12月23日 蟹座満月のこと。ルーツを考え、自分の居場所や周りに感謝と愛を注ぐとき

蟹座満月_2018 占星術・星占い

蟹座にて満月を迎えます。

22日冬至の日に太陽は山羊座に移動し、そのあとの蟹座満月。そしてこれは、今年最後の満月。

12月7日の射手座新月は、未来への願いを大きく放つタイミングでした。その後、熱い思いを胸に、一歩踏み出した人もいたかと思います。先月の満月辺りから、私の周りでは続々と、新しい「何か」のために動き出す人たちが現れたり、大きくキャリア転換しようと思い立った友人がいたりという感じで、ご本人たちは星の動きを知らずとも宇宙とシンクロしているのが何とも面白いなと感じています。

2019年度に進みたい方向が明確でない人も、新年の幕開けとともに徐々にやりたいことが広がっていくでしょうから、今回はクリスマス前の蟹座満月ということでほっこり楽しく過ごしてくださいね。

では12月23日の蟹座満月、みていきましょう

射手座新月

12月7日 射手座新月のこと。大いなる夢を胸に、未知なる冒険へ旅立つその一歩を踏み出すとき

座が表すもの

かに座_2018_12月23日

かに座は12星座中、4番目のサイン。活動宮・水の星座です。直感強し。感受性高し。愛情も懐も深し

おひつじ、おうし、双子の中で発達してきた個人のチカラを、蟹の「甲羅=囲い」の中に結集させていく段階です。甲羅の中に招き入れ、守っていくものは、人やモノ、対象はなんでもあり得ますが、キーワードは「ココロ」。判断基準が心ベースなので、いつだって心の在り方や、心地良さや、通じ合えるか、自分と相手がどう感じているのか、といったものが大事なポイントになっていきます。

自分の内側に取り込んで甲羅で守るということは、外の世界を異なるものとして、ある意味排除するということでもあります。甲羅で内を守って、ハサミで外を攻撃する(笑)。でもその分、甲羅の中に住まわせているものは、自分の一部ともいえますから、家族のごとく大切にし、愛情深く面倒を見ることができます。自らのコミュニティを守るために、神がかり的な力を発揮することができるのも蟹ならでは。

蟹座が「他者」を受け入れるとき、とても詳しく相手を吟味します。
固い甲羅の中に入れてもイイものかどうか、ためつすがめつ*するのです。
その選択基準は、お金でも法律でも道徳でもありません。
ひとえに、「キモチ」です。
気持ちが通じ合えるかどうか。感情をわかってあげられるかどうか。
思いを分かち合うことが、蟹座では、一番大切なことなのです。

引用:『星読み+』石井ゆかり:著

(※ためつすがめつ…あるものを、いろいろの方面からよく見るようす。)

甲羅の内側の世界を守ろうとする蟹座ですが、小さな世界で平和的家庭的に暮らすということでは必ずしもありません。
その甲羅は始めは小さく、家族や身内、親友などのごく狭い範囲でしか招き入れることはできないかもしれませんが、その親密な関係性の中でカニはその器をどんどん大きくすることができるのです。

仕事仲間や地域社会、そして国家、地球へと、最終的には世界中のものを内側に招き入れ、皆が一緒に安心して暮らせる世界を築くために、全身全霊で動くことができるパワーを持っているということ。

だからこそ、特に蟹座に太陽や月がある人は、時にはアットホームで保守的な甲羅を自らの手で破っていく必要があります。 さらなる大きな甲羅を手にするために、古くなったものを刷新していく、その先にブレークスルーがあるともいえるのですね。

12/23 かに座満月の特徴

かに座満月_特徴_2018_12月23日

まず今回の蟹座満月、月がホームグラウンドの蟹座にいるだけでなく、射手座の木星、山羊座の土星、魚座の海王星、といった感じで計4天体がそれぞれの本拠地に滞在しています。つまりそれだけパワーを持っているということですが、冬至の翌日ということも加わり、エネルギーの切り替えに伴う振動も大きそう。

