておくのが良くないと感じている方は多いはず。
そしてなぜそれが良くないかというと、上述した通り使ってないものや好きではないものを置くことによって「古い波動が、良くない波動が、そこに停滞してしまうから」ということでした。
これらに共通していることは「停滞する=新陳代謝ができていない」ということです。
人間の体にとって新陳代謝が大事であるように、部屋にとってもモノにとっても新陳代謝は必要不可欠です。
たとえば、長期の海外出張の際などに、自宅を空き家にしておくよりも誰か知り合いに住んでもらった方が運気的には断然良いです。
その理由は「人が住むことによって、”家自体が今を生きている”状態になる」からなんですね。
長期間の空き家から”生命の息吹”がなくなってしまうと、本来の住まいという目的が失われた結果、そこに必要なエネルギーが循環しなくなるのです。
「今」という時間軸に沿って、「必要・快適」なモノだけが残るように取捨選択していくことで、家もモノも、そして人も新陳代謝されます。
そして「いま気に入っているモノ」に囲まれた生活を追求していくことで、ワクワクする豊かで楽しい精神を培うことができます。
「部屋にいるだけでなんだかワクワクする/気持ちが明るくなる」という環境になれば、常に自分が出している波動が高い状態になるので、そこで思いついたアイデアや方法は、さらに良い循環を生み出してくれます。
理由③:モノを厳選する習慣がつくと自己肯定感が上がる
既に不要なモノなのになぜか捨てられないモノや、特に好きでもないのに捨てることには抵抗感を感じるもの、というモノが存在します。
あなたにもそういったモノが自宅に残っていないでしょうか?
実はその背景には、「自分自身の弱さやコンプレックス」が暗示されていることがあります。
コンプレックスや弱さを隠すために増やしてきたモノのせいで、皮肉にもさらにネガティブな側面を強める原因になっているかもしれないのですね。
自分としてはそれらがあることで安心感を得ているとどこかで思っているかもしれません。
ですが、あなたが変わるためにはそれらは既に必要のないものかもしれず、むしろ新しいことを始めるのを阻む原因になっていることが十分に考えられるのです。
たとえば、、、
英語を勉強しようとする人が、
「英語を話せない」という気持ちから「たくさんのフレーズをまず覚えなければ」と感じ、売れ筋の英会話フレーズ集の教材を数冊購入したとしましょう。
でも毎日忙しくて、進めることができない日々が続いたとします。
「いつかやろう、いつかやろう」と思っているうちに、結局そのタイミングを失うことになります。でも、実際のところ、フレーズでコツコツ覚えることよりも、話せるようになりたいなら、まず話す場面を作ることが大事ですよね
本が唯一の勉強法でもないのはもちろんのこと、コミュニティに参加するなり、オンラインレッスンを受けるなり、色々なことができます。
なのですが、
- 机の隅に積み上げられた英語学習本を全く進められていない自分
- 英会話が全く上達していない自分
に不満を感じているせいで、脳内にノイズが生じている状態となり本当は英語を上達させるためにもっと色々なアイデアがあるのに、自由に発想ができないマインドに固定されてしまうのです。
ですので、そのように行き詰まった時にこそトライしてみる価値のあることが、お気に入りの一冊だけを残して、他のテキストを思いきって捨ててしまうこと。
厳選することで、その一冊にかける思いが変わります。
そして、その一冊を真剣に取り組んでいく中で、自分に不足しているスキルが明確になり、その時点から自分が取るべき勉強法についてポジティブに考えられるようになります(「自分に必要なのは、文法の勉強ではなくて、実際に英語で話す経験なのだ」など)。
そんな感じで、「とっておき一冊」を残しておく作戦は物事に行き詰まったとき有効です。「増やす」ことよりも「減らす」ことが打開のきっかけとなります。
あなたの部屋が現在モノに溢れているのなら、一つひとつのモノをできる限り自分にとっての「とっておき」に変えていく、という視点で減らしていきましょう。
思わぬ効果として、「厳選している」という感覚が、ゆくゆくは自己肯定感を高めることにもなることも重要な点です。
「まぁ、とりあえずこれでいいか」という「とりあえず」の気持ちで選んだモノを部屋に多く置いておくと少々厄介です。間違いなく、モノに対する扱いが雑になります。
自分が所有するモノへの扱い方は、自分自身への扱い方にも反映されます。つまり、自己価値に影響を与えるのです。
「とりあえず」ではなくて、「あえてこれを選んだ」という基準ができてくれば、それはモノに対してだけでなく、自己肯定感や自己価値を向上させることになります。どういう基準でモノを選ぶのかを自覚的に決めることは、主体性をもって人生を生きることに繋がっていきます。
私が断捨離から得た恩恵/体験談
参考までに私が断捨離からどんな恩恵を受けたかをお伝えします。
セッションの現場では私の具体例までをお伝えしていると時間が何時間あっても足りないので、クライアントさんにとってなぜ、断捨離や片付けが大切かを占星術的にお伝えするに留めていますが、記事の中でなら具体例として私自身の話を出した方が分かりやすいかと!
