本日は、日々平穏に暮らすための心がけについて。
不安なとき、忙しいとき、思い通りに物事が進まないとき、カラダの調子が悪いとき、、、人はさまざまな理由でストレスを感じます。はじめは些細な「イライラ」「ザワザワ」も放っておくと気づけば「自分ではコントロールできないほどのネガティブな感情」へと発展し、正常な判断ができないほどに飲み込まれてしまうことも。
スピリチュアルな観点で考えると、波動や周波数と言われる目に見えないエネルギーレベルで人間は大きく影響を受けているのですが、いかんせん目に見えないものなので、気づかぬうちにネガティブなエネルギーを吸収していて、負のスパイラルに陥っているということも結構あるんですね。
しかし、このような感情的・心理的な混乱は、日頃のセルフケアで防ぐことができます。不安やイライラ、心のざわつきは自分自身で軽減させることが理想ですし、実際それは可能。
むしろ日々の小さなセルフケアができていなかった場合、誰かのセラピーやヒーリングを受けて一時的には良くなってもまた元のネガティブなサイクルに戻ってしまう、ということはかなり頻繁にあると思います。だからこそ自分で出来ることを自分で徹底的にやっていくことが大切です。
特についつい頑張ってしまう人こそ、ついつい周囲のために奔走してしまう人こそ、自分の心を落ち着かせる時間を作ってあげることが必要です。
目次
不安やイライラから解放されるにはセルフケアが大切
決して望んでイライラしているわけではないけれど、どうにもこうにも敏感に反応してしまうときはあるものです。人間には感情の波があるのが普通で、四六時中「ハッピーモード」でいることは難しい。嬉しいときもあれば、悲しいときもある。心に余裕があるときもあれば、とにかくイライラして何も手につかないこともある。それはごく自然なことです。
でも、やはりできれば気分穏やかな状態で過ごしたいですよね。イライラや心のざわつき、その他さまざまなネガティブ感情から解放されることには、多くの利点があるのを既にあなたもご存知だと思います。
- 仕事や家事、勉強など、あらゆる作業のパフォーマンスが上がる
- 健全な対人関係
- 直感やインスピレーションを受け取りやすくなる
- 物事がスムーズに進みやすくなる
- 良いご縁を引き寄せる
これらはごくごく一部ですが、心が平穏であるときに上記のようなことがもたらされることは、きっとあなたも経験上実感されているでしょう。
ではこのような素敵なモードを意図的に保つためにはどうすればいいのか。
そもそもイライラや心のざわつきを感じないことが一番の理想ですが、感じてしまったものはしょうがないのです。大事なことは、自分自身のイライラや心のざわつきに翻弄されそうになったときに、対処方法を知っているか、ということです。
そしてもちろんその場だけでなく日頃から習慣的に、自分の心を落ち着かせる環境を作る、ということも必要。
ということで、日々のイライラや心のざわつきを軽減させるために日頃から心がけておきたいことを紹介したいと思います。一つひとつは些細なことですが、何度も何度も繰り返し定着化させることで、その威力に気づいていただけるはず。インナーピースが間違いなく訪れます。
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イライラや不安、心のざわつきをなくし、負の連鎖を断ち切る方法
以下で、負の連鎖を断ち切るための方法を紹介しますが、これが当たり前にできている状態になれば、基本的にストレスや不安を感じることは限りなくなくなります。
一つひとつの項目で見ればそこまで難しいことに思えないかもですが、全てを徹底的に定着させるとなると案外難しいんですね。不安やイライラは始めはとても小さなものです。湧き上がってきたときに素早く対処しておけば、増幅していくことも防げます。
1. 口角を上げる
基本中の基本から。
いまこの瞬間、あなたの口角はどんな感じでしたでしょうか?
