こんにちは、占星家のサリーです。
本日の話題は「人生の転換期、転機にいるときにぜひ思い出したいこと」です!
人生で新しいステージに行こうとしている時期にはこういうことを意識しておくといいですよ〜てなことをスピリチュアルな視点からお話したいと思います。
先日ある講演会で素敵な話を拝聴してきましたので内容をシェアしつつ、「人生のステージが変わるときはぜひこれらを意識しておこう!」ということで、お伝えしたいと思います。
目次
1. 魂は日々磨かれていくもの
「魂はsimカードと同じで、カタチは変わっても核の部分は変わらない」
講演の中で話されていたことですが、この「魂はsimカードと同じ」というのは私も日頃から思っていることで深く頷きました。
輪廻転生があることを前提としてお話するなら、何度も生まれ変わっても「核」となる部分は同じなんですね。
今では自分でもセッションを提供していますが、昔スピリチュアル系のセッションを何度か受けたことがあります。こちらのことを全く何もチャネラーに話していなくても、チャネラーが話す過去世の様子を聞いた時かなり納得する部分があって笑ってしまいました。
そしてその過去世の様子については結局占星術に携わるようになって自分の出生図を見ても同じようなことが現れていたんですよね。そして、今世での課題もやはり過去世での経験を活かすことにはなるわけです。不思議ですよね。
時代や住む場所によって、生き方や活動領域は全く異なりますし、むしろ今世とは全く逆のことをしていることもあります。でも、結局のところ希求している核の部分は共通しているというのは偶然ではないでしょう。
姿・カタチは変わるけれど、魂は変わらない。
この世界で自分の課題であるカルマを乗り越えながら、人は魂を磨きます。
人生で経験することは、すべて魂の研磨のためなんだ、という視点があると、自分にどんな試練がやってきても、それを乗り越えるだけの底力や導きが与えられます。
そして人生のステージが変わるとき、つまり転機では、大抵試練がはじめにやってくるものです。
転機はしんどいことの方が多いのです。
だからこそ、人生のステージが変わる時は、同時に「魂のステージが上がる時」だと捉えるようにしましょう。
となると、そのような時に「自分の人生は苦しいことの連続だ」と嘆くのか、
「自分はいま魂を磨いているんだ」と捉えるかで、物事の進展の仕方は随分と変わってきます。
自分の人生のステージが変わりつつあるな〜感じているときは、意識せずとも魂を磨くことになるはずです。逆に言うと、日頃から魂を研磨すべく、あらゆる経験を学びや成長としてウェルカムな態度で受け入れていくことができれば、常にステージアップをし続ける人生になるでしょう。かなり遠いところまで行けるはずです。
ということで、「魂は日々磨かれていくもの」。これはぜひ覚えておいてください。
2. 自分の気質や才能、身体的特徴は自分の魂が望んで選んだもの
「身体的特徴は自分の魂が望んで選んできたもの」
講演中、この一言が登壇されてる方から発せられたとき、最近偶然にも自分のテーマだったのでとても驚きました。
- 口が大きい人or目立つ人は、たくさん話したいことがある、話すべきことがあるから、大きな口や目立つ口を自ら選んだ。
- 耳が大きい人or目立つ人は、聞く姿勢がその人生において大切なテーマだから、大きな耳や目立つ耳を自ら選んだ。
- 目が大きい人or目立つ人は、この世界をたくさん見たいから、観察したいから、大きな目や目立つ目を自ら選んだ。
- 背が低い人は、前世で人に何かを上から教授する立場だったことから、今世では謙虚な姿勢で人と接することを学ぼうとしている。
もちろんこういう話には賛否両論があると思いますし、全ての人に上の内容が当てはまるとは私自身思っていません。ただ人相学の観点から考えても、自分自身の身体的特徴や身内や知人のをことを思い浮かべてみても確かに当てはまるなぁと気がする部分も多いんですね。
また、身体的特徴のみならず、自分特有の気質や性格についても同じことが言えると私は考えています。たとえば極度の神経質の人が生きづらいと思うことがあったとしても、魂レベルで決めてきた活動を今世で行うためにはその気質をもっていることが能力開発をする上で不可欠だったりします。
