引き寄せを加速させるビジョンボードの作り方【PART2】

ビジョンボード2 ライフスタイル

こんにちは、占星家のサリーです。

前回のPART1記事では、ビジョンボードを作成する際の8つのステップについてお伝えしました。

ビジョンボード1

引き寄せを加速させるビジョンボードの作り方【PART1】

本記事PART2では、実際に画像を集める際の切り口についてお伝えします。

あなたの現在の関心事が何かによって、ビジョンボードにどんな画像を貼るかは大きく変わってくるかと思います。

ただ、人生全体で捉えた時には少し視野を広げて様々な角度で画像選びをしていくことで、ライフビジョンも調和の取れたものとなります。人生のカテゴリー別に画像選びをすることを私からはオススメします。

引き寄せを加速させるビジョンボードをぜひこの機会に作ってみてくださいね!

ビジョンボードの基本的なこと、ツールや作り方については下の記事にて↓

ビジョンボード

【決定版】ビジョンボードの作り方。最大の効果を出す秘訣とツールの紹介

人生のカテゴリー別にビジョンボードの画像を集める!

ビジョンボードを作るにあたって願望をまずは言語化し、その願望にある程度沿って画像を探していきましょうとPart1でお伝えします。

ただその際、あなたの現在の状況によっては願望が人生の特定の分野に偏ってしまうことがあります。たとえば、現在仕事探しをしている人であれば、気がつけてば仕事に関連する写真ばかりを集めるかもしれません。結婚を望んでいる方であれば結婚式や新婚生活の写真ばかりになるかもしれません。

ただ、これは人生を全体調和させるという意味ではあまりよろしくありません。理想は、人生の全ての領域を網羅してビジョンボードを作ることです。

ということで、具体的に”どのようなカテゴリー”に分けて画像を探していけばいいのか、ビジョンボードの画像集めの「切り口」についてお伝えします。

下で紹介する全てのカテゴリーで画像を集める必要はないので、まずはいくつかあなたにとってホットなカテゴリーを選んでください。

そしてその後、少しカテゴリーを広げて画像選びをしてみてください。

人生のライフサイクルとしては成長を通じて「統合」「陰陽調和」を目指すということは、どなたにとってもある意味一つのミッションです。また人生のさまざまな側面における画像を集める作業を通じて、新たな自己発見もあるはずです。

仕事一辺倒ではなく、プライベートを充実させることも考える。

個人生活だけでなく、社会に貢献することも考える。

自分のことだけでなく、周囲のことも考える。

あなたのエネルギーが一部の何かに偏りすぎているようなら、普段はあまり注がない方面のこともこの機会に意識してみると良いかもしれません。

ということで、以下のカテゴリーからあなたに必要なものをいくつかピックアップして画像集めしてくださいね。はじめにカテゴリーだけ列挙しておくと、こんな感じです↓

ビジョンボードを作るうえで候補となるカテゴリー
自分像/性格/持ち物/学び・発信・コミュニケーション/住宅・居場所/家族/身近なコミュニティ/趣味/ワクワクドキドキしたいこと/子供/ワークスタイル/健康/生活リズム・ライフスタイル/パートナー/人間関係/特別なこだわりをもつモノや人/財産関係/未知の体験/思想・哲学/時間の使い方/仕事/慈善活動/目に見えない世界
では以下で説明していきますね。

人生を各カテゴリーごとに分けて画像を集める

自分像

理想の自分のキャラ、理想の自分像、こうなりたいという雰囲気や見た目。ファッションなどもここに含みます。つまり自分がこんな人になりたいと感じる写真を集めましょう。

また、セルフブランディングを考える上で「こういう人だと思われたい」といった視点で考えながら探すのもgoodです。普段から憧れているモデル、芸能人、有名人、尊敬する人などの写真をピックアップするのも◎。

好きなモデルなどはファッションありきだと思うので、普段自分が見ている雑誌、あるいはその雑誌のWEBサイトから選ぶようにすると見つけやすそうです。

ちなみに、憧れの人物をピックアップする場合は、現在の自分からかけ離れていても全然関係ありません。これまで何度もお伝えしているようにビジョンボードは夢想家としての自分を発揮する時ですので!

