水星逆行期の過ごし方。水星逆行の意味&その影響を存分に活かすには?

水星逆行 占星術・星占い

こんにちは、サリーです。

西洋占星術の世界ではかなりメジャーな星の動きである”水星逆行”。本日はこの水星逆行についてお話します。

「○月○日から△月△日まで水星逆行です!気を引き締めていきましょう!」といった”水星注意報”的な発信を目にしたことがある人は多いかと思います。通信障害や株価の乱れなど、まぁ色々なことが言われておりまして、そういった呼びかけや情報をたくさん吸収するうちに、いつのまにかネガティブなイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

実は占星術を知りたての頃の私が、まさにそうでした。水星逆行ということばを聞くと胸がざわざわし「逆行かぁぁ、、、気をつけよう。。。」と反射的にネガティブなイメージを抱くようになっていました。そしてそんな先入観をもって過ごしているわけですから、実際に体調が悪くなったり、しんどい時期になる、なんてこともあったりで。

また、セッションの現場でも「水星逆行のときは何もしないほうがいいのか」「水星逆行の時期に旅行の予定入れてしまったのですが、、」といったご相談を実際何度もいただいており、多くの人が心配しているのかなぁと思ったりもします。星廻りによってはしんどい経験をすることもあるかもしれません。

しかし、はじめにお伝えしておくと、水星逆行との友好的な向き合い方は存在します。いくつかのポイントだけおさえておけば大丈夫。

占星術について何も知らなかったときも、水星逆行の存在を知らなかったときも、変わらずあなたはあなたの人生を歩んできたはず。では、占星術に出会った今、何をするのが賢いかといえば、「逆行期の波に”上手に”乗ること」です。

どのみち影響を受けるならポジティブな形で影響を受けていきたいですよね。まずは「逆行は怖れるためではなく活かすために宇宙が用意してくれている」と捉え直すようにしましょう。そして宇宙のリズムにシンクロし、日々の指針作りに役立てていきましょう。

ということで、水星逆行による影響を考慮しつつ、逆行シーズンを最大限に活かして幸運を手にするために意識したいことをシェアします。

かつて逆行嫌い(?)だった初期の私の考えを変えてくれたのが、石井ゆかりさんの著作でしたので当時の初心を自分が忘れないためにも、今回はあえて引用多めの記事となっております!占星術を学び始めたばかりで今まさに逆行嫌いになりそうな人のお役に立てば幸いです。

逆行とは何か?逆行の意味

まず、「水星逆行」という言葉にあまり馴染みがない方に向けてざっくり説明します。

占星術で使用する主要10天体のうち、太陽と月以外の8つの天体が”逆行”します。水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星ですね。太陽と月は常に順行。

逆行とは、見かけ上、星が本来の進行方向ではなく普段と逆向きに動いているように見える現象です。「動いているように見える」だけで、実際に、物理的に逆行しているわけではありません。

天体の逆行は、よく、2つの電車が併走している状態にたとえられます。
2つの電車が並行に、同じ方向に走っているとき、片方の電車に乗ってもう一方を見ると、どう見えるでしょうか。
同じ速度で走っていれば、相手が止まっているように見えます。
こちらのほうが早ければ、相手がずるずると後ろに下がっていくように見えます。
地球も、惑星も、同じように太陽の周りを回っています。これは、速度の違う電車が、並んで走っているようなものです。
ですからときどき、地球から見て、他の星が「後退する」ように見えるわけです。

参考:『星読み+』  石井ゆかり:著(以下引用は同書です)

2021年の水星逆行期間

2021年の水星逆行期間
  • 1回目 → 1月31日〜2月21日:水瓶座26度→11度まで戻る
  • 2回目 → 5月30日〜6月23日:双子座24度→16度まで戻る
  • 3回目 → 9月27日〜10月19日:天秤座25度→10度まで戻る

2019年、2020年は、水星逆行が始まるサインのほとんどが水のエレメントで起こりました(逆行中に、前のサインまで戻ることがありますので、逆行期間中のすべてが水だったわけではありませんが)。

水エレメントでの逆行は、感情面の深掘りや心理的な内省へと向かう傾向にあります。自らの心の奥や本音を探るのに適した時期だったと言えるでしょう。

一方で2021年は全ての水星逆行が風サインで起こります。これは今年の水星逆行における大きな特徴です。さてここからどんなことが言えるでしょうか?