断捨離① 写真グッズを捨てたこと
私は以前デザイン業に勤しむ傍ら、写真活動に取り組んでいました。写真は、自分を形成してくれた大きな存在であった一方、真剣に取り組めば取り組むほど、「こう撮らなければならない」「魂の込もった写真はこうでなければならない」という”写真にまつわる信念体系”が次々と形成されていきました。
ガチガチに固めた信念と合致しないことは「間違い」であり、その信念通りに取れない自分は「敗北者」だと、どこかで感じていました。
そしてしばらく前に、上記のような写真に対する窮屈な気持ちをふと自覚した時がありました。
そのときに、「もうどうにでもなれ」という諦めの気持ちで、それまで捨てるに捨てきれなかった昔まとめた作品集や大事にしていた写真を全て捨てました。
すると…..大量の写真を手放したことによって自分を強く制限していた価値観があったことに気づくと同時に、そこから解放される自由を味わいました。
そして、解放される感覚を覚えただけでなく、今まで頑なにやろうとしていなかったSNSの可能性に前向きになれたり、新しいスタイルで活動している人たちの存在を知るなど、これまでなら縁がなかった人や情報に出会うようになったんですね。
自分が知ろうとしていなかっただけで、色々な方法があることに気づいたのです。
何より自分にとって重要な気づきとなったことは、「断捨離をすることによって、新たな方向性に、自分が”自然と前向きになれた”」という点でした。
このポジティブな態度こそが、執着していた価値観から解放されたときに起こる変化です。
この変化は、精神的にはかなり重要なものだったと感じています。
とはいえ、私がしたことは、蓄積していた過去の作品集とプリントを「捨てただけ」です。特別な儀式をしたわけではありません。
今確信していることは、溜まっていたものを手放すことによって「価値観を狭めていた大きなホコり(「詰まり」)がなくなり、自己肯定感が随分高まった」のだということ。
自分を守るかのように大事にしていた写真は、自分の新しい可能性を見えなくさせていました。それらをあえて捨てることによって、生まれ変わったような新鮮な感覚を取り戻しました。
断捨離② 本を大量に捨てたこと
以前、私の部屋には天井近くまである本棚に大量の本が詰まっていました。本棚だけにはおさまりきらず、クローゼットにも収納ケースにも床にも、、、スペースがあるところにどんどん本が積み重なっていました。
本を買いあさり日々研究していた経験は決して無駄にはなっていないと現在でも感じています。が、その一方で、当時の自分にとってやはり自分を束縛させるものになっていました。
インプットばかりが多すぎて、それに見合ったアウトプットが全然できていなかったのです。
インプット過多を感じていたタイミングで海外移住が決まり、身辺整理をする機会を得ました。そこで私は、何度も読み返したい50冊ほどを電子書籍にして、それ以外をすべて処分しました。
本好きの人にはこれがどれだけの覚悟だったか分かっていただけるかと….。
処分することは決死の覚悟でした。自分の価値がすべてそれらの本の中にあるような、本がなくなると自分の価値までなくなるような不安を覚えました。
でも、すべてを処分した後も、私はまだ生きていました(笑)。
むしろ、頭の中に構築されていたルールや価値観、思考のフレームなどが不思議なほどなくなって、それまでとは比べ物にならないくらい、自由な枠組みで物事を捉えられるようになったのです。
それまでは、何か一つ考えるにも、「こういうことをあの人が言っていたな、じゃあこうしなきゃな」というように、”先人の知恵をベースとして”大きく踏み外すことのないような思考と行動の習慣ができていたことに気づきました。
そして書籍を手放した後に起きた最も大きな変化は「自分の感覚」に耳を澄ませるようになったことです。
「誰が言っていた、誰がどう論じていた」
ではなくて、
「まず自分はどう思うのか」
という自分軸に切り替わった、というのが自分にとってはとても大事な変化でした。
