蠍座木星期の集大成として取り組みたいこと & 自分に問いかけたい7つの質問

蠍座木星期 占星術・星占い

11月8日からの『射手座木星期』まで残すところ約1ヶ月となりました。

10月10日から12日夜までは月・水星・金星・木星のなんと4天体が蠍座に滞在、そして、10月23日の夜から10月31日午後までは 太陽・水星・金星・木星が同じく蠍座に滞在します。

蠍座木星期の総仕上げ感炸裂!

そんな蠍座オンパレードを経て、11月8日 蠍座新月の日に木星が蠍座から射手座へ移動します。

蠍座新月と射手座木星期の幕開けが同じ日に起こるということからも、運の流れが大きく変わる宇宙的ビッグイベントの気配が漂っていますね。

より深めたいことや、やり直したい・復活させたいことなど、蠍座的なテーマに取り組むには最適な時期なので、この1ヶ月の間に「辿り着きたい境地にやっと自分は来たかなー」と変容を感じられるよう真摯に取り組みたいものです。

牡牛座満月

10月25日 牡牛座満月のこと。自己信頼で築くアナタ自身の世界!

蠍座木星の集大成として取り組みたいこと

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他の記事でも何度かお伝えしているのですが、今一度お伝えしておきたいので記事から抜粋して下に引用しますね。

蠍座のルーラーである冥王星が先日順行に戻りましたが、蠍座木星のまとめの今の時期に金星が蠍座に、そして水星も蠍座に入った流れを考えると、冥王星パワーが強まって、待ち望んでいたことの現実化が予想外のところからやってくるということが考えられますね。でも何はともあれ、蠍座テーマの深掘りです、強くおすすめしたいことは。

現在、木星は蠍座に滞在していますが、蠍座木星期は残り約1ヶ月。つまりこれがどういうことかというと、蠍座の象徴するテーマに関して、この1年の成果・果実を受け取る最後のタイミングだということ。
蠍座の支配星である冥王星が先日順行したこともあり、より冥王星・蠍座のテーマに向けての問いかけが重要視される時期でもあるのではないかと思います。

自己を取り巻くあらゆる側面で、深い部分や隠れていたことへエネルギーが集中する今、自分にとって真実は何なのか、本当に望んでいることは何なのかを自分自身に問い、真摯に答えるようにしてください。

自分の心の声に、魂の声に耳を澄ませてください。良い悪いのジャッジを捨てること、フィルターをなくすこと、精神を澄ますことがとても大事になってくるはずです。

そして、自分の内側を深く覗き込んで見えたものがあったならば、そこから得たアイデアや考えを、実際の行動を何か小さいことでも起こしてみることを強くおすすめします。

そうすることで、自己の源とつながった新しい形で周囲の環境を変容させていくことができるはずです。そして思ってもみなかったところで果実は収穫され、次の射手座木星期で大きく羽ばたくきっかけになってくれるでしょう。

記事:2018年10月9日 天秤座新月のこと& オススメしたい過ごし方や願い事

冥王星逆行期間中(4月23日~10月1日)に、自分の内面に向き合おうとしていたけど自分にとっての真実がわからずモヤモヤしていた人、現状打破がうまくできなかった人、なかなか自分と向き合う勇気がもてなかった人、気持ちのせめぎ合いで何が自分にとって大切なのかいまいちわからなかった人、本当の望みがわからず迷走気味だった人。順行後はみなさん冥王星順行のパワーに後押しされて、魂の深い内面と向き合い、魂の中にある強い思いにたどり着くことができそうです。

自分と向き合った先で発見する埋もれていた強い思いは、もしかしたら、これまであえてスルーしてきたことかもしれません。向き合いたくなかったテーマかもしれません。

でも今のタイミングで冥王星に後押しされて気づきを得たテーマや事柄を、私たちは避けて通ることができません。魂のブレイクスルーは深い感情の中からしか起こすことができないからです。そしてそんな奥深い層の感情や記憶を司るのは冥王星とそのナチュラルサインである蠍座の使命でもあります。

ということで、過去の忘れてしまっていたトラウマとか記憶とかを今の時期ふと思い出したら、それはぜひとも取り組むべき自分自身のテーマの可能性が大です。

記事:2018年 冥王星順行へ。蠍座木星期の今知っておきたいポイント&取り組みたいこと

蠍座に天体が集中している今の時期は、自分が取り組んできた蠍座テーマが何らかの形で結実する時期なのですが、それは射手座木星期でどの方向に矢を射るか、ということにもつながってきます。つまり『今後一年間の方向性づけを行う期間』でもあるということ。