風のエレメントは知性や情報を司ります。つまり、風サインでの逆行が意味するのは、昨年と一昨年の水星逆行の主要テーマであったとも言える「感情面や心理面を深掘りする内省シーズン」ではなく、より知的な方向へとシフトするということ。客観的な分析や知性・思考が鍵となり、自らの状況、周囲の状況を有意義に振り返ることができるのではないか、と考えられます。

人間のエモーショナルな側面に制限されることなく、理性的な意思決定ができたり、あるいは、より新しいアイデアや独創性に溢れたアイデアなども出やすくなりそうな予感です。

また、元々、水星逆行自体が、データの整理やバックアップが推奨される時期ではありますが、風のサインで起こるときには特にデジタル関係のこと、情報やデータ関連の環境を整え直す時期として活用するのがオススメです。

水瓶座での逆行となれば、この時期、あなたの現在テーマになっていることに関して主観で邁進するよりも、客観性や信頼できる情報を上手に活かし再調整することがおそらく吉。そうすれば水瓶座らしく「型破りなアイデアや解決策」がキラーンと出てきたり、知覚のアップデートが起きたり、といったこともあるかもしれません!

水星について。なぜ水星逆行が注目されるのか?

さて水星逆行の話に戻ります。

前述の通り、太陽と月以外の8天体は、どの天体も定期的に逆行します。水星、金星、火星の逆行は特に要注目で、もちろん他のトリガーとなる天体の動きにもよりますが、順行から逆行に移るタイミングや、逆行から順行に戻るタイミングなどは特に「揺らぎ」が起こるときなので、内的変化のみならず世の中の動きやご自身の身の回りの動きにも注目しておくと興味深い発見があることも多いです。

ちなみに水星逆行の頻度は1年に3回ほどあり、メジャーな現象です。1度の逆行期間は約3週間。

水星逆行が世間でも話題になりやすい理由としては、水星が象徴するものが個人レベルでの影響を受けやすく、生活や社会の中で表面化しやすいことが影響しています。水星の公転周期の短さも一因ですが、何より水星が司るテーマが現代人の生活に影響を与えやすい性質を持っているからだと言えるでしょう(詳しくは後述します)。

水星の公転周期

他の天体と比べて、水星は地球の割と近くでクルクルめまぐるしく動いており影響を受けやすいです。(喫茶店で近くの人がずっとゴソゴソしてたり、独り言話してたらすんごい気になりますよね。それと似た現象かも?)。

好転周期がダントツに短いのは月の約28日周期ですが、その次に短いのが水星の約88日です。

水星が司る分野

水星が司る分野のキーワードには下記のようなものが挙げられます。

  • コミュニケーション・会話
  • 情報・伝達
  • 移動
  • 知性
  • ビジネス
  • 言葉・文字・記号

占星術の視点では、各天体ごとに担当分野があります。人にもそれぞれ強み弱みがあるのと同じで、天体もそれぞれ活かされるべき分野がある、といった感じです。上記の水星キーワードを見ていただくとお分かりいただけるかと思うのですが、現代社会においてかなり影響を受けそうなジャンルではないでしょうか。

「移動」は交通機関を、「情報」はITや通信機器(スマホやパソコンを筆頭に)を含みます。「コミュニケーション」は会話だけでなく「書く」ことや各種発信、さらには「ビジュアル”コミュニケーション”」なども含みます。

つまり、現代社会におけるビジネスや生活に欠かせない事柄のほとんどが水星にまつわるものだと言っても過言ではありません。それゆえ水星マターは私たちの暮らしで身近なところで影響を感じやすい特質をもっているんですね。

