【前祝いの法則】書評 & 願いを叶えるために今すぐできる実践的ワークの紹介

予祝_前祝いの法則 Book

先日、家族から借りた本が面白かったので今日はそのことについてシェアしたいと思います。

前祝いの法則』という本なのですが、本屋さんで並んでいるのは知っていて、ずっとなぜか「前呪いの法則」だと思っていました。

物騒な本が出てるなーと思い、中身をのぞくこともなかったのですが、全然呪いの本ではなくて健全な内容でした。なんで呪いだなんて勘違いしていたのか。。。

では早速紹介していきまーす。

前祝いの法則とは

予祝_前祝いの法則

Photo by Amy Shamblen on Unsplash

願いを叶える最高の秘訣は、先に喜んでしまうことなんです。

この星にふさわしいのは、不安ではなく、喜びです。

引用:前祝いの法則/ひすいこたろう & 大嶋 啓介:著

本書『前祝いの法則』の要点は上の二行に凝縮されています。願いを叶えるためには、先に喜ぶこと、なぜなら世界は喜びで動くから。That’s all!

「楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しくなるんだ」といったフレーズは聞いたことのある人も多いかと思いますが、原理はほとんど同じですね。

あるいは、競技選手が試合前に取り組むイメトレなども同じです。勝負に勝ったり、最高のパフォーマンスを出している姿をイメージして実際のパフォーマンスを上げていこうとするメンタルトレーニングは一流の選手こそ大事にしていますよね。ちなみに本書によると羽生選手は金メダルを獲るイメトレですでに感動泣きしていたとか。

未来を変えたい、夢を叶えたい、という時に「将来のために」何かをしてしまいそうになりますが、それよりも今、喜ぶことを選択していくことによって、未来においても喜びがやってきます。すべては「いまの心の状態」を変えることから未来を変えていくことができます。むしろ、今の心の状態が変わらない限り、変化を起こすことは難しいとも言えます。

なぜ予祝で奇跡は起きるのか?予祝の原理

『予祝』は前祝いと同じ意味です。言葉どおり「祝福をあらかじめ予定すること」という意味なのですが、この『予祝』というのは古代から日本人がやってきたことなんだそうです(盆踊りが一例)。

では、なぜ予祝(前祝い)で奇跡が起こるのか、その原理は何なのか、というのが気になるところなのですが、原理は実はとてもシンプル。

それは「未来に夢がかなったときと同じ喜びをいまの時点で感じることで、現在の気持ちが夢が叶ったときと同じ周波数になるから、その未来を引き寄せることができる」というもの。

引き寄せの法則で言われているように、宇宙の全てが磁石であり、あなたの思考や感情も含めて全てのものが周波数を持っています。つまり、自分と同じものを人は引き寄せるのです。欲しいものを引き寄せるのではないですヨ。あくまでも自分と『同じもの』を引き寄せるのです。

引き寄せの法則からもわかるように、私たちの心の状態は常に周波数を帯びていて、その周波数が、その人がまとう空気感や雰囲気というものに表出していきます。ならば、自分が目指したい地点に行きたい場合にするべきことは、その地点で帯びるであろう周波数を自分がまず出していくことだと言えますね。

じゃあ、どうやってその未来のなりたい自分の周波数出していけばいいのさ、ってことになります、はい。具体的な方法についても本の中で紹介されていたので、それらいくつかのワークのうち特に実践的かつ楽しく取り組める方法だと感じた「予祝インタビュー」という方法を本記事では紹介したいと思います。

スポンサーリンク

予祝インタビューのすすめ

予祝_前祝いの法則

Photo by rawpixel on Unsplash

願いが叶ったことを前提に人とインタビューし合う「予祝インタビュー」。本の中では、友達にインタビュアーになってもらい、それに答えていく”複数人ワーク”形式で紹介されていますが、自分への問いかけとして1人で行う方法としてもとても良いアイデアだと思います。妄想の中で、雑誌社やテレビ局の人に取材されている設定で取り組むのも楽しそうです。

ということで、下記のインタビュー項目を自分に問いかけてみましょう。夢を既に叶えたという設定で、あたかも叶ったかのように語り、その喜びを臨場感をもって味わうことがポイントです。