性格

こんな性格になりたい!こんな人格を身に付けたい!と思う人に実際に自分がなったとき、あなたはどんな表情をしているでしょうか?

これは1と異なり、どちらかというと内面的な理想像なので、実際に憧れている人の写真である必要はありません。無料写真サイトで自分がそうでありたい「表情」や「佇まい」をした人物写真を用意するのがおすすめです。

表情や佇まいの一例:堂々としている、穏やかだ、楽しそう、幸せそう、仕事がデキそう、はっきりモノを言いそう、独自の世界を持ってそう、などなど

持ち物

あなたが「所有したいモノ&コト」の画像を集めましょう。

現在の経済状況は関係なしです。金銭の制限がないという前提条件で本当に欲しいと思えるものが何か、厳選するようにしてください。

「所有したいモノ&コト」については、具体的には以下の三つの側面から考えます。

物質的価値

これはシンプルに欲しい「モノ」です。時計、車、家具、服、土地、お金 etc

どんなモノに囲まれて暮らしたいか?どんなモノを身に付けて過ごしたいか?

スキル・能力価値

身に付けたいスキルはありますか?

もっと能力を伸ばしたいことは?

向上させたいセンス、開花したい才能はありますか?

この分野では、資格が欲しい人は賞状やスコアなどを求める成果を「見える化」することがポイントです。求めるスコアの写真を見つけることは難しいかと思うので、たとえば取りたい資格のロゴ写真の横に自分が目指すスコアを書き込む、などで対応してください。

長く続けたい趣味や特技は?

自分のセンスや感性を活かせることとして、自分がこれから趣味にしたいことがあるか考えてみましょう。

身に付けたい技術、趣味として習得したいことがある場合は、それらをイメージさせてくれる写真を探します。

ポイントは、その趣味を続けることで自分がどんな感情を味わえるか、という臨場感を感じることです。

ギターを習得したいのであれば、ギター単体の写真だけをボードに貼るよりも、「ギターを楽しそうに弾いている人物写真」を並べて貼り、「ギターを楽しそうに弾く場面」を思い起こすようにすることです。

学び・発信・コミュニケーション

これから学びたいことや開拓したい分野など、自分の専門分野に関すること以外でも学習したいことがある場合は、それらに関連する写真を集めましょう。

特に学びたいことに関しては、

  • レッスンを受けているあるいは勉強をしている様子
  • レッスンを受けたことを実践で使っているような写真

が両方あると理想です。

例:カウンセリングについて学びたい→現場の傾聴シーンの写真&レッスン風景の写真を横並びに。

また、「こういう感じで世の中に発信をしていきたい」「人に何かを伝えていきたい」という、あなたが理想とするコミュニケーション方法についても考えてみましょう。

憧れの人がいるのであればその人が話したり教えていたりする場面の写真を貼るのも良いかもしれません。

住宅・居場所

どんな土地で、どんな家に住みたいですか?

あなたにとって心が安らげる場所はどんな場所ですか?

理想の自分の「部屋」はどんな感じですか?

どんなテイストですか?

どんな間取りですか?

どんな家具が配置されていますか?

自室以外でも、あなたにとっての理想的な「パーソナルプレイス」がどんなものか考えてみましょう。

家族

あなたにとって素敵な家族関係とはどんなものでしょうか?

ゆったり団欒を楽しむ家庭ですか?

それとも週末アクティブに動き回る元気な家族ですか?

身近なコミュニティとの関わり

地域社会や身近な人たちとどのような関係を築きたいですか?

趣味

どんなことをして余暇を楽しみたいですか?

それが仕事にならなくてもお金が入ってくることではなくても、純粋な楽しみとして追求したいことはなんでしょうか?

ワクワク・ドキドキしたいことは?

こちらは趣味というよりも、あなたの「JOYポイント」を刺激してくれるもの、という視点です。

日本一周? 世界を旅する? 世界遺産巡り? 創作活動? 恋愛?

