こんにちは、サリーです。
本日の話題は「チャクラ」。スピリチュアルな探求をする人にとっては欠かせないテーマです。
チャクラとは何なのか、7つのチャクラそれぞれの意味と場所、さらに各チャクラを整える方法について解説します。
瞑想やエネルギーワーク、その他あらゆるスピリチュアルライフの実践に取り組む方にとって、チャクラの存在を意識することは自己調整に役立ちます。スピリチュアルな覚醒を目指す方には、特に有益な情報となるかと思います。
普段私は占星術セッションにおいても、クライアントさんのネイタルチャート(出生のホロスコープ)で特定のチャクラのバランスが明らかに崩れていそうな場合などは、チャクラに関する話題や具体的な対策をお伝えすることもあります。
もしあなたが現時点ではスピリチュアルなことに興味がないとしても、日々のセルフケアの一環として、チャクラの基本的な概念を理解しておくことは大切なことだと私は考えています。
ただ、先にお伝えしておくと、チャクラは「全体のバランスを整える」ことが大切なので、元々スピリチュアルが好きで第6、7あたりのチャクラが過剰な人が、さらに瞑想やスピリチュアルワークで「上へ上へ」と意識を向けすぎると、現実での生活力が弱まってしまいますのでそこは念のため気をつけてください。
スピリチュアルが好きな人やスピリチュアルな活動に従事している人こそ、実生活を健康的に過ごし、体力をつけることは大切な要素です。
宇宙に意識を向けた後は、しっかりと地に足をつけ、グラウンディングすることを忘れずにいましょう。
目次
チャクラとは何か?
チャクラとは、一言でいうと私たちの身体に宿る「7つの生命エネルギーの出入り口」です。
人間とスピリチュアルな世界を繋げるエネルギーポイントとして、生命エネルギーが流れる回路を形成しています。このエネルギーは私たちの身体を活性化させ、さらにスピリチュアルレベルの覚醒へと繋がります。
サンスクリット語で「車輪」や「円」を意味するチャクラは、一般的には目に見えない存在です。しかし、サイキック能力を持つ人々には、身体の前面と背面にあるチャクラがエネルギー体として回転して見えることもあります。それぞれのチャクラの状態を観察することで、「その人が現在どのような状況にいるのか」を理解することができます。
チャクラは、人間がこの物質世界でスピリチュアルな課題を克服することによって神性へと昇華していく過程を暗示しており、「霊性向上における指標」のようなものだと私は捉えています。
今回は主要な7つのチャクラについて解説しますが、実はこれ以降にもさらなるチャクラが存在します。興味のある方は、ぜひ第8チャクラ以降についても調べてみてくださいね。
そして、どのチャクラが強く、弱いのか、どこをもっと整えた方が良さそうか、というのはもちろん一人ひとり異なります。
この記事を読み、「自分はこの部分が弱そうだ」と感じたチャクラに対して、(全体を整えつつ)丁寧にケアを施すことを意識してみてください。
人間の霊性向上の鍵となる、チャクラの浄化と調整
チャクラは、人間の身体の脊髄の基底(第1チャクラ)から頭頂(第7チャクラ)まで、縦一直線に並んでいます。
各チャクラに象徴される学びや課題を昇華していくにつれ、人は知恵を深め、霊的に統合されていきます。
そして、霊的に統合されることで、人は本来のポテンシャルや才能を存分に発揮できるようになったり、真の意味で愛から奉仕をして人類に貢献することが自然にできるようになるんですね。
また、私たちの意識や知覚、さらに創造性やサイキック能力も、意識的、無意識的を問わず、チャクラの状態に影響を受けています。
これらの観点から、チャクラを整えることは霊的成長・霊性向上のためだけでなく、あなたが自分らしく生きる上でも欠かせない要素だということが理解していただけると思います。
一方で、自分に必要な霊的課題に気づかずに放置し続けていると、そのエネルギーが病気となって現れたりすることもあります。
スピリチュアルの世界では、病気は内面的あるいは霊的なエネルギーの乱れによって引き起こされるものだととよく言われますよね。
私自身、日頃のセッションで健康面のお話もよく伺いますが、確かに霊的エネルギーと健康の相関性を感じることは非常に多いなという印象です。
チャクラは自分の中にある神社
神社によってご神徳が違うように、7つのチャクラにも違いがあります。
神社の環境を清浄に整え、日々の掃除や人間の祈りが極めて重要であるのと同様に、チャクラもあなた自身がケアをすることによって様々な恩恵を受けることができるのです。
まずは自分が特に強化したい事柄に対応するチャクラを意識的に整えることから始めることをお勧めします。
そして最終的には身体のエネルギーが全体的に調和することを目指しましょう。
では以下で具体的に各チャクラについて解説します。
第1チャクラ(肛門と生殖器の間_恥骨のあたり)/ルートチャクラ
大地とつながり、生き抜く力を身につける
【キーワード】安定性、バイタリティ
【エネルギーの色】赤
【エレメント】地
第1チャクラは脊柱の付け根部分にあります。椅子に座った際、椅子と接する背骨のあたり、感覚的に分かりづらいようであれば、恥骨周辺をざっくりイメージしてください。
第1チャクラは私たちが大地に根を下ろし、生命エネルギーを受け取る場所です。
第一チャクラは「ルートチャクラ」とも呼ばれ、安全と防衛の本能を担当します。
チャクラが正常に機能しているとき、私たちはグラウンディングされていることを感じます。つまり、地球としっかりと繋がっている状態です。物質界についての学びや、生きるための力を与えてくれます。
第1チャクラが整い、活性化することで、次のような効果が期待できます。
- 生活力を身につける:衣食住への健全な欲求が生まれ、人生への意欲が湧きます。
- 自信がつく:第一チャクラが活性化していると、現実の状況に対する安定感と自信が得られます。
- 実生活のパフォーマンス向上: 肉体的な健康やビジネス力、行動力が増すことで、日常生活のパフォーマンスが向上します。
また、物事の「具現化や実現力」に関わるのも第1チャクラです。第1チャクラがしっかり整っていると、考えやアイデアを具現化することが可能になります。
「アイデアはたくさん思いつくのに実行にまで至らない」といった傾向がある人は、第一チャクラを整えることを意識するといいでしょう。
第1チャクラが乱れていると、どうなるか?
