2018年11月23日 14時39分、双子座にて満月を迎えます。
今回の双子座満月は、月が双子座0度で、太陽が射手座0度ということで満月ではあるもののスタート感に溢れていますね。
ふたご座といえば、コミュニケーション・知性。
人とのつながりや言葉や知識を通じて、新しいステージへと移っていく満月になりそうです。
ではみていきましょ〜
ふたご座が表すもの
双子座は12星座中、3番目のサイン。柔軟宮・風の星座です。
ピピピピー!と常に外界にアンテナを張り、柔軟性と機敏な反応力をもって情報や知識、そしてコミュニケーションなどに興味を示す、フットワークの軽い星座です。
全方位にアンテナを張り巡らしている。ピンときたものがあれば、ホイホイっと乗っかっていく。旬を逃さない。そんな感じ。
一つ前の牡牛座で得た自分の肉体を使って可能性を追求していきます。定着した個人としての可能性をいかに外の世界に多角的に発達させるかが双子座にとってのテーマといえますね。
肉体を手にしてまだ間もないので、他者との共存について考えたり、なぜ生きるか、みたいな哲学的なテーマには軸が置かれません。熟考や思索は楽しくない、ってゆうか出来ない(笑)。
とにかく自分を使ってこの世界を生きていくんだ、という若さと純粋な好奇心を持つ双子座にとって、重宝するのは「すぐ役に立つ知識」であり、今日から試せる処世術。
って言うと、なんだか深淵さに欠けると思われるかもしれませんが、まず自分の能力がどこにあるのか、可能な限り手を伸ばしてみることが、のちのち集団の中で生きその関係性の中で物事の真理や原理に気づいていくためには必要なステップなのです。
双子座は、自分の立ち位置を固定しません。
いくつもの違った立場の思いを想像し、取材し、組み合わせ、結びつけ、そこから新しいコミュニケーションを生み出します。
思いを伝えること、通信、言葉も、双子座の扱うテーマです。
双子座は、いくつもの「異なった存在」の間を軽やかに飛翔し、
それらをへだてる距離や溝を、解消する働きを持っているのです。
風のように自由に飛び回るボーダレスポジション。かっこいいですよね〜。
2018/11/23 ふたご座満月の特徴
射手座木星が双子座満月の真向かいに位置している
今回の双子座満月、11月8日に射手座に入ったばかりの木星と真向かいの関係です(オポジション)。そして木星は太陽とぴったりくっついてタッグを組んでいる。
この月と木星が真向かいの関係においては、今回のサインである双子座と射手座がお互いの特性を自分自身の課題として克服していくことで強力なパワーを得ることができるということ。
すぐに役立つ知識を収集するのに長けた双子と、すぐには役立たないけど長い目でみれば必要な啓蒙を求める射手。お互いを補い合うことで実用的知識と思想・哲学を共存させ、ますますパワーアップしていく、という感じ。
もうすこし具体的に言うと、、、今回のふたご座満月のタイミングで収穫した実りや、双子座の後押しを受けて得た「すぐに役立つ情報」が巡り巡って旅をして、最終的にあなたの「フィロソフィー(哲学)」を形成あるいは補強することになります。形成されたフィロソフィーが来年12月までの射手座木星の期間中、重要な指標になるであろうことはイメージしていただけるかと思います。
射手座には木星と太陽に加えて、コミュニケーションの星である水星も滞在中。水星は双子座の守護星ですので、今回の双子座満月に大きく関わってくるのですが、その水星は現在逆行中(12月7日まで)。水星逆行が終了する12月7日に射手座新月も控えていて、そこから一気に射手座木星期へと入っていきます。
ということは、残り半月ほどは過去の振り返りをしつつ双子座のフットワークの軽さを活かして興味をもったものは手を伸ばしておく、ぐらいの身軽さがいい。
水星逆行中に過去を振り返ることで、その当時には見れなかった観点で新しい気づき・発見が得られるはずです。(水星逆行に関しては下記の記事を参考にしてみてください)
火星と月と太陽がTスクエア & 柔軟宮がいっぱい