あなたのハートを開き、パッションを目覚めさせてくれることは何でしょうか?

子供

お子さんがどんなふうに育っていってほしいでしょうか?未来に生まれてくる子供とどんな親子関係を築きたいでしょうか?どんな教育をしたいでしょうか?

ワークスタイル

理想の労働環境はどんな感じですか?

フリーランス?起業?組織?パート?フルタイム?

自営業?コワーキングスペース?リモートワーク?在宅勤務?

自由より安定? 安定より自由? 自由より冒険?

仕事に求めるものはどんな要素ですか?

健康

あなたにとって理想的なヘルシーライフはどんなものですか?

エクササイズをしてスリムなボディになりたいですか?

オーガニックにこだわりたいですか?

時短最優先で栄養を考えたいですか?とにかく好きなものを食べたいですか?

健康であるために、あなたがこれから習慣化したいことはどんなことでしょうか?

生活リズム/ライフスタイル

あなたが理想とするライフワークバランスは?

生活リズムはどんな感じですか?

仕事の前にジムに行きますか?勉強しますか?読書しますか?瞑想して静かな時間を過ごしますか?

仕事帰りに習い事に通いますか?家族とゆったりする時間を最優先しますか?

パートナー

あなたの生涯の伴侶となる人はどんな人ですか?
あなたが共に助け合う理想のビジネスパートナーはどんな人でしょうか?

人間関係

あなたは周囲の人とどんな関係性を築きたいですか?
あなたはどんな人と関わりたくて、どんな人に必要されたいでしょうか?

たくさんの人に囲まれて軽やかに交際したいですか?

深く狭い関係を望みますか?

特別なこだわりをもつモノや人はいますか?

何が何でもこれだけ深めたい、と思うことはありますか?

あなたにとって深めた先にある辿り着きたい地点はどんな場所でしょうか?

ロールモデルは?

弟子入りしたいと思えるような人はいますか?この人のようになりたい!と思う人はいますか?

財産関係

財産管理どうしますか? あなたが身に付けたい財テクは?

未知の体験

旅や異文化との触れ合いを通して、見聞を広げたいですか?

世界を旅する?外国で暮らす? 異文化に浸かってみる?留学する?

思想・哲学

あなたにとって人生に意味を与える哲学や思想、宗教はあるでしょうか?どんなものが理想でしょうか?

時間の使い方

限りある今回の人生で、あなたは毎日をどんなふうに過ごしたいですか?

仕事

あなたは仕事に何を求めますか?やりがい?地位?お金?

理想の仕事は?どんなことを達成したいですか?

仕事を通してあなたは世の中にどんな価値をもたらし、どんな形で貢献したいでしょうか?

慈善活動

金銭を得る仕事でもなく遊ぶための余暇でもなく、あなたが理想とする未来のために必要なこと。なにかグループや団体に属してゆるやかに繋がる中であなたが果たしていきたいことはありますか?

NPO支援?募金活動?国際協力?教育支援?地域活性?

目に見えない世界

人間は霊的存在でもあります。目に見えない世界とどう関わっていくのか、自分のスタンスを決めておくことで、怪しくなりがちなスピリチュアルな世界を健全かつ現実的に歩んでいくことができます。

霊性を高めるためにあなたは何をしたいでしょうか?

そして霊的な存在としてあなたはどんな人生ステージを目指したいでしょうか?

ビジョンボードで活かせる占星術のハウス概念

以上で、人生のほぼほぼの領域はカバーできたのではないかと思います。

普段このブログの占星術の記事をお読みくださっている方はお気づきかもしれませんが、ここで紹介した画像集めの切り口は、西洋占星術のハウス概念にゆるやかでありますが対応させております。

1ハウスから12ハウスまでのハウス概念を網羅しており、これは占星術的には「人間が人生を統合的に生きるために経験することになる人生の舞台」といったところです。

占星術において、ハウスは人生の中での「具体的な活動領域」を表します。どなたにとっても全ての活動領域がなんらかの形で設定されています。

強調される舞台はもちろん人によって異なるものの(仕事頑張る人、子育て頑張る人etc)、全体が調和していくことが理想だと私は考えています。

ですので、ビジョンボードでも占星術観点での「人生の活動領域」を取り入れることで、全体的統合を経験しながら夢を叶えていけるのです。

占星術的を使えば自己統合が促進されたり人生のタイミングが手に取るように分かる!

