本日は、4月11日から逆行する射手座の木星について!
今回木星逆行がスタートすることによって、全惑星順行期間はいったん終了。
逆行する木星にはどんなテーマがあって、私たちはどんなことを意識するのがいいのか、ということについてお話したいと思います。
ただ、木星逆行は水星逆行のようにわかりやすい現象が起こる感じではないので、そこまで意識しなくていいのではないかという気持ちもありますが!
あと、そもそも木星とは、射手座とは、射手座木星期ってどんなだっけ、という方はまず↓の記事をご参照いただけましたら、今回の木星逆行記事をより深くご理解いただけるかと思います!
目次
木星逆行が起こる度数について
今回の木星逆行、4月11日から逆行スタートして、8月11日まで続きます。4ヶ月間。
この逆行が具体的にどの度数で起こるのかを見ることで、今回の逆行が何を意味するのかが見えてきます。
4月11日の木星逆行が起こるのは射手座の24度から(サビアン25度)。そして4ヶ月後の8月11日に14度(サビアン15度)で順行へと転じます。(以下サビアン度数で表します)
度数ってなに?ワカラーン!と感じた方はひとまず、下のことを意識してみてください。
ホロスコープは12星座で360度ですから、一つのサイン(星座)は30度ありますね、25度で逆行するということは残り5度分が残った状態です、その5度分は残した状態で、11日以降ゆっくりと15度まで逆戻りモードになる、ということです。
映画で例えると、終盤・結末を見る前に、いったん巻き戻してまた真ん中ぐらいまで巻き戻しをした状態。ご自身がこの巻き戻しをする時の心境を想像してみてください。
そろそろ最後のクライマックスだな、でもちょっとまって、話の展開が自分のなかでまだ整理できてないから、ちょっともう一回見直して全部理解した上で、最後を見届けたい、みたいな。細かい反論はいっぱいありそうですが!大まかなイメージで言うとこんな感じ!
そして、今回の木星逆行で、宇宙が何のために5度分残すかというと、、、逆行に際して、残っているこの5度分エリア(サビアン26〜30度)は総まとめステージだから。
この総まとめステージは第6グループと呼ばれているのですが、この段階においては、次のサインである山羊座を意識して、社会性へと関心が向くことになります。射手座期で高めた抽象的な哲学や教養を、社会で使えるものとして地に植えつけていくのが最後のステージなんですね。
で、地に植え付けるためには、やはり今一度抽象的なところを固め、何を社会に出していくのかの可能性を探る必要があります。
そんな感じで、総まとめに入る前にいったん見直しましょうか、というのが今回の木星逆行の意味するところだといえます。
8月11日順行に転じてからの、射手座16度以降は「自分の理念や哲学を、実社会の活動に役立つ形にする」度数。
逆行期で自分の理想や理念を今一度見直し、この段階でまだ身につけられていなかった課題に対して手探りをしていけば、順行期ではアナタの掲げた理念がゆくゆくは社会的使命として実際に社会の役立つものに発展していくよということでもあります。
手探り期間を経て、精神的にステージアップした状態で、射手座木星の総まとめに入っていく流れ。
とまぁ長々言いましたが、結局のところ、自分が今の段階で出来ることに対して、最大限の可能性を見出していくことが大事です。
木星の射手座入りから月日が経過してマンネリ化してきた部分もあるかと思うので、停滞しないための新しい対策を練り直すのも良いですね。
射手座木星期は動き続けることがラッキーアクションになるものの、四六時中アクセルを踏み続けることはできませんよね。いったんブレーキを踏みつつ、周りを見渡し、目的地をもう一度精査し、設定し直すのがこれからの4ヶ月間です。
去年11月からの成長を感じよう
木星射手座入りから約半年が経とうとしているので、去年の11月ごろに大きく放った目標に対して、現実との直面があったり、予定通りに進んでなかったり、理想に向かっていざ取り組んでみたもののどうやって今後発展していけばいいのか、拡大していけばいいのかなど、なにかと向き合うことが浮上してきているはず。
逆に、やりすぎていること、自分のキャパオーバーになっていることもあるかと思いますが、今回の木星逆行あたりから、過剰になっていたものに対して少しブレーキがかかるような流れを感じるかもしれません。