そうやってどんな特徴であれ、身体的か内面的かに関わらず、全ての設定は自分自身が選んできていると考えることでスピリチュアルな目覚めが起こってくることも多いのです。
特に自分の人生のステージが変わるような時に、あるいは人生の岐路に立っているときに、自分の気質や性格、さらには身体的特徴を理由にして(特にネガティブな理由から)前進することを諦めたり、卑屈になったりすることはチャンスを見逃してしまうことになるかもしれません。
どれだけ現在の自分にとって嫌いな部分であったとしても、まずはそれらを全て受け入れ、肯定的に捉えていくことで見える景色も体験する出来事も変わります。
自分の嫌いな部分も好きな部分も「こんな特徴があるからこそ自分に出来ることは何かな?」という視点で考えてみてくださいね。
3. 今いる場所でやり尽くすこと
講演会の中で、登壇された方がこんなことを話されていました。
「今いる場所でやり尽くすことでステージが上がる。何かが嫌だからという理由でその場所を離れると、結局離れた先にも同じような状況に出くわすことになる。」
これは、もう本当にそうなんですよね。セッションでも同じことを何度お伝えしてきたか。。。
嫌な上司がいる職場にいたり、仕事以外でも現在の自分の環境が辛かったりすると、そこを一刻も早く離れたくなるものです。
そして、実際に離れた方が良い、という場合はもちろんあります。できる限り、早く逃げた方がいい、という状況があるのも確かです。
がしかし。
ただ何となく嫌だ、とか、気に食わない、相性が合わないといった場合、
その環境のもとで、「自分が何かを変えられないか」と考え、行動していくほうが、ライフステージを上げるという意味では、得策であることが多いです。
まずは今いる場所で工夫をすることからトライするのがおすすめですね。
現在の場所で全力を尽くすことによって、機が熟したときには自分の元に「新しい流れ」が「外から」やってくるようになります。勝手にステージが上がります。
無理やり自分で状況を動かそうとしなくても、準備が整えば自然と変化がやってくるものです。
そして、変化や流れがやってきたときには自分の中では準備が整っているのでスムーズに移行していくことが可能になります。つまり転機は作るものというよりは、乗っていくものなんですよね。
このようなスムーズな変化の起こし方が理想です。
自分の考え方や習慣、ちょっとした行動を変えていくことで、環境も変わっていきます。外側の世界は内側の投影です。不思議なことですが、ここには「鏡の法則」が例外なく働いていると言えるでしょう。
人生のステージを変えたい、あるいは人生のステージが今変わろうとしていると感じているときこそ、今の状況の中で自分ができることを一つひとつ全力を尽くすようにしましょう。そしてできれば他の人にも良い影響を与えるようなことをやっていくようにしてください。
これらを意識することでライフステージが上がるだけでなく、魂のステージも上がっていきます。
ということで、二点目は「今いる場所でまずは全力を尽くすこと」でした。
[quads id=1]4. 毎日少しずつ良くしていく
講演会の中で繰り返し伝えられていたことがありました。
それは、
「何かを変えたいなら、一気に変えようとするのではなくて、毎日少しずつ良くしていくことを考える」ということ。
おっしゃる通りでございます!もはや最近の私が考えていたことを脳内観察されていたのかな?というレベルです。
たとえば「健康的な生活を送るぞ」と思った場合、あれもこれもとやったほうがいいことは数限りなくありますよね。世の中には様々な情報・サービス、商品があります。でも一気に今の自分の生活を変えようとして頑張ってしまうと、無理がきてリバウンドがやってきます。
何かを変えたいときに、大事なことは、負担なくできることから少しずつ変えていくこと。
- 100均で買っていた塩を、少し上質な塩に変えてみる
- 水道水を飲むのをやめてミネラルウォーターを買ってみる