第1チャクラが不活発だったり乱れていると、地に足がついていない状態になりやすいです。
第1チャクラ、別名「基底のチャクラ」は私たちの生命の基盤となる部分です。そのため、このチャクラが不活発なとき、経済的な安定性や現実感覚が欠け、日常生活が不安定になる傾向があります。
第1チャクラが不活発なときには、以下の特徴が現れることがあります:
- 日常生活への不安感
- 生きることへの恐怖
- 身体への関心の低さ、健康への無関心
- 過度な精神性重視
これらは、第1チャクラが何らかの理由でブロックされているときに観察されやすい現象です。生きることに対する不安が強い人は、生命の基盤となる安心感や安定感を得るために、第1チャクラ、つまりルートチャクラをしっかり整えることをお勧めします。
日頃のセッション現場で感じることとして、スピリチュアルに興味がある人たちは特に、第1チャクラが不活発になる傾向があります。そのため、意識的にグラウンディングを行い、しっかりと地に足をつけることが重要です。
「地に根ざすこと」は、精神的な覚醒への道程で必要な要素なのです。
また、スピリチュアルに特に興味がない人であっても、自分の人生に対して無気力であったり、疲労感が強かったり、身体的な問題で常に悩んでいる場合は、第1チャクラが健全に機能していない可能性があります。
さらに、第1チャクラは、「ルーツ=帰属感」に関連しています。「自分の居場所がわからない」「どこに属しても疎外感がある」「自分は根無し草のようだ」と感じる人は、第1チャクラに意識を向けてみることをおすすめします。
第1チャクラの活性化&整え方
まず最初に、第1チャクラを整えるためには「自分が地球とつながっている」という意識を常に持つことが大切です。
赤色の活用
第1チャクラの色は赤で、血の色とも一致します。赤はエネルギーと活力を表現する色で、赤色を身につけることで心と魂に活力が湧き上がります。
特に寒さに弱い人は、真っ赤な靴下や下着を身につけ、下半身をエネルギーレベルでも温めることを意識しましょう。
強い意志をもって行動する
「強い意志」を持って積極的に行動することで、第1チャクラは活性化します。目標を設定したら、それを実際に実行することが大切です。
身体的な活動と手先を使う作業
身体を使う作業や手先を使う作業も第1チャクラを活性化します。走ったり、歩いたり、スポーツをしたり、ダンスをしたり、足を揉んだり、足裏マッサージをしたりすることです。手先を使う作業としては、料理や手芸が挙げられます。
土の上を裸足で歩く
大地と直接つながることは、グラウンディングを強化する非常に効果的な方法です。
そのほかにも「アーシング」に関連することは全体的にオススメです。
- ガーデニング
- 「地球」を感じることを日常的に行う
- 自然の中に身を置く/植物に触れる
- 土を掘る/土遊び
- 料理を一から作る
- 自分の体の声を聴く
以上の活動は、第1チャクラを強化し、「どっしりとした安定感」を高めることを促します。
“深く地中に根を張る”というイメージを強く心に留める
第一チャクラを整える上ではグラウンディン瞑想が大いに役立つでしょう。
自分の身体の第一チャクラの位置から、深く、更に深く根が地球の中心へと伸びていくことを心に描きながら瞑想を行います。
その他にも、グラウンディングを強化するアクティビティは全般的に有益で、”安定した地に足がついている感覚”を得ることが目標となります。
※グラウンディングのワークについては下の記事で詳しく手順を説明しています↓
▶︎ 3つのエネルギーワークで瞬時に波動調整。自分パワースポット化のやり方
第1チャクラに関連するアロマオイル
第一チャクラは、植物の部位では「根」の香りと関わりが深いです。
パチュリ、ベチバー、ベンゾインなどが挙げられます。また、ジンジャーやスパイクナードもおすすめです。
自信がなくなって行動に移すことが難しいときには、これらのアロマオイルを試してみると良いでしょう。現実の生活において、確固とした一歩を踏み出す力を高められることが期待できます。
第2チャクラ(丹田・おへそのあたり)/ベリーチャクラ or セイクラルチャクラ
第2チャクラ=人生の喜びや創造性を育むエネルギー
【キーワード:感情・陽気・活力】
【エネルギーの色:オレンジ 】
【エレメント:水】
第2チャクラ(ベリーチャクラもしくはセイクラルチャクラ)が整うと、人生に喜びや創造性が生まれ、さまざまなことを楽しむことができます。
第二チャクラは丹田と呼ばれている場所、つまりおへその少し下に位置しています。裏側には仙骨が位置しています。(ベリー=お腹/セイクラム=仙骨)
このチャクラは、自分らしさを表現するエネルギーとも言われています。第2チャクラが活性化すると、創造性が高まり、自分らしさが増し、人生に対する情熱も増します。