真向かいに滞在する双子座の月と射手座の太陽に、魚座の火星がそれぞれ90度スクエアの角度で絡んできます。「Tスクエア」と呼ばれる複合アスペクトですね。
Tスクエアは一方を否定しますから、AはBを否定します。さらにBをCが否定することになると、結果的にCはAを、オポジションのアスペクトという点で肯定することになります。つまり、ある考えがあり、それを覆し、さらに覆すことで、元の考えを別の角度からもう一度採用するという思考の流れが発生します。
上の引用だと、少しわかりづらいかもなのですが、、、柔軟宮のTスクエアに加えて他の柔軟宮も集まっていますので、とにかく動きがある。それぞれの天体のテーマが連動しあって、刺激したり誘導したり逆に突き放したりしながら、全体のエネルギーが満ちていきます。変化や衝突を重ねて物事を築いていくような。
少し例え話に挑戦してみます。
久しぶりに会った友達から聞いた話のなかでピンとくるものがあったとします。ふむふむとうなずいて納得してその日はすっかりのそのネタで盛り上がるのです。でも翌日、ネットで得た情報は友達とは違うことを言っている、う〜んどうだろう、どっちだろうなぁと迷う。そんなことを思いながら、ふと立ち寄った本屋で自分の専門の本を立ち読みしていると、昨日の友達の話に通ずる考え方に偶然出合う。思ってもみなかった視点から着想を得て、最終的に改めて友達の話に納得することになる。あ、友達のあの話はやっぱ自分に必要なことなんだな、よし、その路線でいこう。と決める。みたいな。
好奇心と向学心ゆえに、興味があっちこっちに向いたり、色々振り回されたりもするんだけど、友達の話を聞いただけでパッと決めるのではなくて一周回って決めたからこのフラつきも意味あるよね、みたいな。通じてますか?これ。
11月23日 ふたご座満月で意識したいこと&取り組みたいこと
なにはともあれ感謝タイム!
満月の日は感謝の気持ちで自分を満たすのが最高のラッキーアクション。
日頃の生活で感謝できることを、思いつく限り書き出しましょう。小さなことでも。
毎日あらゆることに感謝ができたら、それがもちろんベストなのですが、忙しいと忘れてしまいます、わかります、非常にわかります。なので、せめて満月の日だけは、感謝するためだけの時間を設けることを強く課してみてもいいと思います。
自分の生活、人生、全ての面から感謝できる点を見つけてください。
人間関係(家族、夫婦、子供、恋人、親戚、同僚、友人、先輩後輩、ご近所さん etc)、仕事(仕事内容、時間、クライアント、収入、スキル etc)、住まい、気候、住んでる国、自然、街、モノ、コト、空間。なんでもOK。感謝は多ければ多いほどいいのです。
自分自身の課題でもあるのですけど、その日、自分の身に起こったラッキーなことに毎日寝る前に感謝できたら、色々なことが大きく変わると思うんですよね。。。
感謝の深め方
別記事でお話したことなのですが、いま既にあるものに対して人は当たり前に思ってしまいがちです。感謝してもやはり時間がたつと気持ちが薄れてきますよね。私にとってもこれは本当に永遠のテーマで。
でもですね、やはり感謝の気持ちが深ければ深いほど、感謝の念が自分の中で育ってくる。結果的に幸福感も高まってくる。というのも実感としてわかるわけです。
どうやったら感謝の気持ちが深まるのだろうか、といろいろ対策を講じてみました。たとえば『ありがとう』と100回言うのも良いですよね。お経のようにただ唱えるでも効果があるのは確かです。脳がありがとうと思えることを探すようになりますから。
ただですね、私の場合、すぐ忘れるのです、すっごい忘れっぽい。日常の至るところで「感謝しよう!」と強く宣言していても忘れるんです。だから、感謝タイムを設ける、せめてその時間だけは感謝することにフォーカスする。そのうちの一つが満月の日なんですね。
では確保した感謝タイムをどう過ごすか。
そこでオススメしたいのが、『感謝の手紙』を書くことです。
15分ほどの感謝タイムを設けて、手紙を書くのです。感謝の気持ちを定着させるには文字にするのが一番です。
