こんにちは、占星家のサリーです。
本日は神社に関する雑談的なことを。
先日、京都を訪れた日のことです。
マッサージを受けて気の流れも良くなっている、空は快晴、その日は15日で神社の月参りにはベストタイミング、という三拍子!こんな日に参拝せずしていつするんだ、ということで、他の予定を変更し、その勢いのまま京都のパワースポット上賀茂神社へ行って参りました。京都の由緒正しい開運神社です。
ということで、本日は上賀茂神社の情報をお届けします。
[quads id=9]目次
京都の最強開運パワースポット「上賀茂神社」について
京都市の北「洛北エリア」、美しい自然に囲まれた場所にある上賀茂神社。その広大な境内には数多くの神々が祀られ、訪れる参拝者達に様々な恵みを与えています。
正式な名称を「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」といいます(上賀茂神社は通称)。
上賀茂神社は、豊かな自然に囲まれ、京都でも最古とされる歴史と格式を誇る神社です。国宝の本殿・権殿をはじめとして、境内には40棟にも及ぶ国宝・重要文化財があり見どころはかなり多いです。しかも社殿は11世紀ごろには今のような形に整えられていたとのことで技術力がすごいです。。。
さまざまな建造物が昔と変わらない姿を保っていることから、23万坪を超える広大な境内の自然環境が丸々、平成6(1994)年に世界文化遺産に登録されました。
由緒正しい「これぞ神社!」という雰囲気であると同時に、何ともいえないスピリチュアルな魅力を併せ持った、古代の神聖なる場所です。
京都の春の風物詩である「葵祭」でも有名ですね。
御祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)。
神代の昔、本殿の北北西にある神山(こうやま)に御降臨になり、天武天皇の代に現在の場所に社殿造営、とのこと。
上賀茂神社には、神社の中心となる本殿のほかにも多くの社殿や建造物があります。しかりやはりメインの本殿は、美しい木造の構造と独特の並びで圧倒されます。古代の建築技術としてもまさに芸術の結晶。
本殿の中には、神聖なエネルギーが宿っておりますので、訪れた人はスピリチュアルなパワーを感じると思います。敷地内で静寂なひとときを過ごすことでヒーリングと浄化ができるはず。
ご利益・御神徳
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)は雷(いかづち)の神威によってあらゆる災難を除く厄除け神、または方除神、必勝の神として古くから信仰を集めています。
鬼門を守り、災厄を除く別雷神は、都が京都に還されて以来の皇城鎮護の神さま。
その名の通り、雷神を支配する神様。雷を”別ける”、つまり災難を除く神様ですね。
以下、上賀茂神社の公式Webサイトより引用させていただきます。
厄除
雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
方除
桓武天皇の御代に都が京都に遷されて以来、皇城鎮護の神、鬼門の守り神、総地主の神として崇められ、今日も建築関係等の方除祈願が多くあります。
このように、上賀茂神社の賀茂別雷大神は、
あらゆる災難を除く「厄除けの神」
なんですね。
[quads id=1]主祭神・賀茂別雷神について
賀茂別雷神(かもわけいかづちのおおかみ)は古事記に出てくる『玉依姫(たまよりひめ)』のお子さん。(イメージしやすくするため、カジュアルな表現をお許しください!)。
上賀茂神社の由来についてですが、現在でいうところの奈良方面から賀茂族(賀茂氏)が北上して山城の地に辿り着いたことに始まります。
賀茂族の長であった賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の娘さんに賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)がいたんですね。
そして、その玉依姫(たまよりひめ)が、小川(これが賀茂川)で水浴びをしていたところ、上流に雷が落ちた。落ちた雷のところから矢が流れてきたので、それを持ち返って床の間に飾ったところ、なんとご懐妊!
そして、生まれたのが、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)。
という流れです。
摂社情報
上賀茂神社の境内摂社として
「片山御子神社」
→イカヅチさんのお母さんである玉依姫(たまよりひめ)が御祭神。
そして境外摂社として
「久我神社」
→イカヅチさんの祖父にあたる賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)が御祭神。(1km程離れた場所にある神社)
といった感じで、それぞれ祀られています。ですので、この二社も併せて参拝するのがオススメです。
※上賀茂神社の境内には、新宮神社(主祭神:高龍神)、、賀茂山口神社(式内社/主祭神:御歳神)、奈良神社(主祭神:奈良刀自神)、境外には大田神社(式内社/主祭神:天鈿女命)をはじめ、他にも末社も含めるとかなり多くの社があります。じっくり時間をかけて回りたいところです。
特別参拝にはぜひ参加を!
