今日は波動について。
最近読み終わった『波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!』という波動に関する本なのですが、これがとても分かりやすくまとめられていて、波動のことはもうこれ一冊でいいんじゃないかと感じたのでシェアしたいと思います。なので、波動について詳しく知りたい人はぜひ一冊まるごと読んでみてくださいね。
波動の知識、メカニズム、使い方を知ると、今までの生き方が一変します。
結果を出すための自分の扱い方が分かります。
頑張ることではなく、ゆるめることがどれだけ大事かが分かります。
未来を切り開くために、やっていい頑張りがどんなものが分かります。
自分の扱い方がうまくなり、それにより確実に幸せに豊かになります。
世間で信じられていることに惑わされず、やらなくていいこと、やったほうがいいことが分かるようになります。
願望を実現するための方法が分かります。
ピンチの抜け出し方が分かります。『波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!』桑名正典:著
目次
波動を使いこなすための基礎知識
自分に見えている現実を変えていくために波動を使いこなすことは、とても有用な手段です。
「波動」というと、スピリチュアルが好きじゃない人は、この単語を出した途端、「はい、出た、そっち系ね」という反応になったりするのですが、それってすごいもったいないことです。
「今日はなんかエネルギーみなぎってるね」と言うのはokなのに「今日波動高いね」と言うと、「え、なんか見えるんですか」って感じで一気にスピリチュアル感が増します。
この差は何かというと、「波動」という言葉の使用頻度の低さと理解不足からきている、と私は思っています。もちろん、波動とエネルギーの言葉の意味の違いも関係しているかと思います。
一般的には、波動は固有の振動であり、エネルギーは何かを動かす力だと言われています。そのため、「エネルギー」という言葉は私たちが何かを行動するときに使うフレーズと親和性が高いです。栄養ドリンクやエネジードリンクの広告では、「エネルギー」という言葉が多用されていますよね。栄養学的な意味でエネルギーという語彙が選択されている、という側面ももちろんあるのですが、それ以外にもっとメンタルな意味でも一般的に受け入れられているように思います。それに比べて「波動」という響きは、、、いかんせん怪しい。
でも、波動というのも本来、物理学や化学の世界の話なので、スピリチュアル用語ではありません。特に量子力学では、万物を作っている「素粒子」が、この世の常識を超えた性質を持っていることが証明されているのですが、その一つとして、素粒子は「目に見える物質」でもあり「目に見えない波動」でもあるとされています。
つまり素粒子は人間が観測すると「物質化」し、観測していないときは「波動」になることが科学的に証明されているのです。
「波長」「振幅」「振動数」「周波数」
大前提として知っておいた方がいいことが、この世界に存在する物質を作っている原子たちはすべて波として振動している、ということです。
私たちの目に見える物質をどんどん小さくしていくと、「分子」や「原子」という世界になります(厳密にはもっと小さな領域がありますが)。原子は、波の性質をもっていて、波の性質をもっているということは、「振動している」ということです。
なので、普段はゆーらゆらと海の波のように揺らいでいるとイメージしてください。そしてあるきっかけが起こると、その揺らいでいる波がサッと消えて「粒子」という固定された状態になります。
この粒子になる前の波がどのような状態でゆれているのか、つまり「どのような状態で振動しているのか」、もっと言えば「高い振動数なのか」「低い振動数なのか」「大きい波か」「小さい波か」といった波の状態のことをまとめて「波動」と表現しています。
波として振動しているというのは、一定周期で上波と下波が交互に連続している状態です。
(↑本で紹介されていた図を再現させていただいております)
上の図のように、上の波と下の波が一つでワンセット、このワンセットの波の長さが波長です。また、一つの波の波の高さを振幅といいます。波動の世界でよく言われる振動数や周波数は、いずれも「決まった時間の中でどれだけの波の数があるか」ということを表したものです。
最高波動状態は「無」
上記は物理学的な説明なので、次は私たちの体感レベルとして、波動が高いとはどういうことか、低いとはどういうことか、について。
波動の「高い」「低い」を理解する前に、まず知っておくべきことは「最高波動の状態とは何か?」ということです。
実は、波動が最も高い状態というのは「無」です。
無を最高波動とし、無→直線→波という順番に低くなっていきます。
つまり、波動は「無の状態から動きが大きくなるほど低くなる」というのが基本です。
やっぱりこれも図がないとイメージがつかめないと思うので、、、
こんな感じです。(こちらも本で紹介されていた図を再現しています)
この図のように、高い波動というのは波が小さい状態です。波が小さいということは「振幅」も「波長」も小さく、それらが小さければ小さいほど波動が高くなります。そして、波長が小さいと、決まって時間の中での波の数が多くなり、周波数が大きくなります。