そして、今後一年の方向を見定めるためには、今一度深い部分にある自分の声に耳を澄ますことが必要です、というのが私が最近何度もお伝えしているメッセージです。

蠍座木星期ラストスパート。自分自身に問いかけたい7つの質問

蠍座木星_ラストスパート

蠍座テーマの果実を受け取るために、そして、射手座木星期に進むべき方向性を見定めるために、私たちは今何をしたらいいのでしょうか。

本記事では、私自身が11月8日まで腰を据えて取り組もうと考えている項目、というか自分への問いかけをシェアしたいと思います。

内容が少し抽象的になりますが、その分、仕事・恋愛・趣味・対人関係など分野に関わらずご自身のストーリーに当てはめてイメージしていただけるかと思います。

Q1. 2017年10月10日前後に何に意識が向いていましたか?

2017年10月10日、木星が蠍座入りしました。この前後の時期に、自分の意識が向いていたことは何でしょうか?興味があったことは何でしょうか?

何か決断をしたり、新しいプロジェクトを計画したり、対人関係などでこれまでの自分らしいやり方を変えたりしたことはありましたか?

当時の気持ちや考えていたことを可能な限り思い出し、実際に起こした行動なども含めて書き起こしてみましょう。

大事なポイントは、この前後に興味のあったことや取り組んでいたことに対して、なぜそこに気持ちが向いていたのかという『真の動機や感情』を探ることです。その動機や感情は、あなたにとっての蠍座的テーマである可能性が非常に高いからです。

「蠍座木星期に入ったとき、何がブームでしたか?どうしてそれにハマってたんですか?」ってことですね。

Q2. 2018年11月以降始めたこと、そして3月9日頃から滞っていたことは何かありますか?

2017年10月以降そして年末ぐらいまでに何かスタートさせたことはありますか?新しい出会いや活動など何でもいいです。

そしてそのスタートさせたことは、上で述べた『真の動機や感情』の延長線上にあるものでしょうか?

2017年から2018年にかけての年末年始に何か実際に取り組んだことがあるとすれば、その取り組みの中で自分は何を感じたかったのか、何を探求したかったのかを改めて自分自身に尋ねてみましょう。

そして、次に2018年3月9日木星が逆行しましたが、逆行の影響は物事の動きが遅くなったり、スムーズに進まなかったりというカタチで現れます。

2018年3月9日前後にやめてしまったことはありますか?あるいは、やめはしなくても優先順位が低くなったことはありますか?

2018年7月11日に木星が逆行から順行に戻るまでの約4ヶ月の間に停滞していたことがあるとして、その停滞していたことは、蠍座木星期の流れで始めたことでしたか?

さらには、7月11日に蠍座木星が順行に戻ったあたりから今にかけて、また思いが復活したものはありますか?ブームが再燃したものはありませんか?

以上の問いかけで浮かび上がったものは、ラストスパートの蠍座木星期に今一度取り組んでみる価値のあるものである可能性が高いです。

Q3. 蠍座木星期の一年間、執着や依存を感じていた部分はありますか?

この一年間、ついつい執着してしまっていたことはありますか?こだわりすぎて、大局を見失うという場面に出くわしたりしましたか?

誰かや何かに依存して、パラサイト的になってしまっていた部分はありませんか?

蠍座が象徴する深さや探究心は、洞察力と集中力が研ぎ澄まされるいう意味では重宝しますが、それが執着や依存といった良くないカタチで表面化している場合は、射手座木星期に向けて手放していく必要があります。

依存や執着の感情を手放すためには、まずそうなっている自分を認め、受け容れることです。その上で、来たる射手座木星期に、自分が心身ともに自由に動き回っていることをイメージするように心がけてみてください。

蠍座時期に現れやすいネガティブな感情を解放していくこと

執拗な感情を手放していくことで、ニュートラルに物事を観察することができるようになります。それは様々な角度から自由に物事を眺めることができるということでもあります。

射手座は「自由」を体現します、「オープンマインドで自由な姿勢」は、射手座木星期に新しい可能性を開拓していくためには不可欠な要素になるはずです。

感情の手放し・解放については下の記事で触れていますのでもう少し詳しく知り合い方はこちらの記事も併せてお読みください。
本当の人生

他人軸から自分軸へ!自分軸で生きる方法を5つのステップで解説

Q4. 蠍座木星期の一年間、誰といたときに、何をしていたときに、深い感情を感じましたか?