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水星逆行による影響

水星逆行は年に約3回起こりますが、水星逆行中は、具体的には以下のようなことが起こりやすくなります。

  • 仕事や計画の遅延
  • メールの返信、手紙の返信など、「返事がなかなか来ない」
  • カンチガイや誤解が多くなる
  • やり直し、見直しを迫られる
  • なくしたものが戻って来る
  • 旧友や昔の恋人など、過去につきあいがあった人から連絡が来る
  • 再会、再開

”逆行”と表現するだけあって「逆方向に進むような」「過去に焦点が当たるような」時期となります。

水星逆行シーズンはわたし自身の実際の印象としても、”過去”へと意識が向きやすく「物事の振り返り」には最適な時期だなと感じます。未来へ向かってグイグイ何かを始めたり、前へ前へ進もうとすることは宇宙的なタイミングとして「ちょっと待った」という流れなのです。

他にもよくある水星逆行シーズンの現象としては、コミュニケーションの行き違いや伝言ミス、メールの返信が来なかったり、LINEの既読スルーをしたりされたりが何となく増えたり(笑)、交通ダイヤが乱れたり、株価チャートが乱れたり、など。水星逆行だけでなく、ここに金星逆行もあわさってくると何かと予測がしにくい時期になるので、金融占星術などでは特に要注目&要注意のシーズンになったりもしますね。

また、何年も連絡を取ってなかった同級生から突然連絡が来たり、昔関わっていた仕事の関連業務依頼が違うところからタイミングで来たり、といった感じで、”過去案件”が浮上しやすいのも水星逆行シーズンにはよくあることです。

その度に「さすが水星逆行シーズン!」と面白がることもアリだと思いますが、基本は「特に気にしない」のがいいです。はい、”気にしない”のが一番です。何が起きてもニュートラルな心で対応するのが結局のところは無敵です。

一応実務面であえて事前に注意すべきことがあるとしたら、「スケジュールに余裕を持つこと」。ギリギリの行動計画を立てているとズレる可能性がいつもより高くなる”かも”しれませんので、普段より余裕を持って動くことが賢明です。

この時期には、ものごとがゆっくり進んだり、確認ややり直しを余儀なくされることが多いです。でも、それはあくまでも「ゆっくりになる」「やり直しの必要が出て来る」だけです。
「不幸な時期」「悪い時期」ではありません。
むしろ、本来なら決して戻れない過去にちょっと戻って心残りな忘れ物を取りに戻れるような、ラッキーな時期、と考えられます。ゆっくりペースになるので、身体を休めるのにも適しています。
「水星逆行中は体調が悪くなります」という人もいます。これは、身体が「ずっとためこんできた疲れを清算するときだよ!」とメッセージを送ってくれているのでしょう。

上の引用にあるように、水星逆行が「不幸な時期」「悪い時期」では決してないということは押さえておきたいポイントです。

そして、実際に「なんとなく最近物事がスムーズにいかないなー」と感じた場合、「なんだこの悪循環は!」と原因不明のフローの悪さにストレスを感じるよりは、「いまは水星逆行中だから、しょうがないな。宇宙の流れなんだし。この流れの悪さはあと○日で終わるはず。」といった感じでイージーゴーイングに捉えるようにするのが、状況に振り回されないためのベストな向き合い方だと、私は考えております。

そして逆行が終わった時には、「ついに終わったぞ」と意識的な切り替えができるのも素敵です。占星術を知っているからこそ使えるターニングポイントですよね。順行の波に乗っていく意気込みができるため、上手にスタートダッシュを切れるタイミングにもなりやすいのではないでしょうか。

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水星逆行中は過去と再会し、振り返る時期

水星逆行中はとくに「過去」に焦点を当てることで、うまくその期間を活用できます。逆行による停滞感が仮にあったとすれば、それは活かすためにある、と考えておきましょう。

逆行と相性が良い向き合い方をするためには、以下のキーワードが役立ちます。

  • 振り返り、見直し
  • 点検、修理
  • 復習
  • 再燃、再認識
  • 再会、復縁
  • 延期、遅延

たとえば、もし今あなたが資格試験の勉強に取り組んでいるのなら、水星逆行中は同じ勉強をするにしても、新しい分野を一から学び始めるより、これまで学んできたことを復習したり、これまで得た知識を強化するような取り組みをするのがベターな学習方法だ、ということになります。

