こんにちは、占星家のサリーです。
本日は、日々平穏に暮らすための心がけについて。
不安なとき、忙しいとき、思い通りに物事が進まないとき、カラダの調子が悪いとき、、、人はさまざまな理由でストレスを感じます。
はじめは些細な「イライラ」「ザワザワ」もm放っておくと気づけば「自分ではコントロールできないほどのネガティブな感情」へと発展し、正常な判断ができないほどに飲み込まれてしまうこともありますよね。
スピリチュアルな観点で考えると、波動や周波数と言われる目に見えないエネルギーレベルで人間は大きく影響を受けています。ではあるのですが、いかんせん目に見えないものなので気づかぬうちに吸収してしまい負のスパイラルに陥っているということも結構あるんですね。
しかし、このような感情的・心理的な混乱は、日頃のセルフケアで防ぐことができます。
むしろ日々の小さなセルフケアができていなかった場合、誰かのセラピーやヒーリング、占い等を受けて一時的には良くなってもまた元のネガティブなサイクルに戻ってしまう、ということはかなり頻繁にあります。
目次
占いやスピリチュアルが好きな人こそセルフケアを土台にすべし!
私自身普段セッションを提供しているので多種多様のご相談を受ける中で感じていることがあります。それは、、、
習慣として日々の小さなセルフケアが出来ているかどうかが、自己愛や本人にとっての人生の満足度・幸福度、そしてその人らしい成功人生・発展的人生に多大な影響をもたらす
ということです。
自分が自分のことを好きでいるか、自分の人生に満足できているかどうかは、自分のケアを自分で出来ているかどうかが肝心なんですね。占いやその他スピリチュアルヒーラーやチャネラーに頼るのはその後であることが本来理想なのです。
というのも、自分という存在を自分でケアできずして誰かに相談し続けていると依存へと発展しやくなるんですね。さらに相手がタチの悪い人であれば、あなたのその心境や状況を利用して搾取や詐欺をしようとするかもしれません。
そんな状況に陥らない為にも自分が誰よりも自分を愛することが必須です。
自分で出来ることをまず自分で徹底的にやっていきましょう。
特にいつも自分の気持ちや心を放置してしまう人、ついつい周囲のために奔走してしまう人、そんな人こそネガティブな感情から自然と離れられるようなセルフケアを当たり前にできるようになることを目指していただきたいです。
不安やイライラから解放されることのメリットは無限大
決して望んでイライラしているわけではないけれど、どうにもこうにも敏感に反応してしまうときはあるものです。
人間には感情の波があるのが普通で、四六時中「ハッピーモード」でいることは難しい。嬉しいときもあれば、悲しいときもあります。心に余裕があるときもあれば、とにかくイライラして何も手につかないこともあります。それはごく自然なことです。
でも、やはりできれば気分穏やかな状態で過ごしたいですよね。イライラや心のざわつき、その他さまざまなネガティブ感情から解放されることには、多くの利点があるのを既にあなたもご存知だと思います。
- 仕事や家事、勉強など、あらゆる作業のパフォーマンスが上がる
- 健全な対人関係
- 直感やインスピレーションを受け取りやすくなる
- 物事がスムーズに進みやすくなる
- 良いご縁を引き寄せる
これらはごくごく一部ですが、心が平穏であるときに上記のようなことがもたらされることは、きっとあなたも経験上実感されているでしょう。
ではこのような素敵なモードを意図的に保つためにはどうすればいいのか。
そもそもイライラや心のざわつきを感じないことが一番の理想ですし、内側が本当の意味で調和していけばそもそもネガティブな感情が沸くことすらなくなっていくのも事実です。
しかし、ネガティブな感情に襲われてしまうことは人間である限り、感情をもっている限りある程度仕方がないことなのです。不安やイライラといった一般的にネガティブだと言われる感情を持ってしまうことがダメなことだ、という思い込みをまずは手放すことも大事です。
そしてその上で大事なことが、
自分自身のイライラや心のざわつきに翻弄されそうになったときに、対処方法を知っているか、ということです。
そしてもちろんその瞬間だけでなく日頃から習慣的に継続的に、自分の心を落ち着かせる環境を作る、ということも必要です。
ということで、日々のイライラや心のざわつきを軽減させるために日頃から心がけておきたいことを紹介したいと思います。
今回紹介する内容は、一つひとつは非常に些細なことだと思いますが、何度も何度も繰り返し定着化させることでその威力に気づいていただけるはずです。インナーピースが間違いなく訪れます。
負の感情に襲われて悩んでいる人ほどちょっとしたポジティブな習慣を身につけることをせずに、魔法の何かや特別な何かで救済してもらいたい、と外部に頼る気持ちが大きいのではないか、ということをセッションの現場で感じています。外部に頼ることが癖になると、本当は自分自身にこそ偉大なパワーがあるという真実を忘れてしまいます。
あなたはあなた自身の力で自分の感情と上手に向き合っていけることを忘れずにいてくださいね!