喜怒哀楽どれでもいいので、何か深い感情、こみ上げる強い気持ちを味わったときのことを思い出して書き起こしてみましょう。

自分の内部から深く湧き上がってくる思いは、何に反応していたのか、改めて見直してみることで、それぞれ共通点が見つかるはずです。

この一年間、ネガティブな思いが特に多かったと感じるのであれば、残りの1ヶ月は上で述べたように感情の解放を徹底的に試みることを強くオススメします。

木星は物事を拡大・成長させる役割があるので、射手座木星期に持ち越してしまうとますますその感情のトラブルが大きくなる可能性が出てきます。

今のうちに可能な限り、ネガティブな感情を手放して、自分が味わっていきたい思いだけにフォーカスしていくことを癖にするよう心がけてください。味わいたい思いにフォーカスできる幸運体質が、ポジティブな感情に溢れた射手座木星期へとあなた自身を方向づけてくれるでしょう。

蠍座木星_5

Q5. これまでの人生で時間を忘れて夢中になった活動や仕事は?

5番目以降の質問は、別記事「自分のやりたいことがわからない?『自分の本質を知るための5つの質問』で目覚める方法」で紹介した項目の一部なのですが、こういった本質的な質問を自分自身に問いかけることが、蠍座オンパレードの今、とても大事だと感じています。

ということで残りの三つの「問いかけ」は上記事から引用しますね。

学校の活動や仕事のなかで、自分が時間を忘れて夢中になったことを考えましょう
Q. 学生時代に取り組んだことで夢中になったことはありますか?
Q. これまで携わった仕事のプロジェクト(または日々のルーティン仕事)のなかで、給料のことや残業のことを度外視して、没頭したことはありますか?
-中略-

人の評価を気にせず、誰に認められなくても、自分が勝手にやりたいこと、自分のためだけに楽しめること、忙しい時に時間を絞り出してでも自分がやりたいことは何か、を考えるといいですね。

上の質問に加えて、「誰と」「どんなふうに」没頭することが楽しかったかを考えてみるとさらに良いかと思います。

Q6. 何も制限が無い人生を送られるとしたら何をしたいですか?

なにもかもあるとしたら、つまり、無限の可能性が言葉通りあるとしたら、有限の人生のなかであなたは何をすることを選択するでしょうか?

私たちは大人につれて様々な制限を自分にインプットしていきます。

お金がないから、才能がないから、家族を養わないといけないから、タイミングじゃないから、年をとりすぎているから、、、etc.

そういうものを、一度ぜんぶ取っ払います。

なんでもできる、なんの制限もない、スキルも何でも身につけられる、何でも手にはいる、誰にでも会える、お金もいくらでもある。

その無限の可能性のなかで、あなたは何をしたいですか?

なんでもできます。可能性は無限にあるとします。

でも、時間は有限です。

つまり私たちは無限の可能性を有限の時間のなかで選択していくように設定されている生き物なのです。

そして、無限の可能性の中で、あなたのやりたいことがはっきりしたならば、それに関連することを、それにいつか繋がることを、「いま」から何か始めるべきです。

本来この世界に制限はないはず。可能性を狭め、制限をつくっているのは自分自身の思考であり、あくまでも自分が世界に意味づけをしているということをどうか忘れないでください。

Q7. あと○年のいのちなら何をしますか?

Q. あと1年のいのちなら何をしますか?
Q. あと3年のいのちなら何をしますか?
Q. あと5年のいのちなら何をしますか?

これらは、本質的な質問としては常套句です。聞き流してしまいそうになりますよね。

でも、本当に、あと5年だと決まっていたら何をするのか、真剣に、まじめに、具体的にあなたは考えるはずです。死がいずれ来ることは100%です。

死ぬときは身一つ、何も持っていくことができません。

この世界で勝ち取った地位や名誉やお金は最期消え去ります。残された日数で、すべての社会的要素が全く意味をなさないとわかったとき、あなたは何のために自分を使いたいですか?残されたわずかな時間を何に費やしたいですか?

残り5年のいのちでやりたいことが、わかったならば、それに関わることを今からやりましょう。直接的に結びつくことがすぐにはできなくても、その根本的な望みに自分の人生の方向性を向けていこうではありませんか。

これだけは取り組みたいワンアクション

蠍座木星

これも先日の冥王星順行の記事で書いたことなのですが、再度お伝えしておきます。記事は冥王星順行に絡めて書いていましたが、これは蠍座木星期にも同じく適用できる内容です(わかりやすいように一部変更しています)。

順行に戻った今、取り組みたいこと。それは、逆行期間に上手く進まないなーと悶々としていたことを何はともあれもう一度挑戦してみること。

逆行期間中に限らずとも、これまでの過去において途中で投げ出したことや自分には向いてないと諦めていたことのうち、やはり諦めきれないと思ったり、不完全燃焼に感じているものに、何はともあれ再挑戦してみるのが良いかもしれません。「復活」「復縁」「再生」が得意分野ですから。

