6月17日 17:31 射手座にて満月を迎えます。
射手座にはその守護星である木星もいて、月との重なり領域に。
2019年射手座木星期のハイライトと言えそうな、今回の射手座満月。
夏至(6月22日)間近の満月は、他の季節に比べると低いラインを月が通ります。ぜひ月見も楽しみたいですね!
今年12月まで続く射手座木星期は、来たるグレートコンジャンクションに向けて種まきをしておくような時期です。まぁ果敢にいろいろとチャレンジしたい年ではあるのですけど、それぞれバイオリズムや人生の波があるはずなので、チカラの入れ過ぎにはちょっと気をつけたいなぁとも思います。
射手座木星期の折り返し地点を過ぎたのに、目に見える変化を起こせていない、何かしなければと焦る、、、なんてことを最近よく耳にしていて、やっぱいろいろな情報を目にしていると、この幸運期に何か掴まなければと、焦ってしまう気持ちも出てくるよなぁと。
星読み情報もそうですが、外的な何かに急き立てられて「不安感」で動いている自分に気づいたら、ちょっとストップして、どうやったら自分が楽しめるか、心が満たされそうか、純粋にときめくか、といった視点に立ち戻り、アナタ自身のペースで進めていくこと、そのほうが最終的には満足のいく結果をもたらせそうな気がします。
溢れかえる情報に振り回されないよう、自らの内側に尋ねることを忘れないでください。100人の人がGoと言っても、アナタがNoと感じるなら、それはアナタにとってはNoかもしれない。って、今まさに情報発信をしているワタシが言うのもアレなんですけど!
そもそもの前提として、アナタはアナタのフィット感を味わえるところに進む。もしワタシの記事が参考になればそれはそれでとても嬉しいし、感覚にフィットしなければ画面をシュッと閉じればいいだけです。どの情報を受け取るかは自由なのですから。
って、今日はなぜかこんな謎の冒頭文!笑。
では、6月17日の射手座満月、みていきましょ〜。
目次
射手座が表すもの
射手座:火のエレメント/柔軟宮
【キーワード:自由・遠方・研究・海外・哲学・冒険・宗教】
研究といえば、蠍座もそういう要素がありますけど、蠍座が沈潜して深海で探求する印象だとすれば、射手座は歩きながら考え、動きながら気づき、外の世界でフィロソフィーを探索していくイメージ。運動感覚。移動感覚。旅する思想家。
また、実用的な知識を得意とする双子に対して、射手が目指すのは理想的世界を創るための哲学や思想。すぐには役立たないかもしれないけれど、生きるエッセンスとして大事な要素ですね。
旅をはじめ、海外にまつわるもの(海外文化、外国人など)は射手座にとって重要なテーマです。アウェイの地で、未知の冒険をすること。異文化・非日常を体験して見聞を広げること。射手座エネルギーを引き出すにはそういったアクションがキーとなる。
一方で、射手要素が強い人は(例:太陽や月が射手座だったり)、日常のささいなことやルーティンは卑小に感じる傾向にあるかもしれません。水アカ取ったり、お米炊いたり、家計簿つけたり、は「こんなことやってる場合じゃない!もっと大事なことが!」みたいな。
蟻と象のどっちが偉いか、なんて比較できるものじゃないのと同じように、「広大な世界への冒険」と「日々の地味なルーティン」のどちらがスゴイとかって無いんですけど、やはり遠くのものが輝いて見える。で、「今ここにはない何か」が輝いて見えるのであれば、もう素直にそこは、「何か」へと向かっていくのが然るべき行動なのでしょう。この先に何かあるんじゃないかという可能性を探ること自体が、射手座にとっては萌えポイントでもありますから。
でも実は、広大な世界や可能性は、外ではなくて自分の内側にあったんだ、と気づくことも密かなるテーマだとワタシは思っているのですが。まぁそれはさておき。
一つ前の星座である水サインの蠍座が表すのは「融合」。対して、射手座は火のサインで「独立」。集団的拘束から抜け出して自由を好み、カラッとして小さなことにはこだわりません。精神と行動の自由があってこそ、旅もできるし哲学を展開することができる。自由と引き換えにリスクはありますが、リスクを負うチャレンジ精神こそがこれまた射手座の特徴。
もしアナタが保守派で、「知らないから、行ったことないから、モゴモゴモゴ・・・」と言おうものなら、「え、だから行くんでしょ?だから面白いんでしょ?(ポカーン)」と一蹴されて終わるかもしれません。
そして射手座の解き放たれた矢は、未来の彼方へと一直線に飛んでゆくのです。
Bon Voyage!