気づいたとき、口角を上げるようにしましょう。微笑みましょう。特に鏡を見たときは必須です。
2. 深呼吸
深呼吸はきっと誰もがその効果に気づいているのに、ついつい忘れてしまうこと。
イラっとしたらまずは深呼吸。
メールやLINEを送信する前にまずは深呼吸。
落ち込んだときもまずは深呼吸。
集中できないときもまずは深呼吸。
焦ったときもまずは深呼吸。
眠れないときもまずは深呼吸。
感情に飲み込まれそうになったとき、イラっとしたとき、心がざわざわしたとき、そのほか何でも気分を切り替えたいとき、穏やかに事を進めたいとき、まずは深呼吸をするようにしましょう。
3. 姿勢を整える & ストレッチ
いまこの瞬間、あなたの姿勢はどんな感じでしたか?
ネガティブな感情を感じているとき、大抵姿勢は前かがみになってハートも閉じているものです。
まずは姿勢から。胸を開いて、正しく座って(立って)、カタチから整えていくようにしましょう。
また、カラダが硬直していると気持ちにも柔軟性がなくなりますね。ストレッチをして気分転換を。
4. 15〜30分ほど徹底的に掃除する
イライラモードを解消する生産的な方法が掃除です。
私のオススメは、広く全体を掃除するのではなく、机の上なら机の上、キッチンならキッチン、トイレならトイレ、という感じで場所を一つ決めてそこを「徹底的に綺麗にすること」です。
全体を綺麗にしようと思うと、考える要素も増え気が散漫になり、逆効果になることがあります。的を絞り、単純作業に没頭することでメディテーション効果が高まるのですね。
ちなみに私は水場の垢取りを半狂乱でやったり、一休さんもきっとびっくりするであろう熱心さで床の雑巾がけをすることが多いです。
どこを掃除するか絞ったら、短時間で一気に取り組みましょう。
5. 自然を愛でる
気が荒んでいるときは、様々な想念が渦巻いている場所にいくのは逆効果。人で混雑するスポットなどですね。代わりに、新鮮な空気を吸い、樹木・草木・花を愛でましょう。そして自宅やワークスペースを緑溢れる空間にしていきましょう。
観葉植物だけでなく、「花」を飾るのもおすすめです。私の例ですが、机周りには電子機器がかなり多く全部「ハード」なモノなので、それだけだとキツイんですね。観葉植物プラス花で「柔らかさ」を感じられるような視界を作ることで、作業中の気分に良い影響を与えてくれます。
6. 自分だけの居場所を作る
秘密基地のような感じで、ここに来れば落ち着いて過ごすことができる、という場所をいくつか持っておくようにしましょう。自宅や職場でそのような場所が確保できれば手軽ですが、普段と変わりない場所にいることでかえってイライラが増す、切り替えができない、という場合も多いかと思いますので、それ以外の場所で確保しておくと良いですね。
またまた私の例ですが、いわゆる「良いホテル」のラウンジカフェに行くことが多いです。ホテルじゃなくても、天井が高くて調度品にこだわっていて、、という感じで色々な意味で余裕が感じられる場所でエスケープします。他には、人の少ない静かな神社に行って、しばらくそこでベンチでぼーっとするなどもよくします。
もちろん、居場所については人によって狭い場所や閉鎖的な場所の方が落ち着く場合もありますので、好みによりけりです。イライラやざわつきが軽減されそうな場所がどんなところかご自身に尋ねてみてください。
7. しばしSNSデトックス
これは鉄板。「自分で決めたある一定の時間には、SNSを一切見ない」という習慣を作ることはストレス軽減には極めて有効です。
情報疲れでイライラやざわつきが来ることは多いですが、他にもSNSを通じて他者と自分を比較して自己否定に陥ったり、発信したことに関して他者からの「反応」が気になって仕方がないなど、これは多くの人に当てはまる内容かもしれません。他者軸で反応してしまう時間を自ら制限すること=SNS断ちです。これは人に影響されやすい人こそ意識したいところです。
あと、なんでもかんでもスマホで撮ってしまうこと、これもやりすぎには注意です。 目でダイレクトに観察する行為は瞑想効果があります。今から食べるものを、自分の目で直接見て、匂って、ジュージューする音とかちゃんと聴いて「五感全体」で味わうことが、自分にとって必要なエネルギーを摂取することにも繋がります。
8. 物事のポジティブな面、相手の良いところに目を向ける