次に、今回の満月が0度で起こること、牡羊座に位置する天王星がいい感じで影響してくること、山羊座0度に位置する太陽、木星と水星が重なっていることなどを考えると、自分の本音やココロに沿った行動をすることがまず第一のベース、そしてそのベースの中で近しい人との深い関係やコミュニケーションを通じて、やや強制的な出来事や変化があったりして、結果として問題が解決したりアイデアが降りてくる。そして山羊座太陽の意志力や実現力の後押しで、実際に自分がこれから属したいと思う場所に踏み入れることになったり、あるいは、自分が社会の中でお金に換えていけるスキルを発見したり、発見だけでなく実際に行動を起こしたりして、といった流れがあるかもしれません。

人それぞれ状況が違いますから具体的なことは控えますが、全体の流れとしては、機能性とか数値で測れる成果を求めるというより、「情感」「共感」を基準として、自分はどんなコミュニティでどんな仲間を時間を過ごしたいのか、というところを意識したいところです。何かグループに所属する、という実際の行動にまでいかなくても、精神的に自分はこのあたりのこのグループに近いものを持っている、とか、こういう人達といるのが心地よさそうなど、要は自分がどんな世界を望んでいるのかを、集団という一つの囲いの中で思い浮かべるようになりそうな予感

自分はどの船に乗るのか、どんな仲間たちと航海に出たいのかなど、自らの居場所を見定めることに、心のコンパスが向いていく。

ただ、トラウマ的カルマを示す小惑星のキロンが厳しめに影響を与えてくるので、長年抱えているトラウマを再認識する場面に出くわすかもしれません。

ちなみに、少し話が逸れますが近しい人間関係の中で何度も繰り返してしまうパターンがあったり、いつも同じような人に出会って、同じような結果になってしまう、ということがある場合、高い可能性でそれらはアナタにとって今世で果たすべき課題といえます。そこに向き合って何かしら癒す必要があったりカルマ昇華をする使命にある可能性大なのです。カルマの解消なんてどうやってするのかという話ですけど、まずすぐにできることは、向き合おうと気持ちを真摯にもつことです。シンプルですがそこからしか始まりません。むしろそこから全てが拓けていきます。

ですので、この満月周辺のタイミング、「あ、またこのパターンか」みたいな出来事が起こった場合は、スルーするではなくて、なんで自分にこういうことが何度も起こるんだろう、自分に何ができるだろう、といった感じで観察してみると、満月パワーで手放しができる可能性が高くなるはず。

先月の双子座満月でもそうでしたが、第2&第8ハウスのラインの影響で、金運アップにつながるような出来事が来る可能性もなきにしもあらず。

今回、月は8ハウスですから、自分で一から何もかも、というよりは、誰かからお願いされた仕事や誰かがやっていた仕事を引き継ぐことで、結果として自分の金運アップに繋がってくる、という感じ。必ずしも、頼まれたことがすぐにお金に直結するとは限りません。あとで振り返ったときに、あぁあれを引き受けたことが始まりだったな、というレベルもあります。

なので、満月前後で、特に身内や近しい人に「これお願い」って頼まれることがあったり、誰かがこれまでやってたけどもう他にやる人がいなくなった、みたいな場面に遭遇した場合は積極的に名乗り上げてヘルプすると、巡り巡ってあとで金運に繋がることになるかもということですね。

12月23日 かに座満月で意識したいこと & 過ごし方

かに座満月_過ごし方_2018_12月23日

ではここから、23日の満月周辺で取り組めたらいいなと考えていることをシェアしていきます。

たくさんあるので、ご自身の予定や状況に合わせて、良さそうだなと思ったものを参考にしていただければ幸いです。

なにはともあれ感謝タイム!

満月の日は、感謝の気持ちで自分を満たすのが最高のラッキーアクション。

日頃の生活のなかで感謝できることを、思いつく限り書き出しましょう。

蟹座の特徴を考慮した上で具体的にどんなことに感謝するのがいいか少し考えてみました。

帰る場所、安らげる場所があることに感謝する

カニの甲羅さながら、多くの人は何かしらの囲いに守られているはずです。それはシンプルに家であったり、あるいは会社という箱であったり、地域社会という大きなコミュニティであったり、最近であればオンラインサロンなども、安心して意見が言える場ですね。今、自分がいる安全な場所が、多くの人やシステムのおかげで成り立っていることに感謝の念を向けてみましょう。