知識を重視していると、自分の曖昧な感覚というのは時に信じられないものです。自分よりも偉大な人、歴史的な結果を出した人の思想を頼ることが多くなっているかもしれません。もちろん、先人の知恵は素晴らしく、学ぶべきことも果てしなくあります。
ただ、自分の感覚を信じて、前例を気にせずに、突き進む勇気や自己信頼や自己肯定感などは自分らしい人生を切り開く上では必要な要素です。
これらの自分軸で動く姿勢を断捨離を通してアップデートできたのではないか、と感じています。
私の場合は、以上の一連の出来事からもわかるように、捨てることが、人生の流れを変えるきっかけになったことは確かです。
人によってそれぞれ捨てることの恩恵は異なると思います。
現在人生で迷っている人ほど、
新しいものを得ることに励むのではなく、
”まず徹底的に減らしてみる”
という対策を取るのもアリだと思います。
削ぎ落として、削ぎ落として、最後に何が残るか。
最後に残ったモノが何か、を自分の中で実感として知っておくと、自分なりの人生の指針を作りやすくもなります。
私の場合モノがあってもなくても、お金があってもなくても、日本にいてもいなくて、ずっと「自己探求」というのは通底していたテーマでした。
そして、今ではセッションを通じて他者様の自己探求や自己実現を応援する活動をしています。自分に対してながらく行なっていた自己探求でしたが、巡り巡って他者の自己探求をサポートすることへと繋がったんですね。
ということで、
モノがなくなっても変わらず取り組み続けることが、あなたが本質的に必要としていることなのかもしれません!
効果的な断捨離のやり方
では以下で、断捨離を効果的に行うためのコツを紹介します。
私が実際に様々な方法で断捨離をしてみて効果があると感じた方法です!
捨てる際のコツ5つ
1. ありがとう、自分が解放されることをイメージする
捨てるときは、感謝の気持ちと一緒に手放すのが基本です。
2.「なんとなく」ではなく、「ときめくモノ」だけを残す
これはコンマリさんの「人生がときめく片付けの魔法」の方法ですね。ワクワク人生を送るためには必要不可欠です。
3. 理由ではなく、量で決める
たとえば、私の場合、月に何回か、まず45Lのゴミ袋を用意して、何を捨てるかわからないけど、とりあえずこの袋いっぱいになるまで処分し続ける、という強制的な断捨離をすることがかつてよくありました。
これは、イライラが溜まっているときや、自分の頭がモヤモヤしているときのストレス発散としても効果的です。
理由ありきで捨てるものを考えていくと、必要なものはまず捨てない、という考え方になります。一方で「量」を基準にして捨てていくと、普段捨てられない(けど実は不要な)モノがこの時点で捨てられることが多々あります。
4. 捨てるのがもったいなければ、売ったり譲ったりするのはok、しかしスピード感が大事
買値が高いモノだと特に、捨てることに抵抗感を覚えると思います。そういう場合はヤフオクやメルカリなどを使って、まとまった時間をとって、一気に売るようにしましょう。
自分が片付けたい、断捨離したいと思っているそのタイミングで、モチベーションがある間にスピード感を持って取り組むのがコツです。
少しでも高く売ることを優先していつまでも売れない状態になると、せっかくの手放すチャンスを逃してしまいます。
5. 買うタイミングは「なくなってから」「捨ててから」
断捨離ライフでは、ストックや備蓄は基本的にしません。
そして、「もうなくなる」というギリギリのタイミングで揃えるようにすることで、無駄のない買い物ができるようになります。
今日からできる小さな断捨離開運アクション3つ
1. 一日一つ何か捨てる
すでに使っていないモノを何か一つ、毎日減らしていきます。食器でも文房具でも服でも、どんな小さなモノでもOK!まずは手放す習慣を身につけましょう。
2. 財布の中身を毎日断捨離