どんなことであれ、物事のポジティブな側面を見つけるようにしてください。不安を掻き立てるようなネガティブなことであったとしても、そこにはなんらかの学びがあったり、捉え方次第でポジティブな側面を発見できるでしょう。
常に人の良いところを見つける癖をつけましょう。これは相手のためという以上に最終的にはあなた自身に平和をもたらします。
直接本人に言わなくても、自分の中で相手への褒め言葉を考えるだけでも、あなたの中でポジティブな感情が湧いてきます(そしてできれば、良いなと感じた部分はぜひご本人に伝えて下さい)。
イライラやストレスは人間関係が関わっていることが多いですが、自分から積極的に相手の良い部分を発見することで解決できることも多いはずです。
9. ネガティブな感情はゴミ箱に
イライラしたとき、心がざわついたとき、不安なとき、怒りを感じたとき、どんな感情でもそうですが自分自身が不快な感情に苛まれたときは、まずはそのネガティブな波動を(想像上で良いので)ゴミみたいにグチャッと固めて、ポイっとゴミ箱に捨てるような感じで「手放す」ことを習慣化するようにしましょう。執着しないことです。
実際に何かしらの解決が必要なときであったとしても、ネガティブな感情で突き動かされているときに取った行動は、元の感情を倍増させる可能性が高くなります。恐れはもっと恐れを、不安はもっと不安を、イラつきはさらなるイラつきへと拡大します。飲み込まれた感情からひとまず自分を「離す」必要があります。そして心が落ち着いた状態で行動に移すこと。
ゴミ箱に捨てるイメージで、あるいは水に流すことをイメージして、その感情が自分から離れていくことを感覚的に味わうようにするのがポイントです。
手放しの効果をより実感するためには、紙に書き出して、実際にそれを破る or 燃やすのも◎。そしてゴミ箱に捨てる、あるいは、水に溶けるメモ用紙を使ってそれを実際にトイレに流す、とかも効果があります(世の中には便利な商品がある)。
ということで、ネガティブな感情を「手放す」「流す」癖をつけるようにしましょう。
不安感に苛まれてどうしようもない時は、下の記事が役に立つかもしれません。
参考:お金・仕事・将来など、あらゆる突発的な『不安感』から解放されて『喜びベースの日々』を送るためにアナタがするべき5つのこと
10. 寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出して感謝する
毎日、寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出しましょう。気が向いたときに、ではなく、例外なく毎日です。どれだけ嫌な日であっても、見つけ出しましょう。
これだけでも、しばらく続けることで日頃イライラや心のざわつきを感じにくい自分になったことに気づくでしょう。そしてさらに言えば、「今日あった良いこと」に関わった人、モノ、すべてに「感謝しながら」そのまま眠りにつくことが理想です。
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小さなセルフケアの積み重ねが深い幸福感に
以上、イライラや心のざわつきから自己を解放するための心がけを紹介しました。
- 口角を上げる
- 深呼吸
- 姿勢を整える & ストレッチ
- 15分〜30分ほど徹底的に掃除する
- 自然を愛でる
- 自分だけの居場所を作る
- しばしSNSデトックス
- 物事のポジティブ面&相手の良いところを見つける
- ネガティブな感情はゴミ箱に
- 寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出して感謝する
この中でもいくつかは「気がついたときに注意してやっている」という感じのものが結構あるのではないかと思います。
ただ、当たり前の習慣として完全に定着化させる、となると、、、ある程度自分自身を繰り返し繰り返し調教させる必要があります。「定着化」してこそなのです。
でもこの調教は決してあなたを苦しめるものではなく、内的な苦しみを軽減させ幸福感をアップさせるためのものです。あなたが何らかの出来事に反応し、しかもそれがイライラや心のざわつきをもたらすものであったとしても、その後の自分自身の前向きな対応によって鎮めることができます。もちろん誰のためになるかというと、あなた自身のためなのです。
ということで、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それでは、本日はこのあたりで。