自分のホームに対しては、いつでも戻る場所があることに感謝を。

所属しているコミュニティなどがある場合は、リラックスしたり共に学んだり励ましあったりできる場所があることに改めて感謝しましょう。

もしアナタが今、安らげる場所がないと感じている場合は、将来に自分が、心から安心してくつろげる環境や人間関係を築いていることをイメージして、先取りで感謝するようにしてください。予祝という方法ですね。予祝の詳細や効果についてご興味ある方は↓の記事でどうぞ。

予祝

予祝とは?予祝のやり方と効果。極楽のスピリチュアル願望実現法

近しい人に、身内に、感謝する or 感謝を伝える

家族や身内など関係が近しい人には毎日感謝することが理想ですが、近いがゆえについつい相手がいて当たり前だと思ってしまいがちです。だからこそ、満月のようなタイミングで思い切って「いつもありがとう」と言葉をかけてみてはいかがでしょうか。

クリスマスカードで日頃の感謝を伝える!

蟹座満月_クリスマスカード

いま既にあるものに対して人は当たり前に思ってしまいがちです。感謝しても時間がたつと忘れてしまいます。

だから、感謝タイムを設ける、せめてその時間だけは感謝することにフォーカスする。そのうちの一つとして満月の日は最適です。

では確保した感謝タイムをどう過ごすか。

いつもの満月でオススメしているのは『感謝の手紙』なのですが、今回の蟹座満月はクリスマスイブの前日ですから、クリスマスカードを書くことをオススメしたいと思います。

面と向かって改めて「ありがとう」と言うなんてハズカシイよって人も、デコレーションで賑やかなカードに紛れて「いつもありがとう」と隅の方に小さく書けるはず(笑)。それすらハズカシイなら、「Thank you!」って印字されたカードを買って、それに全然関係のないことでも書いて照れ隠ししてもいいと思うのです。

大事なことは、感謝の気持ちをカタチあるものに変えること!

口から言葉で伝えたり、手紙を書いたりして、外に出すようにしてみてください。

神社参拝で日本に感謝する

クリスマスカードはタイミングがちょうどいいのでオススメですが、身近な人という枠自体をもっと拡げてみると、そもそも「日本人」というナショナリティを持っていること自体も私たちのルーツです。

そして日本のルーツといえば、その一つとして古神道が挙げられます(諸説あるでしょうけど)。自分たちのルーツという意味で、日本古来の神様が住まれている神社を参拝して、日本を守っていただいていることに感謝する、というのも、蟹座的「ホーム」感覚になるのではないでしょうか。

約半年前のかに座新月で書いた願い事の見直し&軌道修正

蟹座新月(7月13日)のときに書いたことを精査して、改めて今の状況や願いに合うように軌道修正、書き直しをしてみてください。

大事なポイントは、半年前に比べて成長した部分は大いに自分を褒めてあげること。できていないこと、叶っていないことよりも、半年前に出来てなくて「今できていること」をまずは書き出してみましょう。

そしてその上で、願いや目標を叶えるために、成長した今の自分なら何ができるかを考えることです。

ちなみに蟹座新月のテーマは、安心できる環境を整備したり、心の基盤や生活基盤を整える、といった感じでしたので、そのあたりのことが半年前からどう変わってきたかを見直してみるとよさそうですね。

大事な人と食卓を囲もう

蟹座満月_食卓

蟹座のキーワードとも言える「家族、身内、住まい、料理」。それらをすべて含んでいるのが、自分の大事な人と自宅で一緒にごはんを食べること。

大切な人と食卓を囲み、共に食事をすることには果てしない効果があります。

忙しい日々の中で、家族や親しい仲間とあまり一緒に過ごせなかったとしても、ぜったいに守っておいた方がいいと思うことがあって(あくまでも私にとってですが)、それは食事を共にして会話する時間を設けることです。

人生において、近くにいる人と分かり合えない、相容れないと感じるときほど、悲しいものはないかと思います。こんなに近くにいるのに、考えていることが全然違う、見ているものも全然違う。人がそれぞれ違うことを考えるとそれは当たり前なのですが、結局のところその違いが問題になってくるのは、その違いをお互いが知らずにいることから始まります。

忙しくても食事だけは一緒に共にして、何かここ最近感じていることがあればシェアする、そして相手のことにも関心をもつ。食事をしながらだと、色々と聞きやすいし話しやすいものです。