あるいはブログを日々更新している場合。水星逆行中であれば新規記事を起こすこと以上に、過去記事の見直しやリライトを行う方がモード的にはフィットするかもしれません。実際私は水星逆行期間、ブログ内のリライトや諸々の調整作業をよくしています。周囲でブログをやっている人に向けても「リライト強化月間!」みたいな感じで結構薦めております、笑

そして、逆行が終わり順行へと転じたタイミングで、新しいことを学ぶ、新しい章を勉強する、新しい記事やコンテンツを作る、など「新しいものを取り入れる」流れへと切り替えていくことが上手な波の乗り方だと言えるでしょう。

過去の振り返りが重要なターニングポイントになることも

水星逆行中に、過去を見直すことで、過去も現在にも変化を起こすことができるという話を少し。

たとえば、水星逆行中に久々に幼馴染と再会したとしましょう。

昔の話をしているうちに、当時の自分がどのような価値観をもっていたのかを再認識し、かつて自分の近くにいた人間が「いま」どのような価値観を持っているのかを知ることができます。

自分も友人も、昔とあまり変わらないかもしれませんし、劇的に変化しているかもしれません。変化があるかどうかが大事なのではなく、「望む価値観を今自分がもてているか」ということを探るための機会になることが重要です。

久々に会合した人たちと昔を振り返ることで、「昔と現在の自分自身の比較」ができますよね。そして、「友達と自分の価値観の比較」もできます。お互いの環境の変化によって価値観がどう変わったのかを比べることができるということです。健全な比較はお互いの変化や成長を客観視するためにはとても役立つものです。

このように、水星逆行時に、過去の知り合いに会うことは重要なターニングポイントになることも有り得ます。

ということで、

水星逆行期間に、上手に過去と向き合い、順行期をすっきりとしたコンディションで迎える準備をしておきましょう。

水星逆行と相性が良いアクション

以下で、水星逆行シーズンにオススメのアクションを紹介します。私自身、逆行期には以下のようなことに取り組み水星逆行を存分に活かした時間を過ごしております。

「自分はいま逆行期をめっちゃ活用してるー!!」とポジティブに思えることが結果として実際の幸運を招くことはアルアルです。ご参考にどうぞ!

  • 過去に書いた新月(満月)の願い事を見直す、書き足す
  • メールは送信前にダブルチェック
  • 伝言事項は口頭で済ませず、証拠を残す
  • いつもより積極的に言語化する(リライト推奨)
  • 過去の自分の思考のパターンや行動のパターンを思い出し、そこからどう変わりたいのかを考える
  • 何か学習中であるなら<復習>期間にあてる
  • 読書を通して自分が著者のどのような価値観に共感し、反発するのかを感じるようにする→自分の価値観をいま一度知る
  • 昔の友達や同僚に連絡してみる
  • 疎遠になっていた親戚に連絡してみる
  • 昔のアルバムを見てみる
  • 昔よく行っていた場所、お店に行ってみる
  • ふと思いついた昔の友人に手紙を書いてみる
  • パソコン、タブレット、PCのデータバックアップ、修理
  • 自宅にある通信機器の点検、メンテナンス
  • 保険、スマホ、ジムなど各種契約プランの見直し
  • 資産ポートフォリオの見直し(大胆な投資はこの時期避ける)
  • ビジネスプランの再検討
  • 部屋の掃除や断捨離。使っていないものを処分

こんな感じでしょうか。特に伝達事項はコミュニケーショントラブルがないように少し気をつけるようにはしております。他にも色々できることがあると思いますので「楽しみながら」対策するようにしてくださいね!

水星の逆行中は、とにかく「紙に書く」ことをおすすめします。
紙に書くと、否応なく、自分が第1番目の読者となってそれを読まねばなりません。書いたものがすぐさま、目の中に文字として飛び込んでくるからです。この「読む」作業が、逆行中の流れと相性が良いのです。

まさに上の引用通り!紙に書きましょう!

