こんにちは、サリーです。
牡牛座天王星時代における意識ポイントについて。前回の記事に引き続きシェアしていきたいと思います。
関連記事：牡牛座天王星時代に幸運の扉をオープンさせる7つの鍵【PART1】
まず、PART1の内容がわかるよう下で概要でまとめました。お時間のある人は、ぜひPART1記事にも目を通していただけると、より牡牛座天王星の特徴がわかるかと思います。
ではいきましょ〜
目次
牡牛座天王星時代に幸運の扉をオープンさせる7つの鍵【PART1】の概要
まず、この記事の前にアップした【PART1】について、簡潔にまとめておきます。
2011-2018 天王星牡羊座時代は「個」の確立。
2018年5月16日（本格始動は2019年3月6日）からの7年間、牡牛座天王星時代は、個の存在として2011年から培ってきた自分の財産（資質、経験、スキル、才能など）を実際に使うことによって「豊かさ」を味わっていくステージです。
天王星が象徴する「革命性」によって、これまでの物質世界における「豊かさの定義」や「お金の価値」をひっくりかえすような出来事が起きてくるだろう、ということがまず言えます。
これまでの牡羊座天王星時代は、「開拓精神、積極性、自己主張、直進」といった『自我の目覚め』に波長を合わせていくことで、牡羊座エネルギーを追い風にして進んでいけた時期だったのではないかと思います。
連日私が「自分を知る」「本当の自分」「自分の源」といったキーワードを連発しているのも、いま天王星牡牛座時代の幕開けに際して、やはり、自分という存在をこのタイミングをしっかり掴んでおくことが大事だと感じているからでした。
牡羊座時代の自我の芽生え、自分の確立という「個」の存在が表出することによって、実際に世の中に出てきた流れにはどんなものがあるのか。
わかりやすい例でいえば、SNSですね。個人がそれぞれ情報発信することは現在はもう既にごく普通のことになりつつありますが、ほんの一昔前は考えられなかったことですよね。ポケベル時代の、あの隠匿性や不便性ってどこにいったんだろうと、笑。（まぁ今だとオンラインサロンやLINE@などがクローズドな場といえるかと思いますが）
そして今度は、世間を揺るがす影響を与えうる天王星が、『肉体・五感・お金』といった物質的世界を象徴する牡牛座に移動するのですね。
牡牛座の性質＝豊かさ、繁栄、安定、五感、芸術、審美眼、美的感覚。
天王星牡牛座時代はこういった牡牛座が象徴する事柄に対して、価値をひっくりかえす革命が起こっていくでしょう。これまでの価値、ルールが通用しなくなるからこそ、刷新のための新たなスペースが生まれます。
【PART1】でお伝えした、牡牛座天王星時代の波に乗る秘訣は、「自分で価値をつくっていける人間になること」。
そのために、私が提案したいことが、これまでの自分にとっての価値観と向き合い、これからの時代に向けてそれらを再定義していく内的ワークでした。
前回の記事で紹介したのが下記の三つの問いかけ。
1. 自分にとっての「所有」「体験」の概念を見直して、プライオリティを再設定する
2. 自ら「価値」あるものを見出し、生み出すために、自分は何ができるのか？
3. 自分軸・主体的姿勢をもつために自分が変われるところはどこか？
（このあたりで、、いやいや概要長すぎるから！と感じている人がいるのは承知のうえで、、、）牡牛座についてあと少しだけ話させてください……!