ささやかな変化ですが、毎日の生活で高頻度で使うものを少しずつ良くしていくことだったら、そこまで無理せずにできますよね。そして実はこういった小さなことがスピリチュアルなレベルではゆくゆく大きな影響を与えることになります。
人生のステージが変わろうとしている時には、変化が一気にやってくることがあるのですが、そういう時であったとしてもその大きな変化に呑み込まれてしまっては心身ともに疲弊していまいます。
転機にいて目まぐるしく人生が変わっていくときほど、焦らず自分のペースで取り組むことがどこかにあることが波に上手く乗っていく秘訣です。
「外の状況は毎日大変だけれども、それでも自分は毎日を何か少しずつ良くしていこう」という心がけでいましょう。ステージが変わることによってやってくる変化を受け入れつつも、無駄に焦らない、ということが大切です。
あるいは、人生のステージを変えたいからといって一気に何もかも変えようとすると、いずれ限界がやってきます。そして、一気に変えたことはリバウンドがきます。
転機の波に乗って本気で人生を変えていきたい時こそ、少しずつであっても「着実に」改善していく箇所を作っていくようにしましょう。
5. 自分:人 = 4:6
「自分がちょっと損するぐらいでいい、4:6ぐらいで相手に少し多くメリットがあるぐらいがちょうどいい」
講演中のこの言葉にもハッとしました。
GIVE & TAKE を心がけていたとしても、欲に目が眩むとついついTAKEばかりを、つまり自分が受け取ることばかりを考えてしまう(無自覚に)、ということはよくあることだと思います。
人間にとって「結果的に損したこと」に対しては許容できたとしても(というか過ぎたことだから許容せざるを得ないのですが)、「前もって損することを歓迎すること」は、かなりむずかしいことなのです。
自分のメリットが”4”であった場合、相手に”6”与えた上でお互い良い関係性を築くためには、自分側のメリットが少ないと不満や自己犠牲の気持ちがあると関係を継続させることは難しくなります。4であることに心から満足している状態が必要になってきます。
自分が受け取る分が相手より少し少なくてもOKだと思えるためには、「まず与えることの重要性」を体験から学ぶことが大切だと私は感じています。
知識としては、最近だと『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』の中で、「与える人が成功する」ということが詳細に論じられているので、このような書籍を読むのも有益だと思います。
体験からにしろ知識からにしろ、何らかの形で「先に与える」「損するぐらいでちょうどいい」と心から思える状態を作っていくことを目指しましょう。
何よりも、自分の人生のステージが変わろうとしているときには、強欲になりすぎることには注意です。
大事な転機の時には、人からもらうことよりも自分が圧倒的に奉仕をしていたり誰かの何かの都合で振り回れることが多いです。でもそういうことを凝縮して学ぶからこそ一気にステージが変わっていくんですよね。
逆に、自分の道が良い方向へと向かおうとしているときに、あれもこれもと欲張って自分がもらうことばかりを考えていると、その波動が「人から何かを奪いたい人(もちろん本人は無意識ですが)」を引き寄せることにもなりかねません。
せっかく人生の新たなステージが展開しようとしているのに、良くない縁が繋がってしまうことがありますので、常に自分が「愛からそれをしているのか」「そこに愛があるのか」と意識しておくことはかなり大事だと言えるでしょう。
6. 陰徳を積むということ & 不思議体験
最後に、講演後私の身に起こったエピソードを一つ話したいと思います。ちょっとスピリチュアルで不思議な体験です。
講演の中で、「人生のステージを上げるために普段意識していること」というテーマの時に「陰徳を積んでいくと、良いことが起こる」とお話をされていました。
- 街を歩いていてゴミを見つけたら拾う
- 居酒屋でトイレに行ったらササっと掃除をする
- 忙しくても困っている人がいたら助ける
こんな感じですね。