感情的なストレスがあると仙骨周辺に痛みが出ると言われています。仙骨周りに慢性的な疼きがある人は、”感情の場”が乱れているのかもしれません。
そのため、「自分の感情を無視していないか?」「”感じること”を自分に許しているか?」と自分自身に問いかけてみると良いでしょう。
自分の感情と繋がることとリンクして「決断力があるかどうか」も第2チャクラと深く関連しています。
第2チャクラが活発に働いていると、思い切った決断ができ、その結果、第1チャクラからの大地のエネルギーが目標に向かって流れやすくなります。行動と感情が一致する状態と言えるでしょう。
第2チャクラが乱れている場合、どうなるか?
第2チャクラが整っていない場合、人は退屈を感じやすくなったり、人生の情熱が失われたり、結果として決断力が鈍くなったりします。
自己の本来のクリエイティビティに鈍感になり、活力が低下し、人生の変化を避け、喜びに満ちた人生を諦めることもあります。
また、第2チャクラには邪気やネガティブなエネルギーを跳ね返す力があります。
そのため、そのため、ネガティブな気持ちに陥りやすい人や、周囲にネガティブな人がいてその影響を受けやすい人、場の空気(特にダークな雰囲気)に流されやすい人は、第2チャクラを強化することをお勧めします。
私たちが生きていく上での基盤となる第1チャクラ。それに対し、第2チャクラはまさに「生きる喜び」そのものを感じ取るセンサーと言えます。
この世界の魅力をフルに味わうための、その重要なチャクラをしっかりと整えることで、毎日を深い喜びで満たすことが可能となります。
第2チャクラの活性化&整え方
腹式呼吸でリラックス
丹田呼吸法とも呼ばれる腹式呼吸は、第2チャクラだけでなく、全身のバランスを整え、精神を落ち着かせる効果があります。ぜひ日常に取り入れてみてください。
変化を受け入れ、自分で決断や選択をするようにする
変化を楽しむこと、自身で決断や選択をすることを心がけてください。
日常の中で、私たちは第2チャクラである丹田あたりへ意識を集中させることで、内なる活力を引き出すことができます。その結果、決断力や選択力が高まり、より充実した人生を送ることができます。
新たな挑戦や可能性に対して開かれた心を持ち、変化を喜びながら前進していきましょう。
心が喜ぶ映画や本に触れる
心が喜ぶ映画や本に触れることは、心の栄養を与える貴重な瞬間です。映画や本など、魅力的なストーリーや深い洞察力を持つ作品に触れてみましょう。
感情が揺さぶられ、心が満たされる喜びを味わうことで、私たちの内なる第2チャクラが活性化され、感性がより豊かに育まれます。これにより、日常の生活においてもより深い理解と喜びを得ることができるでしょう。
創造性を発揮する
楽しみながら創造的な活動に取り組むことも第2チャクラを活性化するポイントです。絵を描く、手芸を楽しむ、など「良いものを作ろう」というプレッシャーを置いて、自由に表現を楽しみましょう。
損得で考えず、したいかorしたくないかで選択する
思考で選択するのではなく、感情を大切にしましょう。
第二チャクラは感情と深く関わるチャクラですが、人は感情を抑圧していると思考で判断・選択することが多くなります。
思考優位は、自分の願望を抑制する傾向を強めることにもなります。そんな時は、「”いま”ワクワクすることにトライしてみよう」と感情に従ってみてください。
「感情が動かされたなら、まずはトライ!」とワクワクに従うことが第二チャクラにとっては大事なのです。
自分自身の純粋な喜びを採用することを心がけましょう。
第二チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
オレンジ系のオイルは第二チャクラと調和します。スウィートオレンジ、マンダリンのほか、クラリセージ、フェンネルスイートなどもオススメです。
第3チャクラ(みぞおちのあたり)/ソーラプレクサスチャクラ
第3チャクラ=自分らしさを確立し、個の力を得て、自信を高めるエネルギー
【キーワード:自信・知性や思考、個性、自尊心】
【エネルギーの色:黄色】
【エレメント:火】
みぞおちあたりに位置する第3チャクラ。
第3チャクラ(ソーラプレクサスチャクラ)は、集団の中で自立して輝いたり、自分を愛し信じることを促すチャクラです。太陽のように光り輝くエネルギーが満ちている場所です。
第三チャクラは”個の力”が宿る場所で、ここが十分に整っていると「私は輝いている」「私は最高の自分でいられている」といった自己肯定感や自信、個性をしっかりと持つことができます。
また、このチャクラが活性化されると、自身が放つオーラや存在感も増します。
第三チャクラが乱れていると、どうなるか?