手紙を書く相手は人でもモノでも構いません。人の場合は、その人に実際に渡す必要もありません(渡したければもちろんぜひ渡してくださいね)。短くてもいいし、内容も深いことなんて書かなくていいので、感謝のキモチとその理由や背景を書いて具体的に感謝を文字に表現するようにしてみてください。
約半年前のふたご座新月で書いた願い事の見直し&軌道修正
水星逆行中のため、過去に書いた願い事を振り返ってみるには良いタイミングです。6月14日の双子座新月の願い事を振り返ることは特に大事。
双子座新月のときに書いたことを精査して、改めて今の状況や願いに合うように軌道修正してみてください。そして、半年前に比べて成長した部分は大いに自分を褒めてあげてください。もう一度言います。自分を褒めてあげてくださいね。
感謝と喜びで『未来日記』を書く
未来日記とは、未来にあたかもそれが叶ったことのように未来の時点から日記を書くというもの。未来日記のコツはそれが叶ったときの臨場感をいかに味わうか、というところなのですが、感謝の気持ちを込めて書くとさらに効果が高いんですね。で、感謝の思いを放つには満月が最適なタイミングであることは前述したとおり。
満月の気が満ちるときに感謝の思いをMAXにして未来日記を書けば、願い事の要素も入って感謝と喜びの要素も入って、願望を叶えるには最強なんじゃないかと思っております。
未来日記については下の記事で少し触れています。ご興味のある方はまたお時間のあるときにでも読んでみてください。
興味のあることに首を突っ込んでみる
フットワークが軽くなる星回りですから、「あ、いいな」と思ったことがあれば軽やかに介入していくことが吉と出ます。ネットサーフィンしていてピンときたイベントがあれば参加してみましょう。本屋さんでピンとくるタイトルを見つけたら、とりあえず目次だけでも読んでみましょう。
「あっ」と思った気持ちを無駄にしない。タイミングは常に今がベストだと思っておくと、ふたご座パワーに後押しされて自分に必要な情報を引き寄せることができるはずです。
たまたま参加したイベントに、たまたま入ったカフェで、たまたま読んだ本で、たまたま再会した友達と話していたら,,,etc。
そのたまたまが、いつか、必然だったと感慨深く思えるようになるか否かは、自らの好奇心に反応していくかどうかにかかっているのですっ。
身の周りに起こるサインこそあなたに必要な情報
双子座といえば、情報・知識・コミュニケーションですが、「情報」一つとっても、ネットや人や本を通しての情報だけが全てではありませんよね。
宇宙からのサイン、どこからともなくやってきたメッセージだって立派な情報だと思うのです。
そして、そういうちょっと不思議な情報というのは、身の周りに起こるサインに気づくことでキャッチすることができます。
たとえば、今日は晴れているから少し歩いてみようと思って、いつもは歩かない道を散歩していたら良い雰囲気の場所を見つけた、そこで少しぼーっとしていたらナイスアイデアを思いついた、とか。
このとき思いつくアイデアって、良いアイデアを生み出そうと思って椅子に座って机で考えていたら思い浮かばなかったであろう類のものなんですよね。
なんか晴れてるし無性に外に出たい←外に出ることを促されている。
良い場所を見つけてぼーっとしたくなる←リラックスすることを促されている。
良いアイデアを思いつく←外に出て開放感を味わうことで得るアイデアが自分には必要だった。
「促されている」こと自体がもう情報なのです。あなたが今どう動けばいいのかという情報。
小さなサインをキャッチして、良い気分・ワクワクすることにしたがっていると、その流れの先にはあなたにとって必要な小さな恩恵が随所に用意されています。小さな恩恵に感謝して進んでいくことが大きな喜びに繋がっていきます。
・・・アホらしい。もしかしたらアナタはそう思うかもしれません。でも、そのアホらしいと思う気持ちが、小さな冒険に出ることを妨げているとしたらそれはとてももったいないことです。
小さな冒険を日常的にしていくことで、あなたの好奇心と直感が磨かれることをお忘れなきよう!
