お金の不安を解決するために。潜在意識の使い方、資産運用の超基礎を知る為の良書たち

お金_おすすめ本 マネー

こんにちは、サリーです。

本日は、お金に関する本の紹介をします。金融まわりのことやこの世界のお金という存在について理解を深めるのに役立つ本をシェアしたいと思います。

本記事は既に資産運用を軌道に乗せている人には向きません。現時点で下記のような状況に当てはまる人にとって参考になる部分があるかと。

  1. 現在お金に苦労している
  2. 長時間労働に追われていて自由な時間が少ない
  3. 好きなことでお金を得たい
  4. 時間と場所に制限されず収入を得たい
  5. 労働所得を減らして不労所得を増やしていきたい
  6. 仮想通貨が少し気になっている
  7. 資産運用に少し興味がある
  8. NISAとかiDeCo(個人型確定拠出年金)って言葉が最近気になる

上記のうち一つでも当てはまる人は今回紹介する本を数冊読んでいただいたらお金というものに対する考え方・価値観が良い方向に変わるのではないかと思います。

具体的な資産運用の本も少し紹介しますが、最も大事だと私が感じているのは、まずはお金に対して持っている悪いイメージや罪悪感を良いものに(でなくても少なくともニュートラルに)書き換えていくことだと思っています。

お金に対する罪悪感から解放されない限り、資産運用に興味をもったり、お金を稼ぐことを楽しめるようになったり、お金について学ぶ姿勢を得るのは困難です。

「お金は卑しいもの」と思っているとその時点で興味をもつ機会が失われます。これはかなりの機会損失だと言えるでしょう。

本記事を読んで、さらには本記事で紹介している本をお読みいただくことで「お金のことをもっと勉強してみようかな〜」と感じていただけましたら本望でございます。

お金にウトかった過去の私のこと

以前からこのブログを読んでくださっている方はすでにご存知かもしれませんが、私は一時期、精神世界や宗教の探求にのめり込んでいた時があり、環境的にも信心深い人たちが多い環境で育ってきたためお金に対しては何かと悪いイメージを持っていました。

「お金のことを口にするのは賤しいことだ。」

日本人ならばこういう価値観には馴染みのある人も多いのではないでしょうか(最近は減ってきているとは思いますが)。
そして私の場合はそういったお金に対して汚いイメージを持つ環境で育ったことに加え、自分自身が精神的求道の道を一時期邁進していたこともあって、お金が好きな人を見下していたように思います。

なんせ昔はお金のことを考えること自体がすでに賤しいと考えていたので、社会人になりたてでお金の扱いがよくわからなかったときには普段の生活のなかでお金に困ることがあっても、貯金したり節約するだけでした。

しかし会社勤めを辞めてから、組織に従属せずにどうやって生きていくかを考えるようになり、お金というテーマも当然ながら重要課題となり、それなりに結構勉強してきました。

デザイン事務所で制作者として寝ても覚めても作ることだけを考えていた時代や、貧乏旅行中にバナナだけで過ごす日々すら楽しめていた若かりし時代を考えると、ほとんど縁がなかった金融系の本や資産運用の本。あるとき、ふとしたきっかけで興味が湧いてきて読んでみると、すっごい面白かったのです。そこから一気に金融系の本を読み漁るようになりました。

最近では時流に乗って仮想通貨なんかもやってみたりはしておりますが、仮想通貨は正直ボラティリティが高すぎて投資というより投機(ギャンブル)であるというのが実際のところかなと現在は感じています。私自身は株式投資やFXなどもしますが、長期的な資産運用ということで考えるのであれば投資信託やETFの積立が一般的ですよね、きっと。そうやっていろいろな形で資産を増やすということを日頃から楽しみつつ考えております。労働をしてその対価としてお金を頂くことももちろん資産形成の一つですが、お金でお金を増やすことができればこれまで以上に効率的にお金を増やすことは可能なのです(もちろん損失を被るというリスクはありますが)。

「自分自身が働くだけでなく、どうやったらお金に働いてもらえるか」という思考へと変えていくことによって、仕事のことだけでなく今後の生き方に関する新しいアイデアが生まれることもあると思います。そのきっかけとして本記事で紹介する本は役に立つのではないかなと思います。

お金って何?お金との付き合い方&未来のお金のこと

まずお金とは何なのか、という根本的な問いを解決し、日本人の多くが未だ抱いているお金への罪悪感を取り除くためにはじめに読んでおきたい本たちを紹介します。どれも非常に読みやすく、金融系の知識がなくても問題なく読めると思います。