第3チャクラが不活発な状態や不調和な状態では、自己の声よりも周囲の目や社会の評価に気を取られがちになり、自分軸を失いやすくなります。
自信がなく自己卑下に陥ったり、他人の評価を常に気にしてしまったりする人は、第3チャクラのバランスが崩れているかもしれません。
逆に、傲慢さやうぬぼれが目立つ場合も、第3チャクラが刺激を受けすぎている状態と言えます。
第3チャクラの活性化&整え方
主体性をもって好きなことに取り組む
自分自身が何を好きなのかを知ることが大切です。
自分の意見や思考を持ち、自分の内なる声に従いながら、「好き」を選ぶことで主体性を発揮しましょう。自分に合った活動や趣味に没頭することで、第3チャクラを活性化させることができます。
また、自分自身が夢中になれるような好きなことがすぐには見つからない場合は、既に好きなことに夢中になって活動している人と一緒に過ごすことが第三チャクラを活性化することにも繋がります。
太陽の光を浴びる
太陽の光は私たちの体にとって欠かせないものです。積極的に太陽の下で過ごし、光を浴びることで、第3チャクラの活性化を促しましょう。
火を活用する
日常生活に「火」のエレメントを取り入れることも有効です。キャンドルを灯したり、エクササイズで汗をかくことや、スパイシーな食べ物を摂取することなど、火のエネルギーを意識的に取り入れましょう。
金色や黄色のエネルギーを感じよう
簡単なエネルギーワークとして、黄金のエネルギーに自分自身を包まれているとイメージしてみてください。
黄金のエネルギーは太陽のように輝きを増し、あなたの内側に常に存在していることを感じることが大切です。
小さな目標を叶えて自信や自尊心を高める
自己肯定感を持てずにいると、第3チャクラは乱れやすくなります。
まずは自分という存在を肯定することが大切ですが、そのためには小さな成果を実際に出して自信をつけることがお勧めです。
自分を褒める習慣を身につけ、小さな成功体験を積み重ねることで自信と自尊心を高めましょう。
※自己肯定感をアップするための方法は別記事で書いています。ご参考にどうぞ。
▶︎ 自己肯定感を高める7つの実践ワーク。もっと自分を好きになる!
第三チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
第三チャクラと関わりがあるのは柑橘系(イエローの果皮)のアロマです。グレープフルーツやレモングラスがオススメです。そのほかペパーミント、イランイラン、カルダモンなども第三チャクラを刺激してくれます。
第4チャクラ(胸の中央/心臓のあたり)/ハートチャクラ
第4チャクラ=思いやり、献身、慈愛の心を育てるハートのエネルギー
【キーワード:繋がり・他者を理解する・慈愛・無条件の愛】
【エネルギーの色:緑】
【エレメント:風】
第4チャクラ(ハートチャクラ)は、周りの人に心を開き、他者を受け入れるためのハートチャクラ。その名の通り、「愛」を表現するチャクラですが、ここでいう「愛」は恋愛の愛というよりは「慈愛」。
思いやりや慈しみを表す愛の場所です。
自分の家族やパートナーだけでなく、全ての生きとし生けるものに対して愛を抱くことを意味します。
第4チャクラが整っていると、思いやりや優しさにあふれ、人に安らぎや癒しなどを与えることができます。しかし、思いやりが真実の愛から発せられたものではなく、自己犠牲を伴うものである場合は第4チャクラのエネルギーは消耗しやすくなってしまいます。
第4チャクラがバランスを失うと、人間不信に陥ったり、一方的に相手からの愛を求めたりする傾向があります。感情が冷たくなったり、孤独感を感じることが多くなる場合も、第4チャクラがブロックを受けている可能性大です。
第4チャクラを整えることで、他者との繋がりを感じることができるでしょう。
奉仕精神が発揮される看護師やソーシャルワーカー、介護士やその他癒し業に関わる人は他者への思いやりに溢れる一方で自分に注ぐ愛を忘れがちであり、このような人たちにとっては「自分に与えること」を学ぶ場所でもあるのが第4チャクラ。
自分を犠牲にして奉仕してしまう傾向にある人は健全なバランスで愛を受け取り、そして与えることを学ぶ必要があるため、この第4チャクラは特に意識しておきたいところです。
エネルギーを”与える”だけでなく、”受け取る”必要があります。
第4チャクラは7つのチャクラの中でも特に重要なチャクラです。というのも、物質的側面を司る第1〜第3チャクラと、精神的側面を司る第5〜第7チャクラを結びつけるのが第4チャクラだからです。
そのため、他のチャクラで乱れが生じた場合には第4チャクラも連動して影響を受けやすくなります。
第1チャクラから第3チャクラが、大地に根ざす”地のチャクラ”で物質的な生活に深く関わるエネルギーセンターだとすれば、第5チャクラから第7チャクラは、人間の精神や精神や直観、霊的次元と関わるエネルギーセンターです。
第4チャクラであるハートチャクラは、それらのちょうど真ん中に位置し、大地と人間の霊的次元を繋ぐ”調整役”を担っているのです。
第4チャクラの活性化&整え方