ということで、12月23日の蟹座満月の夜(クリスマス前後含む)、それぞれの関係において歩み寄りを意識するタイミングになればと思います。

心許せる人と過ごす

23日満月の日は、無理してアウェイな場所に行く必要はなさそうです。クリスマスが近いので何かと盛り上がりムードですが、合コンに行って見知らぬ人と話すぐらいなら、家族と過ごした方がいい、そんな星回りです。

今自分の近くにいる大切な人や、心許せる仲間とリラックスした楽しい時間を過ごすようにしてください。

自分の心に、気持ちに、向き合う

かに座満月_感情_心_2018_12月23日

喜怒哀楽を素直に出す、ということは日頃ビジネスをバリバリにしている人達からするとめちゃくちゃ難しかったりします。

これは嫌だ、これは好きだ、これって楽しい、悲しい、傷つく、ワクワクする。

自分が感じたことに対して、その感情を外に出したり、自分自身で認めることは、ストレス軽減という効果だけでなく、自分を知る、癒すという意味でもとても大事なことです。そして、蟹座満月のタイミングでは、普段自分の感覚に気づきにくい人もセンシティブになりやすいので(良くも悪くもですが)、思わぬ感情の動きや波に捕らわれることになるかもしれませんが、それを無視しないようにしてください。

自分は大人なんだから、親なんだから、上司なんだから、と行った役割で制限せず、「人間」としてピュアに感じることを、あくまでも大事にしてほしい時期です。心に向き合うことを、自分に認めてあげましょう。

自分のパーソナルスペースを広げていくことを意識する

自分のパーソナルスペースを広げるというのは、自分の甲羅を大きくするということです。つまり愛情を注ぐキャパシティを広げるということ。

11月8日から始まった約一年間続く射手座木星期では、自分の活動領域や、視野を拡げることがラッキーアクションになります。

ローカルな世界からグローバルに、と言うと突然話が大きくなりますが、大きく考えることができれば日々の小さな行動が変わっていくことは確かです。2019年に大きく成長するためにも、自分の度量を広げる意識をもつことをオススメしたいと思います。

2018年を振り返る

12月23日の蟹座満月は、今年最後の満月です。これまで書いてきた願い事や、印象に残った出来事などを思い出して、自分の心がどんなことに動かされたのか、何に感動し、喜び、悲しみ、悔しんだのか、といった感情部分にフォーカスを当てて、この一年を振り返ってみましょう。

願い事を書くときのポイント

蟹座満月_願い事_書き方

願い事は、満月になってから24時間、できれば8時間以内に手書きで書きましょう。

願い事の数は多すぎると気が散漫になるので、やっぱり10個程度が良い感じだなと実感しています。

満月では新しく手に入れたいものについて書くよりも、「手放したいもの」について書いたり、未来のことを願う場合であっても既に叶ったことをイメージして「感謝モード」で書くことがポイント。

蟹座の満月では、自分の心の機微を感じながら、どこに自分の大事なものがあるのかを意識して、お願い事を考えるのが吉です。思考ではなく、心に問いかけるということですね。

書く前には、机の上をきれいにして、空気を入れ替えて浄化して、できればアロマなどを焚いたり、ヒーリングミュージックを聴くなどして、できる限り自分の気持ちが清浄になるよう心がけてみてください。深くリラックスして、自分の内面につながるように。

願い事を書く前には深呼吸でリラックスしてα波を出そう

自分の本音や深い願いを発見するためには、自分自身がまずリラックする必要があります。満月では気が満ちていますし、今回は蟹座ですので特に情緒の面では不安定になることがあるかもしれません。気持ちが荒れている場合は、まず落ち着いて深呼吸をして、リラックスしてから書き始めるようにしてください。

書き終わった後は、声に出して読み上げよう

願い事をすべて書いた後は一度声に出して読むことをオススメします。耳から再度自分自身に願い事を取り込むことで、願いの思いが深まりますし、逆に心の願いとズレがあったり、表現がしっくりきてないことに気づきやすくなります。そう、このズレや違和感に気づくのが大事なのです。

読み上げて、「よしこの願いで間違いない!」と思えない場合、本当の望みが別にあるか、もしくは心理的なブロックが働いているかのどちらかである可能性が高いです。

後者の場合は、心理的ブロックが外れた自分になっていることを、願い事の一つとして書き足すのがいいかもしれません。

蟹座満月が叶えてくれること

感情に振り回される自分卒業!