『いま君に伝えたいお金の話』は、お金の使い方について子供にもわかるようにかなりカンタンに書かれていて、この世界でお金を扱っていく上で大事なことが書かれています。ただ「お金との付き合い方」がメインテーマなので、稼ぎ方や投資の方法などについては書かれていません。お金を運用せずに貯める傾向にある日本人にとって、「お金は運用させてなんぼ」ということに気づくだけでも将来の資産形成は大きく差が出てきますので、まずは正しいお金との付き合い方を専門家の方から学ぶのが良いのではないかと思います。

『毎月5000円で自動的にお金が増える方法』も発売後すぐに読みましたが良書だと感じました。内容がちょっと珍しい構成になっているのも注目したい点。内容の半分以上が日本人がお金に抱いている罪悪感やお金持ちになるのを阻害しているメンタルブロックの存在について書かれていたり、それらブロックを払拭するための潜在意識の書き換えについて具体的に色々書かれていたりと、どちらかというとメンタル面にフォーカスした内容です。一方で、後半部分で基礎的な資産運用法の方法やお金を自動的に増やすためのシステム作りの方法が超具体的に紹介されています。メンタルブロックの外し方から資産運用の基礎まで学べるなんて、なかなかハイブリッドな内容ですよね。

おそらくですが、お金のプロである著書にとって「お金に対する罪悪感を外すこと」と「資産運用すること」が、お金持ちになるための両輪であることを自身の経験からご存知だからこその構成だったのではないかと思います。

『働きたくないけどお金は欲しい』はところどころ専門的な投資の話が出てきて流し読みしたくなりますが(笑)、お金の正体とは何なのか、この資本主義社会での働き方について投資家目線で語られています。資本主義社会で搾取されないための考え方が散りばめられた良書だと感じました。

ちなみに、お金のことだけでなく、人間のメンタルブロックというのは非常にやっかいです。叶えたいことがあるのに前に進めないときや、物事がスムーズにいかないとき、そういう状況の原因の多くは内面の深いところにある怖れや不安や自己否定です。

ポジティブマインドがいいとは言われますが、根本の自己否定や自己価値の低さが根付いている状態で無理してポジティブになろうとしても結局しんどくなります、遅かれ早かれいつかは。

お金も同様です。お金は汚いものだという価値観をもった両親に育てられた人は、まず親からの影響があることを自覚し、さらに自分がその価値観に支配されていたことに気づくことが必要です。そこではじめて思い込みから自分を解放させるチャンスがやってきます。自己認識が出来てはじめて、新たな価値観を自分にインストールする余白が生まれるのですね。

参考:RASという脳の機能。潜在意識を使って引き寄せパワーで夢を叶える方法

貧乏思考 vs お金持ち思考

知恵として体得できなくても、せめて知識としてまず吸収した方がいいと思うのが「貧乏人の思考とお金持ちの思考の違い」です。

自分自身が貧乏人とお金持ちどちら側の思考を普段しているかを発見することは重要なことだと感じます。そして、おそらく多少なりともお金に困っている人は必ず貧乏人の思考癖をもっていることはほぼほぼ確定です、笑。だからこそ、以下で紹介するような本を読んで、自分の思考のクセに気づく必要があります。そしてもちろん、お金持ち思考へと書き換えていくことを目指したいですね。

すぐには実践できなかったとしても、”知識として”お金持ちの人が考えそうな思考法が分かるようになると、普段自分が生活してても「お金がほんとにある人はこういう風に考えるんだろうなー」と客観的に少しずつ考えられるようになってくるかと思います。

『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』は、ブログを通して収入を得て世界が広がっていった著者自身の経験を元に、ネットを活かした働き方を提案している内容なのが一応メインテーマです。なのだけれども、一章だけ割かれていたお金に関する内容がとても良くて、この章の内容を掘り下げたくて1記事書きました。お金を持つ持たない以前に『お金のある世界観に移行していくこと』が大切なのだということを、改めて学びました。

参考:お金を引き寄せるための5つのマインドセット。お金持ち体質の思考を身につけることの重要性

お金に対する根本的なポジティブマインドを身につけること。これは、この資本主義の世の中で楽しくお金を稼ぎ、使うためのとてもとても大切なスキルだと感じます。

お金や経済についての基礎知識&最低限の金融リテラシーを身につける

上記のような本を学生の頃に読んでいたら、と私自身もたまに後悔することも以前はありましたが、いつだって遅すぎることはないとですからあなたが今何歳であってもぜひ読んでみることをおすすめします。