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水星逆行中にできれば控えたいこと

水星逆行中だからといって「絶対にやってはいけない」「これをやったら悪いことが起こる!」といったことはもちろん無いですし、終わらすべき締め切りや現実的なスケジュールがある場合に「水星逆行だから無理してズラす」必要もないと私は思います。

ただ、新しいことをスタートするという点で”追い風がめちゃくちゃ吹いている”時期ではないので、余裕をもってゆっくり取り組む必要は出てくるかもしれません。「もしスムーズにいかなかった場合はどうするか?」とプランBを考えておくことは得策。そして、いつもよりほんの少し慎重になること。それさえ意識していれば、そこまで気にしなくて大丈夫です。

むしろ私の場合ですと、水星逆行中に行ったセッションなどは、お互いいつもより内向きになっているせいか、よりディープな対話ができる気さえしています。時期読みに関して特に過去を振り返る作業なども合っていますしね。内的な作業が必要なセッション等に関しては占星術に限らず発見が多い時期にもなるのかもしれません。

そんなこともあって私自身は水星逆行をそれほど気にしておりません。ただ、「連絡事項や進めていた案件の流れが滞ることはあるな」とは感じているので、水星逆行期に経験するトラブルは「良い意味で諦める」「強行突破で進もうとはしない」という態度を持つようにしています。自分がプランしていた通りに物事が進まなくても躍起にならないことが理想的ですね。

水星逆行中、できれば控えたいこと

  • 旅行
  • 新規契約(締結・意思決定)※逆行前に既に決まった契約の実施はOK
  • 即決、即断
  • 超高額商品を購入する
  • なんでもかんでも人に話す
  • すごく大事なものを郵送する
  • 予定を詰め込む
  • ギリギリ行動
  • 資産運用を始める、投資を始める
  • 引っ越し
  • 以心伝心を前提とした日本的コミュニケーション(きちんと具体的に伝えるのが◎。誤解が生じやすい)

神経質になりすぎるのは逆効果なので、いつもより”気持ち控えめ”に過ごすことを心がける程度にして、あとは余裕をもったスケジュールで過ごすようにしてみてください!

余談:出生図の逆行天体について

本記事のメインテーマは「運行天体」の水星逆行についてなのですが、せっかくなので「出生図」の逆行天体についても少しだけ触れておきたいと思います。

占星術に関心を持ち始めたばかりの人にとっては少々マニアックな内容かもしれませんが、知っておくと面白いかと思いますので一応こちらでシェアしておきます。

自分が生まれたときに実際の運行天体が逆行している場合は当然ながら出生図(ネイタルチャート)にも逆行天体が入ってきます。2~3天体が逆行している出生図は割と多数だと思いますが、逆行天体がゼロだったり、逆に5天体以上が逆行していたりすると何らかの形でご本人を特徴付ける要素にもなっていたりすることも多いです。

たとえば、全天体が順行していて(逆行がゼロ)、さらには新月生まれでソフトアスペクトも多かったりすると、人生傾向としてはそれなりにスムーズに人生を渡り歩いている、ということになるかもしれません。その一方で、やりたいことを自由にやったり、物怖じせずに飛び込んでいく本人のスタンスが、場合によっては周囲から”浮く”ことや、”変人扱いされる”ことにも繋がっている可能性があります。

あるいは、たとえば出生図で土星が逆行していて水星金星も逆行していて、しかもそれらが月や太陽など重要な天体と90度や180度などのハードな関係を形成していたりする場合。幼少期に何らかの課題(父性の欠如や母親の影響で自我が抑圧されていたなど)を経験していたり、その両親問題がさらに影響し、知性面に劣等感を抱いていたり、「自分の意見や考えを上手に伝えられない」といった経験をしていたり、友人や恋人との関係において愛情の受け渡しがスムーズにできずに大人になっていく可能性が出てきます。

となると、学生時代のみならず社会に出てから「いざ自分を外に出していきます」となった際には「働きづらさ」やそもそも「生きづらさ」が強まっていくことが考えられます。ではその生きづらさをどうすれば解決していくことができそうか?となったときにこそ、出生図の中で諸々の天体やハウス同士の繋がりや状態(アスペクトやディスポジターなども含む)を見ていくことで解決のヒントが得られるのですね。