牡牛座が司る『五感・感性』の磨き方
牡牛座の持つ性質として、自分が生まれ持った感覚機能や感性を使うことで本領が発揮される、という点があります。
感性は育てることができるものだと私は思っているので、この先の7年間は皆さんにもぜひ積極的に感性を磨くように、物事に対する審美眼を養っていくように心がけてください。
どうやって感性を磨くのか？
まず第一の提案は、『本物』や『上質なもの』に接する機会を積極的に作っていくこと。
文学、絵画、音楽、演劇、写真などジャンル問わず、現代の日本の作品ももちろん素敵なものはたくさんあるのですが、古今東西のもの（特に長年受け継がれてきたもの、伝統あるもの）にも多く接して、感性の幅を広げ同時に深くしていくこと、”本物”を感じられる感性をもつことがキーになってくるかと思います。
どの時代であってもセンス・感性を高めることは大事なことだったと思うのですけど、これまでは主に芸術関係の人とかクリエイティブな仕事についている人たちが取り組むものだ、という見方がどこかにあったような気がするのはきっと私だけではないと思います。
でもこれからは、一見クリエイティブなこととは関係のなさそうなビジネスパーソンであっても「感性主義で活動する側面がより増えてくる」。むしろ、感性を大事にしないと行き詰まる。そんな展開が待っているように感じます。
この感性主義の一環として、女性性を大事にしたビジネスなどが最近ではよく言われているだと思います。男性性全開で発展してきたビジネスの世界で、「あれ、このままだとダメなんじゃないか」と気づいた人たちが積極的に女性性を活かして新しい方法を試す、そんな流れはすでにたくさん出てきていますよね。
ちなみに、芸術に関して私自身の意見ではありますが、「いい作品には、人の価値観や人生観を変容させてしまう力がある」と思っています。誰かが本気でエネルギーを注いで作ったもの、あるいは内面の深いところに潜って紡ぎだした物語の力は本当に凄いパワーを持っています。芸術作品を通して、このような深い影響を受けることにオープンであり続けることが、天王星牡牛座時代におけるキーになるように思います。
日々流れてくるネットやテレビからの情報はそれはそれでOKだと思いますし、必要なこともあります（このブログだってネット情報ですしね）。でも時代を超えて受け継がれている世界中の素晴らしい作品を知らずに生きるのは「もったいない！」この一言に尽きます。
良いものに触れてください。本物の作品を見てください。良い質のものを身につけてください。
そして、感性を磨く、という意味で良い作品に出会うこと以上に大切だと私がいま思っていることが、本物の作品や本気で生きている人に接することで、「本物の人生」というものについて考える機会を増やすことができるという実際的な利点です。
「本物の人生とは何か？」という視点で日々を過ごしていけば、例えば美術館に行ってもさらーっと見るだけでなく、彼らが何十年もかけて描いたその一枚の絵に思いを馳せることで鑑賞の深みが増します。また、本を一冊読むにしてもその本には著者の何十年もの経験と学びが凝縮されていることを感じることで、それらをまるごと吸収しようという姿勢で向き合うことができます。
鑑賞も読書も一見受け身な行為ですが、まじめにやろうと思ったら実はかなり重い作業にもなります。でもだからこそ、自分自身の目を養うこともできるし、感性や心を育てることができます。
本物の人生を送るために今日からできることは、自分の目で見て、自分の耳で聴いて、自分で動くこと。そして、心の眼で物事を観るぞと、真剣に向き合うように意識すること。
アートでいえば、批評家の意見より大事なことは、あなたがどう感じるか、です。また、自分の人生でやりたいことについて、他人の意見を聞くことよりも大事なことは、あなたがどうしたいのか、です。
それが、PART1でお伝えしていた、天王星牡牛座時代が本物の人生を歩んでいるのかどうか、中身を問われる時代になる、というところでもあります。
「真剣」とか「本物」といったキーワードが出てくると、少しヘビーな印象を受けるかもしれませんが、これは、言い方を変えれば、マインドフルに生きるということです。
（とはいえ、、、偽物の人生と本物の人生があるわけでなくて、本来生命をもって生まれてきただけで、あなたには価値があり命に偽物も本物もないということは大前提にしてください、というのは念のためお伝えしておきます。）
生きていること自体に価値があることを前提として、その上で本気の人生を、マインドフルな暮らしを送れるよう意識改革を行っていきましょう。
自分が今、何をしているのか、何をしようとしているのか、常に気づきながら暮らしていくことで、特別な修行をしなくても感性は磨いていけるはずです。
前置きが大変長くなってしまいましたが、引き続き『天王星牡牛座入りで幸運の扉をオープンさせる残り4つの鍵』をお伝えします。
天王星牡牛座時代に幸運の扉をオープンさせる残り4つの鍵
今回紹介する4つの鍵も前回の記事【PART1】に引き続き内的ワークです。
真剣な気持ちは大事だと思いますが、シリアスに考えるというよりは、リラックスして正直な気持ちで向き合うようにしてくださいね！
4. 生きることを楽しむためにどんなライフスタイルにしたらいいのか？