イライラや不安、心のざわつきをなくし、負の連鎖を断ち切る方法
以下で、負の連鎖を断ち切るための方法を紹介しますが、これが当たり前にできている状態になるだけでも、ストレスや不安を感じることはかなり減ります。
一つひとつの項目で見れば難しいことではありません。しかし全てをしっかり自分の習慣として定着させるとなると案外難しいです!
不安やイライラは始めはとても小さなものです。湧き上がってきたときに「素早く」対処しておけば、増幅していくことも防げます。
だからこそネガティブな思いに襲われた時に「反射的に出来るレベル」にまで習慣づけることが目標です。
1. 口角を上げる
基本中の基本から。
いまこの瞬間、あなたの口角はどんな感じでしたでしょうか?
気づいたとき、口角を上げるようにしましょう。微笑みましょう。特に鏡を見たときは必須です。
2. 深呼吸
深呼吸はきっと誰もがその効果に気づいているのに、ついつい忘れてしまうこと。
イラっとしたらまずは深呼吸。
メールやLINEを送信する前にまずは深呼吸。
落ち込んだときもまずは深呼吸。
集中できないときもまずは深呼吸。
焦ったときもまずは深呼吸。
眠れないときもまずは深呼吸。
感情に飲み込まれそうになったとき、イラっとしたとき、心がざわざわしたとき、そのほか何でも気分を切り替えたいとき、穏やかに事を進めたいとき、まずは深呼吸をするようにしましょう。
3. 姿勢を整える & ストレッチ
いまこの瞬間、あなたの姿勢はどんな感じでしたか?
ネガティブな感情を感じているとき、大抵姿勢は前かがみになってハートも閉じているものです。
まずは姿勢から。胸を開いて、正しく座って(立って)、カタチから整えていくようにしましょう。
また、カラダが硬直していると気持ちにも柔軟性がなくなりますね。ストレッチをして気分転換を。
4. 15〜30分ほど徹底的に掃除する
イライラモードを解消する生産的な方法が掃除です。
オススメは広く全体を掃除するのではなく、机の上なら机の上、キッチンならキッチン、トイレならトイレ、という感じで場所を一つ決めてそこを「徹底的に綺麗にすること」です。
全体を綺麗にしようと思うと、考える要素も増え気が散漫になり逆効果になることがあります。的を絞り、単純作業に没頭することでメディテーション効果が高まります。
ちなみに私がよくするのは水場の垢取りを半狂乱でやったり、一休さんもきっとびっくりするであろう熱心さで床の雑巾がけをすることです。邪念も吹き飛びますよ!
どこを掃除するか絞ったら、短時間で一気に取り組みましょう。
5. 自然を愛でる
気が荒んでいるときは、様々な想念が渦巻いている場所にいくのは逆効果。人で混雑するスポットなどですね。
代わりに、新鮮な空気を吸い、樹木・草木・花を愛でましょう。そして自宅やワークスペースを緑溢れる空間にしましょう。
観葉植物だけでなく花を飾るのもおすすめです。私の例ですが、机周りには電子機器がかなり多く全部ハードなモノなので、それだけだと何となく不調になりがちです。観葉植物や花で「柔らかさ」を感じられるような視界を作るだけでネガティブ感情の軽減になります。
6. 自分だけの居場所を作る
秘密基地のような感じで、ここに来れば落ち着いて過ごすことができる、という場所をいくつか持っておくようにしましょう。
自宅や職場でそのような場所が確保できれば手軽ですが、普段と変わりない場所にいることでかえってイライラが増す、切り替えができない、という場合も多いかと思いますので、それ以外の場所で確保しておくと良いですね。
雰囲気の良いラウンジカフェに行ったり、人の少ない静かな神社に行ってしばらくベンチでぼーっとするなどは私もよくします。
もちろん、居場所については人によって狭い場所や閉鎖的な場所の方が落ち着く場合もありますので、好みによりけりです。イライラやざわつきが軽減されそうな場所がどんなところかご自身に尋ねてみてください。
7. しばしSNSデトックス
「自分で決めたある一定の時間には、SNSを一切見ない」という習慣を作ることは、ストレス軽減には極めて有効です。
情報疲れでイライラやざわつきが来ることは多いですが、他にもSNSを通じて他者と自分を比較して自己否定に陥ったり、発信したことに関して他者からの「反応」が気になって仕方がないなど、これは多くの人に当てはまる内容かもしれません。
他者軸で反応してしまう時間を自ら制限すること=SNS断ちです。人に影響されやすい人こそ意識したいところです。