これら浮上した課題に一つ一つ向き合っていくことで、木星逆行のご加護がありそうです。
ただ、その前に大前提として大事なことは、まずはこれまでの自分の成長・発展を感じ、愛でることです。
ほんのささいなことが大きなことに発展していく射手座木星期ですから、小さな一つのタネをないがしろにせずに、愛情をもって水を注いであげること。
『一粒万倍』と言う言葉があるように、一粒の種子をまけば、それが実って万倍もの収穫を得ることができます。
今自分が取り組んでいることに対してちっぽけさを感じているとしたら、今のアナタにとってはそれが未来にどれだけ発展するかはイメージしにくいかもしれません。しかも、勢いよく飛び出したものの思っていたほどの実りもまだ無いかもしれません。
それでも、アナタがしたことで誰かが喜んでくれる限り、今アナタがやっていることは大きく発展していくはずです。それが射手座木星期の恩恵だから。
アナタの理念(大切にしたいもの)、そして社会における理想的ポジションを見直しつつ、今できることをやっていきましょう。
逆行中の4ヶ月間、意識したいこと
去年11月からやってきたことを見直し、見つかった課題に励む
木星が射手座に入ってから約半年が経とうとしています。状況も色々と変わりましたよね。
改めてこの半年間を見直し、自分はどんな思いを抱いていたのか振り返ってみましょう。11月時点で思い描いていた「理想」と、「現在の思い」との違いがあるかと思いますので、そのギャップを自覚するようにしましょう。
過剰にやりすぎていることを見直す
本来の自分のキャパシティを超えすぎているものがあれば、過剰さの調整ができるかどうか検討してみましょう。
負荷をかけるときが必要な時はありますが、やりがいを飛び越えて苦しさばかりを感じるようになったら要注意です。方法を変えるか、量を減らすなどして、自分が心地よく感じる度合いまでに減速するといいかも。
これから発展させていきたいことは何か?
逆に、この半年で進展が思ったより見られなかった人は、11月当時の思いとのギャップを感じた上で、「いまここ」の自分から何を発展させていきたいか、逆に何はもう不要なのか、を見極めましょう。
どうやったら発展していきそうか? 具体的な戦略を考える
発展させていきたいことに対して、具体的に自分がとれるアクションは何か、どうすれば活動を拡大していけるかについて具体的な行動戦略を練ってみましょう。
計画・目標はどんどん変更して良い!
当時の目標や理想を見直していると、今の思いとは違う部分が出てくるかと思います。
でも大事なことは、常に今を生きること。そして今の感覚を大事にすること。11月時点で考えていた理想と今の理想が違っていたのであれば、今の思いを優先するようにしてください。
なぜなら今の思いには、これまでのアナタの経験の結果だから。繋がった縁の結果だからです。
日々連鎖し、離れ、有機的な繋がりを経て、今のアナタの思いがあります。
実際に自分が経験して、はじめて分かった感触や自分の反応を大事にしてあげてくださいね。
目標や理想をもつことは、方向性を明確にするためには必要ですが、掲げたものにしがみつく必要はアリマセン、柔軟に対応していきましょう!
まとめ
今回の木星逆行は、
自分の理想や理念を今一度見直す、その上で今の段階でまだ身につけられていないことや、予定通りに進んでいないことを練り直し、手探りをしていく時期です。そして、過剰さが出ていることに対しては少し減速するような流れになりそうです。
11月に射手座木星期の目標を掲げた人は、当時の状況や思いを振り返ってみることで、この半年間で自分が大きく成長していることを感じるはずです。そして、一粒のタネを大事にすること。今はちっぽけだと思えても、今アナタが育てているタネは大きく成長していきます。
射手座木星期のテーマは自由、旅、哲学などなど。自由を感じるために、アナタはどんなライフスタイルを貫きたいでしょうか?
高く広い視座で自分を捉えるためには、旅という経験で非日常に飛び込むことが役立ちます。
未知の場所、未知の人、未知の経験にオープンになってあらゆる可能性を探求し、アナタ自身の人生哲学を築いていきましょう!
では、本日はこのあたりで。