6月17日 射手座満月の特徴
6月17日、月は射手座、太陽は双子座、両者は真向かいに位置します。
月が射手座に来ると、私たち人間のムードは「彼方にある可能性」に思いを託したくなるでしょうし、木星のエネルギーが一段と降り注ぐ今は、理想を思い描くのに最適なタイミングといえます。
ちなみに月自体は努力しない天体なので、感情的に射手座世界に満たされたとしても、それだけでは人生の発展力を発揮することができません。人生の発展や未来を作るのは太陽の存在。では太陽は、どんなエネルギーで月を照らし、自らの目的へと導こうとしているのか。
今回の射手座満月で太陽が意志するところ、すなわち私たちが個々人で目指していくところは、7ハウスふたご座です。
「自分自身」を表す1ハウスでの射手座の月に感応して、漂うムードとしては「理想の自分って何だろう」「自分はこうありたいというセルフイメージってどんなの?」「私なりの、この世界の真理って何だろう」といった感じで、自分自身や自分の信念について意識するタイミングとなりそうです。
でも、自分自身のことや、自分の信念や哲学を認識するためには、この物質世界で体現するための「対象」が必要なんですよ、とメッセージを送ってきているのが太陽なのですね。
今回の射手座満月では、普段のあなたなら遠慮してしまうほどの、かなりナイスなセルフイメージを思い描くことができるかもしれません。そしてその『新しい自己認識』の旅の先にあるのは、あなたの夢や望む未来を実現するためのご縁であり、その新しい繋がりのなかで自身の知性や能力を活かしていくことができるはず。
今このタイミングでアナタが掲げる個の意識、あなた自身のセルフイメージは、『対外的』に自分を作り出すためなんだということ。
だからこそ、セルフイメージを思い描いたうえで、どんな人と理想の未来を創っていきたいのか、どんな人となら自分の夢を叶えられるのかと、『パートナーシップを見据えた共存世界』を思い描くことも同時にぜひしておきたいことです。(結婚などのソウルメイト的パートナーだけでなく、対外的な人格を打ち出していくための協力者、仕事上の共同経営者、ビジネスパートナーなどなど。従属的な関係ではなく、「対等な」関係がキーとなります。)
射手座は物事を束ねて一つの理念にしますが、その一方でふたご座は「具体的な知識」や「事例」、つまり細かくバラバラにしていくのが本来のイメージ。ではあるものの、満月を迎える時の太陽ふたご座の度数を見てみると、「物事の本質を探求し、必要なエッセンスに集中する」というステージなんです。
なので、太陽双子座的にもやはり射手座同様、理想をきちんと定める、自分の理念を掲げる、という点が共通している。あなたがこれまで現実の逆境やプレッシャーを乗り越えてたからこそわかる、自分にとって変わらないもの、大事にしたいことをエッセンスとして抽出する、そんな機会なのだと思います。
ぜひ、ご自身の「本質的な生き方のスタンス」を見直すような満月の日にしてください。
月と重なっている木星は射手座にて本領発揮中ですから、オープンでリラックスしたエネルギーを月に行き渡らせてくれます。普段感じている葛藤や悩み、そしてさまざまな心理的ハードルをも軽やかに飛び越えて、大きな夢を描いたり、あるいはこれまで躊躇していた物事に実際にトライできるかもしれません。
山羊座の土星&冥王星と、蟹座の水星&火星が互いに刺激し合いますが、それらを魚座海王星が調停します。蟹座の情感的エネルギーと山羊座のちょいハードな現実的パワーとのせめぎ合いがあるものの、高次元の直感やイマジネーションが両者をうまくブレンドさせてくれる感じ。
その魚座海王星は、射手座にいる木星との緊張関係がしばらく続いているのですが、今回の満月でほぼピーク状態。あと、木星ほどに強くありませんが、太陽&月コンビとも海王星はゆるめな厳しい角度(どっちや!)をとっているんですね〜。
そういえば神社では6月末に大祓という神事があるし、宇宙的にも今「精神や思想の大祓」の促しがきているような気がしなくもない(「浄化」は魚座のキーワードです)。
悪意で動いたり騙そうとか企んでるとパンチ食らったり。幻想的・非現実的なものに魅了されすぎていると詐欺的な話で変なことになったり。高貴な信念や高尚な生き方ばかりでは疲れるのですけど、やっぱりそういう部分は大事にしておいたほうがいいかもしれません。
海王星の霊的な理想や夢のエネルギーが土星へと降り注ぎ、地上へと落とし込む実現性のあるサポートは継続しているので、直感力・イマジーネションを味方につけるようにしましょう。
愛ベースで考えて動いて、5次元意識を高めることができれば、夢やインスピレーションからも恩恵が受けられるはず。
とまぁそんな感じ。今回の射手座満月ではぜひ能動的に自分と向き合っていただきたいので、今回の満月テーマに沿った問いかけ集を勝手に作ってみました。というか、これは私が自分のために作ったものですが。満月の日に、自分と対話するために。
あなたの新たな自己認識を思い描くセルフレボリューションの旅のお供に、よかったらどうぞ!