私が参拝した時期には上賀茂神社で本殿の特別参拝が開催されていました。
普段入ることの出来ない御神域に、神職さんが案内してくださるので、あなたがこの記事を見てくださったタイミングでまだ催行しているようでしたらぜひ参加することをおすすめします。
- 神職さんから賀茂別雷神誕生の神話を聞けたり、
- 祝詞をあげて頂いたり、
- 幣(ぬさ)で祓い清めてもらって、
- 祓いをしない限り入ることができない本殿へ。
といった流れでした。
本殿参拝のあとは、遷宮のために行われている屋根の葺き替え工事を特別に拝観できます。
宮大工さんの修復作業を間近で見られる、こちらも大変貴重な機会でした。
願いを石に託す。上賀茂神社の神秘的な願い石
以前私に上賀茂神社をすすめてくれた知り合いが、石の話をしてたんですね。鳥居を抜けて右か左かに、石があって、その石がどうやらパワーをすごい持ってるとか持っていないとか。
詳細を色々話してくれていたのですが、すっかり内容は忘れていたので「境内のどこかに大事な石がある」程度の情報だけで行ったんですね。この日私のスマホの充電はすでに切れていて、自分で調べることが出来なかったものですから。。。
本殿の参拝が終わって、境内を流れる小川沿いに歩いていると、発見しました。
「渉渓園(しょうけいえん)」という庭園の奥にひっそりと佇んでいました、大きな石が。「願い石」です。
渉渓園にはかつて「龍の住む池」があったそうで、この願い石はこの地から出土したものなのです。強力な波動を感じましたよねぇやはり。
二つの石が合わさったような少々不思議な形をしていることから、陽と陰が融合した「陰陽石」とも呼ばれています。この二つの石に両手で同時に触れると願いを叶えるためのパワーを頂けるということです。
たまたま強風が吹いたこともあってか強い気が満ちている印象を受けました。ここにはパワフルな龍神がいるのでは。。(京都で龍穴がある場所と言えば貴船神社の奥宮ですけども、それほど場所も遠くないですよね)
神聖なる上賀茂神社の願い石に、あなたの心からの願いを託してみてはいかがでしょうか。きっとその願いは神々に届き、現実のものとなるはず♪
願い石に触れた後は隣にある「賀茂山口社」の遥拝殿に参拝し、さらなるパワーを授かってくださいね!
[quads id=8]上賀茂神社での不思議体験
上賀茂神社は、その神聖さと自然の力が結びついた場所です。あなたが五感と直感を研ぎ澄まして、この土地をゆっくりと探索すれば、神々の不思議なパワーを授かれるのではないかと思います。
というのも、前述したように私はこの日スマホの充電が早々に切れていた為、久々にアナログな探索をしたんですよね。
ですので、境内を散策していると、五感を澄ませざるを得ないといいますか、その場のエネルギーを感じることに結果的には集中できました。ただただ周りの自然を眺めて、清浄な空気を全身で感じることに徹したのです。だからこそ、受け取れるものが多くあったんじゃないかなと思っています。
- 本殿をお参りした時、全身に強いエネルギーが流れるのを感じた
- 神社を散歩しているうちに最近の迷いが晴れ、無性に明るいイメージが湧いてきた
- 上賀茂神社参拝後、自分の内側の気の流れが整っている実感があった
- 後日談として、実際に私生活での前向きな”大きな変化”があった
すべて偶然といえば偶然ですが、境内でのあの心地よさを考えれば、今回訪れたことで心身ともに浄化されたことは感覚的には確かなんですよね。
昔からこの神社は、強力なパワースポットとして多くの人々に愛されています。私は学生時代と社会人時代は京都で過ごしましたが、京都には本当に多くの強力なパワースポットがあり(同様に、妖怪もたくさんいると個人的には感じている….)のですが観光地であると同時に非常にスピリチュアルな土地だと感じています。
もし、あなたが人生に新たな変化を求めているなら、ぜひ上賀茂神社に一度訪れてみてください(もちろん他の京都の神社にも)。神社に内包する神秘的なパワーが、あなたの人生に新たな道を示してくれるかもしれません。
女性の聖地 – 今宮神社へ
今回上賀茂神社へは阪急の大宮駅から46系統のバスで行ったのですが、その途中に『今宮神社』があります。せっかくなので今回は今宮神社にも行ってきました。
京都の紫野に鎮座する今宮神社は、古くから疫病退散の地として信仰を集め、都民の生活に深く根ざした神社です。今宮神社のポイントは、
- 「玉の輿神社」
- 神占石「阿呆賢さん」
- 門前名物「あぶり餅」
です。今宮神社は「玉の輿神社」という愛称で知られ、特に女性から強い支持を受けています。
なぜ「玉の輿」なのか?
かつてこの地に足を運んだ一人の女性が、今宮神社の力を信じて願いを込めた結果、彼女の人生は劇的に変わったとのことです。その方の名は桂昌院。徳川三代将軍家光の側室で、五代将軍綱吉の生母です。彼女は「お玉さん」と呼ばれていました。
そして、西陣の八百屋に生まれた彼女は、後に将軍の母となり従一位の位まで昇りつめるのです!
つまり玉の輿の語源は「お玉さん」。大出世した桂昌院(お玉さん)が今宮神社を復興したことから、「玉の輿神社」と呼ばれるようになりました。それ以来、今宮神社は、玉の輿運だけでなく、女性の良縁祈願や恋愛運アップ、安産・子宝祈願のためのパワースポットとして知られるようになったんですね。
そして境内には、「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石があり、良縁開運のご利益として知られています。
あとは何と言っても門前名物としてのあぶり餅が参拝客に人気です!(参道には向かいあわせで「一和」さんと「かざりや」さんが並びます)。
静寂な境内を歩きながら一口頬張るあぶり餅は、女性たちに喜びと癒しの時間を与えること間違いなしですよね。(ワタクシは甘いものが苦手で食べずでしたが。。。)
京都はどこに行っても観光客で賑わっていて少し疲れることもありますが、上賀茂神社や今宮神社は特に中心地から離れていることもあってか、落ち着いてお参りできるのが素敵なポイントだな〜と感じました。
では、本日はこのあたりで。
上賀茂神社
〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
今宮神社
〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21