思い通りにならないことにも意味があると考える
ここ最近星の動きが活発なことや、双子座の支配星である水星が逆行中ということもあって、12月初旬ごろまでは思い通りにいかないことがあるかもしれません。
予定が変更になったり、楽しみにしていたことが中止になったり、パートナーとのすれ違い、伝達ミス、パソコンやスマホの調子が悪くて調べ物ができない、なんてこともあるかもしれません。
でも、まずは目の前の状況を肯定してみてください。「この予定不調和にはなにか意味があるかもしれないな」と少し思ってみてください。
思い通りにさせようとコントロールするよりも、自分的にはスムーズにいってない流れに任せたほうが上手くいく場合があります。そして流れに身を任せたことが結果的には良かった、なんてことになるのが人生の面白いところでもあります。そんなフレキシブルな態度が双子座の月にはフィットするはず。
思い通りにならないことが続いたら、少し離れて傍観してみる
そして宇宙の采配に任せることにする
自分的には思い通りじゃなくても宇宙的には完全なハーモニーだったりする
何が良い悪いなんて後にならないとワカラナイ— Sally de JOYLE (@JoyleDays) 2018年11月20日
過去に学んだことを振り返る
水星逆行中&知性を司るふたご座いて座コンビの星回り、ということで「学び」について振り返ってみましょう。
前は途中で挫折してしまったけど、改めて今なら取り組めるものを発見するかもしれません。
あるいは、昔は全然興味なかったのに今のタイミングで関心を向けてみると、今自分が取り組んでいることに実は役に立つことだった、なんて気づきがあるかも。
双子座と射手座は、向学心が刺激される最強のコンビネーション。特に抽象的・哲学的なテーマに対しては、ふたご座のノウハウを活かして実生活に落としていけるタイミングですね。
お金に関する情報収集
今回のふたご座満月は「収入」を司る第2ハウスで起こり、向かいの木星・水星・太陽が滞在しているのは「財産や不労所得」を司る第8ハウス。つまりどちらもお金に関係していますので、このタイミングでお金にまつわる知識を吸収しておくことをオススメしたいと思います。お金に関する必要な情報をタイムリーにゲットできるかもしれません。
現在の星回りのもと得た知識や情報、そして出会いが今後の収入につながる可能性は大いにあり得ることなのですが、何よりも大事なことはお金に対するネガティブなイメージを払拭することです。お金は卑しいもの、お給料は会社からもらうもの、といった制限的なマインドをまずはリセットしていくことが必要です。マインドをリセットするためには、潜在意識の書き換えなど心理的なアプローチも大事だと思いますが、まずはお金について知ることが近道です。知識を得る。ということでお金について貪欲に勉強していきましょ〜
以前の記事でも度々紹介してますが、一応また載せておきます。参考にしてみてください。
自分の意見や情報をシェアしよう
コミュニケーション欲求が引き起こされるであろう双子座満月。普段は自分から語らない人もこの機会に大いに語ってみるといいかもしれません。
話しているうちに着想を得ることってよくありますよね。あと、特に女性は誰かと話していてその会話がどこに帰結するかなんて全く予期してないしそもそも落としどろこなんて考えてませんよね。でもそれって実はすごい良いことだと思うのです。「私ってこんな風に思ってたんだ」とか「へぇーこんな風に考えてたんだな」という感じで、外に出すことで自分を客観視できる。思ってもみなかったところに帰結する。自分の中だけで考えていた範囲を超えていける瞬間だとも思うんですよね。
あ〜でもないこ〜でもない、あ〜だこ〜だってジグザグな会話にオープンでいたら面白い発見があるかもしれません。まぁ、自分が居心地の良い範囲で、という条件付きではありますが。
ふたご座は軽やかな雰囲気なので、煮詰めた哲学は不要、とりあえず思ったこととか話してみて人とシェアしてみる。何気に放った考えが、木星や射手座のサポートを受けて最終的に自分の哲学のベースになった、てな展開もあり得ます。
願い事を書くときのポイント
願い事は、満月になってから24時間、できれば8時間以内に手書きで書きましょう!