感情をオモテに出しすぎてしまう、逆に表現せずにためこんでしまう、どちらであっても感情に振り回されて冷静な自分を見失ってしまう傾向にある人。豊かな感受性とうまく付き合えていることをイメージしながら願い事を書きましょう。

また、突発的な気分からあとで後悔してしまうような行動を取ってしまったり、その日の気分で仕事のパフォーマンスが下がったりしてしまいがちな人もこの機会にリリースしておきたいですね。

自分や他者の心に優しく寄り添える人間になる

自分の心を無視しがちな人。あるいは、誰かの心の支えになりたい人。相手の心に寄り添うことは、自分という存在やエゴを限りなく薄くして、相手の立場や状況に一度埋没し、思いを共に感じることから始まります。そういった繊細な感受性、ぜひとも蟹座にお任せしましょう。

家族や仲間など、身近な人との問題が解決する

近いがゆえに、ふとしたことで簡単にトラブルが起きてしまいがちです。蟹座のもつ温かく豊かな愛情で、周りに平和をもたらす自分であることをイメージして書いてみてください。

新しいコミュニティやグループに入っていくことの恐れを手放す

2019年を見据えると、学びの精神はこれからますます大事になってきますので、何か新しいことを学ぶにあたって、新しいコミュニティやグループに入っていく人たちもいるかと思います。そういう時に感じる恐れや不安みたいなものは相手に起因するものではなくて、そのコミュニティを支えている人たちの愛や優しさを感じられるかどうか、というこちら側の、つまり自分自身のハートがオープンになっているか、の問題だったりします。

周りの人間の温かさや愛情を積極的に見出していくこと。

そうすると、自分が誰かの甲羅の中に入ったときにも、自然とその中の仲間たちと打ち解けやすくなります。

変化を嫌う自分を卒業して、殻を破れる人間になる

大事なものを守る甲羅は必要です。安全な環境も大事です。

でも人生には時として、大事に守ってきたものを自分や周りの真の成長のためにぶっ壊す必要があることもあります。

必要に迫られたときには、そんな大きな変化に対応できる人間でありたいですね。

2018年中に手放したい悪習慣や克服したいことを全部まるごとリリース祈願!

これはもう2018年総まとめ満月ワークということで。

星座テーマ関係なく、とにかく自分が2018年中に手放したい悪習慣や手放したもの、変えたくてもなかなか変えられずにいることを一挙にお願いしてしまいましょう。

手放しを本気で祈願すること自体が、宇宙に向けて新年の決意表明になるとも思うんですよね。私は本気で変わろうとしてます、という本気宣言。

2019年新年を迎えたらスタートモードになりますし、まもなく全天体順行ですから(1月7日〜3月6日)、前のめり系で進みたいところです。

そのための「旧態依然とした自分手放し宣言」。
新年にブランニューする準備に取り掛かりましょう。

あとがき。今年最後の願いは縦書きで。

かに座満月_願い事_日本_2018_12月23日

以上、12月23日の蟹座満月について、さまざまな角度から見てきました。

遠い世界に思いを馳せた射手座新月から一転して、今回の満月は目の前にある状況、近くにいる人を大事にしていく視点を持つことがキーです。そうすることで、射手座新月で高く掲げた目標を、日々の小さな行動の変化へと落としていけるのではないかと思います。

とはいうものの。

目標や願いを掲げてもなかなか叶わない、って思っている方もいらっしゃるかと思います。

ということで、最後に知っておいてほしい願望達成に関する情報をシェアしたいと思います。

これまで、ことあるごとに私は、このブログの中で手書きの重要性を申し上げておりますが、やはりそれは「念が込もるから」というのがまず第一にあります。

そして、書く習慣ができると自然と、自分の理想や、こんな風になれたらいいなと思っていることも書くようになります。

わたしの場合叶ったものとして分かりやすい例では、ベストなタイミングで必要な額のお金を手にしたり、様々な不思議な流れで海外生活を実現できたり、ソウルメイトに出会ったり、日々の小さなことでくよくよ悩まなくなった、などがパッと思い浮かびます。あらゆる物事の実現に役立っていたと感じるのが、日々の思いをアウトプットして頭をスッキリさせていた、という点だと思っています。

