2018年5月29日23時20分、射手座で満月を迎えます。
天王星の牡牛座入りを迎えて、約10日が経ちました。願い事が叶い始めている方、手放しに手応えを感じている方、それぞれいらっしゃるかと。
今日は、5/29 射手座満月の特徴や意味、幸運の星『木星』との関係、そして、私的にプランした『射手座の満月で具体的に起こしたいアクション』をご紹介したいと思います。願い事は新月だけではなく、満月でも効果を十分に発揮するのは実感として経験しているので、射手座の性質に合ったアクションを起こしていければ効果増大なはず。
射手座といえばアドベンチャー!自由!
広い世界へ、遥か遠く無限の可能性のある世界へ。
非日常に思いを馳せるには絶好のタイミングだといえます。
・天王星牡牛座時代に幸運の扉をオープンさせる7つの鍵【PART1】
・牡牛座天王星時代に成功するために、身に付けたいGRIT(やり抜く力)について
目次
射手座満月と木星パワーのこと
満月の日は、成就したものが見えてくる日。今ここにある幸せに感謝するタイミングであると同時に、願い事に先回りをして感謝する日です。また、古い価値観や思考、執着してがんじがらめになっているものを手放すタイミングでもあります。
そんなエネルギーとパワーに満ちた満月を今回迎える場所は、射手座。
射手座といえば「自由」「遠方」「研究」「海外」「哲学」といったキーワードが挙げられます(個人的に、かなりワクワクする文字群!)。
そして今回2018年5月29日の射手座満月は「キャリア」や「社会的役割」「ライフワーク」をつかさどる第10ハウスで起こります。
射手座は、基本的には楽観的な星座なので、慎重に物事を運ぶよりは直感にしたがって行動していくのが開運アクションになりそうです。
そして、射手座といえば、木星の本拠地!
木星は、古来から最大の吉星と呼ばれる星で、拡大や発展・成長を表します。ルーラー(支配星)である木星のエネルギーも加わるため、今回の射手座満月に降り注ぐ幸運のエネルギーはいつもよりすごそうな予感。
ちなみに現在木星は蠍座に滞在していますが、今年11月8日に射手座に移動します。
つまり11月8日以降に木星が本拠地射手座にて本領発揮することを考えると、今回の射手座満月のタイミングで、射手座木星期に向けての準備を初めてもいいのではないかと。
射手座木星の息吹が芽生え、私たちが影響を受け始めるタイミングだといえますからね。今から射手座木星期の波を意識しておくことで、11月に木星が移動する時に、スムーズにシフトチェンジできるのではないでしょうか。
射手座はとても自由な星座です。
どんなに遠く見える場所にも、気楽に足を伸ばす心を持っています。
むしろ、できるかぎり遠くへ行ってみたい!と考えるのです。
海外や宗教、歴史、哲学、芸術などは、
日常生活のベタな景色からは、すこし、距離があります。
物理的な「遠さ」もありますし、
言葉のハードル、時間の隔たり、たくさんのルールやマナーなど、
その世界に入るために必要なモノが、実に多いのです。
でも射手座は、そういうものを、自分なりの特別なやり方で、
ふわっと飛び越えてしまいます。
心の中にハードルがなく、かつ、どこまでも行きたい!