願い事の数は多すぎると気が散漫になるので、やっぱり10個程度が良い感じだなと実感しています。
満月では新しく手に入れたいものについて書くよりも、「手放したいもの」について書いたり、未来のことを願う場合であっても既に叶ったことをイメージして「感謝モード」で書くことがポイントです。
満月を過ぎると、月は徐々に欠けていきますので「エネルギー放出モード」の流れに乗ることをイメージして、自分自身のメンタルリリースをするようにしてみてください。そうすることで、固執していた古い価値観や不要な思い込みなどをスムーズに手放しやすくなります。
満月のリリース効果について、私が体験したことを一つだけ。もう一年ほど前のことですけど、ながらく執着していた人がいて、何かと思い出すことが嫌だったので満月の時にその人のことをすっかり忘れられるようにお願いしたことがあったんですね。で、そのお願いごとをした直後、その日のうちに、SNS経由で偶然その本人を見つけたんです。そしてやっぱり見てしまうじゃないですか、気になりますからね。で、自分が一緒に過ごしていた時期とは色々な意味で全く違うところにいることを知ったんです。もう遠いところにいるんだな、と思って一瞬かなりショックだったのですが、全く違うところにいるってことを知れたことで、同時に一気に吹っ切れたんですね。あ、もう違う世界にいるじゃん、と思ったら急に興味がなくなったんです。そしてそれ以来思い出すこともなくなった、という手放しっぷり。そういう手放し方もあるんだなということで参考程度に。
さて話は戻って。
書く前には、机の上をきれいにして、空気を入れ替えて浄化して、できればアロマなどを焚いたり、ヒーリングミュージックを聴くなどして、できる限り自分の気持ちが清浄になるよう心がけてみてください。深くリラックスして、自分の内面につながるように。
頭で書くのではなく、心で書くように意識しましょう。
書き終わった後は、声に出して読み上げよう
願い事をすべて書いた後は一度声に出して読むことをオススメします。耳から再度自分自身に願い事を取り込むことで、願いの思いが深まりますし、逆に心の願いとズレがあったり、表現がしっくりきてないことに気づきやすくなります。そう、このズレや違和感に気づくのが大事なのです。
読み上げて、「よしこの願いで間違いない!」と思えない場合、本当の望みが別にあるか、もしくは心理的なブロックが働いているかのどちらかである可能性が高いです。
後者の場合は、心理的ブロックが外れた自分になっていることを、願い事の一つとして書き足すのがいいかもしれません。
双子座満月が叶えてくれること
蓄積した情報、データ、ノウハウを活かして成功に導く
学んだことを血肉とし、ノウハウとして現場でスピーディーに活かすチカラ。
読書や人から聞いたことを知っただけ終わってしまいがちな人、ぜひこの双子座満月のパワーをいただきましょう。
脱・三日坊主
好奇心が四方八方に向くからこそ、気をつけたいのは気が散漫になってしまうこと。
飽き性や三日坊主でなかなか継続して取り組むことができない人は、この機会にそんな自分を手放すことを意識してみてください。
不器用・器用貧乏を卒業する
器用&マルチポテンシャルな双子座。何かと不器用だと感じている人、逆に、器用すぎて結局中途半端で終わってしまう人は、自分が良いバランスで器用さを活かしていることをイメージして願いを書いてみてください。
行動力のある人間になる
動きたい気持ちはあるんだけど、どうにも腰が重くて、、、という人。双子座のフットワークの軽さ、機敏力を頂戴しましょう!