ゴミを拾う、偶然入ったトイレをサッときれいにするというのは、「人知れずできるかどうか」で、まさに陰徳だなぁ、と思いつつ私は講演を後にしました。
セミナー後、、、
セミナーから自宅への帰り道で繰り返し私は自分の中で反芻していました。
「どうせ誰にも見られてないしな」と思うか、
「誰も見てないけど、ただやろう」と思うか、
その辺の違いで人生のステージも変わってくるんだろうなと。
なぜかその日はやけに陰徳について色々と考えを巡らしたのでした。
そして翌日、、、
駅の方面に歩いていた際、駅からすごいスピードで走ってくる少年がいました。
とにかく急いでいました。
階段を何段か飛ばして下りてきて、階段の下にいた私を一瞬で過ぎていきました。
そのあわてっぷりに圧倒され、私は振り返って彼の姿を目で追いました。
すると、全速力で走っていたその勢いのまま、パッと一瞬ベンチの方に向かっていき、ベンチの上にあった”何か”を拾い、また走り出しました。
「忘れ物かな」と私は思いました。
そして引き続き見ていると、ベンチの少し先にあったゴミ箱にその何かを入れました。
捨てる瞬間に見えたのは、缶コーヒーでした。
百歩譲って、もしかしたら彼が数分前に飲んで、捨て忘れたコーヒーだったのかもしれません。そうであったとしても、戻ってきたタイミングで自分が出したゴミを捨てたのは素敵なことだと思います。
でも、多分そうじゃないと思うんですね。
走っている時に、パッと缶コーヒーが視界に入って、迷いなくそこに向かって、拾って、パッと捨てた。で、また目的地にダッシュで向かっていったんです、きっと。
あの速さは普段から当たり前のようにやっていないと出来ない瞬発力だなと思いました。
彼の一連の行動に感動しつつ、その場面を頭の中で繰り返しリピートしながら歩いていたところ。。。
公園の前を歩いていたおじさまが、ふと私の視界に入りました。道をはさんで私のちょうど正面にいたんですね。何を思うこともなく何となく見ていると、そのおじさまが、私がいる場所に近づいてきたタイミングでポケットから何かを出して、それを落としました。
いや、、、正確に言うと、、、↓
前を向いたまま、素知らぬ顔で、タバコの空箱を”故意的に捨てて”、去っていったんですね。
私は、捨てられたゴミの目の前にいました。すべてを見ていました。
そして、さっきの少年を思い出しました。
「あぁ、ここで私が拾うことを”神様が”見ているんだ!」と。
誰にも見られていないとか、
何のためになるとか、
そういう次元の話ではそもそもなくて、
神様はいつだってどこでだって見ているんだな
と、なんだか腑に落ちたのでした。
(神様という言葉がしっくりこなければ、お天道様とかガイドとか高次元の存在とか何でもいいです!)
そして前日の講演会の帰り道で「誰に見られなくてもイイことやっていこう」と自分なりに決意したことも、実はポイントがずれていて、
「そもそも全部神様は見ている、
だからそんなことは考えずに、
ただただ陰徳を積んでいけばいいんだ」
ということだったのではないかと思いました。
これはまさかの神様からのフィードバックなんじゃないでしょうか(笑)。
缶コーヒーを拾ってゴミ箱に捨てた少年も、タバコの空き箱を捨てたおじさまも、両者共々もしかすると神の化身か、神様の遣いかもしれません。。。あんなにクリアに私にぜんぶを見せてくれるなんて、なんとも不思議でした。
陰徳をコツコツ積んでいたら、神様はきちんと見ていますよ、見守ってくれていますよ、
ということですね!
なんだか今日はとりとめもなく話してしまいましたが、
以上、「人生のステージが変わるときに意識すべき6つのスピリチュアルポイント」でした。
- 魂は日々磨かれていくもの
- 身体的特徴は自分の魂が望んで選んだもの
- 今いる場所でやり尽くすこと
- 毎日少しずつ良くしていく
- 自分:人 = 4:6
- 陰徳を積む(神様はいつも見守っている)
人生のステージが今変わろうとしているな〜と予感しているときは、ぜひ思い出してくださいね!
では、本日はこのあたりで。
(拾ったタバコがなんだかありがたくて捨てられない私をアナタは笑うでしょうか)