感謝の気持ちを深める
第四チャクラが低調になっている時、それと連動して「感謝の気持ち」も薄れてしまう傾向にあります。逆もまた然りで、感謝の気持ちが薄れていると第四チャクラは不活発になります。
小さな日常の出来事や、周囲の人々への感謝の気持ちを持つことを常に心掛けましょう。
人が周囲にいるのに、何故か孤独を感じてしまうという方は、特に、あらゆることに感謝の気持ちを注ぐことを心がけてください。自分から心を開き、ハートチャクラを活性化させることを目指しましょう。
また、「自分はあらゆる存在に支えられて生きている」という視点を持つことで、誰といても、または一人でも、安らぎを感じられるようになります。
感謝の気持ちが湧きにくい時には、少し時間をとってお気に入りの場所へ行きましょう。近所の公園や神社など緑が溢れる場所が特におすすめです。
ベンチなどでゆっくり休憩し、周囲の香りや音に意識を向けてください。五感を通じて得られた情報で自分自身を満たすこと、そしてその感覚に感謝することがポイントです。
充実感を感じ、それに対する感謝の気持ちを深めるようにしてくださいね。
胸回りのセルフマッサージ
胸の中央に手を当てて、ゆっくりと回しマッサージをしましょう。これは自分への愛情を注ぐ行為です。
優しい気持ちが低下してギスギスしてきた時、ネガティブな気持ちに襲われた時には、このマッサージを通じてハートチャクラを整えてください。
ゆるしのワーク
「誰か許せない人がいる」場合、それはご自身で思っている以上にあなたの内側には大きな負荷がかかっています。
許さないでいることや憎み続けることは本当に体力を消耗するのです。たとえその感情が正義からのものであっても、ネガティブな感情を持ち続けることによるメリットはありません。
「私は〇〇をゆるします」と宣言し、あなたが今許せていないことを無条件の愛で手放しましょう。そうすることで第4チャクラが整います。
観音様のお寺へ
観音様はまさに愛の化身。善悪を超えた無条件の愛と、人を裁かない空(くう)の精神は第4チャクラと深く共鳴します。
観音様は、手を替え品を替え、姿を変え、自由自在に人を救済します。何にも縛られません。執着している感情から解放され、人も物事もまっすぐに観るための自在性。この力を備えているのが観音様です。
キリスト教の場合はマリア様が同様に「慈悲や無条件の愛」を教えてくれます。
宗教施設に抵抗が無い方は、ぜひ訪れて、高次元存在の優しいエネルギーに触れてください。
ボランティアに参加する
第4チャクラのキーワードである「慈愛」の精神は、慈悲の心で誰かや何かのために取り組むことで育むことができます。
ボランティアなどの社会活動を通じて、他者や社会のために奉仕をしましょう。
見返りを求めない行いがあなたのハートを開いてくれるのです。
思いやりの気持ちを深める
共感や思いやり、優しさや気遣いといった女性性のエネルギーを日頃から意識するようにしましょう。
実際に胸に手を当て、緑やピンクをイメージしながら愛を注ぐワークを行うこともおすすめです。(前述の「胸回りのマッサージ」とはまた別の目的として取り組んでください)
また、自分の言動が相手の気持ちに寄り添ったものであるかどうか、習慣的に振り返るようにすることでも第四チャクラは活性化されます。
第四チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
第四チャクラのカラーである「グリーン」の果皮のエッセンスが第四チャクラと調和します。
ベルガモット、ライム、マンダリングリーンのほかゼラニウムやパルマローザの香りも第四チャクラのテーマ「無条件の愛」を高めてくれます。
第5チャクラ(喉のあたり)/スロートチャクラ
第5チャクラ=真実の声を自由に表現するエネルギー
【キーワード:表現・コミュニケーション・発信】
【エネルギーの色:青(水色)】
【エレメント:エーテル】
第5チャクラ(スロートチャクラ)は、新しい現実を創造する”アウトプット”のチャクラ。表現することに関係しており、喉の部分に位置しています。
第1チャクラから第4チャクラまでのバランスが整うと、私たちは自分の本当の気持ちを自由に表現することができます。
第5チャクラのエネルギーが活性化すると、話したり歌ったり、自分の内面から何かを伝えることがスムーズにできるようになります。
しかし、インプットばかりでアウトプットが足りないと、第5チャクラのエネルギーは停滞します。
自分の感じたことを外に向けて表現することが重要で、これによりエネルギーが内部に溜まらずに流れるようになります。
自分の感情や意見を表現できない環境にいると、喉が詰まったような感じや、喉の周辺に異物感を覚えるなどの違和感を感じることがあります。
これらは自分が言いたいことを言えていないことからくるフラストレーションの現れの可能性大です。
自分の内の真実と外に表現することを一致させることが大切
私たちの声や言葉は、普段何気なく使っているものですが、どのように伝えるか、どのような言葉を選ぶか、何を普段口にするかによって、人生は大きく変わりますよね。第五チャクラの観点では、できる限り真実の自分と外に表現させることを一致させていくことが大切です。