という衝動を持っているので、文字通りどんな世界にでも入ってゆけてしまうのです。
そして、その世界の持っている心理や哲学を、
そこで染まってしまうことなく、自由に自分の精神に取り入れることができます。
射手座が目指すのは「どこの世界にいても通用するモノ」です。
海外にいると、言語の違いとかに関係なく、すぐ他の国の人と打ち解けてグイグイ自分の世界を探求していける人に出会ったりしますが、そういう人を見ると射手座的だなーと思います。
自由、フランク、探究心、楽観的、素直、トライ、そんなイメージを膨らましつつ今回の射手座満月を過ごすのがいいかと思います。
木星は、ほぼすべのことについて、「イエス!」と答えてくれる惑星である。
それは限界を打ち破り、新しい領域を探求させてくれる。木星とは自分が望むことは何でも達成することができる、とわたしたちに確信させてくれる惑星なのである。
自由と独立は木星にって非常に重要である。そのため、肉体的、精神的、霊的にも、あらゆる種類の旅や探検を愛する。また木星はユーモアと楽しむことの感性、さらには共感の能力にも大きく関連している。
引用:『占星術完全ガイド』ケヴィン・バーク:著
木星のくれるきっかけは、自分がすでによく知っている世界よりも更に「外の世界」への陽気な旅立ちを意味しています。
ここでは、怖がったり身構えたりする必要はありません。
元々の自分の力を外に解放することが目的なのですから、それに抵抗しなければ、必ずうまくいくのです。
木星は楽観的で肯定的な星です。
うーん、こんなにポジティブなワードが続くとだと逆に慎重になってしまう人がいるかもしれませんね。
木星は確かに幸運をもたらす星であるものの、本来の意味は「拡大」です。良くも悪くも物事を拡大、発展させるわけです。だからその点はおさえておいた方がいいです。ルーズになったり、ツメが甘くなりがちだし、拡大することで問題になるような物事(借金とか病気とか貧富の格差とか)で社会を悪い方向にさらに発展させてしまうという隠れたマイナス効果があるとも言われているので、そのあたりを頭の片隅に置きつつ、そのうえで木星の楽観性を満喫するのが良いでしょう。
ただ、私自身、個人的には木星のマイナス面はそこまで気にしていません。仮にツメが甘くて失敗があったとしてもその失敗すらポジティブに乗り越えていける勢いを木星はもっていると思うので。。。
では本題、『射手座満月の7つのアクション』を紹介していきます〜
2018年5月29日 射手座満月にオススメしたい7つのアクション
1. 日頃の感謝の想いを綴る
もうこれは鉄板。
日頃の生活で感謝できることを、思いつく限り書き出します。どんな小さなことでも。
まぁ、毎日あらゆることに毎日感謝ができたら、それがもちろんベストなのですが、忙しいと忘れてしまいますよね。なので、せめて満月の日だけは、感謝するためだけの時間を設けてみることを強くオススメします。
自分のライフスタイルの全ての面から感謝できる点を見つけてください。
人間関係(家族、夫婦、子供、恋人、親戚、同僚、友人、先輩後輩、ご近所さん etc)、仕事(仕事内容、時間、クライアント、収入、スキル etc)、住まい、気候、住んでる国、自然、街、モノ、コト、空間。なんでも大丈夫です!感謝は多ければ多いほどいいですね。
2. これまでの願い事の見直し・振り返り(特に射手座新月の願い事の見直し)
満月はもともと振り返りのタイミングですが、今回の射手座満月に関しては上述したように、熟考して慎重に物事を運ぶよりは、直感にしたがってスピード感とともに行動していくのが良さそうです。
過去のことを掘り下げて掘り下げてシリアスに見直すよりは、このタイミングで自由に思いついたことを新しい願い事として新たにドンドン書いていくことをオススメします。
そしてすぐに実行にうつせるものがあれば、小さなことからでもいいので、行動を起こしていきましょう。
ただ、半年前の射手座新月で願った内容の見直しはぜひ。で、今の自分が願うものとズレているものがあれば、そのあたりは適宜調整しておくようにしましょう。その際、半年前の思いと現在の思いに違いが出てきている場合、その違いがあるということは問題ではなくて、あくまでも自分の正直な気持ちがどこにあるかに自覚的に気づくようにすると、見直しがうまくできます。
3. 掃除 & メンタル面の手放し
満月は”手放し”の日。不要なものを手放して浄化するためには、掃除が欠かせません。整理整頓や掃除をして、不要なものを手放しましょう。
メンタル面の手放しとしては、射手座がもっているマイナスの要素が自分にないか見つめます。
手放すべきポイントとしては、いい加減なところ、ルーズさ、ツメの甘さ、責任感のなさ、などなど。
このあたりのキーワードにピンとくる人は、それらを乗り越えた自分をイメージして、自分自身のマイナスイメージを吹き飛ばすよう意識してみてくださいね。