インタビュー項目

○夢が叶ったということですが、どんな夢が叶ったのですか?
○そのときの状況をぜひ詳しく教えてください。
○夢を実現されて、いまどんな気持ちですか?
○夢を実現したことで、周りからはどんなふうに言われていますか?
○とくに印象に残っているシーンはありますか?あれば教えてください。
○なぜその夢を持ったのか、そもそもの動機や原点となる体験を教えてください。
○その夢が叶うことで周りの人に、また社会にどんな影響を与えましたか?
○夢を叶えるために具体的にどんなことをしてきましたか?
○あなたの夢を叶えるために誰がキーパーソンでしたか?
○なにが成功の要因でしたか?
○多くの人はあきらめてしまうのに、なぜ、あなたは諦めなかったのですか?
○夢を叶える途中にどんな困難がありましたか?それをどのように乗り越えたのですか?
○夢を叶えたとき、誰が一番喜んでくれましたか?どんなふうに喜んでくれましたか?
○夢を叶えたいま、誰に、どんな言葉で感謝を伝えたいですか?
○夢を叶えたいま、あなたはどんな生活を送っているのでしょうか?
○夢を叶えるために踏み出した、最初の一歩は何だったのですか?

臨場感を味わうことがポイントと言いましたが、そのために意識したいことは、答えているときにできる限り喜びを感じて、細部までイメージしていくこと。そうすることで、具体的に何をすればいいかというアイデアや、夢に到達するまでのステップがこれまで考えていなかったような視点からふと思い浮かぶことがあります。まさに、そこがポイントです。喜びの中で得たアイデアや気づきを必ずメモするようにしてください。

未来のアナタは夢を叶えたその道のりを知っています。夢を叶えた前提で質問に答えることは、未来の自分と繋がることでもあるのです。

『未来日記』もおすすめ

普段から日記を書く習慣がある人は、本書で同じく紹介されていた『未来日記』というワークもオススメです。

願いがかなったときの状況を想像しながら書く日記で、まぁいわば妄想日記です。

日記を書くときのポイントは以下の3つ。

1. 願いが叶った自分はどんな気持ちか?
2. 誰がどのように喜んでくれているか?
3. 夢が叶ったその未来はどんな様子で、自分は何をしているか?

本書では、実際に書かれた未来日記が丸々紹介されています。その日記の中では願いが叶ったときの自分の感情だけでなく、その瞬間の周りの状況や家族や周りの人が言ってくれた言葉などまで、かなり具体的に書かれています。読んでいると自然とそのシーンが映像で浮かんでくることが印象的でした。

未来日記と同じ例で言えば、サッカー選手の本田圭佑さんが12歳のときに書いた「将来の夢」という作文。これはネットで検索してもらったらすぐたくさんヒットするのでぜひ読んでみてほしいのですが、とにかく内容が具体的なんですね。12歳の当時、すでに道のりが彼の中で出来上がっています。この具体性というのはぜひ見習いたいポイントです。

日頃克服したいテーマは『未来日記』が最適

未来日記は、将来の夢といったような大きなテーマである必要もないのも取り組みやすいポイントです。たとえば、自分が日頃から気にしているコンプレックスがあるとして、それを完全に克服した日の自分を想像して書いたりとか、仕事のここぞというプレゼンですっごい良いパフォーマンスができた自分を想像して書いたりとか、どんなことでも書き出すことができますね。

スポンサーリンク

幸運を引き寄せる人と、引き寄せない人の違い

予祝_前祝いの法則

Photo by MUNMUN SINGH on Unsplash

予祝インタビューをして、未来日記を書いて、先に喜んだはずなのに、願いが叶わない、ということが出てきた場合。さらには、引き寄せの法則など世の中には願望実現のための方法がたくさん紹介されていますが、表面的には同じことをやっても実際に幸運な出来事をを引き寄せる人と、そうでない人がいることがある。ちゃんと実践したのに、なぜ思い通りにいかないのか。。。

皆さんも体験として感じているのではないでしょうか。その原因は何なのか、前祝いの法則から考えてみましょう。

自分を受け入れているかどうか

前祝いの法則では、現在の自分の心の状態がそのまま未来の自分へと繋がります。つまり、今喜べば、喜べる未来を引き寄せる。

この法則で言うと、今もし自分を嫌っていたとすれば、自分の心の状態はマイナスですね。嫌いとまではいかなくとも、「自分はまだまだ」と自分の仕事や環境に未熟さを感じている場合も、心の状態は「不足モード」なわけです。