人付き合いが苦手な自分を克服する
仲の良い友達とは深く話せるけど、初対面や社交の場で適切な対応が苦手という人。そつなく会話を楽しんでいる自分をイメージして書きましょう。
あとがき。好奇心をもつということ
以上、11月23日の双子座満月について、さまざまな視点から見てきました。
11月の星の動きはかなり活発です。8日に蠍座で新月を迎えたのち、木星が射手座入りし、金星が順行になって、火星が魚座入りして、水星が逆行を始めて、太陽が射手座入りして。そしてその後の双子座満月。そしてこの満月の2日後、25日には海王星の逆行が終了します。
星が動きまくってて、色々調子が出ないという人もいるかと思いますが、どうか引き続き宇宙の流れを信頼して、そして自分の心の声に耳を澄まして過ごしていただきたいと思います。
最後に双子座のテーマでもある「好奇心」について最近考えていたことをシェアしたいと思います。長いので興味ある人だけ。
好奇心は万人に開かれている
当ブログJOYLEのサブタイトル『Follow Your Curiosity(好奇心に従おう)』にあるように、私にとって好奇心を携えて人生を歩む、というのはとても大事なことです。好奇心という単語がなぜこんなにも大事な意味を持っているのかと振り返ってみたところ、学生時代、何に対してもやる気や関心がなく毎日寝てばかりいた日々のことを思い出しました。
大学に入れた安心感を得た一方で受験のためだけに勉強をしてきたせいか、入学後に典型的な燃え尽き症候群に陥りました。そしてあっという間に年月は過ぎ、気がつくと就活の時期。何が何だかわからないままに様々な就活セミナーやOB訪問をしました。
そこで気が付いたのが、どうやら「情熱」というキーワードが就活においてとても大事なんだ、ということでした。心が熱くなれるような仕事をするのが良い、情熱的になれるポイントが仕事の要素に入っていれば良い。なにはともあれ情熱があれば過酷な仕事も乗り越えていける。そんなことを何度も聞くなかで当然私も自分の情熱ポイントを探そうとしたのですが。
ですがですが。
情熱がどこにもなかったんです。少なくともその時点で思いつく限り、仕事につながりそうなことが。なぜだかわかりますか?
それまでに好奇心を育てることを全然してこなかったからだと、今となってわかります。
興味のあることを探してこなかった、ともいえます。
その時々にやる「べき」であろうことを、周りを見ながら、まぁこういう感じかなと他人事な感じででやっていたんですね、ずっと。
だから、「君の情熱はどこにあるんだ」と聞かれても、えっ、ってなってしまったんです。
「情熱をもて。」
「必要なことは情熱に従うことだ。」
これらは自己啓発の本を読んでいてもよく目にする言葉です。でもですね、昔の自分からすると、情熱を持てと言われても、情熱を持てるものがないから、いまここにいるんですよ、いまこの本を読んでいるんですよ、となると思うんです。何かを見つけたい、何かに捧げたいと思っている、でも今はそれが何かわからない。
そうやって何かを探している人に対して「情熱的になれ」というのは、ある意味では残酷だし、あまり意味がないことなのではないかと思うんです。
もし、あなたがすでに明確な情熱を持っているならば、その情熱に従って実際の行動を起こしたり成果が出ているはずです。『情熱』と『行動』はセットになっていて、本当に情熱があれば人は行動に移すようにできていると思うんですね。
だから、人生の流れが停滞している時やヤル気が起こらないときに、情熱を持とうと思っても実はそれはポイントが違うんだ、ということを知っておけば、不必要に自分を責めなくて済みます。