4. 外国語、旅行、海外に関心を向けて情報収集
射手座の要素は個人的に私がとても好きな分野なのですが、私と同じように外国語に興味があったり、旅行や海外全般のことが好きな人は、今回の射手座満月のタイミングで海外に関係する新しい情報を収集してみるのがGoodです。
射手座は、スケールの大きなことや異文化、歴史や遺産といった『古代の叡智』を探求し、日常とは異なる次元から何かを学ぶのが得意です。
なので、もし、いま何か新しく外国語をはじめたいと思っているのであれば、英語やスペイン語や中国語などのメジャー言語だけでなく、もう一歩踏み出して、もっと自分の視野や世界観を広げられる興味のある言語や国がないか、いろいろと調べてみるのがいいかもです。
普段なら、ふーん、で終わってしまう情報も、この射手座パワーの元では、好奇心や探究心が喚起されて新しい世界へ飛び込んでいける可能性大です。
5. 今まで読んだことのない分野の専門書や映画に挑戦してみる
射手座が、新たな可能性を次々と発見していく知的好奇心に強いことを考えると、オススメしたいのが、まだ読んだことない分野の本、できれば専門書を読むこと!「専門知識」というのは射手座が得意とするところです。
また、新しい世界の探求、という意味で比較的取り組みやすいのが見たことのないジャンルの映画を見ること。普段恋愛モノを観ることが多い人は、この機会に海外の専門性の高いドキュメンタリーや社会派ストーリーを。逆に、普段SFを観ることが多い人は、歴史的要素のある恋愛モノを観てみることをオススメします。普段は発動しない脳の部分が、ハッと目覚めて何か大きな変化を感じられるかもです。
射手座が目指すような新しい世界を見るというのは、物理的に旅をすることだけでなく、内面的世界を拡大することでもあることに注目しましょう。これまで縁のなかったジャンルやなんとなく毛嫌いしていたジャンルなどに少し目を向けてみるのが良さそうです。
書店に行く時間がない方はぜひamazonなどのオンラインストアで自由にしばしブラブラしてみてください。射手座的には、自由に関心がゆくままに探索していくのがいいですね。レビューは気にせず、自分の感覚で、いいなと思ったものはとりあえず欲しいものリストに登録しておきましょう。
スティーブ・ジョブスがかの有名な演説で言っていたこと。稼げるからとか、流行ってるからとか、目先の損得だけを考えていたら、彼が起こした革命はまずなかったはず。自分の好きなこと、関心のあることを追求した結果です。
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
先を見通して点をつなぐことはできません。振り返ってつなぐことしかできないのです。だから将来、何らかの形で点がつながると信じなければいけません。何かを信じ続けることです。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも構いません。この方法が私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらしたと言えます。
6. 【海外・旅】【拡大・発展・自由】をキーワードに願い事を書き、感謝を伝える
射手座の新月・満月では「海外」「旅」にまつわる願い事はベスト項目!
留学したい人や海外旅行に行きたい人、長期ひとり旅に挑戦したい人、海外異動したい人、海外のクライアントをゲットしたい人、海外のワークビザをゲットしたい人、日本で外国人と交流を持ちたい人、国際結婚したい人などなど。それぞれ状況は様々だと思いますが、いずれにせよ、叶えたい状況を具体的に描いて、それがもう叶ったこととして臨場感をもって感謝を放つようにしてください。ポイントはやはり『感謝』です。すでに自分がその状態に達していると感じ、喜びを放つよう意識しましょう。
また、自分がこれから変えていきたい人生の側面を『拡大・発展・自由』という視点をもって願い事を書くようにしてみてください。
たとえば、「自由」をキーワードにして、人間関係の願い事を書くなら、
「私はとてもオープンでフランクな風通しの良い人間関係を築くことができています。ありがとうございます。」
「私は自分とは異なる価値観や人生観の人たちとオープンマインドな気持ちで交流し、人間としての幅をどんどん広げています。ありがとうございます」
「私は人生という冒険を楽しみ、あらゆる経験ができていることに感謝します」
といった感じ。
物事がひろがっていくイメージをもって書くことをオススメします。
7. 射手座木星期の準備を始める
2018年11月8日(木)は木星が蠍座から射手座に移動する日。射手座のキーワードは上で繰り返してきたとおり、『旅』『海外』『研究』etc。
