予祝とは?予祝のやり方と効果。極楽のスピリチュアル願望実現法

予祝 スピリチュアル

こんにちは、占星家のサリーです。

本日は”予祝”について!

潜在意識を活用したりスピリチュアルなアプローチで夢を叶えたい人は、予祝について理解しておくことが願望実現の過程において非常に役立ちます。

私は日頃からクライアントさんには新月満月のワークを推奨していますが、占星術セッションの際、具体的な目標や夢がある人に対して「予祝の習慣」を持っておくことをオススメすることも多いんですね。

予祝について、より詳しく知るためには『前祝いの法則』という書籍がオススメなのですが、こちらの本をベースにして本記事では「予祝とは何か」という概要部分と、私自身実際に試してみて効果を実感した予祝ワークを紹介したいと思います。(予祝についてさらに理解を広げたいと思ったらぜひ本も読んでみてくださいね!)

予祝とは?

予祝_前祝いの法則

「予祝」の根本的な考え方は、未来の良い出来事を今から喜び、祝うことで、あたかも宇宙のエネルギーを自分のもとへと引き寄せ、自分自身の現実を創造するという信念に基づいています。

これはまさにスピリチュアルな観点、特に「引き寄せの法則」の中心的な考え方と同じものだと私は考えています。

予祝の法則が教えているのは、私たちが放つ感情や思考が、人生の経験を引き寄せる力があるということなんですよね。予祝を行うことで、あなたは心地良い感情を放ち、それが現実の肯定的な結果を引き寄せることになります。そしてこの引き寄せによって、あなた自身の人生の可能性を最大限に引き出すチャンスが広がるのです。

つまり、「予祝」は、「引き寄せの法則」を実践し、「自己実現」に向けた自分自身の未来を描くことを助け、そして「感謝の心」を育てるという、3つのスピリチュアルな要素を体現する行為です。

スピリチュアルな視点から見れば、「予祝」は、私たちが望む現実を引き寄せ、自分自身を理解し、そして感謝の心を育むための実践的な手段なのだということ。これが予祝の原理です。

頭でまず理解したいタイプの人は、いきなり予祝ワークをしようとしても大人としての自分が制限をかけてしまうかもしれませんので、以上の点をまずは頭で理解することをオススメします!

願いを叶える最高の秘訣は、先に喜んでしまうことなんです。

この星にふさわしいのは、不安ではなく、喜びです。

引用:前祝いの法則/ひすいこたろう & 大嶋 啓介:著

書籍からの言葉を拝借しますと、「予祝」の要点は上の二行に凝縮されていると思います。願いを叶えるためには「先に喜ぶこと」が大事。なぜなら世界は喜びで動くから、ということ。

「楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しくなるんだ」といったフレーズは聞いたことのある人も多いかと思いますが、原理はほとんど同じですね。

あるいは、競技選手が試合前に取り組むイメトレなども同様です。勝負に勝ったり、最高のパフォーマンスを出している姿をイメージして実際のパフォーマンスを上げていこうとするメンタルトレーニングは、一流の選手であればあるほど大事にしていますよね。(羽生選手は金メダルを獲るイメトレですでに感動泣きしていたとか!)

「理想の未来を引き寄せたい」「夢を叶えたい」というとき、大抵人は”将来のために”何かをしておくことが一般的ではあるのですが、将来のために今を犠牲にするよりも、今、喜ぶことを選択していくことによって、未来においても喜びがやってきます。