この不足モードのままで、どんな行動やアファメーションを取り入れても、未来は良い方向に反転しにくいと本書は語ります。

「未来」=「心」(あなたのいまの心の状態)×「行動」

心の状態と行動を掛け合わせて未来が作られる。そのためにまず大切なことは心の状態をマイナスにしないこと、つまり自己受容です。

自己受容とは、嫌な感情をジャッジせず、ありのままにじっとその状態を感じてみることです。嫌な感情(マイナス感情)はただ感じること、観察することで、静まっていきます。どんな気持ちが沸き起こっても、「そうかそうか、そうなんだなー」とただ眺めることです。

このように自己(の感情)を受け容れることで、心の状態がフラットになります。プラスになる前に、まずはフラット(ゼロ)の状態にする必要があるということです。

まずは現状の自分を受け入れて心をフラットな状態にすること。それができてはじめて、次のステージへ、つまり心が「プラスモード」へとステップを踏むことができます。

そして、プラスモードになってしまえば、行動との相乗効果で、望む未来が引き寄せられるようになってきます。

感謝の気持ちをもっているかどうか

マイナス感情を解消できたとして、次にフラットモードからプラスモードへの移行するには、どうすればいいか。

それは、喜びや感謝で自分を満たすことです。

特に感謝は喜びの最上級として、本書で述べられているのですが、大切なことは感謝を深め決意に変えていくことだということです。

感謝が大事だということ自体は、皆知っています。少なくとも知識としては。

でもそれだけではなくて、感謝の気持ちを深めることが実はもっと大事です。感謝をいかに深く、ホンモノにしていけるか。

そのためには、実際に感謝を言葉にして文字にして、自分の感情を味わって、その気持ちをさらに誰かとシェアしていくことです。そうすることで、感謝はどんどん深まっていきます。

そして、感謝がホンモノになると、『決意』に変わります。

その決意の状態で予祝をすれば、奇跡は起こるのだといいます。

予祝が叶うかどうかは、ほんとうの願いかどうか

予祝は「本音」に反応するということ。
心に宿る本音は、未来からのサイン。
だから、本当の音を大切にしたとき、予祝は力を発揮する。

自分の本音にしか、予祝は反応しません。親の願いや世間体を気にして、あるいは自分のプライドや見栄といったエゴからくる部分は、あなたの本当の心の願いとは違うことがほとんどです。

自分の本心がどこにあるのか、自分に問いかけて本音を自覚することで、未来からのサインをキャッチすることができます。

何者かになろうとしなくていい

予祝_前祝いの法則2

Photo by Joshua Reddekopp on Unsplash

以上、『前祝いの法則』を読んでいて心に響いた箇所を紹介しました。

未来のなりたい自分と同じ周波数を出していくための「予祝インタビュー」という方法は、取り組んでみると単純に楽しいのでぜひ皆さんに試してほしいと思います。

そして、私としては一番大事だと思うのが、やっぱり自己受容。

叶えたい願いがある場合、今の自分とは違う誰かになろうとしてしまいがちです。もっと自分は変わらなくちゃいけない、頑張らなくちゃいけない、ここが足りない、あれもまだまだ・・・・etc。

でもまずは、まずはですね、そんな風に思っている自分をぜんぶ受け容れてあげることが、何よりも大切ななのではないかと思います。「Let it be.」的マインド。

魂の成長というものがあるとして、そしてそれが人間として生まれてきた私たちの使命であるとするならば、きっと本来するべきことは、この俗世の中でノイズを浴びた心を純化していくことであるだろうと思います。

何か違うものになっていくのではなくて、本来の自分に戻っていく「回帰」のプロセス。

長い期間をかけて周りの環境に影響されて浸透させてきた価値観や偏見やエゴを、いかに濾過させて純化させていくか。それが、魂を成長させるためのテーマだと思うのです(ゲームみたいなもんといえば軽くなるけどそんな感じ)。

ちょっと話逸れたけど、最後に。
『前呪いの法則』を読んで、自分の本心を探る習慣をつけること、そしてその上で予祝インタビューや未来日記を通じて喜びや感謝を味わう習慣を身に付けていくことは、自分の本来の姿に沿った願いを叶えていく近道になるだろうと感じました。(近道は使っていかなきゃ。Life is LIMITED!)

では、本日はこのあたりで。

引き寄せの法則&思考現実化のやり方を習得したい人の必読本『ブレイン・プログラミング』【書評】

2018.05.03

スポンサーリンク