高い波動が周波数が大きいのはわかった、波が細かいのもわかった。で、それって体感的にどんな感じ?と気になります。
そこで著者の桑名さんの言葉を拝借しますと、「高い波動は人間の肌にとって心地がよく、空気が軽い」感じ/シルク生地のような表面の凸凹が少ないツルツルサラサラした感じ」。高い波動に触れると、カラッと爽快で心地良い感じを受けるんですね。
一方で、低い波動は、肌に突き刺さってくる感覚です。上の図のように、低い波動では、波が大きくなりますが、その大きな波の影響として波動が低くなっている場所を体感で説明すると「空気が重い」という表現になります。
低い波動:思い空気、刺すような感覚、居心地が悪い
波動が高くなればなるほど、「無」になるというのがキーポイントです。
波動が「高い」と「強い」の違いを理解する
波動が「高い」「低い」について話してきましたが、波動には「強い」「弱い」という指標もあります。
波動が強い人というのは一言でいえば「影響力が高い人」です。波動が弱いとよくも悪くも人に影響を与えることが難しくなります。
ここで、大事なことが、「波動が強い人が必ずしも波動が高いとは限らない」ということです。「影響力がすごいけど、波動が低い人」もいるし、「波動が弱くて影響力はないけど、すごい波動が高い人」もいるわけです。つまり、影響力と波動の高い低いは関係がないということ。波動を高くすれば、影響力が与える人になれるわけではないのです。
独立した人で、今よりも売れるために波動を高くしようとする人がいますが、それは無駄な努力に終わることも多いです。モノを売ることは、買ってくれる人に影響を与えるということですから、売れるというのは波動の高い低いではなく、波動の強さが関係しています。つまり独立して稼ぎたいなら、波動を強くする必要があるのです。
世の中や人を動かすような影響力のある人間になるためには、波動を「強く」すればいい、ということです。波動の強い人が弱い人に影響を及ぼします。
「ではどうやって波動を強くするの?」と急ぎたくなるかもしれませんが、、、その前に、波動の強さが何で決まるのか、を知ることがさらに理解を深めるのに役立ちます。
波動の強さを決めるのは「エネルギー状態」と「エネルギー量」
とにもかくにも「悟りたい!」って人は、ただひたすら波動を「高く」していくことがベストなのかもしれません。でも、この社会で生きている限り、他者との関係はいつまでも付いてまわるものなので、できれば、他の人に何かしら影響を与えたい、できれば「良い影響」を与えていきたいと思うのが人の自然な気持ちだと思います。そのポイントが「エネルギー」です。
エネルギーに関する諸々の科学的説明については、ここでは省略しますが、先に大事な点だけを言うと、「人間はエネルギーを後発的に強くできる」ということです。
そして、エネルギーを強くして、波動を強くする方法は何か?これには3つ挙げられます。
- 信じる力を強くする
- マイナス感情を処理し、大好きなことをする
- 丹田を強くする
この波動を強くする方法について次回の記事でお話していきたいと思います。
PART1 あとがき&余談
記事が長くなりそうなので、波動を強弱については次の記事で紹介します。最後に少し余談を。
本屋さんの精神世界コーナーを徘徊すると、波動をあげるための本はたくさん出ていて、オススメ方法も色々と掲載されています。ただ、理屈好きな自分としては、結局なぜ波動をあげることが大事なのか、そもそも波動って何なのかってことが腑に落ちないと、どんな提案をされてもそもそもモチベーションが上がらない、ということがありました。だからこそ色々調べることにもなり知識が深まった、という恩恵はありました。
そういう意味で、本書『波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる!』は、波動自体の説明や、波動の「高さ」と「強さ」の違いを詳細にわかりやすく説明してくださっていることに感謝でした。やっとスッキリした!という感じで。感覚では十分すぎるぐらいわかっていても、それを言語化するということがこれまで出来なかったのですが本書を読んで、一気にクリアになりました。
自分の波動を高くしていけば、その高い波動の現実や人や情報にアクセスできるようになるため、自分の現実に差し出されるものが必然的に高い波動のものになっていきます。ですので、叶えたい夢、なりたい理想の自分像がある場合、何よりも波動を高く保つことを意識していくことが成功のキーポイントになります。
それでは次回PART2では、波動をつかいこなすために知っておきたいこと、そして本書で紹介されている波動を上げるための、強めるための具体的な方法を紹介していきますね。
続きは下の記事で↓
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→直接的に波動という言葉は出していませんが、お金を味方をつけるための思考法について書評をしつつ書いています。お金が常にあると考えることの重要性、周波数を変えること、支払いの際に感謝を放っていくことなどについて書いていますが、これらはすべてお金周りの波動を良くしていくことと同じことです。波動に興味ある方にとっては、納得できる内容なはず。
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