すべては「いまの心の状態」を変えることから始まる。むしろ、今の心の状態が変わらない限り、変化を起こすことは難しいとも言えます。

ちなみに「予祝」は言葉どおり「祝福をあらかじめ予定すること」という意味で、この『予祝』は古代から日本人がやってきたことなんだそうです(盆踊りが一例)。

予祝の法則

なぜ予祝で引き寄せが起こるのか?これはさきほど予祝とスピリチュアルの関連性について述べたこととも繋がりますが、

「未来に夢が叶ったときと同じ喜びをいまの時点で感じることで、夢が叶ったときと同じ周波数になるから」

です。

引き寄せの法則で言われているように、宇宙の全てが磁石であり、あなたの思考や感情も含めて全てのものが周波数を持っています。

つまり、自分と同じものを人は引き寄せる。

欲しいものを引き寄せるのではなくて、あくまでも自分と『同じもの』を引き寄せるのだということです。

引き寄せの法則からもわかるように、私たちの心の状態は常に特定の周波数を帯びていて、その周波数が、その人がまとう空気感や雰囲気というものに表出していきます。

であれば、自分が目指したい地点に行きたい場合にするべきことは、その地点で帯びるであろう周波数を自分がまず出していくことだと言えます。

夢を叶えたいのであれば、夢が叶ったときの状態を先取りする、ということですね。

では、どうやって夢が既に叶った未来の自分の周波数出していけばいいのでしょうか?

これについては具体的な方法が本の中で紹介されていたので、本記事ではそれらいくつかのワークのうち特に実践的かつ楽しく取り組める方法だと感じた「予祝インタビュー」と「予祝日記」という方法について紹介したいと思います。

予祝のやり方 ①予祝インタビュー

予祝_前祝いの法則

願いが叶ったことを前提に人とインタビューし合う「予祝インタビュー」。

本の中では、友達にインタビュアーになってもらい、それに答えていく”複数人ワーク”形式で紹介されていますが、自分への問いかけとして1人で行う方法としてもとても良いアイデアだと思います。

妄想の中で、雑誌社やテレビ局の人に取材されている設定で取り組むのも楽しそうですよね。

ということで実際に、下記のインタビュー項目をご自身にぜひ問いかけてみてください。

「夢を既に叶えた」という設定で、あたかも叶ったかのように語り、その喜びを臨場感をもって味わうことが重要なポイントです。

予祝インタビューの質問事項

○夢が叶ったということですが、どんな夢が叶ったのですか?
○そのときの状況をぜひ詳しく教えてください。
○夢を実現されて、いまどんな気持ちですか?
○夢を実現したことで、周りからはどんなふうに言われていますか?
○とくに印象に残っているシーンはありますか?あれば教えてください。
○なぜその夢を持ったのか、そもそもの動機や原点となる体験を教えてください。
○その夢が叶うことで周りの人に、また社会にどんな影響を与えましたか?
○夢を叶えるために具体的にどんなことをしてきましたか?
○あなたの夢を叶えるために誰がキーパーソンでしたか?
○なにが成功の要因でしたか?
○多くの人はあきらめてしまうのに、なぜ、あなたは諦めなかったのですか?
○夢を叶える途中にどんな困難がありましたか?それをどのように乗り越えたのですか?
○夢を叶えたとき、誰が一番喜んでくれましたか?どんなふうに喜んでくれましたか?
○夢を叶えたいま、誰に、どんな言葉で感謝を伝えたいですか?
○夢を叶えたいま、あなたはどんな生活を送っているのでしょうか?
○夢を叶えるために踏み出した、最初の一歩は何だったのですか?

臨場感を味わうことがポイントなのですが、より具体的には「答えているときにできる限り喜びを感じて、細部までイメージしていくこと」です。

そうすることで具体的に何をすればいいかというアイデアや、夢に到達するまでのステップがこれまで考えていなかったような視点からふと思い浮かぶことがあります。

喜びの中で得たアイデアや気づきをメモするようにしてください。

未来のアナタは夢を叶えたその道のりを知っています。夢を叶えた前提で質問に答えることは、未来の自分と繋がることでもあるのです。

予祝のやり方 ②『未来日記』『予祝日記』

普段からノートに手書きすることが多い人や日記を書く習慣がある人は、本書で同じく紹介されていた『未来日記』というワークもオススメです。”予祝日記”ですね。

願いがかなったときの状況を想像しながら書く日記。いわば妄想日記です。予祝では妄想したもん勝ち!笑

予祝日記の書き方のポイントは以下の3つです。

予祝日記の書き方

1. 願いが叶った自分はどんな気持ちか?
2. 誰がどのように喜んでくれているか?
3. 夢が叶ったその未来はどんな様子で、自分は何をしているか?