少し本題からは離れてしまうのですが、ビジョンボードにまさに活かせるので占星術の話を少し。

人生の全体調和のためにビジョンボード作成するうえでも人生のあらゆるカテゴリーで画像を集めた方がいい、ということを本記事ではお伝えしました。

では実際のところ、どうやって人生の各側面を人は統合させていくのでしょうか?

占星術的に考えれば自分のホロスコープ(出生図)上に時期ごとに実際の運行天体がやってくることで外的環境から向き合うことを促されたり、環境によって強制的に取り組む必要性が出てくるなどしてその分野が活性化されていき学びが促進されるんですね。

あるいは自分の内的時計によって「関心モード」が移り変わっていきますので、それに合わせて人は自然と自分の興味や関心が移行していっていることは非常に多いです。

そしてその人個人の時期的なテーマに前向きに向き合うことができていれば、日々の人生経験や自他との向き合いを通じて自己統合や全体調和へと向かっていくことになります。

もちろん現実から目を背けていれば先送りになったりもしますが、時期によっては強制的な変化がやってくることもあります。

いずれにしてもどこか一部分だけが強調された人生というのは、刺激的ではあるものの何らかの形で調整していく必要があるのかもしれません。

出生図の天体に極度の偏りがある人は、逆に天体のない部分に取り組むことが実は大事だったりします。そういうことも含め、今回のビジョンボードでは人生で経験するであろう「全舞台」に関して画像を集めることを提案させていただきました。

普段意識が向かないジャンルこそあなたの魂にとってはもしかしたら大事な分野かもしれませんので!

もちろん、制作するボードの物理的サイズの事情もあるでしょうから、どのカテゴリーをピックアップして画像を集めるかは自由です。

あとは、年によって「今年は仕事の年!」といったこともあると思います。

その年フォーカスしたいことを中心にしてビジョンボードを作ることはむしろ効果的なのではないかと感じます。

まとめ

以上、2記事にわたって「ビジョンボード作成における8つのステップ」と「画像集めの切り口」についてお伝えしました。

記事でお伝えした内容を最後に再度箇条書きだけしておきます。

ビジョンボード作成における8つのステップ
1.コンセプト決め

2. 願望をごくごく簡単に文字で書き起こす

3. 画像・写真集め→ボードに貼る

4. なぜその願望を叶えたいのか「目的」を知っておく

 5. SMARTの法則を活用

6. 貼り終わったら全体をしばらく眺める

7. 完成したビジョンボードを飾る/ビジョンボードの定期検診

8. 行動する、実践する

画像集めの切り口
  • 自分像
  • 性格
  • 持ち物/お金
  • 学び・発信・コミュニケーション
  • 住宅・居場所
  • 家族
  • 身近なコミュニティ
  • 趣味
  • ワクワクドキドキしたいこと
  • 子供
  • ワークスタイル
  • 健康
  • 生活リズム/ライフスタイル
  • パートナー
  • 人間関係
  • 特別なこだわりをもつモノや人
  • 財産関係
  • 未知の体験
  • 思想・哲学
  • 時間の使い方
  • 仕事
  • 慈善活動
  • 目に見えない世界
  • ビジョンボード作成において最も大切な点

  • 最後に、ビジョンボードを作るうえで私が大事だと感じていることをお伝えします。
  • 楽しみながらやる!

    楽しくなければ意味がない!

    以上です。

    ではあるのですが、できれば、

    「人生は有限だ」ということを意識しながら作ることが、自己の源に結びつくビジョンボードに仕上げるためのキーとなると思います。時間に制限があるということはギフトです。

    だからこそ、残された時間で、

    やりたいこと、全部やっちゃいましょう!

    それでは、

    ビジョンボードを作ったあなたが、新たなるステップへと向かうことを願って、

    本日はこのあたりで。

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