心で思っていること、自分が実際に表現していることとの間にギャップがあると、願望実現も遠のきます。何か表現をする際には自分の真実と一致したものを出すように心がけてください。
そして、第5チャクラが整ってくると、真実の自分を表現したり、対話したり、書いたり、歌ったりなど、あらゆる形式のコミュニケーションが円滑に行われます。自分の考えや意見を周囲に自由に伝え、それによって社会で成果を上げることができるようになります。
発信活動に携わる人、アーティストやクリエイターなど創作活動に関わる人は、第5チャクラをしっかりと整えておくことが大切です。
第5チャクラの活性化&整え方
自己を表現する
チャクラを整える上では、自己表現をする時に「自分に才能があるか、センスがあるか」というのは問題ではありません。
重要なのは「質」や「レベル」ではなく、「出す」こと、つまり自分の思いや感じたことを何らかの形で表現することです。
自己表現の手段は無限にあります。例えば、歌を歌ったり、スピーチをしたり、日記を書いたり、詩を書いたり、絵を描いたり、料理をしたりと、自分が一番自然と感じられる方法を選ぶようにしましょう。
ブログやSNSで発信する
ブログやSNSは、自分の思考や感情、アイデア、作品などを広く共有するのに非常に便利なツールです。
また創作活動を行っている人は、写真、絵画、音楽、詩、映像作品等どんな形の創作であっても、第五チャクラの活性化に繋がります。
自分が本当に伝えたいこと、表現したいことを正直に発信し、自己表現の場として活用しましょう。また、他人の反応や評価に左右されず、自分自身の声を信じて表現する勇気も大切です。
真実・本音を受け入れる
前述の自己表現や発信と一部重複しますが、真実と本音を受け入れることは、第5チャクラ(スロートチャクラ)のバランスを整える上で大切なステップです。
自分自身に対して嘘をつき、本音を抑え込むことは、エネルギーの流れを阻害し、第5チャクラの乱れを引き起こします。
一方で、自分自身の真実を受け入れ、それを表現することで、第5チャクラのエネルギーを解放し、活性化することが可能になります。
また、自分の本音を「書き出す」ことは非常に効果的です。
自分の感情や思考を紙に書き出すことで、それらを具体化し、自分自身との対話を深めることができます。
また書き出す内容がネガティブなものである場合は、そして、それを燃やすことで、その感情や思考を手放す儀式として高い効果をもたらします。
芸術・芸能の神様を参拝する
芸術や創作に深い関わりをもつ神社仏閣を訪れ身を清めることは、あなたの表現力を高め、第5チャクラを活性化させることを助けてくれるでしょう。
日本には芸術に関わる神様を祀る神社が多くありますが、その中でも特に代表的な神様が
- アメノウズメ
- 弁財天
- 市杵島姫命(イチキシマヒメ)
です。
これらの神様に関連して私のおすすめ神社は以下です。
- アメノウズメ:車折神社(京都)、佐瑠女神社(三重)
- 弁財天・イチキシマヒメ:江島神社(神奈川)、竹生島神社(滋賀)、厳島神社(広島)、宗像大社(福岡県)
個人で発信していくことが当たり前になった今の時代、表現力を司る第5チャクラはますます大事になります。神社参拝に抵抗が無い方はぜひ参拝に行かれてください。
コメディ映画を観よう
コメディ映画を観ることも自己表現の一つです。
映画を観て大笑いすることで、自分の感情を自然に表現し、内側に溜まっていたエネルギーを発散することができます。これは、第5チャクラのバランスを整え、自己表現をより豊かにする効果があります。
また、もっと身近なところでは、日常生活で挨拶をすることも自己表現の一つです。挨拶は、自分自身の存在を他人に伝え、コミュニケーションを始める最初の一歩です。
自分から挨拶をすることで、自己表現の力を鍛え、第5チャクラのエネルギーを活性化させることができます。
第五チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
第五チャクラと調和するアロマとしてはサイプレス、ティーツリー、ユーカリなどがオススメです。
第6チャクラ(眉間のあたり)/サードアイチャクラ
第6チャクラ=知覚と洞察力を広げ、インスピレーションを与えるエネルギー
第6チャクラ、別名サードアイチャクラ、は見えない世界からのエネルギーを受け取る場所として機能します。これは高次元の意識の象徴でもあります。
【キーワード:ひらめき・先見性・インスピレーション・直感力】
【エネルギーの色:藍色】
第6チャクラは眉間の「第三の目(サードアイ)」と言われる位置にあります。
この第三の目は、透視能力や予知能力などのスピリチュアルな感知力を通じて、見えないものを理解する目とも言えます。そしてこの場所は「松果体」と深く関係しています。
第6チャクラを活性化すると、意識が広がり、深い精神的洞察を得ることが可能となります。