前祝いの法則』では、実際に書かれた未来日記が丸ごと紹介されています。

その実例の中では、願いが叶ったときの自分の感情だけでなく、その瞬間の周りの状況や家族や周りの人が言ってくれた言葉なども、かなり具体的に記載されていました。

読んでいると自然とそのシーンが映像で浮かんでくることが理想です。

未来日記と同じ例を挙げるならば、サッカー選手の本田圭佑さんが12歳のときに書いた「将来の夢」という作文。これはネットで検索してもらったらすぐたくさんヒットするのでぜひ読んでいただきたいのですが、とにかく内容が具体的なのです。12歳の当時、すでに未来への道が彼の中で出来上がっている。この具体性はぜひ見習いたいポイントです。

日頃克服したいテーマは『未来日記』が最適

未来日記は、将来の夢といったような大きなテーマである必要もないのも取り組みやすいポイントです。

たとえば、自分が日頃から気にしているコンプレックスがあるとして、それを完全に克服した日の自分を想像して書いたり、仕事のここぞというプレゼンでハイパフォーマンスを出せた自分を想像して書いたりなど、どのようなことでも想像次第で書き出すことができます。

習慣として、日常的に未来日記をつけることには多くのメリットがあるはずです。

予祝で幸運を引き寄せる人と、引き寄せない人の違い

予祝

予祝インタビューをして未来日記を書いて先に喜んだはずなのに「願いが叶わない」ということが出てきた場合、何が原因となっているのでしょうか?

また、世の中には引き寄せの法則など「願望実現のための方法」がたくさん紹介されていますが、表面的には同じことをやっていても実際に幸運な出来事をを引き寄せる人と、いつまでも経っても引き寄せられない人が存在します。

ちゃんと実践したのにも関わらず、なぜ思い通りにいかないのでしょうか?予祝で夢を実現するコツは何なのでしょうか?

ここでは三つの観点から、予祝に取り組む際のポイントをお伝えしたいと思います。

① ”自分を受け入れている”と予祝で夢を実現しやすい

予祝の法則で考えると、現在の自分の心の状態がそのまま未来の自分へと繋がります。つまり「今喜べば、喜べる未来を引き寄せる」ということです。

もし今あなたが自分自身をすごく嫌っているとすれば、自分の心の状態はマイナス寄りです。嫌いとまではいかなくとも、「自分はまだまだ」と自分の仕事や環境に未熟さを感じていたり劣等感に苛まれている場合も、心の状態は「不足モード」になっていますよね。

この不足モードのままで予祝に取り組んだとしても、どんな行動やアファメーションを取り入れたとしても、未来は良い方向に反転しにくいのです。なぜか?

「未来」=「心」(あなたのいまの心の状態)×「行動」

心の状態と行動を掛け合わせて未来が作られる。そのためにまず大切なことは心の状態をマイナスにしないこと、つまり自己受容が大事だということです。

自己受容とは、嫌な感情をジャッジせず、ありのままにじっとその状態を感じてみることです。

嫌な感情(マイナス感情)はただ感じること/観察することが大切で、否定せずに受容すると自然と静まっていくんですね。どんな気持ちが沸き起こっても、「そうかそうか、そうなんだなー」とただ観察することです。

このように自己(の感情)を受け容れることで、心の状態がフラットになります。プラスになる前に、まずはフラット(ゼロ)の状態にする必要があるのです。

ということで、まずは現状の自分を受け入れて心をフラットな状態にしてあげることを心がけましょう。それができてはじめて、次のステージへ、つまり心を「プラスモード」にして次なるステップを踏むことができます。

そしてプラスモードになってしまえば、行動との相乗効果で望む未来が引き寄せられるようになってきます。反対に、心がネガティブモードになっているときには理想の願いは叶えにくくなります。