また、出生天体が逆行している場合は、その天体が象徴する活動に関して、「独自のやり方」で切り開いていく可能性も考えられます。

たとえば水星が逆行している場合、独自のコミュニケーション方法を身につける必要があったり、独自の勉強法を編み出したりするなどして、「個性的な知性やコミュニケーション能力」を発達させていることがしばしばあります。

このような知性面での個性は、画一性を重視する学校教育においては結果として、「理解の遅れ」や「コミュニケーション能力の低さ」などと誤認識されることがあるのですが、決して知性が劣っているわけでも知能が低いわけでもありません。

むしろ、本人独自のやり方で学習方法や伝達力を磨く機会を得ていることによって、大人になったときには「特異な技能」として仕事等で発揮される可能性を秘めている場所だと言えます。

そんな感じで、出生図の逆行についても、「逆行だからマズイ」ということは決してありませんので安心していただきたいと思います。

そもそも出生図に表れていることは全て才能です、苦手なことや短所や課題すらもそれを乗り越えていけば全て才能になります。もうそんなことを言い出すと、誰もが才能に溢れまくっているのですが、実際はそうなのです、笑。

水星逆行以外についても、どの天体が逆行しているかによってその解釈は変わってくるのですが、さらに詳しく分析するとなると、逆行の天体が何か?だけでなく、”逆行天体が位置するハウス”、そしてその逆行天体が”支配しているハウス”などにも目を向けることが必要になってきます。

これらはとても奥が深いテーマなので本記事ではこのあたりにしておきますが、まずは自分の出生図の逆行天体の数をチェックしてみるだけでもなにか面白い発見があるかもしれません。

無料で逆行天体を調べられるサイト↓

MyAstroChartもしくは天体位置計算機など。

(天体の箇所に「R」と入っているのが出生時に逆行していた天体です)

以上、出生図の逆行天体についてでした。

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水星逆行まとめ_自分の直感を信じることを忘れない

どの星が逆行していようとも「自分が今どうしてもこうしたい!」と思えるならば、それが「ベスト」のタイミングです。星が運命を決めるのではなく、貴方の心の深い納得こそが、運命を正しく動かします。
星の逆行は、何かトラブルや気になるできごとがあったときに「もう少し待ってみようかな」という余裕をもつために、とっても役にたつのです。くれぐれも「今は星が逆行しているから、なるべく行動を控えて、死んだふりをしなければ!」なんて、思わないでいただきたいのです。

↑この姿勢は本当に本当に大事です。私自身、セッションの際には「自分の直感を信じること」の重要性をけっこうしつこく伝えます。最終的には自分の心の声に耳を傾けるのが大切です。

ちなみに私は水星逆行中にこのサイトをスタートしました。逆行のことは特に意識しておらず、ただ「ブログを始めよう」という自然な気持ちがやってきて「今がスタートだ」と押される何かを感じました。そして、それは当時の自分自身のピュアな心の声だったと感じています。

そして、ブログを書いていく中で、結果的にベストなタイミングで自分の過去と向き合うことができています。

水星逆行シーズンには、普段なら後ろ向きになってしまいがちな過去の出来事、とくに自分にとって好ましくない思い出に対して、逆行中だからこそ内省することがしやすくなることも多々あります。自分がかつて否定してきた過去の部分に明るい光を灯し、否定していた自分自身と思い出を今一度温かく包み込むことができる時なのですね。

ということで、”かつての嫌いな自分”に愛を注ぐ作業も、水星逆行時には取り組みやすいのではないかと思います。

自分の運命の展開を信じよう。宇宙は、あなたの幸せを願っている。

by ジャン・スピラー(魂の願い 新月のソウルメイキングより)

そう、宇宙はあなたの幸せを願っています。

「宇宙はいつだって愛で動いている」

このように捉えて生きたほうが少なくとも楽しい人生になるのではないかと、ワタクシは思います。

では、本日はこのあたりで。


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