11月8日以降の射手座木星期に本腰を入れられるよう、今から、少しずつ始められることをピックアップしておくといいかと思います。
射手座に木星がきたら、これまで以上にグローバルな広がりで物事が進んでいくことが予想されます。その時流に乗るために必要なことの一つとして挙げられるのが、外国語のスキルやノンバーバル(非言語)でも通用するコミュニケーション力、異文化理解力など諸々の国際感覚。言葉がお互いわからない相手とコミュニケーションする際に、共通語に最もなりやすい英語は実務面では大切だといえますが、本当に大事なのは、魂レベルで人とわかり合おうとする気持ちですね。相手を知ろうとする他者への関心、好奇心がなければ、何も始まらないよなと、個人的には思います。
私自身語学学習者なので思うところがたくさんあるのですが、たとえば多くの人が学習している英語にしても、小さなエゴに捉われて話せない自分に羞恥心を感じることよりも、まず相手について知ることを心がけていけば、言語のレベルに関わらずお互いが共鳴しあう瞬間というのが必ずあります。今の時期だと東京オリンピックに向けて、英語ブームはこれからもどんどん続いていくと思いますが、言語の学習にフォーカスを当てるよりも本質的な人間同士のコミュニケーションレベルを意識できる地球感覚を養っていけたらいいですね。
国際的な感性・感覚は日本にいながらでも身につけることはできます。ボランティアで外国語を使う活動をしてみたり、民泊で外国人を家に泊めてみたり、というのを始めてみるのもアリ。国が違うから、言葉が違うから、文化が違うから、という理由で距離を取るのではなく、むしろそれら『差異』を楽しめるようなキャパシティの広い人間になれることを、意識してみると射手座期を大いに楽しめるのではないかと思います。
で、そういうナショナリティに関わる側面ってゆうのは、すぐには変えられない部分です。射手座木星期がきて、さぁグローバルな人間になろう!って思ってすぐなれるものではないですよね。なので射手座木星期の影響をじわじわと受け始めるいまの時期に徐々に意識していくのが良いと思います。
また、射手座木星期になると、より「自由な生き方とは何か」といった「自由」の定義が自分自身に問われる機会が出てくるように思います。射手座にとっても木星にとって、『自由』はとても重要なキーワードなので。
その時のためにも、今のうちから自分にとって、「自由」とは何か、「自由ではない人生」とはどんなものか、を日頃の生活から意識しつつ、より自分の望む『理想の自由な人生』のイメージを固めていくことをオススメしたいと思います。
射手座満月 あとがき
2. これまでの願い事の見直し・振り返り
3. 掃除と、メンタル面の手放し
4. 外国語、旅行、海外に関心を向けて情報収集
5. 今まで読んだことのない分野の専門書や映画に挑戦してみる
6.【海外・旅】【拡大・発展・自由】をキーワードに願い事を書いて、感謝を伝える
7. 射手座木星期に向けて準備を始める
このブログでは満月や新月の日など、イベントごとにフォーカスして記事を書いていますが、満月で行う感謝や手放しのワーク、新月で行う願い事のワークは日頃からの小さな積み重ねの結晶として取り組むのが理想の形だといえます。つまり、日頃の小さな取り組むや小さな気づきがあってこそ、新月、満月の日はスペシャルデーとして気合いをいれる意味が出てくるのではないかと思います。
で、私の場合、日々の気づきがまだまだなので!、満月と新月の日だけはアイデアを出して、自分が実際にやるという前提で皆さんとシェアしています。だから、ゆってしまえば、自分のために書いているという目的もあります。だから、たまに話がだいぶ遠くにいくこともあるのです。。
あくまでも占星術実践者の立場として、私が感じていること、気づきを得たことをこのブログで発信するつもり。
占星術のことに限らず心理学的アプローチなどについても言えることですが、内面的なワークって1人でやるには意外とハードだし、ハートレベルでブロックがかかって、なかなか取り組めないことがあります。でもそういう時、文字にすることで整理できるし、自分にとって何が大事で、何が案外どうでもよかったってゆうのに気づきます。
星の流れに沿って開運していきたいという気持ちがあればあるほど、星の動きに連動できていない自分がいたとき、あー自分は宇宙と調子が合ってないんだ、と思ったりして一瞬ヘコむことあります。でも、一番大事にすべきなのは自分自身の感覚だと思うし、個々人のバイオリズムだって避けられません。
占星術は大きな指標にはなるけれど、最終的には自分がどうしたいか、どこに向かいたいのか、というところをいつも忘れないようにしよう、と思う今日この頃なのでした。あれ、なんで今日は最後にこんなことを書いてるんだろう。まぁいいか。
では、この記事がみなさんの射手座満月の過ごし方の参考になることを願って、
本日はこのあたりで。