このチャクラは、自己を超越した存在を感じ取り、「真理をつかむ」場所でもあるんですね。ですので、人や物事の本質を見抜く人、観察力に長けた人は、第6チャクラが活性化していることが多いです。
第6チャクラが整っていると、創造的な思考力が向上し、問題解決のためのアイデアが必要なときに自然と浮かんできます。このチャクラの能力は、論理的な方法よりもインスピレーションや直観により解決策を導くことです。
逆に、第6チャクラが弱いと、問題の解決やアイデア探しを外部の「正しい答え」に依存し、自分の直感を信じることが難しくなる傾向があります。
真実を見抜く洞察力が欠けていると感じたり、アイデアやインスピレーションがなかなか湧かない人も、第6チャクラを活性化することで改善できる可能性があります。
第6チャクラが活性化していると、物事の答えが瞬時に「わかる」という経験がしやすくなります。これは思考による考察が必要なく、直感的に理解できる状態を指します。
第6チャクラの活性化&整え方
直観力を磨く
直観は訓練で育てることが可能です。直観は明確な理由や証拠が必ずしも必要ないものです。自分の感覚を信頼し、育てることが重要です。
物事の証拠を過度に求めることなく、直観に従って進むことで、第6チャクラは活性化します。
思いついたらすぐにメモを取る
思いがけないアイデアが浮かんだり、普段と異なる思考経路から生まれた独特の考えが出てきたら、それを即座にメモに残しましょう。
そして、それらに根拠や証拠がなくても、実際に行動を起こしてみましょう。直観や閃きが「自分にとって」正しかったことを現実世界で体験することが重要です。
デジタルデトックスで時間をつくる
第6チャクラを活性化するためには、見えない世界・精神世界に対して開放的であることが求められます。
情報から離れて瞑想を行い、心地よい時間を作ることを推奨します。
SNSやインターネットの情報に囲まれた現代社会では、情報過多によるエネルギーの消耗は無視できません。
我々一人ひとりには本質的に神聖な力が備わっているとしても、常にスマートフォンの画面を見つめて情報に触れていれば、その力を発揮する機会は減少し、精神的ストレスは増えていきます。
束の間で結構です、一日に少しでもパソコンやスマートフォンなどの電子機器をすべてオフにし、静寂の時間を作るよう心がけましょう。
日常生活で避けられない電磁波から距離を置くことも重要です。大量の電磁波は直感力を鈍化させています。スマートフォンを持たずに外出する日を定期的に設けることも強く推奨します。
地盤の固いところに行く
第6チャクラや第7チャクラのような高次のチャクラは、地盤の固い場所に行くと発展しやすいとされています。山の頂上にある神社などがオススメです。
愛宕神社(京都)、三峰神社(埼玉)、戸隠神社(長野)などは、第6チャクラに良い影響を与えると私は感じています。これらの神社は、山岳修行の場として利用されることが多く、地盤が固い場所に位置しています。
滝行を行う
上から落ちてくる力強い水をしっかりと受け止めることで、第2チャクラのエネルギー(丹田)が上昇し、第6チャクラが活性化すると言われています。これは滝行を行うことで深い瞑想状態に入れることとも関連しています。
雑念が消え去ることで、自我を超えたところからの閃きが訪れやすくなります。
第六チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
第六チャクラのカラーであるインディゴブルーの色をしたヤロウがオススメです。
第6チャクラはインスピレーションや直観と深く関連しています。そのような能力を活性化させるペパーミントやローズマリーなども、第6チャクラと親和性の高いオイルです。
第7チャクラ(頭頂部の上あたり)/クラウンチャクラ
第7チャクラ=高次元の意識と共鳴し、宇宙の愛とつながるエネルギー
【キーワード:高次元・霊的覚醒・宇宙意識】
【エネルギーの色:紫】
頭頂の少し上にある、身体から少し離れた場所にあるのが第7チャクラ(クラウンチャクラ)です。「悟り」に関わるチャクラです。
第7チャクラが活性化すると、世間一般の常識とは違った価値観や時間の流れで生きるようになります。
また、第7チャクラが整うことで、自己の内側の調和が促進され、自分自身をありのままに受け入れることができるようになります。
その結果、物事を善悪や優劣で判断する「二元的価値観」から解放されることができます。これはまさに崇高な意識で生きるということです。
また、第7チャクラは守護霊、天使、神などからのメッセージを受け取り、それを下位のチャクラに伝える役割も担っています。
このチャクラが活性化すると、私たちが物質世界に住む人間としての感覚が薄れ、自己と他者、あるいは自己と物質との境界線がぼやけ、「無境界」の世界で存在を認識するようになります。
ただし、人間である以上、身体を手放すわけにはいきませんから、第7チャクラが活発になるほどに現実世界との調和もまた重要な課題になります。
別記事で書いていますが、以前、私が一瞥体験というスピリチュアルな覚醒を経験した時、この第7チャクラが一気に活性化しました。その時、私の意識は完全に宇宙と一体となったんですね。それが第7チャクラの力なのです。