牡牛座の性質として、地球という場所で肉体を通して生きる喜びを味わうこと・楽しむことが挙げられます。
なので、「肉体をもっているからこそ可能な喜びがある」ということを覚えておきたいですね。
物質文明やデジタル社会を否定することは簡単です。でも牡牛座的視点で考えると、物質的なものや時代に背を向けてこの俗世を否定したり傍観して生きるより、現世の潮流に乗ってエンジョイする姿勢も大事。
現世の楽しみや快楽を肯定することの重要性については、私自身が以前スピリチュアルな神秘体験をした影響で、物質的世界への興味を一切なくした時期があったので、同じような体験をした人には特にお伝えしたいことでもあります。
この世界を存分に楽しむ、味わう。この地球において真の意味で「豊か」であるために現世的な豊かさを無視することはできません。「心が豊かならそれでいいでしょ？」これは牡牛座的にはNGです、笑。”実際に”豊かであることがやはり必要です。
そのために、自分はどんなライフスタイルにしていけばいいのかを考えてみてください。
具体的には、仕事、趣味、友好関係、家族、収入、暮らし方、働き方などあらゆる側面から「楽しみ・喜び」という感情を基準にして、どんな風に自分の人生を創っていきたいかをざっくりイメージすることから始めてみるといいかと思います。
「いい大人が無邪気に楽しむなんて」といった考えはばっさり捨ててください。えぇ、ばっさりです、ばっさり。（人生を楽しんでいない大人に、子供が憧れをもつことは困難です）
自分が楽しんでいる姿をイメージできるライフスタイルはどういったものでしょうか。イマジネーションを駆使して、自由に描いてみてください。
5. 自分独自の感性、スキルや得意分野を活かし、人に貢献できるものは何か？
これからは、ますます個人の感性やスキルを活かした活動の場が増えていきます。従来の社会だと、個性的すぎて変人として扱われ、社会的に評価されにくかった人たちが、その独自の感性や得意な分野で世に認められていく流れになっていくはずです。
自分の趣味はちょっと変わってるから、とか、自分はなかなか人に合わせることができない、と思っていた人たちは自信をもって自分の個性を磨いていけばOKだし、それで実際に稼いでいくことができるようになります。
主流でないことに、落ち度は全くありません。マジョリティではないかもしれないけれど、むしろその希少性が恩恵だと捉えてみてください。
そして、その上で考えていきたいことが、じゃあその独自性を使って、自分はどう世の中にアプローチしていくか、ということ。
天王星牡牛座時代で必要とされるのは「自分で価値を創っていける人間になること」だと何度かお伝えしてますが、ここで、「価値ってなんだ？」と少し考えてみてください。
社会において価値があるということは、そこにいつでも他者が存在しているということです。
命の価値は存在自体に価値がありますが、あくまでも社会という制限枠で考えた場合には、価値があるものというのは誰かのニーズや問題を解決するものだということです。さらには、この地球で生きる存在物（動植物含む！）たちが、よりよく生きるために貢献してくれるもの、だともいえます。
究極の自己満足でよければ他者に向けて差し出す必要はないわけで、差し出す側になる以上はいつだってそこに相手がいることを意識することが大事です。
誰かにとってそれが役に立つことなのか、あるいは誰かの喜びにつながることなのか、などを日頃から意識して活動していくことで、自分の好きなことをしつつもそれが結果的に誰かの何かに貢献することに繋がります。
6. 自分にとっての幸せの基準は何か？
「自分以外の全ての人と、自分自身の幸せの基準が同じであるとは限らない」というのは頭で考えると納得できるのですが、意外とすぐに忘れてしまうことのように思います。
人類普遍のゴールは「幸せ」だと究極的にはいえるかと思います。戦争も宗教も政治も、どんな争いも悲惨な事件も、根本の気持ちは異なる立場において「幸せになること」に起因しています。
「苦痛から逃れたい」という気持ちは幸せへの願望の裏返しですし、不幸になりたがっているように見える人も、その人自身はそうすることがその時点で幸せだと思っていたりします。傍から見ると価値観が少々歪んでいるものであっても、本人にとっての幸せの定義に沿っているわけです。
毎日愚痴を言ってる人も、周りからすれば不幸そうに見えるかもしれませんが、本人としては「愚痴を言うことが日頃のストレスの解消になる」と（無自覚レベルで）思っていることが多いです。そしてストレス解消を試みるということは言い方を変えれば、幸せになりたい、という気持ちの表れでもあります。
幸せになりたいがゆえに自ら苦しみを選択している、というのは皮肉ではあるのですけど、それが事実です。
また、家族といることが最大の幸せである人もいれば、1人で創作活動をしていることで至福を感じる人もいます。つまり、どのスタイルの幸せが正しいか、という話ではなく、あなたにとっての幸せの定義を明確にすることが大事だということです。
（これは、前述した『4.楽しむためのライフスタイルを考える』とも共通したテーマですね）
「30歳になるから早く結婚しないと」「子供作らないと」「家買わないと」etc
それは本当にあなたにとっての幸せでしょうか？