6/17 射手座満月。自己対話のススメ
この射手座満月で願い事を宇宙にかっ飛ばす前に、ゆったりと自己対話できる時間を設けられたらいいですね〜。
□ 最近、知らない場所に出かけたか?非日常を味わったか?
□ 最近、勇気を出してチャレンジしたことは何か?
□ これまでの自分の人生で、一番の冒険は何か?
□ 自分にとって理想的な冒険とはどんなものか?
□ どこにでも旅行ができるとしたら、どこで何をして、どんな時間を過ごしたいか?
□ 外国関係の仕事のチャンスが与えられるとしたら、どんなことに挑戦したいか?
□ 大切な人を自分とともに新しい環境へと連れ出すならば、そこはどんな環境であってほしいか?
□ 自分にとって自由とは何か?自由な人生とはどんな人生か?
□ ソウルメイトとどんな関係を築きたいか?
□ ビジネスパートナーとどんな関係を築きたいか?
□ パートナーといるときの自分が好きか?相手といるときの自分をもっと好きになるにはどうすればいいか?
□ 自分らしさとはなにか?
□ 自分が自分らしくいられる環境はどんなものか?
□ どんな人といるときの自分が好きか?そしてその自分はどんなキャラクターか?
□ どんな人といると良好で対等な関係を構築することができるか?そしてその自分はどんなキャラクターか?
□ 今のままで生きていった場合、死ぬときに後悔するとしたらどんなことか?
□ 自分が今している様々なことは本当に自分にとって必要なことか?
□ 生きる上で自分にとって大事なものは?
□ この世を離れるとき、最後にどんな景色を見たいか?
今回の射手座満月は、ここではないどこかという本来の射手座要素ももちろんあるのですけど、「己に向かっての旅」というカラーを帯びてますから、上の星読み情報はスルーしてもらっても、むしろこっちの自己問答に注力してもらえたらなぁと思います。
普段なら考えないような内容かもですが、非日常と相性の良い射手座ムードですからイメージもしやすいかなと期待しつつ。
願い事を書くときのポイント
願い事は、満月になってから24時間、できれば8時間以内に手書きで書きましょう。
願い事の数は多すぎると気が散漫になると思うので、10個程度が良いですね。縦書き&筆ペンで♪
書く前には、机周りをきれいにして、空気を入れ替えて浄化して、できればアロマを焚いたり、ヒーリングミュージックを聴くなどして、できる限り自分の気持ちが清浄になるように。何よりも大事なのはリラックスすること。
宇宙に願いを放つわけですから、ひたすら下を向いてカリカリ書くより、ぼーっと満月を眺めつつ、空や月に寄り添いながらリラックスして書くのが良いと思います。
書き終わった後は、声に出して読み上げよう
願い事をすべて書いた後は一度声に出して読むことをオススメします。耳から再度自分自身に願い事を取り込むことで、願いの思いが深まり、逆に心の願いとズレがあったり、表現がしっくりきてないことに気づきやすくなります。
視線は遠く、上向きに
射手座といえば「遠さ」。射手座らしくスケールの大きな願い事を考えるときは、実際に視線を遠く、かつ上向きにするのが良さげ。希望や理想を抱きやすい視線と姿勢を保つようにしましょ〜。
射手座満月が叶えてくれること
- アドベンチャーワールドを楽しむ(※南紀白浜のほうではありません)
- 素直でオープンな心
- 外国、外国人とのご縁
- 知的好奇心の向上
- アカデミックな分野の習得
- 世界を舞台に活躍する存在になる
- 旅行 & 海外にまつわる活動
- 外国語学習
などなど。
あとがき
以上、6月17日の射手座満月について、みてきました。
孤高な悟りへの修行をしてる身じゃない限り、私たちは俗なる世界でこれまでもこれからも生きていくわけですけど、俗なる世界で生きるためには、社会との接点や他者との関係は必ずあるものです。
仮にあなたが、自分の人生経験を通して、どれだけ深い真理を掴んでいたとしても、伝えたい哲学があったとしても、「はい、これが大事な真理です」「これが大事な哲学です」と言葉でそのまま伝えたところで、相手は核心を捉えることはできず、あなたの真意も伝わりません。
何かを伝えるためには、自分なりの表現やアプローチの仕方を工夫して、対外的に用意した社会的な仮面やツールやスキルを磨き続け、外に出していくことが求められるわけです。