書いて、自分の思いをアウトプットすることで頭がスッキリすると、そのスッキリした余白のなかで、大事な思いがハートにまで落ちてくる構造になっているような。パイプに詰まりがないような感覚。

つまり頭がスッキリしていると、思考レベルでなくハートで感じるものに自分が反応するようになる。そしてハートで感じることを意識していると、それはだいたい本音だから、本音として祈ったことは通じやすい、ということでもあると思います。

でもこれって、特別なことをやったわけではなく、ただ書いていただけです。特別な文才も、特別なスピリチュアルパワーも要りません。

書くという行為自体に、神通力が帯びてくるのではないかと。書くことそのものにパワーが宿ると考えざるを得ない。書道などはまさにそうですよね。

で、一方で海外に住んでいた時に英語で日記を書いていた時期があって、やはりその中で願望みたいなことも書いたりしたのですが、それが全く自分の中に落ちてこない、ということに気づきました。もちろん自分の英語のレベルの問題であるのですが、文章自体に心を込めて書いても、なぜか心に残らなかったのです。

そこで、わたしがひとまず結論として感じたことはすごくシンプルで、生まれが日本で日本人だから日記や願い事は日本語で書くのがやはり一番心に残る、そして心に残るということはつまり、潜在意識に定着しやすい、ということだということ。

で、その理論で言うと、日本人だから日本語で書く、じゃあ本来の日本人的に縦書きで書くのが理にかなってるよな、ということで、私は随所に縦書きを入れるようにしていきました。

すると偶然にも、先日聴講したセミナーで、願いは縦書きに書いた方がいいと、その道のプロの方が言っていたのですね。しかもその理由も、日本人の書くリズムというのは本来は縦振動、というのも明治より前は縦書きだったから。だからDNA的に縦で書いたほうが日本人の魂に合っている、みたいな感じでした。

おそらく、自分が英語日記を経てなかったら、「へぇ」で終わってたと思うのですけど、自分自身で横書き英語を書いたときの定着のなさを実感していたのと、その後日本語に切り替えて、しかも縦書きパワーをすでに実感していたことから、このDNA話を聞いたときに、とても納得しました。

願望成就において、日本人は、日本語で書いたほうがいい、しかも縦書きで、可能なら筆で。

阿呆らしいと思われる方もいらっしゃると思うのですが、笑

日本人として日本に住むというのは、今ここがホームですよね。多くの人にとっては、いや当たり前でしょってなるかもですけど、世界的に見ると自分のホームで自分の母国語を普通に使うっていうのは、誰もができることではありません。こんなにモノリンガル(1言語しか使用しないこと)な国はむしろ先進国では日本ぐらい。モノリンガル国家の話をしたいわけでなくて、これだけモノリンガルだと日本語という言葉のパワーは日本という国の内に相当籠もっているよな、とここはスピリチュアル的に思ったりします。

言語において日本人はニッポン魂をすごく持っていて、それだけ念が籠もっているところにはある種のカルマができます(カルマは宿業という意味で必ずしも悪い意味ではありません)。だとすると、カルマと向き合っていくのが良い、その一つが縦書き文化を大事にすることなのかもしれないのです。

元来縦書きだった日本方式を、明治時代から横書きに変えていった。インターネットも横書きが当然主流です。

一方で、書籍、特に小説が縦書きだと、作家が思いを乗せやすい、読者も思いを受け取りやすい、ということで「心の繋がり」ができやすいと思うのですね(横書きだと、人の頭は論理的になりやすいというのも研究結果で出ているそう。)

こんなに横書きが溢れている現代だからこそ、ルーツを辿って、私たちが縦書きで書くことは、それなりの理由があるのかもしれないのです。少なくとも、今回の蟹座満月に限っては、そういった「ホームやルーツ」といった視点を意識するのは、星の流れにもフィットしています。

この記事を読んでくださっているのは日本人の方、その多くが現在も日本にいらっしゃる方だと思いますが、そんな日本人としてのルーツを少し考えていただきつつ、2018年度最後の願い事は、縦書きで書くことを私からは提案させていただきたいと思います。

では、本日はこのあたりで。

あ、最後に。心あったまるカニ的ワールドな(と私が思っている)二曲、どうぞ!


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