② ”感謝の気持ち”に溢れていると予祝で夢を実現しやすい

では、マイナス感情を解消できたとして、次にさらなるプラスモードへと移行するにはどうすればいいのでしょうか。

それは、喜びや感謝で自分を満たすことです。特に感謝は喜びの最上級ですから、感謝を深めに深め、決意へと変えていくことが非常に効果的です。

感謝をいかに深く、ホンモノにしていけるか、がポイント。

感謝を深める方法

感謝を深める方法はシンプルです。

実際に感謝を言葉にして文字にして、自分の感情を味わうことです。

さらに理想を言うと、その気持ちをさらに誰かとシェアしていくことです。可能であれば、自分だけでなく周囲の人とも感謝の気持ちを出来る限り分かち合うようにしましょう。

感謝をアウトプットすることで、感謝はどんどん深まっていきます。

そして、感謝がホンモノになると、『決意』に変わります。

その決意の状態で予祝をすれば、奇跡が起こるんですね。

③”本当の願い”だと予祝で夢が実現しやすい

予祝は「本音」に反応するということ。
心に宿る本音は、未来からのサイン。
だから、本当の音を大切にしたとき、予祝は力を発揮する。

自分の本音にしか、予祝は反応しません。親の願いや世間体を気にして、あるいは自分のプライドや見栄といったエゴからくる部分は、あなたの本当の心の願いとは違うことがほとんどです。

自分の本心がどこにあるのか、自分に問いかけて本音を自覚することで、未来からのサインをキャッチすることができます。

夢を叶えるために、何者かになろうとしなくていい

予祝_前祝いの法則2

以上、日本古来の引き寄せ「予祝」で夢を叶えるためのポイントを紹介しました。

未来のなりたい自分と同じ周波数を出していくための「予祝インタビュー」や「予祝日記」という方法は、取り組んでみると「単純にただ楽しい」のでぜひ試していただきたいです。

そして、最も大切だと私が感じているのが「自己受容」です。

自己受容できているかどうかは多くの人にとって心理的ブロックを生み出す要因となります。

私自身、普段占星術セッションをしているときも「その人が自己受容できているか/自己肯定感を適切に持てているか」は注視する部分なのですが、それがなぜかと言えば「自分は自分でOKだ」と自己肯定感を持てていない方が非常に多く、自分らしい人生を生きることができない要因もその「自己受容」というテーマが大きく関係しているからです。

さらに言うと、「自己受容できないその要因となっていることが何なのか」といったこともホロスコープを読むことで分かってくるので原因と対策もお伝えするのですが、その時になってはじめて自身の自己肯定感の低さに気づく/ハッとなる、ということも起こってきます。

それほど自己受容できているかどうかを自覚的に感じることが難しい、ということでもあります。

叶えたい願いがある場合、多くの人は今の自分とは違う誰かになろうとしてしまいがちです。

「もっと自分は変わらなくちゃいけない」

「頑張らなくちゃいけない」

「ここが足りない、あれもまだまだ」

でもまずは、そのように感じている自分を「ぜんぶ受け入れてあげること」が、何よりも大切なんですね。

自分以外の誰かになるのではなくて、本来の自分に戻っていく「回帰」のプロセスを辿ることこそが、願いを叶えるための秘訣です。

このあたりは占星術リーディングをしていても本当に明確なことです。本来の自分へと軌道修正していけば、不思議なほどにスムーズに進んだり、しかも喜びや軽やかさと共に前進することが可能になってきます。

誰かになるのではなく、自分自身を取り戻すことが鍵です。

そして、長い期間をかけて周りの環境に影響されて浸透させてきた価値観や偏見やエゴを、いかに濾過させて純化させていくか。これは魂を成長させるという意味で誰しもに与えられたミッションだと言えるでしょう。

ということで、ぜひ予祝ワークで、理想の未来を先取りしてくださいね!

自分らしく生きて大開運したい人には『占星術』の活用がおすすめ

予祝の概念を知った今、あなたは大きな武器を手にしたと言えます。なぜなら夢を叶える秘訣を知ったから。

ただ、予祝をはじめとしたスピリチュアルな願望実現法を知識として理解したとしても、肝心のあなた自身の願望や夢がなければ実践の場がありませんよね。

そしてもしあなたが

  • そもそもやりたいことがわからない
  • 自分にはどんな才能や特技があるのか知りたい
  • 仕事はやめたいけれどどんな仕事を目指せばいいか分からない
  • 自分なりの目標はできたけどそれが魂が喜ぶ道なのかを知りたい
  • 自分らしい生き方や夢がどんなものかまだ分からない

このような状況に現在いらっしゃる場合、闇雲に新しいことを始めるよりも、

あなたの魂に沿った活動の方向性やあなたの気質や才能をいかす方向性で、

さらには運勢的に適切な時期に進めることができれば、

お金も仕事も人間関係も恋愛や結婚も驚くような流れで好転していくものです。

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