その一方で、ツールやスキル、そしていっときのブームを追っかけて、哲学が無い状態で突き進んでいると、自分にとって本当に必要なご縁にたどり着くことは難しい。何が大事なのかを自分がそもそも分かってないのですから。
だからこそ、
現実世界の日常で然るべきご縁や情報を自分のもとに引き寄せるためには、
非日常次元で、生きる意義とか、自分なりのこの世界の真理とか信念とか哲学とか、まぁちょっと本質的抽象的なことをここらで思い描いといたほうがええんちゃいますか、ということだと思うんですね、今回の射手座満月って。
自分なりの信念に基づいた新しい自己認識や理想の人生を描いた先には、あなたが本来求めている冒険が待っている。そしてその旅路では、魂レベルで約束してきたメンバーとの再会もあるはずで、ソウルで繋がった者同士がともに日常を生きれば、その日常はそのままソウルフルな生き方となる。
ソウルフルな生き方とは、地上で愛を体現しながら日々暮らすことです。
愛とかソウルなんていうボキャブラリーを使うとスピスピな空気が漂うかもですが、要は価値観やビジョン、生きる上での信念や熱意が互いに共鳴しあう間柄、そして信頼と共感ベースの生き方を貫くということ。
そういったベースがあってこそ、その時々に起こる交流や、人やモノ・コトとの流動的な関係性、世間のブーム・興隆や没落、そして日々変化する日常を通して、他者(社会)と自分とのパイプに命が注ぎ込まれるのだと思います。そんな、躍動感ある双方向のコミュニケーションは、太陽双子座が目指すところでもあります。
「近さ」のある双子座に対して、射手座はチャレンジとか理想とか未知とか、そんなワードが頻出なので「まだ自分にはないもの」を示しているのだと、あなたは感じるかもしれません。
ですが、外なる世界が広大で、そこにあなたが向かうというよりは、アナタ自身に本来無限の可能性があることに気づいていく、そして自分を拠り所とする生き方を、むしろ<取り戻す>旅、なんじゃないかと思うのです。
外の世界よりも実はすんごい広大かもしれない「自分」という存在に意識を向けて、新しい自己認識であなた自身の冒険を楽しむのだ、そんな感じのことが、インパクトある今回の射手座満月によって暗示されているように思います。
「ん?外の世界は広いって?でもそれって、まさにあなた自身もなんですよ」と。
で、そうなると今回は満月といえども、満月のときによくおすすめしている感情リリースや断捨離、そしてささやかな開運tipsなどよりもっともっと本質的なこと、つまり1人の人間が内包する根源的な可能性に感応できるような、自己との対話が大事なんじゃないかと思うわけです。
そういえば、釈尊(ブッダ)もこんなことを言っております。
『おのおの、自らを灯火とし、自らをよりどころとせよ、他を頼りとしてはならない。』
自らをともしびにするとは、自分と向き合うこと。
「人任せの人生、物任せの人生、他人の価値観で生きることから解放されよ、汝自身の道を歩め」
宇宙に召された聖者もまた、宗教と縁のある射手座満月のこのタイミングであなたに何かメッセージを送ってくるかもしれません、なんてネ〜ン。
今回の満月は、なんだかんだでユルく楽しいムードでいきたいです、気分的にはこのあたり↓
(てかなんなん、木星からのご加護ある軽快で深淵な哲学ってこういうことやん。民生さん、やはりあなたは私にとってブッ、、、、、ダ、、。※独り言です)
では、本日はこのあたりで。
お知らせ
諸事情でTABICAの神社ツアーの方は最近放置気味なのですが、星読みセッション付きのプライベートツアーは密やかに変わらず催行しております。ツアーレポートとかは怠けてやってません。
神社巡りは興味ないなぁという方は、星読みセッションのみも受付することにしたのでご興味あればメールにてお知らせください(オンラインはやっていません、対面のみです)。2〜3時間ほどの大ボリュームセッションとなります。この記事を読んでくださっていれば、なんとなく納得していただけると思いますが!
業務連絡
ここ数日内に、ツアー申し込みされた方でサリーからの返信が来ていない場合、お手数おかけしますが迷惑メールに振り分けられていないか、一度ご確認お願いいたします!(6/17 21:00現在、昨日までにいただいた分は返信済ですが、迷惑メールに入っている事態が頻発しているようです!お手数おかけします!)
ではでは。