第7チャクラの活性化&整え方
宇宙意識で生きる
第7チャクラを整えるためには、まず宇宙を信頼することです。
そして、自分だけの幸せを願う「私」という意識ではなく、「私たち」という意識を持つことが大切です。地球全体が良くなることを心から願いましょう。
就寝前の儀式を習慣化する
睡眠中は潜在意識とつながっています。
寝る前の行動が睡眠に直接影響を与えるため、寝る前に何をするかは非常に重要です。
スマホやテレビを見て寝てしまうというのは避けたいところです。質の良い睡眠を得るために就寝前の儀式を作りましょう。
電子機器を切る、照明をオレンジや赤っぽい色にする、瞑想する時間を設ける、ゆっくりとストレッチをするなど、あなたが自分自身を睡眠モードに誘導する効果のあるものであれば何でもOKです。
できれば毎日同じ内容を繰り返すようにしましょう。
繰り返すことで脳がそのパターンを覚えて、睡眠モードに入りやすくなります。
星空を眺める
宇宙意識を強めるために、日頃から星空を眺めるなどして宇宙を身近に感じることが有効です。実際の星空でなくとも、宇宙意識を高めてくれるようなアイテムを身につけたり、自宅のインテリアとして飾ることもおすすめです。
また、占星術を使って「宇宙のリズムと共に生きる」ことは現実的かつ宇宙的で、第7チャクラを活性化させて生きるための最適なツールだと感じます。私自身、占星術に日頃従事しているからこそ常々感じていることです。
神聖な場所やパワースポットに行く
世界的にはセドナなどのパワースポットがありますが、日本では自然豊かな場所(森林、海)や神社仏閣に訪れることをおすすめします。
ただ行くだけではなく、習慣的に訪れ、神聖な場所や存在との絆を深めていくようにしましょう。
潜在意識やスピリチュアルな世界を学ぶ
高次元のエネルギーを理解したり、霊性を高めて宇宙意識で生きるためには、見えない世界について理解を深めることが必要です。
健全なアプローチでスピリチュアルな世界を研究しましょう。
徳を積む
心を清め、愛ある気持ちで暮らし、正しい行動を通じて徳を積むことを心がけましょう。
結局のところ、この基本的なことが最も重要です。日々の小さな奇跡に気づき、感謝の心を持つこと。
陰徳を積みましょう!
第七チャクラと関連の深い香りを放つアロマオイル
第七チャクラと調和するアロマはラベンダー、サンダルウッド、エレミ、フランキンセンスなど高貴で神聖な香りを放つオイルです。
チャクラを意識して全能的に生きる
ここまで、各チャクラの意味と、チャクラの整え方・活性化する方法について説明してきました。
チャクラが開いて正常に働いている人は心身ともに健康で、エネルギーに満ち溢れています。その結果、脳が活性化されてアイデアや閃きも増えてきます。
逆に、チャクラのエネルギーが乱れていると、病気になりやすくなったり、感覚が鈍くなったり、物事のタイミングが合わなくなったりと、「運が悪い」状態になりやすくなります。
しかし、チャクラは自分自身の意識と努力で整えることができます。
どのチャクラが滞っているか、どのエネルギーが低下しているかを知るためには、静かな場所で心にじっくりと問いかけてみましょう。
自分自身の心身の状態を確認することが役立ちます。外の世界に目を向けるのではなく、内側に意識を向けることが大切です。
そして、日常生活の中で
「これが気になるな」
「今はこれを食べたいな」
「あの場所に行きたいな」
と感じることも大切なヒントになります。
つまり、自分に必要な答えは本当は自分自身が一番よく知っているのです。ただ、色々なブロックやノイズが邪魔をして、それが聞こえないようになっているだけです。
ということで、ここまで色々とお伝えしておきながら最後になんですが、チャクラのためのチャクラ的活動をする必要はそこまでないのではないかというのが私の意見でもあります(汗)。
もちろん何もしないよりは何か対策をする方が良いですが、ヨガをしたい気分になればやればいいのであって、チャクラのためにヨガを「しなければならない」、というわけではないのです。
本来、神性は私たちの内にすでにあります。
私たち自身が神性そのものであることに気づくことが最も重要なのです。
チャクラはその神性を思い出させる「スイッチ」のようなものです。
チャクラを通して自分の体が霊的なエネルギーでできていることをまずは知識としてわかってくると、自分の体に悪いものを取り込もうという気持ちは自然となくなっていくんですね。
そして、目に見えない世界も、まずは知識として学ぶことから始まります。先入観や偏見に惑わされず、自分の心と正直に向き合うことで、素敵なスピリチュアルライフを送ることができます。
最後になりますが、チャクラは人によって弱い部分や強い部分が異なります。基本的には全てのチャクラをバランスよく調整し、特に弱いと感じる部分に関しては丁寧に時間をかけてケアをするように心がけてください。
では、本日はこのあたりで!
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