それがしたくてたまらないなら全然OKだと思います。でも、自分が考えている幸せな人生の基準が、世間一般のものと同じであるとは限りません。
牡牛座的視点でいえば、自分が好きなことを追求すればするほど、その中で自分独自の価値を生み出していくことができる、自分の幸せに沿って生きていくことができる時代がやってくるのです。
自分にとっての幸せの基準がわかるということと、自分の好きなことがわかることは相互的な関係です。自分の「幸せ基準」と「好き基準」を洗練させていくことで、この天王星牡牛座時代のチャンスを掴み、人生を”革命的に”変えていくことができるはずです。
7. 自分は豊かさを享受できると心から思えているか？
天王星牡牛座時代に流れてくる豊かさの恩寵を受けとるためには、自分がそれを受け取るに値するといった深い自己肯定感をもつことが、多くの人にとって大きなテーマになります。
自分は豊かさを受けるに値する、と信じられること。これ、すっごい大事です！！！
一億円当たった人が浪費をしてまたすぐ元の状態に戻ったり、むしろ以前より貧乏になったりするケースが多いのは、簡単にいえば、大金を手にする心の準備ができていなかったからです。自分はそのお金を受け取るに値すると心から思えていれば、多少なりとも賢く使うことができるものです。
想定外の収入、想定外のチャンス、想定外の出会いがあったときに「まだまだ自分はその身分じゃないから」と素直に受け取れない背景には自己を卑下する気持ちが少なからずあります。受け取り上手になりましょう！
自己卑下の態度は、天王星牡牛座時代という「豊かさ革命」の恩寵を阻むものになりかねません。「自分なんかが」「自分にはそんな資格ないから」といった感じで、自分を不必要に蔑む態度で、せっかくのチャンスを見逃さないでください。そのためにも日頃から自己肯定感を強めていくことが大事です。
ちなみに、自己否定の状態に陥っている人の一つの特徴として、「溜まりにたまった、日頃の小さな我慢やささいな妥協の繰り返しがとても多い」という点が挙げられます。
「まぁしょうがない」と考える癖がついていたり、意思表明や自己表現をしない癖がついていると、この世界は自分には変えられない場所だという考えが根付いてきます。その『無力感』が「自分なんて」という自己否定をさらに強めることになります。
アナタがいま、我慢しながら、あるいは妥協しながらやっていることがあるとすれば、それはどんなことでしょうか？
普通に考えたら、我慢もせず妥協も全くせずに生きることは困難だと思うかもしれません。
でもその中でも、順調に進んでいける人がいる一方で、ずっと口をすぼめて不満げに一生を送る人もいます。その違いが何かというと、諦めたり妥協した自分を、全面的に受け入れることをしたか・してないか、なのですね。
我慢したり、妥協する、ということがいつでも悪いわけではなくて、ただ漫然と、自分の不満の根源に気づかないまま過ごしていることが、危険なのです。
不満も妥協も我慢もネガティブな要素すべて含めて、その自分をまず全面的に受容するという覚悟が、自分の人生に責任を持つということであって、その『受容』が自己肯定の大きなベースになります。
繰り返しになりますが、自分は豊かさを享受するに値すると、心から思えるように自尊心を高めていくことを意識してください。
外部からの豊かさを手にするには、自分の内部の豊かさを自分が感じられるようになることがポイントです。それが宇宙の法則であることをぜひ覚えておいてください。
まとめ
2. 自ら「価値」あるものを見出し、生み出すために、自分は何ができるのか？
3. 主体的姿勢をもつために自分が変われるところはどこか?
4. 生きることを楽しむためにどんなライフスタイルにしたらいいのか？
5. 自分固有の感性、スキルや得意分野を活かして、人に貢献できるものは何か？
6. 自分にとっての幸せの基準は何か？
7. 自分は豊かさを享受できると心から思えているか？
これらの問いかけはQ&Aのように一問一答的に答えるとあまり意味がありません。心の声にじっくり耳を澄ませていただきたいと思います。
『幸運の扉』は、自分の心の部屋の中にある扉のようなもの。その扉はいくつもあってすべて未来につながっています。経験を豊かにするたびに、扉の数は増えていきます。つまり未来への選択肢が広がるということです。
そして内省を繰り返し、その扉を注意深くみることで、それぞれの扉に合致する鍵を自分で形作ることができるようになります。
自分自身の心の声に耳を傾けない限り、鍵をもっていたとしてもその扉を開くのにとても時間がかかってしまいます。一番大事なことは、自分に対して正直かつ素直に向き合うことです。
天王星牡牛座時代には、新しい価値を自ら創る人間であることが求められます。自分がもつあらゆる価値観に対して意識変革を積極的に起こしていくことで、主体性をもって人生の舵を切っていくことができるようになるはずです。
時代がどんな方向にいこうと、どんな大きな変化が起こったとしても、あなた自身はあなたのコンパスで進むことができるということです。外の価値観で生きるのではなく、内側の価値観で生きることが結局のところ人生の波にスムーズに乗る秘訣です。
それでは、アナタが素敵な牡牛座天王星時代を生きることを願って、本日はこのあたりで。