毎日やる気が起こらない、人生に明確な目標がない、やりたいことがわからない、という思いの人たちが着眼すべきなのは情熱ではなくて、好奇心なのです。
あなたが今もし、何か自分が情熱を持って取り組みたい、全身全霊で夢中になりたい、でもそれが何かわからないんだと思うならば、自分の中に明確な情熱がまだないことは普通のことです。それが当然なんです。
情熱の代わりに重きをおくべきポイントが好奇心なんだということを意識してみてください。好奇心はどの時点でもどのステージにいても持つことができます。
楽器を弾いたことがない人は、楽器を練習することに情熱を持つことはできません。でも楽器って弾いてみたらどんな感じなのか、と興味をもつことはできます。これが好奇心ですよね。そして、好奇心をもって楽器を始めてみる。始めてみたら予想以上に面白い。練習にハマる。この「ハマる」というヒートアップな側面が情熱になるわけです。
すべてのはじまりは好奇心にあるということ。好奇心という気持ちはいつだって万人に開かれているのです。
そして好奇心の中に必ず、あなたが手にしたい情熱のヒントが隠されています。
「これを知ったところで何になるかわからないしな」
「あそこに行ったところで別に特別なことがあるわけでもなさそうだしな」
と思いますか?
でも、何になるかわからないからこそ、面白くないですか?特別なことなんて起きなくてもそこに行く過程でどんな出会いや出来事が起きるかはわからないですよね?
すぐ見返りを求めたり、損得勘定だけで考えていると、打算精神が好奇心を衰えさせていきます。
あなた自身の好奇心が、あなたをどこに導くかを自ら楽しんでみてください。
好奇心を存分に泳がせてあげてください。
人生という大地に、好奇心という種を撒いて、どれが育つか見届けてみるのです。そのうちきっと、これは大きくなってほしいなと思える苗が出てくるはずです。
そしてその苗を目に掛けて射手座木星期にどんどん育てていく、大きくしていく。
いまから一年間、大地に根を張って、大きく高くなったあなたの木が、来たる2019年12月からの山羊座木星期で実り、この社会のなかで誰かの喜びになったり、思ってもみなかった形で社会に還元していくことになるかもしれない。
そのときあなたの命は情熱のなかで煌めいているはずです。他者の期待からではなく、あなた自身の情熱が、そのまま周りの人たちの喜びに繋がっているはずです。
そんな未来への、小さな一歩が、今回の双子座満月の好奇心にあるのだと考えたら、なんか素敵じゃないですか。
好奇心は猫を殺す、私はこの言葉を信じません。
なぜなら、好奇心から全ては始まるって思った方がなんかワクワクするから。
おまけ
好奇心に従って何でもかんでもやったら全部が中途半端になる気がするんだけど、って思う人、あるいは、好奇心も情熱もあってこれまで既にいろんなことに首を突っ込んできたけど、何か一つにもう絞りたいんだけど、でも絞れない、ってちょっと悩んでる人。飽き性で興味の的がどんどん移っていくことにフラストレーションを感じている人。射手座木星期には的を狙って弓を射らないとダメなんじゃないの?って心配になっている人。今私にはあなたが見えています(笑)
そんなあなたにささやかな朗報です。
マルチ・ポテンシャライトとして生きていくことを視野に入れてみるといいかもしれません。一つに絞らないというスタンス。あくまでも好奇心の『交差点』を追求していく生き方。
さまざまなことに興味を持ってあらゆることをクリエイティブに探究する人間へと振り切ってしまえば、すっごいカッコイイんじゃないかって思いますね、私は。
では、
皆さんが宇宙のサインをキャッチして双子座満月をフラフラ楽しむことを願って、
本日はこのあたりで。