不要なレシートを捨てたり、日常的に使わないカードは別の場所に保管するなどして、普段の財布から離すようにしましょう。
3. テレビ鑑賞の時間を減らす
断捨離はモノだけではありません。情報断捨離も必須。テレビから受け取る情報を減らしましょう。その分、余った時間で何か新しいことを始めるようにしてください。
本当の人生は、片付けた後に始まる
「部屋を片付けると、やりたいことが見つかる」とコンマリさんが人生がときめく片付けの魔法の中でおっしゃっていることですが、これは真実だと感じます。
自分という人間を知る上では、じっくり自己分析したり、過去を振り返ったり未来に思いを寄せたりといった精神活動は大事なものです。
ただ、スピリチュアルやメンタル面の調整に偏りすぎて、頭が既にパンパンになってしまっている人にとっては、物理的に片付けを徹底的にしてしまうのが一番カンタンなのではないか、と思います。
持ちモノは自分の選択の歴史を正確に語ってくれるもの。片付けは、本当に好きなモノを見つける自分の棚卸しでもあるのです。
そして、部屋の片付けというのは、波動を上げるための一つの有効な手段であることは間違いありません。部屋を綺麗に片付けて波動を上げておくようにすれば、自分の部屋自体がパワースポットになるんですね。
理想は、部屋にいるだけでなぜかワクワクしてどんどんアイデアが湧いてくるような状態。
それが当たり前の状態になれば、開運、運気アップどころか人生のあらゆる面が加速度的にうまく循環していきます。本当の人生は片付けたあとに始まると言っても過言ではないのです!
自分らしく生きて大開運したい人には『占星術』の活用がおすすめ
以上、断捨離について、波動の話や私の体験談も含めお伝えしました。
断捨離や大掃除で心身が浄化された後には新しいコトがきっとしたくなると思います。まずはそのような境地にたどり着いたご自分を大いに褒めることを忘れずにいてほしいです。
そして、実際に人生を刷新していくにあたっては、闇雲に新しいことを始めるよりも、
あなたの魂に沿った活動の方向性やあなたの気質や才能をいかす方向性で、
運勢的に適切な時期に進めることができれば、
お金も仕事も人間関係も恋愛や結婚も驚くような流れで好転していくものです。
- 断捨離をしたことで新しい道に進みたくなったけど何から始めたら良い?
- 私にはどんな趣味や仕事、ライフスタイルが合うの?
- 引越しや転職に適した時期はいつ?
- 自分に合う居住環境や労働環境はどんなの?
- 私は在宅ワーク向き?それとも通勤向き?才能開花するのはどっち?
- 自分らしいライフワークで物心共に豊かに生きるには?
このようなお悩みや課題をお持ちの方に向けて、あなたの生まれた瞬間の唯一無二のホロスコープを使用して魂の課題やお役目、才能や特技をお伝えするオンライン占星術セッションを提供しています。
あなた独自のお役目や才能、魂の課題を知ってこれから本気で生き直したい人、心からの生き甲斐や喜びや愛を感じられる人生を送りたい方はぜひセッションをご検討くださいませ★
こちらの記事もオススメです!
上の記事はすべて、家や自分の波動を整えるその方法やポイントについてお伝えしています。
スピリチュアル的に断捨離がなぜいいのか、ということに興味がある人は「波動」という側面から断捨離を考えてみると面白いので以前書いた下の記事が参考になるかと思います。
【波動のことをとりあえずライトにざっくり知りたい人向けの記事】
▶︎ 運が良くなる波動の法則。波動を上げるために意識したいこと
【波動のことをがっつり知りたい人向けの記事】
▶︎ 波動を知るためのおすすめ本。願望実現化 & 望む人生を引き寄せる方法を徹底解説 PART1
▶︎ PART2
▶︎ PART3
【風水ライフを始めたい人向けの記事】
▶︎ 断捨離後は風水を取り入れて、運気アップに磨きをかけよう<クローゼット編>
▶︎ 断捨離後の風水生活。寝室はリラックス&金運アップの風水で運気上昇を!
それでは、あなたが素敵な断捨離ライフを送ることを願って、
本日はこのあたりで。