8. 物事のポジティブな面、相手の良いところに目を向ける
どんなことであれ、物事のポジティブな側面を見つけるようにしてください。不安を掻き立てるようなネガティブなことであったとしても、そこにはなんらかの学びがあったり、捉え方次第でポジティブな側面を見出すことは可能です。
常に人の良いところを見つける癖をつけましょう。これは相手のためという以上に最終的にはあなた自身に平和をもたらすからです。
直接本人に言わずとも自分の中で相手への褒め言葉を考えるだけでも、あなたの中でポジティブな感情が湧いてきます(そしてできれば、良いなと感じた部分はぜひご本人に伝えて下さい)。
9. ネガティブな感情はゴミ箱に
イライラしたとき、心がざわついたとき、不安なとき、怒りを感じたとき、どんな感情でもそうですが自分自身が不快な感情に苛まれたときは、以下のようなことをイメージの中で行いましょう。
ネガティブな波動があることをまず認めること。
その上で(想像上で良いので)その感情の塊をグチャッと固めて、ポイっとゴミ箱に捨てるような感じで「手放す」ことをイメージの中で行なってください。
イメージの中でゴミ箱の中に捨てたら深呼吸をしてください。
これだけOKです。まずはここから習慣にしていきましょう。
実際に何かしらの解決が必要なときであったとしても、ネガティブな感情で突き動かされているときに取った行動は、元の感情を倍増させる可能性が高くなります。
恐れはもっと恐れを、不安はもっと不安を、イラつきはさらなるイラつきへと拡大します。飲み込まれた感情からひとまず自分を「離す」必要があります。そして心が落ち着いた状態で行動に移すこと。
ゴミ箱に捨てるイメージで、あるいは水に流すことをイメージして、その感情が自分から離れていくことを感覚的に味わうようにするのがポイントです。
手放しの効果をより実感するためには、紙に書き出して、実際にそれを破る or 燃やすのも◎。そしてゴミ箱に捨てる、あるいは、水に溶けるメモ用紙を使ってそれを実際にトイレに流す、とかも効果があります(世の中には便利な商品があります!)。
ということで、ネガティブな感情を「手放す」「流す」ことを習慣にしてください。
10. 寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出して感謝する
毎日、寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出すことを習慣にしましょう。気が向いたときに、ではなく、例外なく毎日です。どれだけ嫌な日であっても、見つけ出すことが習慣になれば、そのうち「今日あった良かったこと」しか思い出せなくなります。
要は”癖”なんです。全ての感情や思考は癖です。
自分を苦しませる癖は新しい習慣を形成することで変えることができます。
「今日あった良いこと」を思い出すことが当たり前になれば、日頃イライラや心のざわつきを感じにくい自分になっていることにも気づくでしょう。
そしてさらに言えば、「今日あった良いこと」に関わった人、モノ、すべてに「感謝しながら」そのまま眠りにつくことが理想です。
小さなセルフケアの積み重ねが深い幸福感に
以上、イライラや心のざわつきから自己を解放するための心がけを紹介しました。
- 口角を上げる
- 深呼吸
- 姿勢を整える & ストレッチ
- 15分〜30分ほど徹底的に掃除する
- 自然を愛でる
- 自分だけの居場所を作る
- しばしSNSデトックス
- 物事のポジティブ面&相手の良いところを見つける
- ネガティブな感情はゴミ箱に
- 寝る前に「今日あった良いこと」を三つ書き出して感謝する
この中でもいくつかは「気がついたときに注意してやっている」という感じのものが結構あるのではないかと思います。
ただ、当たり前の習慣として完全に定着化させる、となると、、、ある程度自分自身を繰り返し繰り返し調教させる必要があります。「定着化」してこそなのです。
でもこの調教は決してあなたを苦しめるものではなく、内的な苦しみを軽減させ幸福感をアップさせるためのものです。
あなたが何らかの出来事に反応し、しかもそれがイライラや心のざわつきをもたらすものであったとしても、その後の自分自身の前向きな対応によって鎮めることができます。
もちろん誰のためになるかというと、あなた自身のためなのです。
ということで、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それでは、本日はこのあたりで。