読書が超苦手な人も『誰も教えてくれないお金の話』はぜったいに読めます、笑。金融というより日々のお金の使い方という感じですが、貯金が全くできない、金銭感覚が皆無な自分に困っている、という方はまずはこういった超入門的な本から入ったほうがいいかもしれません。ちなみに『お金の教室』は小説形式で書かれているので、こちらも楽しみながら気軽に読めます。

勝間さんの『お金は銀行に預けるな』は、もう10年以上前に出版された本ですが金融リテラシーの必要性を説いたものとしてお勧めです。さすがです、という感じで。ドルコスト平均法やインデックス投資など資産運用をする人なら誰でも知るべき必須知識についても書かれていますが、金融業界の闇的なことも書いてくださっていて当時まだ何も知らなかった自分はこの本にはじめに出会えてよかったと今でも感じています。NISA制度が導入される前の出版かと思いますので、NISAやidecoについては、下記で紹介する本をおすすめします。

資産形成の入門書

それぞれ手法や説は違いますが、基本的に初心者の人にオススメされるのは「ほったらかし投資」のスタイルです。もちろん、いくら”ほったらかし”とはいえ、長い目で見れば資産運用を学んでいく必要はありますし定期的なリバランスも必要です。とはいえ、日常生活では運用のこと忘れていたとしても長期的に見ると資産が少しずつ増えていくのなぜか、ということがわかります。

株やFXのデイトレーダーの様な、一日中パソコンの画面と戦っているイメージのある投資方法とは全く異なります。投資はそのようなプレッシャーがかかることをしなければいけない、というイメージを先入観で持っている人は、せめて上2冊を読めば投資に対する印象が変わると思います。

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門』は他の3冊とは違って、資産やそれにまつわる税金そして人生設計全体の話です。日本は投資家には条件が悪すぎる税法であることは投資をしているといずれ分かることですが、橘氏はそのあたりの対処の仕方を書いてくれていたりします。本記事の見出し【貧乏思考 vs お金持ち思考】のところで紹介した『金持ち父さん貧乏父さん』に通ずるものがあります。人生設計という視点がなさすぎた自分は学ぶべきものが多くありました。

仮想通貨の入門書

『仮想通貨革命』は、通貨革命が将来社会をどう変えていくかについてに書かれています。仮想通貨投資のブームだけに乗っていると、ブロックチェーン技術がいかに画期的であらゆる可能性をもっているかということを見逃してしまいかねないのですが、2014年の時点でこの本を書いた野口氏はさすがでおそるべしです。

仮想通貨はまだ投機的側面が強く、今後の社会での実用化に向けて期待したいところ。でもインターネット黎明期からの現在のIT普及率を考えると、デジタル化が日々発達していくこのご時世で仮想通貨が完全に撤廃されるとは考えづらいのではないでしょうか。まぁ何といっても中央銀行に支配されている従来の中央集権型の制度ではないというところに個人的には魅力を感じています。

仮想通貨は現在全力で暴落中(記事執筆時点)なので、今のタイミングで始めることはなかなかリスクが高いですが、超超超少額の遊び感覚で始めてみるのは面白いとは思います。自分が実際に関わっていくことで、お金のカタチや価値の基準がいま現在進行形で確実に変わってきているんだということを身をもって実感できるはずです。

まとめ

色々なマネー本を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。私はスピリチュアルな記事を発信しつつも普段は結構金融の話題が好きで、占星術についで多くの関心を注いでいる分野でもあります。

今回の記事は、書籍のレビュー自体が目的というよりも色々な側面からお金のことを知っていただき、お金という一大ジャンルをまずはカンタンなところから学び、徐々に好きになってほしいという気持ちで書きました。

紹介した何冊かはamazon kindle unlimited の対象本なので、すでにメンバーの人は無料で読むことができます。メンバーになっていない人も30日間の無料体験期間があるので、その期間中に読んでみるのもアリだと思います。興味のある人は登録してみてはいかがでしょうか。

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さて、

「あなたはお金が好きですか?」

この問いに、素直にYESと答えられない人は、少なからずお金に対してメンタルブロックがあります。

お金はこの資本主義社会を生きるための便利な道具であり、人生の選択肢を増やしてくれるものです。

お金そのものは悪いものでも良いものでもないということ、

だからこそあなたにもお金を今よりもっと愛してもらえたらと願うばかりです。

では、本日はこのあたりで。

ゴールドのジュエリー

お金を引き寄せるための5つのマインドセット。お金持ち体質の思考を身につけることの重要性

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