あと1ヶ月でやってくる射手座木星期は私たちが望む未来へと大きく羽ばたかせてくれるはずです。でもその前に宇宙が与えてくれた助走期間があります。それが今の蠍座木星期であり冥王星順行期です。

内面に深くコミットしやすい今の時期に、少し後ろを振り帰って、一度放り投げてしまったものの中に宝の原石が落ちていなかったか再発掘・再発見するチャンスです。

それは自分自身を深く探っていくなかで見つかるものだと思います。

自分にとって真実は何なのか、本当に望んでいることは何なのか、自分に問いかけて実際の行動を何か小さいことでも起こしてみてはいかがでしょうか。

これまでの過去において諦めきれないと思ったり、不完全燃焼に感じているものに、再挑戦してみてみることをオススメします。再発掘のチャンスですヨ。

あと、蠍座の時期によく言われることの一つとしてソウルメイトとの再会とか出会いがあると思うのですけど、自分に準備ができたら現れるといった表現がされますよね。あれは確かにそうで、自分が相手に、あるいは恋愛自体に結婚自体に、心の底では何を望んでいるかに深く気づいたとき、その気づきの延長線上として出会うタイミングが用意されていると思うのです。

ですので、ソウルメイトに出会いたい、結婚したいという人は、ぜひじっくりと本当に自分が心から望んでいる相手はどんな人で、パートナーシップにおいて何が大切なのかを見つめ直してみてくださいね。

自身で辿る蠍座木星期

蠍座木星_軌跡

JOYLEでは普段から様々な視点で自分の内面とつながることをテーマにした記事を書いてきましたが、今思うと私自身、蠍座木星の影響をかなり受けていたのではないかと感じています。

私の話になり恐縮ですが、去年10月ごろからを振り返って今思うことは、私生活で自分自身が向き合ってきたことのほとんどが、自分なりの「愛」を発見をしていく作業だったのではないかということです。

去年の10月に木星が蠍座に入った頃から、私は自分がこれまで十年ほど撮りためていた写真を見返すことに興味が湧き、自分が無意識に写真に捉えていた被写体や事象のなかに隠されているものを見つけようとしていました。また日常生活においても、何気ない物事の裏で動いている深層心理や仕組みを解明していくことに強い関心を抱いていました。

こういった表に出ていない事柄や神秘を探求していく姿勢というのはとても蠍座的ですよね。

同様に、人間関係を振り返っても納得いく部分が多いな、と。
2016年9月9日から2017年10月9日までの天秤座木星期は、自分でも気づいていませんでしたが、当時はフットワーク軽く色々なタイプの人と交流をしていました。天秤座木星期の大半を海外で過ごしていたということもあり、いい意味でこだわりも偏見もなくこれまで経験してこなかった新しいカタチの人間関係を通じて多くの学びを得た時期でもあったわけです。

そこから一転して、蠍座木星期ごろを境に日本での生活が落ち着き始めたこともあり、交友関係が自然と縮小しました。ただ、少ない交友関係のなかでも、これまで経験してこなかった異質な環境に出合うことで自分自身内面的に大きな変化が起こる体験もありました。それって天秤座期にはなかったディープな時期だったなーと。

「付き合いで人と会う」ことを減らしていき、自分が会いたいと思う人とだけ会ってきたこの一年間。

そして今もその流れのまま、自分にとって大切な人や事柄に時間を費やすことを心がけていますし、『精神的に鎖国状態』の中で、大事なものだけに囲まれて人間関係や興味あるテーマを深めていきたいという気持ちが日々の生活のベースとなっています。ある意味かなり閉鎖的なこの環境のなかで自分が学んだことは何なのか。

一つ言えることは、この一年間に経験した濃厚な人間関係や深い感情を通して、自分がこれからどんな愛を育んでいきたいのか、そしてどのように周りの人たちに愛を放っていくことができるのかをやっと学び始めたとゆうことです。自分にとって新しい意味での「愛」とゆうテーマはまだ始まりにすぎませんが、自分なりに学んだ『愛のカタチ』をこれからの射手座木星期で具体的なものに落とし込み、世界を広げていけたらないいなと思います。

内的な愛の力を外的な世界に現象化していけるよう、実際の行動を着実に起こしていくことが射手座木星期の大きな目標の一つですね、私にとって。

皆さんもこの一年を振り返って、自分がどのように変わってきたか、蠍座テーマを中心にぜひ振り返ってみてください。

そして、自分なりに何を学んだのか、射手座木星期に成長・拡大させていきたいことは何なのか、素直な気持ちでご自身に問いかけてみてくださいね。

では、本日はこのあたりで。

牡牛座満月

10月25日 牡牛座満月のこと。自己信頼で築くアナタ自身の世界!